アーカイブ:2019年2月26日

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かたる:面白いものですね。カタルは今回のクリスマスショックからの「戻り相場」は、リーマンショックと同じような形を辿ると推測しました。2016年のパターンのように2番底を入れないだろう…と考えました。勿論、あの時は2番底を入れる可能性もあったのです。でもリーマンショックと同じような戻りを辿ったのは市場心理の違いなのでしょう。

今回のクリスマスショックは9月初めの上げ相場を入れて…10月から本格的に下げが加速しました。アップルの下げが代表的な事例です。リーマンショックと同じように…追証に次ぐ、追証の…きつい下げだったので市場心理が極端に弱気に傾いたのでしょう。故に、このような戻りの形になったと観察しています。

古河電工の日足推移

カタルは「進化論の雄」を5G関連と捉え、「古河電工」を読者の皆様にお奨めしました。もともと進化論を何れ歩むのは分かっていました。いろいろ考えると…この路線しかないからです。故に古河電工を買い下がったのです。しかしカタルの場合はクリスマスショックで追証になり、銘柄の選択に迫られ…古河電工を外しました。それから2か月間。見事に古河電工は200日線(3584円)を回復し3600円台に入りました。

このケースを、よく憶えておかなければなりません。非常に高い授業料を払い、カタルのこの貴重な経験をしたのです。たぶん…古河電工の取引では250万から300万ほどの授業料を払ったのでしょう。カタルの選択は、やはり間違ってなかったのです。事実、コーニングも、もう直ぐ新高値です。いよいよ5G投資の開始です。

でもチャートは、本格化には…まだ早いですね。相場の成り立ちで考えると、ここに来て大きく株価が上がったと言っても、52週線(3861円)にも…届いていません。今年は、この銘柄一つでも充分なのでしょう。

カタルが新しい銘柄を打ち出すと…人間は誰しも、その銘柄を知りたがります。でも別に前から述べている三菱UFJだけでも良いし、ケネディクスでも良いし…銘柄なんか、なんでも一緒です。

所詮、多くの銘柄は、ボックスの中を行き来しているだけの話です。だから…そのボックスを上手く、とらえれば良いのです。昨日はサンバイオで相場の成り立ちを見ました。動きが早くなると言う事は…天底の兆しなのです。

非常に珍しいケースで紹介したZOZOは下値圏で空売りが膨らみました。逆にアンリツは高値圏で膨らんでいます。カタルが土曜日の株式教室で、敢えて…珍しいマザーズ指数を載せました。ジャスダック指数でも良かったのですが、たぶん…どの株式も戻り相場に入ると考えているからです。

冒頭の古河電工の戻り方は、今回の暴落からの復帰過程の象徴的な一般論を示しています。人間は、カタルだけに留まりませんが…一度、自分の買い値を下回り、嫌な気分を味わうと…「やれやれ心理」が生まれます。だから買値を上回ると、損益トントンで逃げます。カタルは東芝もそうでした。何も古河電工だけに限りません。

今、カタルは博打株の「BBタワー」(3776)から…全て撤退をしました。一時は3万株以上を買い、評価損は100万を超えていました。最初の買いは相場の始まる250円台の買いじゃなかったかな?

でも行けると踏んで…350円まで買い上がったのです。今、投げた8000株は10万円弱の損でしたが…カタルのイメージと違うために、BBタワーからの撤退を決めました。下手糞だね。これだけ力があるなら、もっと別のやり方をやればいいのに…と思います。兎に角、カタルはこの銘柄から撤退宣言です。

このように…本来は儲ける為に、古河電工もBBタワーも買ったのですが…損が消えた途端に儲かった気になるから、あら不思議です。あれだけ損をしていた株がトントンになった。あぁ~良かった…と、損益トントンで売るのです。だから古河電工のようなチャートが生まれます。大きく上がらないし…そうかと言って、株価は下がらず…少しずつの上げ相場が続きます。

だから…株は、何度もフルイを入れるのです。下値で…嫌と言うほど待たされ続けます。その下値形成が「投資心理の改善」を促すのでしょう。この心理がくどいほど…形成してからの相場が大きな相場になります。

話しは変わりますが…会員の皆さんへ、この株にしては、珍しく37万、30万株と出来高が増え下落を続け、本日は、もう既に24万株も出来高が膨らんできました。 本日、カタルは1700円、1670円、1650円と3本を買い増ししました。 此処からまだ下がるなら…買う株数を増やす予定です。今までは200株ずつだったのですが、今度から500株ずつにします。1600円にも買い物を入れましたが…買えるかどうか。

一般読者の皆さんにもお伝えしている「フリュー」(6238)は、株価が落ち着いてきました。今の所の下値は2月22日の1025円です。この1030円台はきっと下値圏でしょう。一旦、業績の上方修正を受け上昇しましたが、再び、元のボックス相場ラインに株価は戻っています。下値を丹念に拾えば良いのです。先ずは打診買いをして様子を見るか…カタルのように買い続けます。それが第一ステージです。

株価が落ち着いたら…次の戦略を考えます。2月22日に、この株としては多い38万株の出来高が出来ています。でも通常は、10万割れがこの株の普通の出来高ですから、まだ落ちついたと言えるかどうか…。出来高の落ち着きを待ってから、上値を買い始めます。

このフリューは次のステージ銘柄です。古河電工などの「戻り相場」の銘柄とは、違うトレンドを形成しています。相場の成り立ちの話ですよ。昨日のサンバイオのケースで相場の成り立ちを話しましたね。みんな一緒なのです。基本的な相場の成り立ちは、自分が買いたいと思ったら…相場は、末期だと思って下さい。

でも証券マンは、目先の手数料に追われますから、その際どいタイミングを利用しないとなかなかノルマは達成できません。だから常に人気株を追う事になります。

なんじゃい。この出来高は…1705-1705-1632-1645=37万株です。この時間帯で…これだけ出来ています。試しに…今、500株だけ1650円まで買いに行きました。ハイ、1648円でお買い上げです。勿論、1600円の買い指値は…そのままです。段々…その気になって来ました。

カタルは下値圏で…このように出来高が膨らむのを好みます。明らかに誰かが…作為的に売り叩いています。今1635円が入り、出来高は40万株に乗りました。凄いなぁ~。本日はこの調子だと…どの程度、出来るのでしょう。BBタワーを投げたので…買い余力が生まれました。どっちが…吉と出るか。

まぁ、いいや…。日経平均株価は21536円で8円高です。でも結構、動いていますよ。この2か月間の高値水準にある銘柄が500を超えています。かなり相場は暖まっています。故にフリューのようなステージの銘柄に関心が向かうのでしょう。

本日は古河電工の200日線達成を伝えています。戻り相場は、峠に向かっているのでしょう。故に、市場がフリューの関心に向かうかどうか…。効率的市場仮説の実験です。「株価は全てを知っている」…は、正しいかどうか、これから試されます。それでは…また明日。



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