アーカイブ:2019年9月

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幾つかの現象を観てみると…信じられない様な現象に気付きます。三菱UFJは9月13日の日証金の逆日歩で、なんと5銭の逆日歩が付いたのです。 えっ? まさか…と思いますが真実です。たぶん一時的な現象だと思いますが…。

人気株の時価総額推移

もう一つは、此方のグラフを観て下さい。このグラフは基本的に人気株が登場するリストの統計を集めたものです。この人気株の時価総額が大きく伸び始めています。つまり時価総額の大きな会社の株価が上昇していることを示しています。数日前から…気付いていたのですが、昨晩、何が、人気になっているか? 調べてみたら…なんと、あのトヨタが買われているのです。信じられません。この相場の季節感で…そのチャートを付けて置きます。

トヨタ自動車の日足推移

「これからリセッションに陥るかどうか…」と言う段階で、トヨタ自動車の選択は通常はあり得ません。何故なら、景気が良くなって所得が増え始めてから消費が伸びます。しかも自動車は耐久消費材の中でも高額なのです。テレビとは訳が違います。

中国は毎月、自動車販売が振るわず…米国は好調水準とはいえ、高止まりで増えるわけではありません。世界景気も減速ですから…この時期に高値を追う方が不自然です。たぶん、バリュー株としての評価なのでしょう。もう先行きの景気減速度合いも把握でき、大きな落ち込みはないと言う判断で…配当利回りは3%程だからでしょう。

それにしても…この相場の季節感で、この選択はカタルには理解できない現象です。三菱UFJの急騰、季節外れのトヨタの上昇をどう解釈すればいいのでしょう。この解答を見つけられる人がいるとすれば…たいした技量の持ち主です。

カタルは法人企業統計からの「内部留保」説が、一番、正しい解釈に思えます。これら日本を代表する企業でも割安株として選択されるのは、背景に隠された日本経済の実力と言うか、自力と言うか…。失われた時代で…培われてきた構造改革が、ようやくグローバル水準になり…力が溢れ出てきたイメージです。

カタルは、もうこれ以上、貯めこめない内部留保の水準だと述べました。何しろGDP水準なのです。つまりここから稼ぐ利益は、内部に積み上げることが出来ない為に、100%のお金を人件費、設備投資、株主還元に使わざる得ない水準まで、清貧思想の保守的な姿勢は来てしまったのです。

「満を持して…」という言葉があります。ここにスマートコミュニティーと言う時代の波が到来します。しかも少子高齢化です。世界のなかで日本が一番、可能性を秘めています。全ての条件が整っています。お金がある国は、余りありませんよ。日本人には、やる意欲がないだけの話です。

あとは旗振り役の政策官僚が、馬鹿をやらなければ…自然発射です。本日の日経新聞にも個人情報保護法の話が載っています。13面のジャパンタクシーの再指導です。この個人情報保護法はギャマな存在ですね。遺伝子データの利用にも壁になります。だから政治家は早く…この法律の改正をしなくてはなりません。 NECの顔認証により、コンビニでの買い物も引っ掛かる可能性があります。技術進化の壁は、早めに取り除かねばなりません。リクナビでも指摘しました。

本当に…官僚も政治家も日本の未来を考えて行動しているのかどうか…疑わしいものです。トップが馬鹿だと、末端は苦労をします。失われた時代は、そのツケを払った時代です。

京アニメだけではなく、振り込め詐欺なども…ある意味で時代が生んだ悲劇でしょう。何故、メディアはこう言う視点で、物事を見ないのでしょう。マスコミの連中も株式投資をして、追証の苦しみを味わえば良いのです。そうすれば…少しは考えた行動を取るでしょう。視聴率などと言う視点ばかりではなく…トップの人間は、責任ある行動を取らないと駄目でしょう。

日証金の回転率をみると…ようやく底値からの離脱現象が観られます。つまり回転率が50日台から40日台に早まっています。この現象はヤレヤレの動きです。ようやく…下値で買った玉が、僅かに利益が生まれる水準で…追証を回避した動きなのでしょう。でもまだ個人投資家の人気株は下値圏なので、本来の元気は出ません。

ZOZOはプラス圏で相場が終了します。あとはアンリツがマズマズですが…この株は、やはり難を抱えて見えます。いつも期待だけが先行し、昨年も増額したと思ったら…減額です。もともと計測器と言う分野は、利益が生まれない分野です。島津製作なんかも同じですね。 馬鹿な評論家が一斉に推奨をするから人気になりますが…こいつは馬鹿人気になったら「空売り」の口でしょう。

今は配当利回り水準で、下値が固いから買いが入りますが、上を買う種族が出て来るかどうか。カタルはこの分野ではなく…別の分野に期待しています。でもなかなか…難しいかな? ケネディクスはその候補の一つですが…どうでしょうね。まだ信用買い残は1000万株程度あります。

ケネディクスの日足推移

この株をやるとしたら、前の二つの壁を抜いてからですね。今年の高値610円かな? この水準を抜けば…チャート上は「上昇波動入り」になります。しかし、まだ50円以上もあります。千代化も可能性がありそうに思えます。カタルはドンドン期日が来ます。

あれ? 日経平均株価がまたプラス圏になって来ました。ホンマかいな…。昨日の連騰には驚かされましたが…いっぷくが欲しい証券株ですが、この辺りも選択肢として残っています。野村証券の乖離などみると、どう考えても目先は買われ過ぎのような株価位置です。此処で我慢して…二段上げが正しい選択かな? 

本物相場なら、銀行・証券・不動産と言う3点セットは欠かせません。故に…この緩みを狙うかどうか。この金融セクターはなかなかなのです。

地銀もそうだし…アコム、アイフルと言うサラ金の選択肢もあり得ます。Jトラストもその範疇になります。

昨日ストップ高して、休んでいるL君は面白いですよね。なにしろ大株主の買い値が1750円です。それに引き換え…現在値は868円です。 カタルが最近の高値水準で買った株価は850円です。勿論、もっと高値の1500円台もあるのですが…。

今日はO君を388円と384円で2000株ずつ買ってみました。これは野村証券次第ですが…仮に野村がさらに伸びるなら、こちらの方が変動率は高い株です。様々な選択肢がありますが…どれを選択するか。

カタルは昨日「飯炊き相場」だと解説しました。この戦略が「功を奏する」かどうか。

いつもニコニコ前向きに…所詮、人生は一回きり、ビクつく人生は面白くありません。精一杯、背伸びをして…馬鹿をやる人生の方が、死ぬ間際になり…楽しい人生だったと振り返れるんじゃないかと思います。常識派の慎重論は、いい加減に聞き飽きています。此処はガンガンやりましょう。

それでは…皆さん、また明日。 あっ、そうだこの記事を紹介しておきましょう。本日の805円の指値は厳しいのかな? 昨日のケネディクスの553円は、たった300株のお買い上げでした。買えない株は上がると言います。どうなりますか。



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