アーカイブ:2019年9月24日

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懸念されていた米中貿易摩擦は会談が中止されたわけではなく継続されるとの報道です。結構、いい加減な報道内容ですね。まぁ、どっちにしても中国は延長戦に持ち込みたいのでしょう。

しかし流石に、ドイツ経済の様子は減速を強めているようです。PMIなどの経済指標は更に悪化していると言います。輸出依存度が高い国ですからね。日本も昔はそうでしたが…失われた時代において構造改革に取り組み、空洞化により輸出依存度は低下しており、内需型に変化しています。

昔は前川レポートなどで…「内需振興」と言われた時期が長く継続し…なかなか構造改革が出来ませんでしたが、こんな形で変化したのです。カタルが証券界に入った頃は、この内需型への転換が叫ばれていました。でもメディアの報道を見ると…未だに円高などの為替動向を、とやかく…言う報道が多いと思います。本当に最近のデータを知っているのでしょか?

米国の短期金融である「レポ取引」の金利問題は改善されていますが、相変わらず、資金不足のようで…四半期末を迎え改善が試されています。もともと金融規制がネックになっているのでしょう。でも何故、今になって、こんな現象が生まれのか? 相変わらず…謎です

でも月曜日が「休み」で良かったようにも感じています。あのまま月曜日を迎えたら、米中貿易がどうのこうの…と騒がれ、日本市場もかなり売られていたのでしょう。カタルは様々な理由から、新しい相場の「胎動」を感じていますが、カタル自身、このシナリオは…まだ早いと思っているのです。

でも…三菱UFJなどの動向をみると、このタイミングだからこそ…本物相場の匂いがプンプンしています。信用の取り組みなど「意表を突く」タイミングだからです。レポ金利の動きは、何かを暗示している様にも思われます。この解答が一番、欲しいと願って…観察を続けていますが、カタルの能力を遙かに超えており難しい。

でも「市場の整合性」をみると…明らかに既に新しい相場が始まっている様にも感じているのです。そのシナリオでないと…全ての株価の動き、世間の出来事の関連性の説明が付きません。

あれほど騒いだ「逆イールド」現象からの「リセッション」見通し説も、大きく後退をしています。やはり最近はETFなどのパッシブ運用のウェートが増し…過度に市場の反応が増幅されるのでしょう。ムードで指数が大きく振れます。この現象が市場の読みを、更に難しくしています。今は意見対立が激しいから…尚更なのでしょう。

カタルは、最近はデータ管理が確りしており、リアルタイムで、あらゆるデータが解かるので、的確な政策が実行されると思っています。故に、過去のデータの読み方が、適用できないのでは…ないかとも思っています。先ほどの逆イールドの話などは、その良い事例でしょう。

カタルは前から、進化論の話をしている様に…今回の景気の落ち込みは小さいと思っています。だから半導体指数動向に、一番、関心が向かっています。昔はCRB指数などの銅などの指標が、一つの経済指標になっていましたが、最近はさっぱり聞かなくなりました。原油価格動向はまだ重要な要素のようですが…。

やはり経済の形態が、大きく変わっている為でしょう。故に、過去の「ものさし」は古いと解釈するのが、一番、今の状況を説明するのに適切だと思っています。そもそも…我々の行動はスマートエコノミーの進展で変化しています。ネット通販なども、その現象の一つです。ギグエコノミーと呼ばれるフリーランスが生まれ、仕事の形態も変わり始めています。

だから…進化を無視した経済学者や、勉強をしない評論家の類の解説は、あまり重要視しない方が良いと思っています。やはり市場動向が一番です。日々、形成される株価を分析して、何故、この株がこの時期に動き始めるのか? 三菱UFJも、野村証券や不動産株も新しい動きです。この先を暗示するものは何か?

そのような市場の動きを見て、自分の戦略を見直すのが正しい投資に繋がるのでしょう。ほら…O君の株価は、順調に戻り高値を更新し始めています。どの株にも言えますが…初動と言うのは「エネルギー」が必要になります。でも一度、走り出すとあとは「慣性の法則」のようなもので…その流れは継続されていきます。

三菱UFJの日足推移

まぁ、時間を優先する人は、安値を買わない方が良いのです。でも最初の動きは結構大きい場合があります。その意味で1割以上、上昇して揉み合いを続けている三菱UFJの動向が、今の市場では一番の注目の的でしょう。この揉み合いの期間が、どの程度あり、この後の株価波動は、どう動くのか? 注目されます。

チャートで説明をしましょうか…現在は200日線の上に顔を出しました。通常なら、今まで、見て来たように…この200日線を維持できずにお辞儀するパターンが一般的です。もう一度、下に戻されます。Jトラストも200日線の上で何日か留まりましたが…市場の支持が得られずに、一旦は後退しました。

Jトラストの日足推移

これが通常の動きです。田中化研なども同じです。みんな一度はチャレンジしますが…もう一度、戻されるのが一般的なのです。

田中化研の日足推移

この現象は、色んな解釈が出来ます。企業業績の進展が市場の見込み通りに推移してない場合、あるいは仕掛け人達の力量不足…市場全体の相場動向など…色んな要素があり、個別株に影響を与えます。でもカタルの押し進める時代投資なら、押した所は絶好の買い場になります。

カタルはロイターの記事を見て、EUではEVが主流になるから、あの記事を見て再び田中化研を買い直しました。一度、後退したチタン株もそうです。もう株価が上がることは確定していますが…ボーイングの737MAXの動向などが影響を及ぼします。色んなことが株価に絡むのです。Jトラストは仕掛け人の力量不足でしょう。もう黒字化から「蓄積型の利益構造」などで将来は大きくなるのです。でも様々な理由が複合的に絡み合って個別株に影響を与えます。

最近はETFなどのパッシブ運用の割合が多く、全体市況が低迷すると、どうしても個別株は引きずられます。特に…カタルが狙う赤字からの黒字転換の場合、業績内容が確定されておらず、不安定感が増しますから尚更です。だからこそ…面白いのですよ。千代化などもそうですね。仕掛け筋に力があれば…空売りジャンジャン入り仕手化するのです。でも今の市場には、骨のある仕掛け筋はあまり居ません。

失われた時代の弊害です。ちょっとした頭があれば…誰でも簡単に未来の株価は読めます。でも皆さんは、あまりに株式市場を知らな過ぎます。テレビに出てくるような偽物を信じますからね。あいつらの言う事が正しければ…とっくに自分で投資家に変わっている筈です。テレビでコメントなど出しませんよ。

ほら…東邦チタンも上がって来ました。戻り高値は9/17の866円です。この時の出来高が548100株ですが…その前に9/12に857円で607000株出来ています。大阪チタンも上げており…でもジャムコは、まだ動いていませんね。

貿易統計値の発表は月末ですが、ボーイング(BA)の株価との整合性も見なくてはなりません。つまり時代投資は間違いないのですが…今度は株価のスピードを測る、速度計算が必要ですから、実際の株価の連動性を観て行くわけです。

まぁ、この辺にしましょう。カタルレポートを毎日読めば…何れ、皆さんもカタルの領域に近づけます。

カタルはいつも事前に、未来を語っています。だからハズレもありますが、当たりも多いと思います。でも皆さんは、ブツブツ投資を実行していませんね。東邦チタンの下値は719円ですよ。今の株価は855円です。およそ2割の株価上昇です。確かに昨年の高値ならアウトですが…時代の流れを考えて、投資を継続させれば…必ず、儲かります。お金のない人は時間投資でも良いのです。

様々な投資のやり方が在り、変動率の高い銘柄が嫌なら…三菱UFJでも良いし…銘柄など、なんでも構いません。要するに自分の心との向き合い方です。あとは自分の力量把握です。ここが一番難しいのです。

カタルは実戦を通じて様々な経験を積んでいます。故に毎日読むことでカタルのエキスを抽出して下さい。でもカタル自身が3流域なので…絶対ではありません。自分であとは判断しなくてはなりません。こんな事は小学生の内に先生が生徒に叩き込まないから、日本人はいくつになっても自立してないのです。だから選挙の投票率も低いのでしょう。情けない国民です。

まぁ、日経の記者のレベルを見れば分かります。新聞記事も鵜呑みにせず…自分で精査しましょう。インターネット時代ですから様々なデータがネット上の転がっており…やる気さえあれば賢い投資で、豊かな老後が遅れるはずです。互いに頑張りましょうね。それでは…本日はこの辺で…。頑張れ!日本株。



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