アーカイブ:2019年9月

未来図

昨日辺りから、東京は涼しくなり…ようやく過ごしやすくなって来ました。カタルは暑いのが苦手です。35度を超えるような暑さは耐えられません。仮にクーラーがないと…どうなるのでしょう。水枕ではなく氷枕かな?…を夏は利用します。でも温度が冷たすぎて…今度、シャープから液晶の技術応用で温度管理が出来るとの事ですから…是非、氷枕も検討して欲しいと思っています。発売されれば…カタルは必ず買います。これはすごい技術です。

日経平均株価の日足推移

米国株も8連騰だそうです。日本株は9連騰を実現しました。たしか…昨年も似たような事例があったように感じています。今、自分自身が書いた昨年のレポートを読み直していました。

8月末にかけ連騰して上がり…少し休んでから10月初めにかけて大幅に上昇したのですね。この時のカタルは、年初から計画していたハワイへ家族旅行に出かけました。予算は300万でこのお金は一昨年の株式投資が好調で、余分に稼いだ分を証券会社から引き揚げて…使ったのです。

基本的にカタルは弱気相場では、大きな利益をあげることは出来ません。理由は空売りをしない為です。昨年は年初からVテクの空売りを考えていましたが…一度もやっていません。

NECの日足推移

逆に、下がることを前提にしたブツブツ投資を古河電工やSUMCOなどで実施しました。もともと駄目だと思っていましたが、敢えて進化論を打ち出しました。しかし…この進化論の銘柄選択も失敗でした。NECなどの選択が、一番正しかったのでしょう。カメラの認証技術は世界トップ水準と言われていましたからね。

かたるは5G投資に、拘り過ぎたようにも感じています。実際には米国でも、5G投資は実施されていますが、安価な光ファイバーが中国から入り古河電工などは競争に負けているのでしょう。加えて、爆発的な設備投資になると思っていましたが、好調には違いありませんが、それほど大きな需要が生まれているわけではないようです。

チャートを見ると右肩上がりを続けるNECですが…、昨年の9月から3000円です。現在は4500円ラインですから機関投資家ならこれで十分でしょうが…個人向けでは嫌になります。これでは証券マンにとっては商売になりません。最低でも2倍程度にならないと手数料を加味して顧客の儲けにはなりません。

僕らが選択する株は、基本的に1か月で2倍になるような相場にならないと…素人を巻き込み儲からないのです。つまり変動率の高い株でないと、仮に上がると思っても…触手が動きません。だからカタルは、L君のようなハイリスク銘柄が好きなのでしょう。カタルは経営者に惚れていますからね。好きなタイプなのです。一方、日産の西川さんは嫌いなタイプの人間です。楽天の三木谷さんも嫌いです。それは生きる姿勢の問題です。

意外にカタルは義理人情の任侠論に弱いのです。損得ではなく…任侠の世界です。そうだなぁ~。花村萬月の「ワルツ」などは、どうでしょう。彼の作品は少し癖がありますが、このワルツは、なかなか優れた作品です。一度、時間があれば…暇つぶしに良いでしょう。良い作品に巡り合う機会はあまりありませんよ。

証券マンを辞めたころ…2011年の話ですが、年間で100冊以上の作品を読みましたが、いい作品と感じたのは…10冊に満たないのでしょう。この「ワルツ」は、他の花村萬月の作品を数多く読む、切っ掛けになった作品です。

「ひも稼業」を続けた白川道も好きだったのですが…亡くなりました。彼の作品の5割以上は当たりです。本の好みでも…カタルの性格が分かります。宮本輝の流転シリーズも好きです。

何の話だったかな?

そうだ…金子さんの話から西川さんに飛び、三木谷さんに流れたのですね。このように…人間の考えと言うのは、見えない繋がりがあります。一見すると、この繋がりは分かりません。この繋がりを知る為には、それぞれの関連資料や経歴を知らないとなりません。だからこの3氏の名前を連ねて掲げても…基本的な知識が、自分に蓄積されてないと文章を読んでも…意味が分かりません。

これが「市場の整合性」の話です。カタルは読者の皆さんに…我が国の内部留保の額がGDPに匹敵する463兆円に積みあがった現実を伝え…ソニーがオリンパス株を売った背景を説明し、先日はキーエンスの株主還元率が低く、問題化しているレポートを参考資料に掲げました。伊藤忠のデサント、ヤフーのアスクルも…レオパレス21もLEXELもそうです。

様々な事象、世間で起こる事件や犯罪の背景を見ないと「時代の潮流」を理解できません。だから先日は、薬丸岳の「ハードラック」を紹介しました。この本の冒頭部分に…就職氷河期の現実が描かれています。この事実が自分の下地にないと、京アニメの犯人の人物像が浮かんできません。この犯人の卑屈にねじ曲がった精神状態は、時代が生んだ犯罪でしょう。その背景を作り出したのは、間違った政策です。

今日の「振り込め詐欺」事件は、政策が清貧思想に染まった、実質経済重視の間違った政策が生んだ犯罪なのです。だから株価は上がり続けなくてはなりません。その為にメディアは清貧思想を広める報道から…寛容な社会を形成する方向性に、舵を切らなければ…ならないわけです。こんなことは常識の範疇です。

カタルは今日の「日本の状況」を生んだ、澄田元日銀総裁、三重野元日銀総裁などを始め、竹下登や宮澤喜一などの政治家は犯罪者との認識を持っています。間違った政策が日本を「失われた時代」と言う困難な時代に陥れたのです。

ようやく生まれた名目時代の安倍政権、しかし及第点とはいえ…デフレの関門である22750円を抜いていません。だから赤点すれすれのイメージです。やはり…正しい政策を実行させるために、日経新聞はよく考えて…報道方針を決めるべきです。結局、彼らメディアも、清貧思想の官僚派閥なのでしょう。

自分で株をやって追証になってみると、様々な、矛盾が見えてきます。「市場の整合性」を理解するには、様々な基礎知識が必要になります。でもようやく…9連騰です。

しかし最近はパッシブ運用のETFなど…AI投資が一斉に動きます。連騰相場は、その弊害とも言えます。故に、RSIやサイコロジカルラインなど…目先、過熱信号が連発しています。これは一斉に行動する世界的な連動性です。だから怖いとも言えます。その一方で…面白いとも言えます。

カタルは今回、初めて…会員向けに簡単な臨時号を出しました。先ほどの内部留保の話など…総合的にみると、いよいよ22750円のデフレの関門から、完全離脱する確率が高くなっています。だから売りたい欲求を抑え、捕まるのを覚悟して…走り続ける方が良いのではないかと思っています。株は常識ではないのです。

昨年の動きを見たら…8月下旬にかけ連騰をして、そうしてSQ後前後で少し休み…そこから再び、連騰していました。しかしそこが天井で「奈落の底」へ…と言う予行練習をしました。

ちょうど一年前に、今年と同じような練習をしています。あの動きが…僕ら人間には、強烈に刷り込まれています。クリスマスショックは、それほど強烈な下げだったのです。

そうして米国では…中間反騰を演じていますが、日本株は消費税の引き上げを控え、イマイチの展開でした。でも今回は、まだ消費税の引き上げを控えているのに…9連騰です。通常は消費税のマイナスを考えます。どうも…始まっている可能性が高いですね。その為にいくつかの資料を掲げ、会員向けに臨時号を出しました。

カタル自身、気持ちは迷っています。カタルの考えていた時間軸は、早くてこの年末年始…通常は来年のどこかの時点、オリンピックが終わったところからスタートするパターンが一番高いと考えていたのです。だからこのタイミングで来ている事は…驚きであり、戸惑いなのです。でも前から語っていた現象が揃ってきました。

もうカタルには、この後の動きが見えています。このカタルの空想が現実になるなら、自分の頭のシナリオを早めなければなりません。

サウジとイランの代理戦争から、イエメンのフーシ派が、サウジの製油所のドローン爆破を実施して…イランの関与が米国から指摘されています。この事件も偶然の事象ですが…カタルのシナリオの流れを加速させます。何故なら原油価格が上昇するからです。米国の金利動向は、今、市場関係者にとって、もっとも注意して観察しなければなりません。昨日の日経夕刊にも関連記事が掲載されています。

カタルは、読者に「賢い投資家」になるように…少し難しい分野ですが、その考え方の成り立ちを紹介しています。だから自分が理解できない部分もあるでしょうが…分からなくても、毎日、読むことです。そうすれば、証券マンは、何れ、自分の成績が上がります。株式手数料で月間1000万円は、当たり前になります。相場状況が良ければ…の条件付きですが…。

だから今は分からなくても良いから、毎日、読んでください。そうしてカタルに、このページの右側にあるメールアドレスから、お前のここがおかしい…と反論メールをお待ちしています。

カタルは評論家のような後講釈はしません。常に先行して…未来図の姿を語っています。だから予期せぬ事が起こり、予想通りにならないことは、当たり前の話です。当然のことですが、時間軸は読めないから、ブツブツ投資を推奨しています。

過去のレポートも公開されています。右のカレンダーから過去分が読めます。

さて会員の方は、これから想定される未来図の「臨時レポート」を書きましたから、お読みください。その通りになるかどうか…分かりませんが、これからの相場を見る上のポイントになりますから、参考にしてください。それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2019年9月
« 8月   10月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
株式投資関連の本