アーカイブ:2021年4月14日

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理解不能な現象が出てきました。米国のCPIは上昇を続けているのに、米国国債は利回りが低下しており、米国株は強いのです。この金利低下を受け…米国金融は軟調になり、その影響からか? 日本の邦銀株も、野村証券も売られています。

野村証券は566円台になって来ました。先日の安値565.6円も「風前の灯」です。たぶん…損失を受けた野村は米国ヘッジファンドへの与信額を縮小するので、その為の収益が落ちることが考えられます。ですが…納得できません。このCPIは予想値(0.5)より高く、何故、金利が低下するのでしょう。不思議です。

世の中は、やはりカタルの理解を超える現象がたくさんあります。ですが…「初心貫徹」のカタル君は、更に…560円で5000株、550円で5000株の野村株への買いものを用いてみました。買えるかな? まだ上の株価を買う段階ではありませんが…「有言実行」を貫きます。幸い、昨日は前日のロコンドの株の急落でポジションを落としています。だからあと2万株程度は「買い増し」が出来るのでしょう。

そのロコンドは、本日が決算発表かな?  

ですが…あまり関係ありません。4Qの数字も2022年2月期の通期予想も…あまり期待していません。だって…2Qの時は、そんなに悪くないと思ったのに、株価は大きく売られ…3Qの時は、株価は上がると思っていましたが…カタルの予想に反し、逆に2000円を割れました。この伸び率で買われないのは、田中君の評価が低いのでしょう。

そうして仕掛け人が参加しない限り…相場にはならないのでしょう。果たして新規の参加筋が居るかどうか…です。残念ながらカタルには力がありません。100万株程度を買えるなら、カタル自身が上を買います。しかし所詮は、貧乏人の戯言です。

カタルはインフルエンサーの活用は、ジャパネット高田のような効果があると思っています。だから前期の数字はヒカル効果の「フロック」ではないと思っています。

この株価は既に今期の減益を示唆しているように見えます。だからおかしい…と考えており、カタルはロコンドを買い続けています。通常なら、この「伸び率」評価はPER30倍から50倍が適正値でしょう。場合によれば…PER100倍もあり得ると思っています。カタルの感覚ではロコンド株は5000円前後が妥当株価だと思っています。これがカタルの評価です。故に株価が新高値になっても買い続けます。

問題は現時点では、「フロック」かどうか…分かりません。今年後半の3Q辺りの数字を観ないと、確実な判断が出来ないのです。だから…現時点の「半年前から」相場を仕掛ければ…強弱感が激しく対立して、株価は「仕手化」します。結果が分かってから…やるのでは、「面白さが半減」します。誰もが分からない「疑心暗鬼」の時に、激しく仕手化させるから、相場になるのです。この感覚を是非、皆さんには学んでほしいのです。

東芝はTOBが、確定したわけではありません。

CVCキャピタルは、日本の政策当局と連合を組んで…非上場化を目指すと報道されただけの話です。これは日経新聞がスクープした格好です。だから事前に仕組まれた「陰謀」説で、既に政府の内諾を得ていると言う観測が生まれました。あの読売新聞のスケジュールです。

しかし…いくつかの関門があります。一番大きな関門は政府の認可です。東芝はある意味で「国策企業」の面を持っています。原子力などのエネルギーや防衛機器などの軍事産業的な要素もありますから、TOBに際し、政府の許可が必要です。

市場は勝手に「TOB」と騒いでいますが…果たして、実現するかどうか分かりません。ですが…カタルも、この問題は「CVCの案」に賛成をしています。そうしないと仕組みを維持できません。村社会の仕組みです。

微妙に絡むのが「キオクシア」の存在です。半導体は安全保障に絡む問題に引き上げられています。これまでの「産業の米粒」の評価から、ステップアップしています。自動車などの生産が滞っており、重要性が再認識されています。しかし…トヨタなどのメーカーは「ルネサスエレク」(6723)に対し、これまでは非常に…冷淡な態度でした。

ギリギリ利益を出せるかどうか…の価格設定です。「適正利潤」の考え方を認めて来ていません。これが基準になり「ユトリ」がないから、火災などの障害が起きたとも考えられます。製品メーカーの自動車部品の「下請け叩き」は、非常に激しく「過酷」なのです。

ルネサスエレクだけではなく…同じく、世界一と評価される蛍光表示管(つまりスピードメーターなどの表示装置です)。それを生産する「双葉電子工業」(6986)と言う会社は、世界一の生産でも競争環境が「過酷」なのです。なかなか利益を出せません。

今回の半導体不足問題で…ルネサスエレクの地位が、向上するかどうか…は見ものです。

話は逸れましたが…このキオクシアはフラッシュメモリの世界第2位のメーカーですが…米国のマイクロン(4位)とウエスタンデジタル(3位)が、同社の買収を目論んでいると伝わっています。さらにキオクシアのCBを、韓国のSKハニックスが保持しており、中国勢も狙っていますから、このキオクシアの評価は3兆円とも言われており、東芝の株価も上がっています。東芝は40%の権利を持っています。

だから日本政府は安全保障の観点から、東芝を傘下に置きたいのでしょう。故に…TOBの認可が揉めます。しかし東芝は上場されており、既に「ものを言う株主」が東芝株の過半を占めている可能性があります。臨時株主総会は、そういう背景が分かる現象でした。

もっと背景を説明すると長くなりますから止めますが…「村社会」対「グローバル論理」の「戦いの構図」が見えますから、東芝は「ご維新」銘柄なのです。分かりますか?

リスクは非常に高いのです。現時点では分かりません。だから激しく「意見が対立する」から…株価は「仕手戦」の様相を秘めているのです。誰もが結果が分からない時に相場を仕掛けると…意見対立が激しくなります。

前に述べたように…8000円台の株価なら、「ものを言う株主」も納得します。その為に今回はKKRかな? 「当て馬」でしょう。この言葉の解説も必要かな? 発情を促すために牡馬を刺激する役割のメス馬の話です。何故、カタルが世界の一流プレイヤーが、バックに付いた相場だから、安心できると述べたか? 後々になって皆さんは気づきます。

彼らは…政府筋も動かせるし、メディアの誘導も「お手のもの」です。

僕らはお釈迦様の手の上で、踊らされている「孫悟空」のような存在です。これを理解して、相場を楽しみましょう。無理をしない投資を求めます。野村証券のような「魔坂の事態」が起こるのが、株式市場です。どんなシナリオも…絶対はありません。自説に拘らずに、いつもどうにかなるさぁ~の「ケセラセラ」です。

東芝は、これでお終いです。

日経平均株価の日足推移

確か…日経新聞に変な解説がありましたね。この三角持ち合いを下放れる? 

どこかのバカが解説していました。そうしてこれを取り上げる日経新聞のアホさ加減も分かります。乖離が高いので調整は仕方ありませんが、どんどん…下がる相場にはならないでしょう。だってエリオットの波動論では、コロナ禍が基点になっており、今は第2波動が終わり、株価が時間調整を迎えているところで、エリオットは3つの波動で構成され…一つの波が終わると解説しています。

エリオットが正しいとは言えませんし、カタルの解釈が正しいとも言えませんが、どう考えても大きな調整にはなりません。

ソニー(6758)の日足推移

今回の決算では「安川電機」(6506)ではなく…前から述べているように「ソニー」(6758)に注目すべきでしょう。このソニーのチャートは「なかなか」…です。Aの上昇は好業績を受けた上昇で、直ぐに株価はBの調整期間を経て…休んでいます。しかもCのように高値圏で利食いを消化している停滞を続けています。しかもDを見ると仮需の需要ではなく実弾です。

条件が整って見えます。チャート論だけの話ですが…ソニーは問題を抱え、リストラをしたので他の優良国際銘柄と比較して、機関投資家の保有割合が低いのでしょう。安川電機は玉が吸い上がっていますが…ソニーはまだまだの印象です。だからここではソニーの方が村田製作より「指標」銘柄に相応しいと思っています。だから日経平均株価と共にソニー株に注目されるのが良いのでしょう。

でも…カタルは買いません。貧乏人のカタルは、あっちの水、こっっちの水…蛍のように飛べません。はやく蛍程度に輝ける日が来ると良いのですが…東芝株の1400株程度では話になりません。140万株とは違います。トホホ…。いつまでも穴倉生活は続きます。そんなわけで…本日はこの辺でお終いです。

株なんかの先行きは、誰にも分かりませんから、様々な意見を聞いて…「自分で判断をして」無理をしない行動をするです。非常に大切なことは…上昇相場が長く続き…毎年、アノマリーでは、5月~10月まで、沈む期間だという事です。

だから今の時期は、既に警戒感を持って行動をしなくてはなりません。出来ることなら…時間を置く方が望ましいと思っています。東芝程度を持って、相場を楽しめばいいのでしょう。無理をしないことです。それでは…また明日。



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