アーカイブ:2021年4月3日

雇用統計から潮流

米国の雇用統計値は、事前予想の66万人増加程度から実際は91万6千人と発表され…急回復と言う印象を受けますが…何しろコロナ禍の失業数字は2067万人ですからね。やはり100万人台の数字に乗らないと、大きく改善しているとは言えませんが、それでも…事前予想より改善度が5割も…大きいことは、相場に多大な影響を与えるのでしょう。その様子はこちらのサイトから分かります。

米国労働者の時給と変化率の推移

ここでは…カタルは独自に、米国の平均時給推移と変化率のグラフを載せて置きます。日本の実質成長時代と、米国の名目成長時代の比較を想像しながら…何故、カタルが人間社会は名目の世界が重要と言っているかを…自分の頭で考えてください。一人当たりのGDPの比較の話です。

米国個人消費の推移

基本的に米国のGDPは「個人消費」のウェートが高く日本とは違います。約70%近くになります。確か…66%~68%の間の数字だと思います。一方、日本や中国は低いのです。

日本は60%を大きく割れており53%前後の数字です。やく日本と米国では15%もの違いがあります。中国はもっと低いのです。40%にも届かないかもしれません。中国の実質的な成長は安い労働対価による輸出の割合が多く、あとは社会資本整備の固定資産投資が多いのです。こちらのサイトが一番良いように思います。先ずは米国が此方そうして日本が此方…最後に中国が此方です。

世界のGDP比較

その前に…全体のGDPの金額がどの程度か…世界の状態をここで掲げておきます。このような個人消費のGDP割合は…意外に知らない数字だと思います。多くの新聞などの報道機関は、数量より「変化率」(成長率)ばかりを取り上げています。だから経済を、より良く理解するには、このような基礎的な知識が下地にないと…相場観も判断が出来ないのです。

カタルが何故、「船井電機」(6839)を推奨するにあたり、「給付金」の話を持ち出して、「個人貯蓄率の推移」を持ち出して…解説したか? このような…データの裏付けを事前に知っていれば…もっと、皆さんは船井電機に参加しやすかったかもしれませんね。結果論ですが…カタルの準備不足とも言えます。こういう話は、証券マンなら「一般的な知識」として、事前に準備をしてないと顧客に説明できません。

自分でも「うる覚え」の…あやふやな知識で、いい加減なことを原稿を書けませんから、 カタルはこの原稿を書くにあたり… 自分自身でネットで検索して、なるべく…正確なデータを基に説明をしています。

このような積み重ねを20年以上、毎日続けても…この程度の人間なのです。如何に…本物への世界の「壁」が、高いか分かります。ですか…ようやく相場は名目成長時代に入り、カタルの「ウキウキ感」が、皆さんと共有できると良いですね。

カタルが現役のサラリーマンの頃、日曜日なんか、なければ良いと思っていたのです。相場が立たないからです。毎日、相場があれば良いと思っていました。だから…日曜日に会社に行き、株式の専門誌を読んでいたのです。これは本当の話です。

カタルは学生時代に競馬に、馬鹿になりました。厩舎別の成績まで調べて…次はこの馬で勝ち星を狙うだろうと…と言う派生する馬券の当て方まで研究していました。意外に…このような原稿書きは苦になりません。自分の知識が補完されることが嬉しいのです。そうして相場の展開を読むことが…楽しいのです。

そういえば…カタルはこのレポートで、「潮流」(相場の流れ)の解説をしましたが…同じ解説がロイターにありました。此方です。先ずは読んでください。

如何でしょう。カタルが述べている「相場の流れ」(潮流)の話が描かれています。昨年のコロナ禍から、僕らはロコンドで大当たりをしました。しかし…カタルは銘柄に溺れており…失敗をしました。「カタルの失敗」で、その反省文を書きました。

あの時に、「村田製作」(6981)など…グローバル銘柄の値嵩優良株をやっていれば…大正解でした。特に…カタルがコロナ禍で救済候補株として「IIJ」(3774)と「フェローテック」(6890)を掲げていましたが、たぶん…8月から9月の切り替えの時に「フェローテック」に移行させて置けば…大正解です。

それから…「野村」(8604)や「東芝」(6502)、あるいは…今回、取り上げた「船井電機」(6839)や「シンニッタン」(6319)なら…この潮流の読みは完璧でした。

この選択がスムーズに出来ているなら…ロコンド、フェローテック、野村や東芝、そうして船井やシンニッタンなどの流れなら…資産は10倍化以上に膨らんだことでしょう。まぁ…神様ではないから、実際は不可能の選択ですが、一応、どれもカタルが、事前に考えていた相場の流れです。

いつも事前告知をしています。ですが…自分自身も選択を誤っています。だから、今一つですが…このように書いて過去を整理すると、毎日、丁寧にカタルレポートを読んでおられる方は「カタルレポート」の水準の高さに驚かれることだろうと思っています。それ程…自分のレポートは完成形に近いと思っています。

雇用統計値を見て、より一層、カタルは相場の強さを意識しています。やはり間違いなく…5月から6月には米国金利は、2%台に一度は突入し、景気の強さを確かめに行くのでしょう。日経平均株価は、この所、調整を続けています。この春と言うか…初夏に、また新高値を更新しますよ。

この間に…野村が720円かな? 奪回できるかどうか…これは定かではありませんが、「追い風」が吹いていることは事実です。何しろ、カタルは年収120万円が、相場環境が良いと…年収は1億円を超えるのが証券界です。

だからバカ証券でした。あんな「トリック」に引っかかるなんて…現場は「尾上縫」事件の反省の欠片もありません。一般常識で考えると数百億円と言う規模のお金を「料亭の女将」が持っている筈がないから…取引を断るのが常識です。

良いですか…もしこの原稿を金融マンが読んでいたら…自分の頭でストーリーを考えた方が良いですね。日本には「マルサ」と言う国税専門官と言う組織があるのです。絶対に見逃さない筈です。それなのに…大手銀行の役員まで騙されて…やはり日本は偽物社会です。

まぁ、アルケゴスの話は、兎も角…(この話は絶対にイエレンさんは見逃しません。今は直ぐに問題にはなりませんが、大切なキーワードです。)話を進めましょう。

カタルは当初より、「節分天井、彼岸底」を述べていました。そうして…「村田製作」(6981)の下値と「ソニー」(6758)の株価に注目して欲しいと述べていました。

日経平均株価が、再び3万円台に入り、一段高するという事は…これらの指数銘柄が再び高値を奪回できるかどうか…が、相場の見所に一つになるのでしょう。

しかし…同時に、カタルは「この選択」は「二面性」を持っていると思っています。「機敏に動けない人」は無理をしない方が良いですね。今回の相場は「短命」の可能性があります。花の命は短くて…「桜は散る」のです。

老婆心ながら…カタルは皆さんに資金の引き上げを提案する時期になってきたようにも感じています。夏本番の前に、これまでの「儲け」をある程度引き上げても良いと思っています。ですが…これから再び、儲かる相場が始まるのです。この「微妙なニュアンス」を伝えるのに苦労しています。

自身の失敗談を赤裸々に語り、今回は少しだけ…儲けの2割程度かな? その程度の資金を引き揚げようと思っています。

何しろ…2018年の5月は小野薬品で、既に年間倍増目標を達成していましたが…年末には東邦チタンなどの失敗で、「トントン」(±ゼロ)で運用を閉じたのです。更に…昨年はロコンドの成功で、一時は、ウハウハ状態でした。たぶん3倍増程度の成績だったかな? しかし…結果はカタルの失敗で述べたように、僅か200万の儲けで運用を閉じました。

この短期運用の口座は、誰もが、用意できる200万円のお金を元手にして、小手川君のような「素人に負けてなるものか」…と2016年から始めた投資です。

2016年は倍増の400万円を達成、2017年はその400万円を1100万円と…目標の800万を超えたので…超えた分の300万円を引き上げています。そうして…翌年2018年に、その300万円のお金を使って、家族でハワイ旅行をしました。

しかし…肝心の2018年は、春に小野薬品などの成功で一時は倍増以上になったのですが…年末に東邦チタンなどの失敗により…プラマイゼロで、2019年は、僅か300万円の儲けしか出せませんでした。2020年は1100万でスタートしましたが、先ほどの述べたように…結果は200万のプラスです。だから…今年は1300万の元手でスタートしています。

順調なら…200万円が400、800.1600,3200、6400万になっている筈です。まもなく公約の1億円台になり、「レポート屋」稼業とも、おさらば…となる予定です。ですが…予定は未定です。世の中は、なかなか上手く行きませんね。

この1年だけでも…ロコンドから、フェローテックに切り替えて、船井だけをやっていれば…たぶん億単位の資金を産み出せたのでしょう。やはりカタルは下手糞です。未だに借金が返せないのです。今年こそ…何とか「メンツ」を立たせねばなりません。いい加減に、低空の海面すれすれ…の飛行から、大きく上昇をしたいものです。

幸い、船井電機などの成功により、既に倍増目標は達成したので…過去の失敗事例を鑑み、今年は慎重になり、まもなく…この春を超えたら…5月上旬をめどにして、お金を引き上げようかと考えています。

最後は、皆さんにあまり関係ないカタルの短期運用の成績を述べましたが…今は馬鹿でも儲かる「ウハウハ相場」です。現役の証券マンなら、月額1000万円の手数料は当たり前でしょう。それ程…好環境の相場です。だから野村証券は4桁奪回が当たり前…なのでしょう。

幸い、アルケゴス君のお陰で、再び、「チャンスが到来」しています。カタルが全力投球で野村株だけにするかどうか…。まだ決めていませんが…春を超えたら夏前にお知らせします。

今は「ロコンド」(3558)も魅力です。しかし…全体相場は、指数絡みに流れるでしょう。ここでは…「SUMCO」(3436)やF君(米国市場の金魚の糞相場)なども候補です。他の小型株も…何れ、皆さんに伝えます。

まぁ、銘柄なんか…一つで、充分ですよ。野村でも…東芝でも…何でも構いません。自分のお気に入りを、見つけて…「しぶとく」取り組むことでしょう。

これから会員レポートに取り組みますから、アップはたぶん午前様、毎回、午前3時ごろになっています。ですから会員の方は明日にでもお読みください。



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