アーカイブ:2021年4月20日

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ここからどうやって、後半相場を立て直すか…。最も注目されるのが米中の対立構図です。しかしバイデン政権と言うのは、民主党なのに…共和党を上回る「外交」面での強硬路線のイメージです。日米共同宣言は米国の主張が通り、中国寄りの二階さんは内心穏やかではないのでしょう。

既に貿易面では圧倒的に日中関係は、日米よりウェートが高くなっています。中国は政治と経済の分離はしません。ただ…中国の国力の衰えはいくつかの点で見え始めています。成長力が落ちれば…借金が重荷になります。コロナ禍の反動は兎も角…この後、高い成長を続けることが出来るかどうか…。長期的には人口構成比の問題が浮上し、日本以上に高齢社会問題が訪れるのは必至です。バイデン政権が難民の受け入れを増やすのは面白い構図です。

日本は既に名目時代に突入したとはいえ…「病み上がり」のようなものです。長い「失われた経済」下で…国民の頭は、なかなか新時代に対応できません。30年に及ぶ「動機付け」がされた国民ですから、なかなか簡単に直ぐ気持ちの変化が訪れるとは思えません。東芝を見ると分かります。アドラー心理学では、「勇気」を与えることが肝要だとされています。成功体験が必要ですね。

折角…カタルのようにTOB連発の嵐で、一気に年間目標を達成したのに…再び、アルケゴスの野村、決算会見のロコンドと立て続けに…手痛い試練を、神様は与えます。一気に浮かれさせてくれれば良いものを…と思いますが、神様は残酷です。

その東芝は面白いですね。いくつかのハードルがあるから見ものです。皆さんはTOBばかりに関心が向かっているでしょうが…もともとカタルの推奨の根拠は、TOBを予定したものではありません。キオクシアの売却が前提になっており、この売却資金で自社株買いをしろと言う圧力の話ですね。どうせ…東芝はまともな形で生きることなど出来ないと思っています。村社会論理を言うなら…前回、外資がお金を入れる前に助けるべきでした。

自分たちは、お金は出したくないが口を出す…こんなへ理屈が通る訳がありません。ソニーのように、もっと頑張るべきでした。株価が低迷をしているという事は落第だという事です。その落第生がグチャグチャ文句を言える道理がありません。それが成果主義の市場原理でしょう。株価を上がることが正しいと思っています。株価は正当な評価を与えるはずです。

その落第生に転落しそうなロコンド君、本日もカタルは買いました。合計で1500株を買い、もう1500株は1750円に用いましたが、今のところは買えていません。1766-1790-1756-1756=167900(9:44)です。まぁ、どっちでも良いのです。上がって良し、下がって良し、どちらでも良しです。ようやく…適正水準の持ち株になり気持ちが楽になっています。

冒頭の日本国民は名目時代に慣れてない。…と言うカタルの解釈が、これからの株式相場を考える上で欠かせないアイテムのように感じます。もし長年、名目成長経済を体感している米国人なら、どう考えるか? この視点に立つことがこれからの株式投資で非常に重要だと考えます。全てにおいてそうですね。

ロコンド(3558)の週足推移

例えば…ロコンドの株価を考える場合、今の株価位置は、やはりこの辺りの水準が妥当のように見えます。それでは成り行きで1000株だけ買っています。ハイ、1764円で600株、1766円で400株を、お買い上げです。1750円の買いはそのままで良いでしょう。

今、原稿を書く時にチャートを見て指値に拘らず…もう1000株を買いました。これで…本日は2500株です。やはり…カタルの性格は変わりません。お金があると…どうしても我慢がききません。もう1000株くらい買ってみるかどうするか…。何しろ…あの日の寄り付きで、2万株以上売ったのです。トホホ…。

米国10年債の利回り推移

カタルは「高圧経済」はインフレを増長すると思っています。既に米国の10年物金利は2%では収まらず…3%台に年内は付けると思っています。非常に大胆な予測ですが…今の米国債の金利低下は、日本の機関投資家が新年度を迎え、米国債を買っているようです。その為の金利低下と言われています。しかし…この行動は間違っています。非常に危ない筈です。

これだけ書いたら…読者の皆さんは、次のカタルの「行動」を正しく指摘できないと賢い投資家とは言えません。

押し目を形成する○○の日足

それでは今、ある株を買います。ハイ、585円で4900株、585.1円で100株、合計で5000株のお買い上げです。何を買ったか? 証券マンなら、カタルがこの説明をして買った株が分からないと駄目ですね。これだけ丁寧に理屈を説明をして行動しているのに…多くの証券マンは自分の知識が乏しいから、カタルが買った株が分からないのでしょう。

高圧経済、米国の金利上昇=○○銘柄の上昇と言うシナリオが生まれます。

時代観察の大元は、未来社会の読みなのです。時代背景を考えた投資をするのです。

時代背景を持った仕手株の日足

もう一つ…先日、嫌になって持ち株を全て売ったのですが、その時の売値が710円だったのです。でもやはり…今の株価は735円です。気になってしょうがないのです。此方は板が薄く…成り行きではなく736円で5000株の指値を用いました。1700株だけ買えました。残りはどうでしょう。買えると良いのですが…。

この買いも時代背景を語っています。

銘柄は兎も角…カタルは読者の皆さんに考え方、市場の整合性を通じた株式投資を推奨していますから…その考え方のストリーを語って実演を演じています。今、もう300株が買えてこれで合計が2000株です。あと残りは3000株です。株式投資で儲けるのはそんなに難しくはないでしょう。自分が自身の力量を把握して、時間を超える精神力を持てるかどうか…ここが肝要なのでしょう。この時間軸の超越はなかなか出来ません。人間は時間を超える精神を持ち合わせていませんからね。だから…困難な問題は時間を置くことです。

多くの人は様々な悩みを抱えるでしょうが…じっと我慢をして時間の経過を待ちます。そうすると…不思議な事に事態は変化します。

あれれ? 株価が743円になりました。残りの3000株は買えていません。トホホ…。まぁいいか…いくらでもチャンスはあるでしょう。

その時間の話ですが…確か、公害訴訟で国を訴えた中坊公平さんは、この訴訟は世代を超える訴訟になる覚悟が必要だと原告者に述べていたように記憶しています。この感覚はなかなか凡人には理解できません。だから徳川家と言うのは、すごいですね。267年も支配が続くのです。

カタルの最後の壁の時間軸の克服は、なかなか難しいですね。アララ…ロコンドの株価は上昇してきました。今の株価は1778円です。イナゴ族と言うのは単純です。株価が上がればワイワイガヤガヤ…株価が下がれば誹謗中傷ばかりなり…今の日本人の資質が分かります。

何か…「失われ時代」と言う30年間も掛けた空白で、僕らは何を得たのでしょう。

韓国の次期大統領の有力候補だったか? よく覚えていませんが、日本は既に「後進国」だそうです。本当にその通りだと思います。だって米国の時給は30ドルなのに…日本は1000円ですからね。NHKも日経新聞のこの現実を国民にしっかり伝え、アドラー心理学の勇気を与えないとなりません。先ずは現状認識を確りして…反省をすべきです。東芝ひとつ…大きな問題ではありませんね。日商会頭の三村さんがしゃしゃり出てワイワイ言う問題ではありません。情けない国民になりました。僕らは市場を通じて社会改革を促しましょう。

それでは…本日はこの辺で、また明日。明日、本日買った585円台の株価の回答ともう一つの736円の銘柄を忘れなければ…レポートしましょう。一日、自分なりに考えましょう。何れも時代背景のある銘柄です。またね。



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