アーカイブ:2021年5月28日

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久しぶりに本日は日経新聞から…リンクを張ります。此方の記事はWBSでもNHKでも同じ扱い方で…関連付けられて報じられていました。

エクソンは「ものを言う株主」からの提案を受け入れて2人の脱炭素化目指す取締役を選任します。これに…会社側は反対していました。この話とシェルのオランダの裁判所の話は同じ時代の流れを報じたものです。日経新聞もNHKも同じ扱いで時代の「カーボンニュートラル」を訴えています。

時代の流れと言うのは、こういうメディアの報道が新しい動きを創るのです。カタルはこの動きと、株価を関連させ…「市場の整合性」が大切だと述べています。市場の中で、見えない繋がりの糸を探して、背景に流れる関連株を取り上げる訳です。

ついでに…こちらの記事を読んでください。トヨタとホンダの経営方針の違いが掲載されています。トヨタ社長は菅政権の「脱炭素化」の動きに噛みつきました。当然なのです。下請け企業の淘汰が加速されます。日本は車の輸出で貿易黒字を維持しているようなものです。下請けの部品工場が近くにないと…製品が作れません。半導体も自動車と同じように…近年はその傾向になっています。

その為に簡単にメーカーは新規工場を造れません。カタルはホンダの一次下請けのメーカーの社長が、カタルの先輩の顧客だったので、ホンダが米国に出る時に…その下請けメーカーも同時にホンダに歩調を合わせて…米国で新規工場を建設する現場を知っています。大変な冒険なのです。集団で動くのです。現在、タイにも自動車の生産基地が集まっていますが、あの仕組みを作るのは大変なのですよ。

このホンダとトヨタの記事を観て…カタルはS君の未来図が、正しいのかもしれない…と思っています。あの受注残の推移は、謎なのです。(ここでは…意味が通じない人は流しましょう。)

この時期に、通期予想を四季報の数字を、遥かに上回る予想をするのは…馬鹿なのか。それとも、この会社の特性なのか? この辺りが見えていません。

残念ながら現役時代から、このS君の株価は「仕手性」が強いのは分かっていましたが…カタルの知識には、その「下準備」がないのです。会社にはそれぞれ特徴があります。保守的な態度しか見せない企業は、いつも同じです。いくら受注が積みあがっていても、自らの事前予想を変えず、減益見通しを貫く会社も多いのです。日本人のサラリーマン根性です。

新日鉄系の会社は、みんなそうですよ。故に割安企業がゴロゴロしています。キャリアと言うのは、簡単に構築できません。長い時間を掛けて会得する技術がたくさんあります。カタルは、もう自分には時間がないし、日本には投資術と言うか…正しい経済知識を伝授するシステムがないので、日本の株式投資家は貧困なままです。

だから欧米人に搾取されるのです。株式投資で得たお金など「不労所得」と蔑みます。ここでは…カタルのキャリアを「赤裸々」に語っているので、その技術を盗んでください。先日話した「赤字から黒字転換」などの選択などは、その内の一つです。これだけ知って入れば老後の生活費など簡単に稼げます。

「失われた時代」を観れば分かります。

株価が上がらない国は、「駄目な国」なのです。NYダウは800ドルから35000ドルになり、日経平均株価は8000円から…ようやく29000円です。この違いが名目成長経済の米国と、清貧思想の実質成長経済の日本です。村社会構造を維持するために改革を先延ばしして…時間闘争をしたのが「失われた時代」ですよ。今でもグローバル化を拒む連中が、ゴーン逮捕に動くわけです。安倍さんを叩く勢力、今は菅さんを叩く勢力は、メディアを使い…日本の成長を阻害しているのです。

株式投資をするなら…自分の頭で物事を考えます。しかし市場を知らない人は、NHKが正しいと思うし…日経新聞が正しいと思っています。その結果、ROEの違いを観ると分かりますね。どんどん劣化する日本経済です。

自分の頭で考えてください。なにも…カタルが正しいわけでもありませんが、カタルは苦労して、ようやく日経批判を出来るようになって来ました。

どう考えてもメディアの報道の仕方が間違っています。

幕末から明治にかけた…尊王攘夷派が開国派になる景色に似ています。終身雇用と年功序列のような村社会構造を維持できない事が、パイオニアの指名解雇事件だったのです。それなのにメディアは…だから永遠に20年、30年も掛けて…時間闘争(成田闘争とカタルは表現している)をしたのです。その結果が、電通の高橋さんの自殺ですよ。メディアが彼女を死に追い込んだようなものです。

あの現象は、日本の「転機を示す」象徴的な事象ですよ。日産の大衆車マーチのタイへの生産移転もそうです。空洞化の終焉を示しています。

冒頭のシェルとエクソンの二つの事象の意味を、ここでは考えないとなりません。

だからカタルは「NPC」(6255)が捨てきれないのです。この背景には名目時代と言う株式相場の特性もあります。名目時代は、どんな株も下がらずに…ステップアップするのです。そうして日経平均株価が5万円、10万円になるのです。

さて…昨日は「大引け」で大量のクロスが入っています。買い決めクロスだったようです。月末だから、たぶん仕組債の決済でしょう。その為に野村証券などが大引けにかけて上がったのでしょう。5585万株の出来高の内、3613万株が大引けでした。

面白いことに三菱UFJは8556万株の内3747株が大引けでした、野村証券と違い株価は下がりました。この違いの意味が分かりますか? カタルはやれると思っています。需給バランスの違いでしょう。この読みが正しいかどうか…。

東芝(6502)の日足推移

東芝のチャートが「煮詰まって」きました。カタルも何度か…4300円台を買おうとしていましたが、直ぐに株価が上がるのです。たぶん…何処かのファンドが買っているのでしょう。故に信用の残は減り…株価が若干ですが上昇しています。

同時に…こちらの記事もあり得ます。スピンアウトするだけでは…本体の株価は下がります。キオクシアを売却して、その資金を自社株買いに充てるなら…その限りではありませんが…東芝の本意ではないでしょう。

何故、あの時に4割を残したか? 

だからカタルは、最後は先日の提案のような非上場の道を受け入れるのが正しい道だろうと思っています。ですが…様々な可能性があり、リスクを取りたくない人は、この高値で売却するのも一つの考え方です。カタルは1000株しか持ってないから、どっちでも構いません。現引きをしようと思ったのですが…証券会社の独自規制か何かで…出来ませんでした。

昨日、一度、売り物の壁を観るために買っても良いかもしれないと述べた500円台から600円台に移行したS君は、何故か…大きく株価が上がっていました。値上がり上位22位だったかな? 46円高の645円でしたね。困った問題です。

高値を追ってまで更に買うべきかどうか…。たぶん…買うのが正解だろうと思いますが、どうしようか…迷います。時間を置くべきかどうか。それとも、やはり上値でも…更に拾うべきかどうか。

人間と言うのは、どうしても…「値惚れ」と言う感覚があります。株価が今までより下がってくると…買いたくなります。先日のロコンドのケースです。2400円台から下がって1918円まで買ったのです。しかし…結果は1600円割れでも、買えたのです。このような値惚れでは買いたいと思いますが、今のように低迷する株価だと、もう誰も最近は買いません。故に出来高が10万株を割れています。面白い現象です。

逆に、このS君のように530円割れを見せられると…今の645円前後の株価で株を買うのを躊躇います。ですが…640円で1000株だけ買いを用いてみます。

何故なら…カタルは900円前後でも「買い」だと…最初は思ったのです。そうして700円から再び買い参加して、あまり下がるもんだから、下値で株を集めようと思い…買い始めた平均買値はこの650円前後です。 670円や650円前後のものが多いのです。

だからこのラインでも買っても良いのですが…やはり530円割れを見ているから、カタルも買いにくいのです。ですが……このような「底打ち」を確かめてから、ある程度、上がったところから…買い始めるのが「セオリー」かもしれません。この事は…他の株にも言えます。

あらら…何故か「NPC」が上がってきました。この株は素質があるんじゃ…ないかと思っていますが、どうしようかな? 本日は、今のところは677円までです。

先日の…高値の所です。一度、試してみましょう。今の株価が650-677-642-668ですから、670円で2000株だけ「空売り」をしてみます。だって今の持ち株は3万株あります。株価がここで下に行き、この空売りが買い戻せるなら、相場はまだ駄目かもしれません。逆に、この空売り(実際は持っているからつなぎ売り)が踏まざる…得ないなら、相場は上に行くのでしょう。「相場は相場に聞く」わけです。

カタルはロコンドでも、同じようなことを試しています。ロコンドは貸借でないから空売りは出来ませんから…手持ちを売ります。そうして相場の強さを試します。しかし最近はこの1700円割れを、再び買い始めています。本日も500株だけ1700円で買いました。だって…なかなか下げないのです。しかも出来高は10万株を割れてきましたからね。仕方がないから…上値でも買うしかありません。

東芝は、高値の分岐点、ロコンドやNPC、そうしてS君などは下値の分岐点です。株価波動が転換する可能性がある場面です。東芝が必ず下がるのではなく…ここから上に加速する可能性もあるのです。煮詰まっていると言う表現は、間もなく…どちらかに大きく動くと思っています。たぶん…上でしょう。

本日はある株を利食いしました。最近、急落してきた株をある仮説で買ったのです。「中国の物価統制」の話です。その記事を観て、カタルは儲かると思って買い始めたのに…意に反し…株価はどんどん下がりますから、もっと買おうと思っていたら…本日は反発しましたから、故に利食いを入れました。

「ペイントアップ需要」絡みの消費関連株は、来年が見処ですよ。ここから買い始め…しばらく相場を楽しめます。「サンマルク」(3395)や「チヨダ」(8185)です。小型が嫌なら…ANN(9202)でも構いません。この非製造業のグループの株価も面白そうです。

あらら…長くなっちゃった。本日はこの辺で…終了します。市場には様々な選択肢があります。自分が、どれを試すか? 背景に流れる様々な「潮流」を考えて…自分独自の確りした投資姿勢を確立してください。値動きで一喜一憂するのではなく…背景に儲かるシナリオがあります。それではまた明日。



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