アーカイブ:2022年6月

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昔、上司に「何もするな!」と言われたことを想い出しました。良く、予期せぬ…暴落などの時に、人間は「右往左往」するものです。そうして「墓穴を掘る」という言葉があります。入社した当初の課長は、色んなサラリーマンの教訓を教えてくれました。その笛田課長は、柏崎の支店長に栄転し、カタルも後で呼ばれ…その時に年間表彰を受けて、カタルはその笛田さんを役員に押し上げた原動力となりました。

カタルが彼を役員にさせたとは言いませんが…カタルの実績が彼の功績を後押ししたことは事実です。その時に今井専務から笛田さんと一緒に芸者を揚げて、どんちゃん騒ぎをした覚えがあります。流石、証券会社の専務は、「芸子遊び」も達者です。僕ら二人を歓待してくれ…自ら踊りを披露してくれたのです。カタルの初めての芸子遊びです。

その上司から…「カタル君、1番になるな! サラリーマンは2番が、いちばん良いんだ」…と言われたことを想い出します。処世術と言う生きる…生き方の問題です。

でもカタルは親父の死を身近に体験し、適度な逃げる生き方ではなく、一所懸命に生きようと思って、親父の葬式が済んだら…会社に辞表を提出して、歩合生活に入ります。そんな事を思い出させる昨日の米国株の下げは予期せぬ…大幅安でした。「何もするな!…なにも動くな!」追証なら仕方ありませんが、混乱期はじっと観察することも一つの方策でしょう。

しかし…カタルは本日は、広範囲に株を買っています。「ソフトバンク」(9984)「メルカリ」(4385)「BASE」(4477)の新興御三家を始め…海運株の「川船」(9107)に「商船三井」(9104)に「日本郵船」(9101)と…買いました。でも昨日、読者から、このようなサイトの紹介を頂きました。そうして追加でご存じの「イ―ノさんの物流ラジオ」です。此方です。

バイデンはインフレに対して躍起になっている様子が伺えます。更に此方などの話題があります。それなら最初から財政出動もせずに、ロシアの侵攻も許さない強硬策を取るべきだったのです。

この船株の「低PERの謎」は解消されず…カタルの証券マンの心を揺さぶります。納得できない市場価格なのです。こういう「歪んだ現象」を認めると…全ての株価の原理が崩れ、根底が覆るから…拘りを持っているのでしょう。

川本産業(3604)の企業業績推移

「川本産業」(3604)と言う株があります。この株もコロナでのマスク特需でフロック(一時的)の利益の恩恵を受けました。そうして…今の企業業績と株価933円の評価はPERが8.8倍で、PBRは0.91倍、配当利回り予想は1.72%です。

川崎汽船(9107)の業績推移とその予想

カタルは皆さんが懸念するように海運だから急激に市況(コンテナ船の運賃)が落ちるとも思っていません。今期の予測はたぶん横ばいか…多少、昨年より上かも知れません。そうして来期2024年の3月ですが、半分程度かな?だから…やはり半分としても、一株利益3500円で…PERの評価は5倍程度(株価は17500円)が妥当ではないか…とも考えています。

つまり…この四季報の予想数字は「覆る」と思っています。その時期が昨年同様に8月なのでしょう。今期は、ほぼ横ばい…来期は半分程度なのでしょう。そうしてこの爆利益の還元策が市場で問われます。だから最後のフィナーレがあるのだろうと期待をしています。

ただ…FRBの行動は、全く理解できません。まるで馬鹿が躍っているように見えます。そもそもインフレは米国だけの問題ではなく…バイデンが戦争を煽った結果生じたのです。この外部要因です。バイデンは、ゼレンスキーがロシア侵攻を信じなかったと「言い訳」をしていましたが、ロシアの軍事進攻を止める手立てはいくつかあったはずです。

やはり…カタルにはアフガニスタンもそうですが…バイデンの評価は非常に低いのです。FRBに多大な圧力を掛けているのでしょう。それに屈するパウエルも…株価が下がっているに、もう狂った行動に見えます。この程度の人物が…中央銀行の総裁です。アメリカは本物の国だと思っていましたが…どうも、どの国も似たようなものなのかもしれません。

市場原理主義者のカタルから観ると、日本だけがまともな政策に見えます。最近の岸田総理も…カタルのこころの中での評価は急浮上しています。何もしない人間ですが…実は昨日は広範囲に「売り」だけ…でした。買ったのは国際紙パルプ商事の後場寄りの486円1000株買いだけかな? 

他には「ロコンド」(3558)とBASEだけかな? いや…滅多にしない空売りの「大阪チタン」(5726)を買い戻しましたね。儲けようと…思っている訳ではなく相場観を掴むための実験です。だから、損をせずに儲かる所で直ぐに買い戻しました。

カタルは自らの理論を試すために、様々な実験をしています。そうして…「場味」を確かめています。紙パルプ商事も、本日は、もっと安かったら…買っていたかもしれません。でもどちらかと言えば…Jトラストの値動きに魅了されています。やはり「仕掛け筋」の関与です。国際紙パルプ商事も安いから…昨日は全体が下がる中で、これだけ連騰をしているのに…崩れませんね。しかも昨日は出来高を伴っての…株価上昇でした。

本日は477―489―467ー484=674200(9:50)です。この分では100万株台に乗せる可能性がありますから…順調に目先の利食いを消化するのでしょう。

国際紙パルプ商事(9274)の業績推移

この株は、何れ…800円、1000円と上がると思っています。次の焦点は「配当政策」でしょう。その新しい四季報の業績推移は此方です。これで500円以下はあり得ません。M&Aの成功事例ですよ。しかも粗利は25%だと言います。こういう有利な買収が成立するペーパーレス時代と錯覚しています。自分達の生きている世界が世界基準ではありません。

高い買収先の粗利益(国際紙パルプ商事)

今、メルカリの1900円も200株ですが…買えました。基本的に本日もロコンドを追加で買っていますが、この手のマザーズ株は既に「底入れ」をしているという認識です。インフレと同じように…本格反騰には、時間を待つしかないのです。だから…カタルは、「FRBは間違っている」と思っています。0.5%の引き上げに留めるべきだったのでしょう。自分で解決できる傲慢な姿勢に見えます。

世の中には…どうしようも出来ないことは沢山あります。精一杯の努力をして、後は「天命を待つ」しか方策がありません。努力をせずに放棄をしては駄目ですが、時間が解決することは沢山あります。今は耐えるしかないのです。

ただ…船株や資源株の値動きは、FRBの姿勢を支持している動きに見えます。カタルにはこの値動きも「奇異に映る」のです。金利が上がるなら、市場から資金を調達する米国とは違い、大半が預金を運用している銀行株は上がる筈です。日銀も利上げに追い込まれるという観測がありますが…企業物価を転嫁できないジレンマが日経新聞に報じられていました。どう変わるか? 

国内回帰の動き…そうして日本の設備投資は増え続けています。やはりカタルの考える未来の姿は正しいと思っています。やはり参議院選挙が終わる辺りから…海外投資家は、日本株を買いに来るのでしょう。岸田さんの今後の行動が、非常に重要です。「賃上げ」は遅行指標です。メディアは馬鹿な誘導をせずに…現在、豹変をした岸田さんの政策を後押ししましょう。

大阪チタン(5726)の日足推移

この秋は…きっと良い相場になるでしょう。遅くても年末年始は、かなりの改善が見込めるでしょう。ここは船だろうと思うけれど…果たして、やる奴が出てくるかどうか…カタルは大阪チタンより、ずっと、ずっと…筋が通るシナリオですね。大阪チタンは、もう終わりでしょう。このような高値圏で…出来高を伴った大陰線は、まず…ダメでしょう。チャートの基本です。

ファナック(6954)の日足推移

さて…他はどうでしょうね。やはり「ファナック」(6954)は高いのですね。ただ…まだ株価の「底入れ」は確認されません。200日線は下降波動を続けています。基本は此処ですね。この傾きが問題になります。

日本人は「金魚の糞」だから…新しい芽生えが生まれないと駄目かも知れません。Jトラストに国際紙パルプ商事を手掛けているだけ…たいしたものです。他は全滅かな? まぁ、本当は…最初に大阪チタンに乗れば、もっと素晴らしかったのに…仕方ないのかもしれません。

此処で…仕掛け直すことが出来るなら…Jトラも国際紙パルプ商事も大物感が出てきます。通常はこの程度のものですが…仕掛け筋がどうするか? やはり興味は尽きません。国際紙パルプ商事の板状況を観ると…売り物はあまり出ておらず、市場の支持を得られそうです。下値が買えないから…また高値を追うべきかどうか…迷います。まぁ、貧乏人のカタル君は本日は、たくさん買ったら、更なる買いを自重すべきかどうか…。

でも「三菱UFJ」(8306)も、「野村」(8604)も、「住友化学」(4005)も、みんな…しぶとい値動きです。本当は、高くなるべきだろうと思っていますが…やはり「日本製鉄」(5401)も2000円を割れるぐらいだから、全体株安の影響は受けますね。「市場要因」の影響です。逆説的には言えば…チャンスなのです。990円のロコンドも買えそうですね。ハイ、…違った。此方はBASEの300円が買えてきました。

日経平均株価の日足推移

やはり逆三尊の3点底を形成するのかどうか…。まぁ無理をしないことですね。ノンビリ構えましょう。そうして下値があるなら…無理をしない範囲で「ブツブツ投資」を心掛けましょう。一度に買わない、一度に売らない。ノンビリ構えましょう。それでは…また明日。

やはり設備投資のファナックの株価が高いのが目立ちますね。食品の株も確りしています。日経新聞をよく読んでいませんが、価格転換はスムーズに進むんじゃないかな? 値上げを申請している鉄道の株も高いようです。紙パルプ商事をやはり買ってみるかなぁ~。ハイ、483円で1000株の追撃買いです。出来高は848100株です。今は10時39分だから…あと1時間あります。

オーバーの売り物は266900株でアンダーの買い物は316500株です。昨日は良く出来ましたからね。なんと…164万株もの市場からの「支持」があったのです。基本は此処です。出来高なのです。やはりこの業績で…この株価は納得できません。もう…あらら483円が消えちゃった。仕方がない、「無理をしない投資」を謳っている以上、カタルも自重しましょう。それでは…みなさんも、無理をしないようにしましょうね。



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