アーカイブ:2022年6月16日

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昨日の首相記者会見で驚いたことに…「資産所得の増大」に触れていました。就任当初は「金融所得課税」を打ち出したので…180度の「方向転換の印象」を抱いています。そうして年末にも…この具体策を提示すると言います。カタルの岸田評価は「仕事が出来ない」総理との印象です。ですが…今回の提出法案をすべてを可決し、官僚の傀儡政権の為か…反対勢力の抵抗がなく、政策のスムーズな運営になっています。メディアも仲間ですから、当然のことですが応援をします。

もう半年以上も経過するのに…明確な方針も不明瞭で、何をやりたいのか分からない迷走ぶりの印象を持っています。しかし…最近の言動は「素晴らしい」の一言です。

歴代の総理で、我々の所得には2種類があり、「勤労所得」と「資産所得」の二つが景気を支えますが、これまでの「失われたい時代」は、この「資産所得」を認めない政治をしてきました。しかし…その反省が、ようやく…始まると考えて良いのでしょう。

官僚主導政治でも、現状の我が国の低迷と崩壊ぶりをみると…流石に「政策転換」をし始めたのでしょう。これで…中央銀行の日銀の黒田さんと、政府が「一体化する」政策に転換しますから、資産インフレが始まり、やがて勤労所得も、時間はかかりますが…一連の報道、つまり時代の流れですね。これで「国内投資」が加速しますから…賃金も上昇する「正常な姿」に戻ります。

バラ色相場がやって来ますよ。

このスピード変化が「どの程度」なのか?…が問題です。でも基本方針が変わったことは「非常に大きい」のです。たぶん…頭の良い官僚は、最初から時間を掛けた改革を狙っていたのでしょう。成田闘争です。日本国民は、どちらかと言えば…改革を好みません。だから時代の変化を、なかなか…受け入れません。故に…このような「失われた時代」と言う無駄な時間を掛けた転換を、最初から目指していたのかもしれません。ようやく全ての事象が新しい時代に向かって動き出します。

米・中対立から「経済安保」(安全保障)の文字が踊り…サプライチェーン問題が起きているのは、面白い巡り合わせです。しかも…中国は「共同冨裕」から「ゼロ・コロナ」。そうして…この後は急速な「高齢化社会」に移行します。中国の国力は、これから衰退を始めます。そこに安全保障問題から…世界の供給サイドのバランス変化です。半導体不足は、その象徴的な問題の一つで、ここに来て「ゼロ・コロナ」からの部品不足から発生する販売機会の損失リスクを、企業は実感をしています。だからデンソーは在庫投資をしています。

FRBは心配している「オーバーキル」の選択をして…金利を0.75%の引き上げです。

基本的に、どの辺りで落ち着くか…は、まだハッキリしません。たぶん…この秋には分かります。株式は通常、半年先を読むと言われていますから…まもなく新しい相場は開始でしょう。日銀と政府の政策が「一体化」して…「資産インフレ」を狙っている訳です。

ここに…企業の内部留保484兆円の貯蓄が活きてきます。そうして経営者は時間を節約するために「M&Aの活用」が始まります。意外に、株高の要素はこの「M&A戦略」の可能性があります。

「Jトラスト」(8508)も苦労をしましたが、インドネシアが軌道に乗り、カンボジアなどのアジア圏に基盤を、既に設けています。早くから…この日本の「低金利を利用した戦略」で、未来の成長に向けた行動をしており、ようやく…その成果が此処から開花します。

紙パルプ商事のM&Aの様子

そうして…今回、紹介する「K君」こと…「国際紙パルプ商事」(9274)もM&Aを活用して業容転換が急速に変化して、その恩恵を受ける会社です。この変化率を観てください。

紙パルプ商事の業績推移

一株利益は34.7円→16.9円→19.7円→そうして今期の数字は104.4円です。実に5倍以上です。これは、フロックの利益ではありません。継続する利益計上です。その確認作業が5月13日発表のこちらの決算見通しです。前の四季報の今期予想は58.5円となっていましたが…今期の会社予想数字は104.4円となっています。明日、四季報は発売され…この数字が一般化します。

あまり馴染みのない社名ですが、今回の買収により「紙文化が廃れる」という概念の統廃合の恩恵を受ける会社です。故に…高い利益率を誇る企業の買収に成功しました。その恩恵を一気に、受けるのです。M&Aの成果です。

紙パルプ商事の世界シェア

しかし、この前提するとする利益の為替は、保守的な設定になっており、おそらく今期の更なる増額は決定です。この激変効果は、統合による業務の効率化を始め…多くのメリットがあるのでしょう。前の会社コメントでは、配当性向30%を目指すとの記述もありますから、当然、増配行動になるのでしょう。現状の配当利回り、3.29%~利回りアップも狙えます。

バフェット効果から…「商社の株価見直し」行動もあり…一株あたりの純資産価値は711円ですから、必ず、PERの評価は、徐々に高まり最低でもPERは10倍を目指すのでしょう。株価は1000円台です。カタルが投資の主眼にしている「株主還元相場」の条件にもピッタリ合います。しかもアジア圏を含む…成長も取り入れ、M&Aの成功評価の株価への織り込みは、これから始まるのでしょう。カタルも1000株だけですが…皆さんと一緒に、後場の「寄り付き」の株価で、紙パルプ商事を買います。カタルは常に読者と共に行動をします。

この国際紙パルプ商事は、Jトラスト同様の動きになるのでしょう。両社とも明日発売される四季報の先取り銘柄です。

いや…既に国際紙パルプ商事は「青空相場」に入りました。上場来の高値です。本日の値動きは460-481-457-480=307700(9:26)です。皆さんは、先ずは「打診買い」をしてブツブツ投資をしましょう。株価が、Jトラスト同様に連騰していますから、無理をせずに、下値があったら「買い増し」をしましょう。しかし…先ずは「打診買い」は必要です。

1000株の人、100株の人、1万株の人…それぞれ様々です。自分の力量に配慮されて…参加しましょう。このようなブツブツ投資なら…どんな高値を買っても、恐くはありません。

さて…このFRBは明らかに、「オーバーキル」の現象になるのでしょう。つまりリセッションは免れないでしょう。しかし…待機資金は豊富で、みんなタイミングを待っているだけの話です。だから…そんなに下値を心配することはないと思っています。

FRBが豹変したことで…株価は調整入りが深くなっていますが…もともと高い水準でしたから相場維持には…仕方ない選択とも言えます。ソフトランディングから、どちらかと言えば…ハード路線の選択です。株屋にとっては、悲観するシナリオとも言えません。やり方次第です。

でも日本にとっては「ビッグチャンス」でしょう。

世界に類を観ない内部留保の豊富な資金が動き始め…失われた時代は、「肥沃な大地」なのです。何しろ…33年も「肥やし」を撒き続けたのですよ。壮大なスケールの相場がスタートします。もう僕らの高額納税者入りは決まっています。

毎日…カタルレポートを読んで、共に投資を学びましょう。カタル自身、偉そうに述べていますが「負け組」人生です。語るも涙の…人生を歩んできました。まだ…借金が残っています。この冬に…清算が完了します。今回は優先順位の低い友達の株での損失補填を300万に色を付けて…350万円を返済をしました。

歩合セールスは、一度、口にした約束は絶対に守ります。出来なければ、仕方ありませんが、時間はかかっても、必ず努力を続け、その意思さえあれば…何でもできます。あのベンチャリで飛ばした損失補填です。

まぁ、人生は「塞翁が馬」とは。よく言ったものです。歩合生活ほど…浮き沈みがある世界はありません。120万円~1億円越えです。まぁ金額はそれほど大きくありませんが、それなりの人生です。

毎日、カタルレポートを、出来ることなら何度か読み直し…その理解に務めれば…かなりの精度で…当たっていると思っています。問題は皆さんの理解力と言うか…解釈の仕方です。カタルはこのレポート通りに動いているのです。そうして実際に利益を計上しています。しかし…皆さんはどうなのでしょう。

同じ人間ですからね。基本的に、あいつに出来て、自分が出来ない道理はありません。株主還元相場を謡い、利回り投資を主眼にして居れば…今回のガラ(暴落)の損失も限定的でしょう。事実、年初からかな? 「マザーズの逆襲」を述べていますが、相場は確かに下がっていますが、実際のカタルの売買は儲けです。これは本当の話です。カタルは嘘を言いません。

Jトラストのように上昇相場なら、利益はもっと大きいですが…「薄利多売買」と述べた投資を実践しています。本日もソフトバンクを利食いして、BASEなども…売っています。皆さんは「自己愛投資」をするので駄目なのでしょう。自分の考え方が正しいと絶対視をするから、いつも負け組の投資になるのでしょう。そう考えています。

ただ…失敗もあります。当然です。絶対ではありませんから、皆さんが選択すれば良いのです。それぞれ…参加は自由なのです。事前にカタルはいつも述べています。

先日はJトラストを…連日の推奨をしています。そうして今回は、国際紙パルプ商事を皆さんに提供しています。正しいか…正しくないかは…誰も未来は分かりません。しかし両者に共通するのは「好業績」で、ある意味で「増配期待」がある「株主還元」相場です。JトラストのBPSは903円もあり、今回の紙パルプ商事は711円もあるのです。紙パルプ商事のPERは割安水準ですよ。両社ともM&Aにより成長を加速させています。

この路線は「ロコンド」(3558)も同じです。今回は大商社、伊藤忠との案件ですよ。「リーボック」は、カタルでも…名前を知っているブランドです。Jトラストや国際紙パルプ商事と共通する事象はM&Aです。これは時間を一気に縮めます。問題は経営力なのですね。上手く活用すれば…これほど…妙味のある成長はありません。「日本電産」(6594)が、何故、今のように成長したのか? 経営力をどう活かすか? この話です。ロコンドも既に株価は底入れをしています。昨日は1040円でロコンドの株を買っています。

そんな訳で…本日はお終いです。後場の寄り付きに、皆様と共に…1000株だけですが、カタルも、この高値で「紙パルプ商事」(9274)を1000株だけ、買いに行きます。どんな高値を買っても…ブツブツ投資なら恐くはありません。また…明日。

嬉しいな…Jトラは535円を付けました。もうすぐ600円台を付けます。そうしたら…公約通り下値の買いの1万株を現物株に変えます。

「やって見せ…言って聞かせてさせてみせ…褒めてやらねば…人は育たず」? カタルの郷里大先輩、山本五十六の名言です。



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