アーカイブ:2022年6月20日

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多くの皆さんが、「個別株」要因ばかりを気にして、全体相場の体温を測る「市場要因」を軽視しています。この市場要因が悪化している中で…買いで儲けるのはなかなか困難ですよ。基本的に株価の上昇は「人気度合い」で決まります。

大阪チタンの日足推移

今回の「大阪チタン」(5726)は非常に珍しいケースです。表面的な企業業績の数字はあまり良くありません。しかし…未来は確実に良くなります。主要なチタンの輸出国のロシアは欧米の制裁を受けますから…ボーイングもエアバスも、購入先を変えないとなりませんから、日本の大阪チタンにとって…「この世の春」となります。

2年後辺りから…急激に利益が膨らむのでしょう。円安も追い風です。ただ資源高で電力料金が上がっているからマイナスですが、基本は旅行業も回復し始め…航空機需要は増えるのでしょう。だから…仕掛け人の狙いは、よく分かります。

しかし…市場全体の相場環境は、悪いからどうしても「一人舞台」に近い形になりますから…余程の資力がないと相場になりません。その環境のなかで…良く株価が上がったものです。余程…強引に仕掛け筋が関与したのでしょう。そうでないと、こういう相場にはなりません。でもカタルは、自身の相場観を確かめる為に「空売り」の実験をするほどですから、もう相場は一旦は、「終了した」と考えています。

どうして…この時期に、これだけの相場が演出されたのか?

たぶん残存玉を抱えた「仕掛け筋」の内部事情なのでしょう。ファンドの内部は、色んな事情を抱えています。でも今は、このような未来図を課題に評価する相場の局面ではなく…どちらかと言えば…「保守的な選択肢」が好まれるのでしょう。それ程…相場環境は弱く、生き残っている買い余力を抱える種族は、保守層です。

相場の先導役も、元気が良い…若者より、今は保守的な選択を好む老人でしょう。故に「株主還元相場」なのでしょう。この人たちは貯蓄率も高く…資産が豊富にあります。しかしなかなか…動きません。慎重なのです。故に…どちらかと言えば…株価の上昇はマイルドになります。

このような市場環境を考えて、相場を読まないと駄目ですね。

Jトラスト(8508)の日足推移

市場をリードする種族は、どんな人達か? 故に、大阪チタンのような「仕掛け人」の役割が重要です。「Jトラスト」は仕掛け人が、関与していますが…「国際紙パルプ商事」は分かりません。でも良い銘柄です。株価は下げて来ていますから、買いに行ってみます。今の相場は509-514-453-453=1226400(9:28)です。慌てて…利食いが入っているのでしょう。株価は、これだけ上げましたから…当たり前です。ですが…既に126万株ですから、新たな仕掛け人が関与しているなら、面白い相場になるでしょう。仕手化のチャンスです。

先日、486円などの高値を買った人は、下値を買うチャンスでしょう。この450円絡みでは止まるだろうと思っています。果たして…どうでしょう。カタルは450円に2000株の買い物を用いました。買えるかどうか…。

川船(9107)の日足推移

本日は、他に川船の8400円で200株だけ買っています。最近の船は…先日、世界的な船株の下げがあり、その調整がまだ続いています。基本的に、このように利食いたい連中が…と言うか、「付和雷同組」の連中が、相場から降りないと良い相場になりません。

相場と言うのは、先行した連中が利食いをして…それを買う連中が居て、その循環が上手く機能すると、相場は継続して…株価が上昇をします。

国際紙パルプ商事(9274)の日足推移

弱い時に「手を入れない」とズルズル株価は下がります。良いものなら…継続的な応援が期待できます。故に、国際紙パルプ商事を、この450円ラインから下なら、更に買ってみましょう。450円が買えるかどうか…。

Jトラストの場合は、明らかに仕掛け人が関与していますから、気が楽ですね。たぶん下値は限られるのでしょう。下にブレたら…買って置けば、仕掛け人達次第ですが、更なる上昇が臨まれるかもしれません。まぁ基本的に、かなり安値を買ったのでどっちでも良いのです。

日本郵船(9101)の日足推移

此処で、船株を買っている理由ですが…日本郵船は、初めての200日線ライン割れです。ただあまり「永い春」は頂けません。

この3社のなかでは、川船が強く今は75日線を割れた株価位置で…最近は、商船三井が強く見えます。何故なら…目先の安値を、本日はまだ割れてないのは、商船三井だけです。それに株価が分割で安くなったので…参加者が増えます。こう考えると…カタルは最近「延長説」をイメージし始めました。本来のシナリオは8月の爆上げ期待でしたが…少しイメージが変わりつつあります。次のチャンスは、商船三井の200日線ですが…3000円割れですからね。まだまだ…その距離はあります。

カタルは今の時期にやるのが、「相応しい」のは、このタイプの株だと覆っていますが…ですが、ダメですね。千代化などは、とうとう75日線で止まらずに…200日線まで押し戻されています。この株も可能性があると思っています。

一昨日の日経新聞に、バイデン大統領の増産要請の記事が載っています。ですが…脱炭素化に先鋒に立っていた民主党のバイデンが、よく言います。石油業界からすれば…お前の馬鹿さ加減に「振り回されていたら」大変だ…という感想でしょう。石油のパイプライン建設を止めたのは、バイデンです。

「風見鶏」と呼ばれた中曽根首相が、日本に居ましたが…それ以上に「付和雷同型」の人間です。よくこんな奴が、米国の大統領のなれたものです。優秀なスタッフが居るでしょうに…どうして、こんな選択ばかりをするのでしょう。極めつけは…ウクライナ情勢です。止めることが出来たはずですが…何故、なのでしょう。

まぁノンビリやることでしょう。どうせ…ガンガン上値を更新する相場ではなく…行ったり来たりの相場の繰り返しです。その過程で真価を発揮する銘柄を発掘して仕掛ける訳です。なかには下値圏でも強い銘柄もあります。そんな株を、慌てないでジックリ拾えば…そのうち、みんな…どの株も上がって来ます。

カタルはお船の選択が正しいように見えますが…危険も裏腹に抱えています。心配の人は配当利回り投資でも、構いません。

今、やはり中国の動向が面白いです。大型の経済対策が動き出していますが…鋼材価格の上昇まで行ってないようです。日本のスクラップ価格は下がっており「合同鉄鋼」(5410)の業績も急回復するようです。ハイ、今、国際紙パルプ商事が、6本に分かれて…2000株買えました。また下がったら、買ってみましょう。基本的にブツブツ投資は、絶対に儲かります。ただし倒産をすれば、話は別です。株式投資の基本は、ユトリを持って投資をするかどうかです。

本日、仮に…大陰線を形成しても1日だけなら、問題はありません。既に出来高が154万株を超えていますから、綱引きです。ですが…上を買う必要はないでしょう。下値ならノンビリ構えましょう。上がれば、売れば良いし…下がれば、買えば良いのです。株なんか、どっちに動いても良いのです。同じく上昇を続けた「Jトラスト」を505円で買ったけれど、駄目でした。今は485円です。また買ってみようかな? 今、480円で入れましたが、果たして買えるかどうか…?

まぁノンビリ構えます。全体の株はまた下がっており、128円安です。困った問題です。ですが個別株は、そこそこ…動いているように感じています。ロコンドは990円より下に買い物を用いました。金曜日は990円も買えたからです。この業績予想なら、下押すことをあまり心配していません。この1000円割れを、「丹念に」拾っておけば、何れ…報われるでしょう。原稿を読み直していたら…この990円は買えました。

やはり今は、お船の攻防かな? ソロソロ止まると思っていますが、こればかりは思惑通りに運びません。いままでのカタルは、なかなかスッキリとした儲けにならずに…どちらかと言えば、いよいよ始まった…と思って、高値を買うけれど、いつも投げさせられているイメージです。

なかなか…癖が悪い株です。だからこそ…最後のフィナーレを期待しますが、ケセラセラ…。アレレ…Jトラも、利食わずに居たら480円です。この水準が買えそうです。まぁ国際紙パルプ商事もJトラも、本日の下げは仕方ないのでしょう。

そんな事で…本日は、この辺でお終いです。それでは…また明日。バイバイ…。もう一発、440円で紙パルプ商事の買い物を用いました。果たしてそんな下値が買えるのか、どうか。もう185万株ですね。良く出来ています。本日の下値が、当面の安値かも知れません。ですが…高値圏の大陰線で出来高増は危ないサインでもあります。ですが…あの「窓」を、埋めたのですね。チャートは良く出来ています。

大阪チタンは「上げ波動」が、比較的、長かったので…売りだと思ったのですが、国際紙パルプ商事は休んでも…終わりに見えない「業績数字」です。果たして…どうでしょう。

カタルはどちらを選択するか?…と問われると、本日は両方とも買っていますが、業績数字は紙パルプ商事に劣りますが…Jトラを買ってみたい誘惑に駆られます。480円の指値が買えました。仕掛け筋の…腕の見せ所でしょう。ロコンドの985円も買えました。どんどんみんな…下値が買えてきます。アララ…300円を超える下げ幅です。

何時までも、買い続けていて…追証が大丈夫かな?



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