アーカイブ:2022年6月23日

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昔の人は、様々な失敗から得た教訓を「格言」や「諺」などに残しています。株式市場で一番好きな諺は「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感と共に消えていく」と言う表現かな? アメリカの著名投資家・ジョン・テンプルトン氏の…「Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria.」と言う言葉です。

この言葉は多くの相場の場面を、的確に…表現しています。カタルはいつも「強気しか」述べませんが、基本的な「生活信条」の問題でしょう。基本的にいつも…「前向きな行動」を選択しようと考えています。

まぁデフレ下の「失われた時代」では、それが婀娜になって…「負け組」人生への転落です。でも世の中はうまく出来ており、人生は「塞翁が馬」とは、よく言ったものです。だから挫折を味わっても…悲観をすることはありません。「世の中は、どうにかなるさぁ~」を実践して…生きています。

昨晩のNY市場では、FRB議長の議会証言がありました。基本的にカタルの認識はFRBが、いつ、この認識転換をせざる得ないか? この時期の予測がカギです。

既に市場は「逆資産効果」が垣間見られます。故に「小売売上」も落ちて来るのでしょう。資産効果があるうちは…購買意欲も大胆な行動になり…高額の耐久消費財などが売れます。しかし…今の自動車業界は「特殊事情」です。基本的に中国のゼロ・コロナ政策と半導体の特殊事情により…正しい観測が出来ません。中古車市場の相場は乱高下しています。

ロシア制裁により、新しい車が入りませんから、日本の中古車が飛ぶようにロシアで売れるとか…。このロシアへの経済制裁など…不確定要素が多くあり、どれが正しい観方なのか…さっぱり分かりません。故に近い時期の未来予測も難しいのです。

船株の相場など…誰も、想像をしていません。昨年の春かな? 一度、読者から船株の見方を聞かれて事があります。「日本郵船」だったかな? カタルはあっさり「一過性の市況」の海運株は、直ぐに駄目になるから…相場にはならないと…答えていたような記憶があります。でもそこから…例の驚く8月の増額修正です。

商船三井(9104)の日足推移

カタルは昨年の7月末から8月にかけて、ガンセンターに初の入院体験をしていました。その時に興奮をして…「商船三井」を月曜日に成り行きで100株、買ったのが今回の始まりです。その後、ご存じのように結果論は、当たっていたのですが…上手くこの相場を活用することは出来ず…四苦八苦しています。

今も、そうです。もう全力投球ではありませんが、本日は川船を8050円と8000円で買っており、日本郵船を9050円で買いました。9000円の指値は買えていません。商船三井にも…2930円に、買い指値を入れました。この水準が200日線だからです。

この「不可解な現象」が、なかなか…カタルのなかで消化できません。故に危険を承知で挑んでいます。この現象は「セオリー通り」だからです。株と言うのは、大きな相場の前に、必ず…売られます。その現象ではないか…と、今は疑っています。勿論、このまま相場は終了する可能性もあります。あるいは…カタルのメイン予測違い、時間軸がズレることもあります。全く分かりませんが…カタルはいつも可能性があるなら、そこに賭けます。

本日はJトラストの470円に「買い指値」を用いましたが…どうかな? 今のところは同値です。この口座は別の証券会社だから、後で確認しないと買えたか…どうかが分かりません。ですが…カタルは気に入っています。昨年11月の高値636円を抜くと思っています。ただ今は、大きく上がらずにお休みの期間でしょう。

相場と言うのは、下値で買った連中の「利食い時間」を与えないとなりません。「大阪チタン」(5726)のように…腕力で相場を持ち上げるべきではありません。

でも狙いは良いのです。早速、昨日、エアバスはEUに、嘆願をしていました。ロシアからの輸入制裁に「チタンを加えるな!」と報道されています。こう報道されています。「米コンサルティング会社アリックスパートナーズによると、エアバスへのチタン供給の約65%をロシアが占めている。」と報道されています。

しかし一般の人は…チタンの主要輸出国が、ロシアだとは分かりません。カタルは、以前大阪チタンを手掛けており…調べていますから、直ぐに、この相場の背景を理解しました。ロシアへの制裁が決まるなら、おそらく…2年後は大阪チタンは「爆利益」が出てきます。そうして…今の株価を業績は容認するのでしょう。仕掛け人は、その時間を耐えられるかどうか…。この利益が沸き上がるポイントは、まだ先でしょう。

Jトラストを気に入っているのは、この「仕掛け人達」は、相当…Jトラストの内部に詳しいのでしょう。だって事前に…この利益を読んでいたのでしょう。

Jトラスト(8508)の日足推移

カタルはモンゴルなどの金融制度改革があり…よく分からないから、200円からの相場はパスをしています。あの時も観察している株だった筈です。そうしてパスをしていたら…あの悪い環境の最中で…この相場です。そうして…636円を付けます。しかも…今回は、全く…手持ちを売る「形跡」も観られません。通常1000万株だから20億円です。大きな金額ですが…きっと狙いは、別なところにあるのでしょう。

アララ…こんな話をしている場合ではありません。お船が崩れてきました。日本郵船の9000円も買えました。商船三井は2930円の指値ですが…今は2936円まであります。やはりなぁ~。「8月暴騰説」を述べるなら、この下げを事前告知しておくべきでしたね。ただ川船の200日線が…まだ遥か下にあります。

だからこの株は別格だろうと思っていますが、果たしてどうでしょう。楽しみです。今は大きな損失を抱え…利食わずに失敗です。何度も、何度も…「同じ失敗」をするカタルです。これだけ同じ失敗をするなら…やはり馬鹿です。

やはり船は「相性が悪い」のかもしれません。最近、メルカリの株価もさえず…相性の良かったはずの株ですが、思うような値動きになっていません。なかなか…短期予測も難しいですね。まぁ、すべてが当たっているなら、こちら側の貧乏人ではなく、既にあちら側に旅立っている筈なのに…未だに、原稿を書いているようでは、所詮は…知れています。皆さんは、それを頭に入れて…原稿を読まねばなりません。失敗だらけの人生です。

ですが…この相場認識は正しいのです。FRBのオーバーキルを疑っておきながら…低PERの謎に拘る姿は、ある意味で「矛盾を抱えた」行動です。分かりますよね。それなら…すんなり新興株のマザーズ株に、特化すべきです。カタルは「難しい相場」との表現に留めています。そうして同時に「株主還元相場」に言及しています。この二つの謎が一致するのは、時間軸のズレなのかもしれません。最近、船株の時間軸のズレを疑っているのは、そういう事です。

これを解説すると…非常に長くなるのでヒントだけに留めます。まぁ相場は、いつもケセラセラ…どうにかなるさぁ~なのです。

意外にBASEは強く…目先の需給バランスが改善されたのかもしれません。メルカリも、その可能性があります。基本的にETFなどの素人の参加が多く…この人たちは、ようやく最近、諦めているようです。BASEの相場を観ていると、その意味が分かるでしょう。あちゃちゃ…商船三井は2935円までで…切り返しています。2950円です。どうしようかな? でも既に、一杯あるからね。無理をせずに自重しましょう。2930円の買いは、まだ…買えていません。

ロコンドの板状況1

今、全体の相場が戻って来ました。日経平均株価は237円高の26387円です。あちゃちゃ…1052円まであったんですね。ロコンドの話です。本日は1065-1079-1052-1075=16000(9:58)です。やはり論理的にはBASEより良いし…調整時間も十分です。しかもユビキタスやJ・TEC…グロームHDと…続々と200日線を回復しています。更に、ここに来て強いユニクロ株(ファストリ=9983)やソフトバンクの指数対応株を観ると…参議院選挙後の日本株買いが、始まる可能性もあります。だから…今、カタルが1070円に1000株の買い物を用いたら…今度は、こんな板状況に瞬時に変化しました。そうして1分後の板が此方です。

1070円に1000株買いを入れた後の板状況2

この理由はアルゴです。「自動売買システム」の影響です。呆れます。少し制限をした方が良いですね。明らかに…「やり過ぎ」でしょう。船株の値動きも同じようなものです。このシステムが乱高下を増長しています。もう一つはその後の動き…今は、3つの時間軸を用いて、アルゴリズムを利用した自動売買の解説をしています。人間の心理は、僅かな板状況の変化に影響を受けます。皆さんもバカげた「トリック」に引っかからないように…冷静な対応をしましょう。

その後のロコンドの板状況3

だから相場の転換点には壁がありますから、その壁を一気に買うと「怒涛の如く」…相場に火が付く場面があります。これを強い動きと思うかどうか…。あまりに…「ディトレ」の馬鹿が多いのです。今、たまたま…ロコンドの僅か1000株の買い注文で、板が激変したので…解説をしました。

相場のアヤで、僅かな利益を積み重ねるのは、そんなに難しくはありません。しかし何れ…10億、100億となると…他人の褌では、飯が食えませんから、卒業です。小手川君は「悟り」が速いから、大きな金額でも儲かる不動産に行ったのでしょう。

昨晩のナスダックの1分足推移

カタルは、あくまでも…本物の王道を求め、苦戦をしています。その模様を綴ったレポートです。NY市場の動向は、この目先の玉が消化できずに…揺れ動いています。故に大引け間際の値動きを観るとその様子が分かります。これはナスダックの「一分足」です。

FRBが正しいなら、資源株が下がるわけがなく…敏感に反応するのは、既に「オーバーキル」なのでしょう。それなら…ここは株価の位置の低い新興株、マザーズ株の選択が正解になります。果たしてどっちなのでしょう。

この回答は来年の春は、間違いなく分かりますが…秋にも判明する可能性があります。あれは読者からもらった情報で…土曜日にFRBのメンバーのドットプロット(金利予測分付図)を示しました。6月18日の株式教室です。もう一度、掲載をしますか…。


ドットプロット(金利予測分付図)

この読みが当たるなら…相場は簡単です。1年半も…待てねば、なりません。まぁ本格的な株価上昇期は、そんなものかもしれませんが…「下値固め」の時期になると、資金が動き始めます。今は「手探りの状態」です。どの説が、正しいかどうか…の話です。ハイ、商船三井の2930円が買えました。

これで商船三井も初の200日線割れです。川崎汽船を待つとすると…あと一割ほど「下げ」を待つことになります。そんなことがあるのかどうか…。相場は、魔物です。そんな訳で…本日はお終いです。ロコンドは1081円です。なかなか…1070円は買えません。たぶん「時間」の筈ですが…この読みが完璧に読めるなら、こんな苦労をしません。だから相場は面白いとも言えます。

真坂…魔坂…まさかの…商船三井の200日線割れです。皆さんも「危ない橋」を渡るなら…それなりの「リスクを覚悟して」相場に参加をしなくてはなりません。カタルは川船の11000円台を売らずに…また買い参加しています。本当に馬鹿です。それ程「低PERの謎」は不明です。

でもこの考えは、カタルの「幻想」だったのかもしれません。しかし最後まで…この実験を見届けます。またね。レポートを読み直していたら…ロコンドの1070円が1000株ですが、買えました。理由は日経平均株価がマイナス転換した為でしょう。100株、300株、600株と3回に分けて買っています。要するに…やはり、売り物は、完全に切れています。誰か、一緒にやる奴は居ませんかね。

Jトラの470円も買えました。今の株価は462円です。ハイ、461円が入りました。たぶん…この辺りで止めるはずですが…この連中のやり方は、よく分かりません。でもソフトバンクは高いままです。東芝の非上場化の話が出ており…これを最初にカタルは述べていました。

もう決まっているのですが…村社会は、やはり難しい制度です。それでは…また明日。

今度、ロコンドに…1060円~下に買いを入れておきましょう。でも前回は1040円~買ったからなぁ~。どうしよう。それじゃ…1000株ではなく…500株ずつにして…下値に買いを入れてみます。ハイ、1060円~1040円まで入れておきました。果たしてどうでしょうね。

皆さんは無理をしない投資を実施しましょうね。ノンビリ構えましょう。またね。



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