アーカイブ:2022年6月

6/8

本日は「基本方針の大切さ」を理解して欲しいと考えています。カタル達は拘り過ぎて…「ロコンド」(3558)を大きくやられました。でも…その結果、グロースからバリューへの「切り替え」が早かったのかもしれません。人生は「塞翁が馬」です。

どちらかと言えば…カタルは「純資産価値」の毀損に拘っている方でしょう。株価が一株あたりの純資産価値(BPS)を割り、PBRが1倍以下の企業が多い理由が、全く理解できません。

製造業の「日立製作所」(6501)、「トヨタ自動車」(7203)などの田舎の工場の土地の価値は、市場価格を考えると、売れるか…どうか分かりませんから、あまり価値はないと思います。

ですが…都市銀行の支店網は、東京などの駅前の一等地に多くの店舗を構えており、誰もが欲しい土地ですから、その純資産は見た目以上に、価値があると考えています。だから昨年末のかみさんに臨時収入で「三菱UFJ」(8306)を買ったのです。だって…どう考えても黒字で配当をしている企業の株価が、純資産価値以下と言うのは、やはり納得がいきません。

三菱UFJのBPSは1390円ですよ。何故、株価は749円なのでしょう。誰か…この解説が出来る人が居たら教えてください。銀行なんか…ハッキリ言って、既に店舗を構えなくても大丈夫な産業です。それなら…店舗を売り、自社株買いをすれば…1390―750円として640円の儲けです。毎年、自社株買いを10%ずつすれば…一株利益は64円、現状の78円にプラスされます。まぁ金融は「規制業種」で、資本を大きく減らせませんが、効率経営に邁進すべきでしょう。

そんな考え方が根底にあり、更に長い期間のデフレからの脱却ですから、相当な期間、この「資産インフレの波動」(時代)が続くと思っています。

だから日本の土地を始め…株は宝物です。必ず、外人投資家がバカバカ…買いに来ます。故に本日は「野村証券」(8604)を5000株買いました。時代は実質成長時代から、物価高=資産高の世界に変わる「名目時代」だから、その価値は時間の経過と共に増してきます。こういう時代を頭の中にデッサンが出来るかどうか…により、運用成績の成果は、変わると思っています。

先日、ある読者からメールを貰いました。ある外資が「参天製薬」(4536)を空売りしているらしく…その動向を気にしている内容でした。そんなもんは「売っている奴」に聞かなきゃ…狙いは、分かりません。でも…何故、そんな需給バランスを気にするのか? カタルには不思議でした。投資は「内容」が勝負です。そんな僅かな売り買いで株価は決まりませんからね。たかがヘッジファンドが売り買いしても、せいぜい5%~10%です。そんな需給バランスに揺れ、自分の基礎が出来ないと思います。

だから…カタルは船株の「低PERの謎」に拘っているのです。

こんな低PERを市場で容認すれば…どんな株も買えなくなります。「東京機械」(6335)のTOBを認めないから、こういう矛盾が至る所で観られます。その結果、「東芝」(6502)のように事例が生まれたのに…まだ日本の村派閥のトップは、時代の変化を分かってないようです。

ユニクロに足を運んだことがあるのでしょうか? ニトリに買いものに行ったことがあるのでしょうか? どうしてユニクロが、あんなに成長できたのでしょう。ユニクロ銀座店の最上階かな? ユニクロ歴史が載っているコーナーがありました。グローバル価格を受け入れるかどうか…。米価の問題を、誰も「おかしい」と言いません。百姓がドンドン高齢化して…日本の農業が消えていくのに政治家は、まだ政策を変えようとしません。就業者の平均年齢のデータを観れば、危機感を覚えない方が異常なのです。

日経新聞だって総資産経営を支持して…ROE経営を否定しています。最近はようやく変化するかどうか…。産業界には、ようやく「日本製鉄」(5401)の橋本さんの誕生です。トヨタに喧嘩を売ったとも言える行動を、ようやく…みせました。みんなで貧乏する村社会からの脱却です。だから価値があります。この行動を観て…カタル達は2000円以下で日本製鉄の株を買うことができました。

カタル達は、早くから「株主還元」相場に気づきました。だから…今年の成績はマズマズの段階まで回復してきました。もし…新興株に拘っていたら、どうなったでしょう。

カタルは早くから「薄利多売買」と言って、下がっている「BASE」(4477)や「メルカリ」(4385)などのマザーズ株でも、利益をあげる手法を会員に紹介しています。それしか…方策がなかったのです。ですが…「Jトラスト」(8508)を発見して、少しは改善されました。

5月13日に発表された「決算短信」が、僕らの背中を押しました。2019年の「失敗の布石」がある為に…カタルは、簡単にこの銘柄に乗ることが出来ました。でも…「おっかなびっくり」でした。一気に買うことは出来ませんでしたが、カタルは毎日レポートで、推奨記事を書いています。そうして株価は既に100円以上、上がっています。3割なんてもんじゃ…効かないでしょう。

インドネシアの融資残高推移

そうして…昨日、その原動力の一つであるデータが発表されています。此方です。まだ金額自体は大きくありませんが…この成長力はすごいですね。ようやく…不良債権処理が終わり躍進し始めています。千葉さんの解説を聞くなら…この伸びは本物でしょう。日本円に直すと…1269億円ほどですから大きくはありませんが…3%を抜くなら38億円ほどになります。でも…一株利益換算で33円ほどです。

やはり…大きいでしょう。この数字の他の利益もありますから、この伸びは続き「蓄積型の利益」構造ですから、株価は4桁に向かうのでしょう。他にも材料をいくつか持っています。 

昨日のカタルは仕方なく…477円、478円でも、追加で株を買いました。儲かる株を事前に宣言をして、カタル自身が実践しているのに、何故、多くの人は同じことをしないのか不思議ですね。ここで…、また事前宣言です。読者のなかで、まだ「Jトラスト」を買ってない皆さんと共に…また買います。後場の寄り付きで1000株だけですが、皆さんと一緒に追撃で株を買います。

100%以上も株主還元する「ニコン」(7751)も以前に株を紹介しました。

1500円以下で、いくらでも買うチャンスはありましたね。しかし…皆さんは利用をしましたか? 日本製鉄だけではありませんよ。最近は「住友化学」(4005)を紹介しました。下値に振れた時に株を買って置けば、必ず…儲かっています。ヤマダ電機(9831)も儲けました。ソフトバンクだって、そうだし…みんな「株主還元相場」の銘柄です。

事前に理屈を語り、カタル自ら、実践して利益を挙げているのに…何故、皆さんは真似をして儲けないのでしょう。不思議です。

テレビに出ている評論家を言動に、騙され…株を安値で投げていませんか? 

カタルは岸田さんの「新しい資本主義」が不安材料でしたが、「インベスト・イン・キシダ」に反応して、自らを「カメレオン」だと述べています。本当は嫌いですよ。だって仕事が出来ない人間です。何も成果を挙げていません。でも時代は、日本製鉄の橋本さんを誕生させました。東大出ではなく…彼は一橋大学かな? 大会社なのに、異例なのです。そうして…村社会との決別です。

「デンソー」(6902)の解説を、何度もしましたね。徐々に日本経営者が変化しています。「キャノン」(7751)は、早くから「国内回帰」を宣言しているのです。だから…こんな報道が出てきています。ルネサスエレクは閉鎖した甲府工場に設備投資をして再稼働をさせるのです。当然、人が必要になり雇用がドンドン増えます。工場閉鎖が続いて来たアパレル業界も変化の兆しが、ドンドンみられています。ゼロコロナ。物流問題から…安全保障です。時代の流れを感じてください。自説に拘ることも大切ですが…カタルは皆さんより多くの経験を積んでいます。

そのカタルが良いと思うなら…多くの株は、必ず上がります。

ただ…時間軸が読めないだけです。その話も、最近はITバブル崩壊後のソフトバンクの株価チャートを参考に…解説をしています。もう上がる株なんか…事前に、決まっています。ですが…問題は、時間軸だけの話です。完璧に読めるなら、「あちら側」への旅立ちが早まります。ですが…なかなか難しい問題です。まぁ、何でも良いから、自分の好きなものをやれば良いですね。

「Jトラスト」は「新しい時代の試金石」でも、ありますから価値があります。日本が大きく成長するためにはアセアンを、どう取り組むか? 最近、中国との競争に負けた「住友鉱山」(5713)のニッケル工場の話はなかなか面白いですね。日本時間と世界のスピードは違うのです。

だから岸田さんはイマイチです。アセアンの「表敬訪問」ではなく…結果を出さなければなりません。馬鹿でも出来る仕事では、意味がありません。でも彼は強運の持ち主なのでしょう。この時期の誕生です。カタルは彼に対する評価は、依然低いものですが…時代性から見ると、カタルとは違い…運に恵まれた人間です。「運も実力のうち」と言います。

昨日は上海では、港湾が再開されて…運賃などが上昇したらしく中国では、船株などが上がったようですが…日本は今一つです。日本人と言うは、誰かが誘導しないと動かない人種です。「赤信号、みんなで渡れば恐くない」と言う草食系です。困ったもんですよ。また「石油制限開発」(1662)が大きく上がっていますね。3560円だから、カタルが推奨してから2倍以上になったんじゃないかな? 

別に目先だけを述べている訳ではありません。

K君の日足推移

昨日、返信メールの中で…本日買う株として、その読者に事前に述べた銘柄で、こちらのK君の株があります。本日寄り値で1000株だけ買って、更に下値に買い物を用いましたが買えていません。

こんな高値水準でもカタルは良いと思えば株を買います。必ず、参戦しています。この銘柄も…Jトラスト同様に、好業績を発表した銘柄です。その一般化は来週の17日です。その時に四季報が発売になり…今回の決算短信が一般化します。

昔の証券マンは、四季報が発売されると寝る間を惜しんで…銘柄の発掘に時間を費やしました。しかし今は良い時代です。決算短信をネットで、直ぐに観ることが出来る世の中です。「やる気さえあれば…」いくらでも、自分の道を「切り拓く」ことが出来ます。要するに…どの世界もそうですが、根底は此処でしょう。人間が本来、持っている資質なのでしょう。

いや…どの株も上がって来ましたね。カタルは1100円以下を狙っていましたが、もう1200円台の株価になっています。あの時に1114円で買った不動産のT君は、苦労して…利食いをしたのですが、今は1200円台の株価です。

お金さえあれば…たくさんの実験が出来ますが、なかなか資金がないと、実験も進みません。せめて自分を高める実験くらい…自由にやれる程度の資金は必要です。本日もたくさんの実験をしています。先日の「京都銀行」(8369)のようなものですね。

レポートに書いてないものも、多くあります。カタルはいつも実践派です。それではみなさんくだらないレポートは、この辺で終了です。本日は「基本方針」を大切にして、しぶとく…銘柄を選別して追えば、必ず…成果が生まれると言う話でした。基本は「時代性」を考えて投資をしましょう。またね。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2022年6月
« 5月   7月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
株式投資関連の本