アーカイブ:2022年7月

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最近は…「薄利多売買」の旗印を降ろそうと考えていると述べています。昨晩の米国のCPI(消費者物価)を受けたカタルの感想も…同様の感覚を強くしました。よって…「BASE」(4477)を1000株だけですが…340円で1000株買い増ししました。そうして「メルカリ」(4385)は2000円を割れるまで…「待つ」つもりでしたが、2100円から200株単位で買い始めました。2080円まで買えています。まぁ僅かな株数ですから…どちらに転んでも大きな影響はないのですが…BASEは「非常に強い」動きを感じています。

米国では7月のFOMCでは0.75%の金利引き上げ説は、既に確定していますが、1%説の確率も、30%程度…市場は織り込み始めていると言います。カナダは既に「1%の利上げ」を実施しています。ただインフレの源である…原油価格が下げており、基本的にインフレのピーク…つまり頂上は7月との声もある程です。

原油価格の推移

だからナスダック指数は、それほど下げていません。基本的に、予てから…述べているように昨年の10月~11月頃には前年の原油価格は80ドル台になっていますから、比較感の問題です。全て…そうなのですよ。「インフレが悪」と決めつけるのは…止めましょう。カタルは「進化の証し」がインフレだと述べています。

物理の話ですが…熱が上がるのは、分子が活発に動くからですね。摩擦熱が生まれます。基本は此処ですよ。村社会論理は、みんなが納得する妥協点を求めます。だから問題の解決に時間が掛かります。摩擦を避ける仕組みです。アベノミクスは、その時間を早めようとしたから…森・加計問題のような批判を社会から浴びました。

基本は「既得権力者」と「新興勢力」の意見対立です。メディアは官僚派閥、つまり既得勢力の手先です。だから進化が遅れて「失われた時代」になったのです。パイオニアの指名解雇問題は、あの時に日本は「進化を否定」して、「村社会」の維持を選択したのです。だから永遠と時間闘争になり、カタルは無駄な時間だから、これを「成田闘争」と揶揄しました。

みんなが「納得する時間」を待ったのです。これが「失われた時代」の基本的な考え方の一つです。進化を拒んだのです。

だから国際競争をしている企業は、日本を離れ…中国に生産基地を移転したのです。これが「空洞化」現象です。もう現代史の分析も、的確に出来ない馬鹿が…如何に多いか? 我々実践派の投資家は、嘘つきメディアの日経新聞の報道を批判できるようにならないと駄目ですね。海外報道を観れば、いろんな意見があるのです。

今回のロシアの横暴も、観方を変えると…米国が「仕掛けた罠」のようなものです。とうとう…20年ぶりかな? ドルの価値は上がり続け、「ユーロ」と価値が逆転しています。基本的に円安ではなく…「ドル高」の評価が正しい評価です

それをメディアは「円安は日銀のせい」だと…述べて報道をします。もう馬鹿レベルです。今回の東電の株主代表訴訟も、カタルは勝俣なんか…村社会論理の頂点の人間だから嫌いですが…ですが、もともと自然災害との認定です。悪者を創りたい気持ちは分かります。しかしあの時点での「津波の予測」は無理だし…電源喪失も、後になって分かった事です。納得できません。

東電ではなく…それを検査する「原子力委員会の責任」を問うのが、自然です。国の責任です。卑怯だよね。官僚は…。東北大震災の被害者は、非常に恵まれているのです。他の災害で被害に遭った人には…保証などはありません。

あまり…フェアではありません。カタルは公明正大に…公平さを求めます。統一基準を設けるべきです。「裁量権」を失くせば、良いのです。その為の一里塚は「キャッシュレス社会」です。お金の動きが明確に分かります。税務署員の感覚は、人により基準が違います。裁量権を失くせば…いいのです。権力の源は、この「裁量権」です。人事評価もAIに任せれば良いのです。

さて…相場はそろそろ決算シーズンを加味し始めています。「安川電機」(6506)から始まり…本日は「ABCマート」(2670)が日経新聞に載っていましたね。当たり前ですから…当然、「ロコンド」(3558)も数字は悪くないのでしょう。

ですが…ここはもう9月の「配当付き」に、焦点が合っているのでしょう。たぶん…日本製鉄は、もう1900円割れがあるかどうか…。本日は、「お船」も上がり出しています。株主還元相場は、一つの選択肢のアイテムです。「金利裁定」概念は正しい一般常識です。

株式投資と言うのは…博打的な要素もありますが、基本を確り…理解すれば、確実に儲けることが出来ます。問題は自分の「心との戦い」です。カタルが、何度も「力量」の話をしていますが…この把握が、皆さんは下手糞なのです。カタル自身も…同じです。だから…自分を戒める為に、レポートで、何度も…「力量」は登場させている言葉です。この力量把握がカタルも、なかなか…できません。

株式市場は、いつも「真坂、魔坂、まさか」の繰り返しです。常識ではあり得ない現実が起こるから…面白いとも言えますが…細心の注意が必要です。

いや…上がりましたね。先日から何度か…利用していたM君こと…「ブロードメディア」(4347)の株価は強いのです。誰かが「仕掛けている」から…このような値動きになります。「エーザイ」(4523)の時も、何処かのファンドが買っていると述べています。既に終わっていると思っていますが「大阪チタン」(5726)も「救済銘柄」として…使われたのでしょう。たぶん受け皿は、「投資信託」です。2年程度の時間は待てますからね。

素質の在る銘柄は、やる前から決まっています。事前に分かるのです。

日本郵船(9101)の日足推移

でも仕掛け人たちの実力がどの程度か…更に未来の外部環境にも株価は影響を受けます。なかなか…難しいのです。たぶん…船株は、何処まで上がるか分かりませんが…多少、株価が上がることは確定でしょう。チャートが、その未来を示唆しています。

ただ川崎汽船は超えたのですが…郵船と商船三井は高値をクリアしてないから…横ばいの可能性も否定できません。この場合は1:3の株式分割後の「延長論」の可能性が出てきます。チャート分析も、なかなか難しいものです。

要するに…主流となる「仕掛け筋」が、存在するかどうか…の話です。株と言うのは、ある程度「演出」を加える…と、それが正しい選択なら…市場は良く反応するものです。でも強引な誘導は、駄目です。関与率の問題でしょう。市場がその価値を認めるなら…全員参加型になるし…最終的には、市場が判断をします。カタルが良いと思っても駄目なのです。みんなの総意で、株価が形成されており…毎日、その「腹の探り合い」をしているのが、株価だとも言えます。

200日線から顔を出した後の安値のG君の日足推移

たぶん…多くの株は既に下値を叩いており、下値固めの展開ですから株価が大きく下がる心配は不要です。200日線から一旦、株価が顔を出した後の安値…例えば品薄株のG君なども…その候補株の一つです。

このパターンが他でも利用できると考えており…今、カタルは様々な実験を繰り返しています。これは一つの仮説に過ぎませんが、「素質ある株」が大きく売られた後…どこで負けた後の後処理として「ブツブツ投資」を再開させるか? その目安の一つとして…「利用できる手法」では、ないかと思っています。仮説と言うのは…実験を繰り返していくと何処かで違う結果も生まれます。

このような様々な実験の結果、生まれたのが…このカタルレポートです。いつも事前に皆様に提示しています。本日は米国CPIを受けた印象を書きました。そうして実際に新興株の見方を少し修正をしてBASEやメルカリを買っています。その報告をしています。いつも事前に述べていますよ。あとは皆さんの選択なのです。日本製鉄の1900円割れもそうです。

昨日は野村証券株の基本的な考え方を述べました。名目時代が簡単に確立されるものでもありません。徐々に時代は進化をします。でもメディアの報道の仕方などに日本人は影響を強く受けます。だから日経新聞社が一面トップを使って…株式の配当利回りと…預金金利比較を載せて…銀行預金から株式投資を促せばいいのです。配当付きの9月を控えているから…「使える報道」です。

何故、金利裁定が効く…このような報道を日本の新聞社は、何処も掲載をしないのでしょう。バカ新聞ばかりです。投資教育をすれば…自然にROE経営に繋がり…そうして効率化経営がされて収益が上がりますから、賃金も、やがて上昇をします。こういう名目時代の解説を、何故、日経新聞はしないのでしょう。

バカ新聞の編集長です。たかい料金を払う価値がある新聞社かどうか…WSJと比較すれば分かります。早く、早く…時代の進化を加速させましょうね。また明日。

33年間も高値を取れず…安倍さんはなくなり…カタルの寿命も尽きちゃいます。早い進化を望みます。



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