アーカイブ:2022年7月

選挙に行こう!

本日は参議院選挙の投票日ですから、忘れないうちに投票に行ってください。カタルは選挙もネットで投票でき…さらに選挙をしない人の税金を上げればいいのです。特別な事情を抱えて…行けない人を除き「義務化」すべきでしょう。多分、既存政党にとって、このような制度改革は「リスクを伴う」から、なかなか実行されないのでしょうが、もともと…我が国の仕組みに「無関心な人」は、生きる資格があるのか…どうか…も怪しいものです。

我々の生活は、多くの社会インフラのおかげで…成り立っています。今、こうして原稿を書いているのは、「電気」があるおかげです。先ほど、「水」を飲みましたが…それも先人の努力があって、快適な生活を過ごせるのです。

「氷点下で生きること」と言う番組を観ると…水の確保は大変です。近くの川に行って水を汲んできます。アラスカの川は、冬になると凍りますから…水を確保するために、その氷を割って…水を得ます。電気はないのですが、生活者の中には、この時代ですから…太陽電池と蓄電池の組み合わせで、確保する生活者もいます。衛星を使ってネット接続もできる時代ですから、太陽電池を組み合わせれば、山奥でも通信は可能かもしれません。

このような社会基盤があるおかげで、僕らは「不自由のない」生活を営めます。日本の生活基盤を支える社会基盤の整備は、終戦直後に整備され…基本的に、どの施設も老朽化しています。

しかし予算は硬直化しており、なかなか…時代に見合った投資活動とは言えません。もしキャッシュレス化されて…「見える化」する予算編成が実現できると…誰の目にも無駄が明らかになります。だから…税金を使う作業は「効率化」されます。早くやった方がいいのに…メディアは、くだらない報道を繰り返して、必要な改革を促進させようとしません。

NHKの受信料金は、国民の義務で強制的に取られていますから…「視聴率争い」とは、無縁のはずで…何も番組内容を「大衆化」する必要はありません。もっと「社会変革」を促す番組作りをすべきでしょう。

この選挙は、国の「根幹」を決める作業の一つです。我々は株式投資をしていますから…最近の原稿を読むと分かりますが、株価は「個別株要因」と「市場要因」によって、株価水準が決まっています。カタルはレポートの中で「市場要因」の大切さを、何度も…なんども解説しています。

カタルが証券界に入った当時の米国株の水準は800ドルです。そうして日本株は約8000円でした。でもいつしか…株価は逆転され33年間も株屋は「冷や飯」を食わされています。33年間も…、一度も最高値を抜けないのです。この理由は国の方針の違いです。

その間違いを「糺した」のが、安倍元首相です。彼が頑張ったので、ようやく…ここまで来ました。でもまだ最高値を更新したわけではありません。この違いは、名目成長率重視の政策と、実質成長率重視の基本的な政策方針の違いです。この意味は、一般の人にはなかなか分からないでしょうが…僕らは常に名目の世界で生活をして生きています。しかしバブル期の反省が強すぎて、実質成長にすり替えたのが官僚政治です。

官僚や年金生活者も、どちらかと言えば…実質成長を謡った方が住みやすい為です。様々な要因があるから一口に説明するのは、語弊を生みますが…日本は、古き良き仕組みを維持しようとグローバル化に抵抗を続けてきた結果、失われた時代に突入しました。しかし…その実質成長率重視の清貧思想は、既に様々な弊害を生んでいます。一般の人はなかなか気づきません。

でもようやく…今回の参議院選挙の焦点の一つは、「物価」と「賃金」の話になっています。

最近では33年間も停滞を続け…上がらない賃金水準が問題化しています。これは物価が海外要因で上がっているために、問題化しだしたのです。ある意味で…カタルが以前から懸念している「ガラガラポン」が始まったとも言えます。日経新聞は、嘘を語る経済学者の弁ばかりを紹介しています。間違っています。日銀様が正しいのです。問題は日銀が抱える国債の処理を、早く…合法的に転換しなくてはなりません。安倍さんの「日銀子会社化」発言の意味を、どれだけの人間が理解しているか…疑わしいものです。

非常に重要な分岐点です。スリランカのようになるか…。それとも復活を遂げるか?

その選択でもあります。早く…日銀が抱える国債を超長期債に変えて、適切な物価高3%程度の水準を容認して、年金生活者から「働く若者」に、所得を移転させる作業が正しい処理の仕方でしょう。名目時代の確立です。資産インフレを加速させるのです。

この基礎方針の理解が、非常に大切なのです。株式市場がその選択をし始めるなら…日本株は10万円に向かい、いずれ…30万円になって、昔の日本が復活です。その基本方針を決めるのが選挙ですよ。我々が、「自らの手」で選択できる権利があります。その意味を理解できる日本人が、どの程度、存在するのでしょう。日経新聞の編集委員でも分かっているのかどうか…。それとも「悪の道」に導く「売国奴」なのでしょうか? 日経新聞の円安物価高の論説から、無制限の指値オペの解説からの日銀批判をするのではなく…早く日銀が抱える国債を、せめて超長期債に変えさせる論説へと…展開するのが、正しい道ですよ。もう完全に狂ったレベルの記者ばかりを、日経は高い給料を払い続けているのでしょうか?

株式投資をさせれば…33年間も高値を取ってない「矛盾」を実感できます。使わない内部留保を批判しないから…間違った経営を続けて居る経営者が大勢…います。政治家もそうです。共産党に至っては、企業の内部留保に「課税しろ」と言う論調です。何故、使わない保険金である「内部留保」を貯め続けたのか? その原因を探る作業をしていません。

日経新聞もそうです。本当に狂った水準のレベルの記者ばかりです。個人の現預金残が1088兆円も眠り…配当利回りが5%を超える「矛盾したギャップ」を、紙面で一度も「問う」たことがないのです。これが我が国を代表する経済誌のレベルかと思うとヘキヘキします。日本国民を、経営者も、政治家も間違った方向性に誘導をし続けるのは、メディア自身です。

だから33年間も「失われ時代」のままなのです。志なかば…で凶弾に倒れた安倍さんは、さぞ…無念な思いでしょう。カタルと同じ年でした。まずは自分のノルマを果たすのが、正常な「大人」の感覚です。

苦労をした先人が培った社会基盤を、我々の時代で壊したままで良いのでしょうか? よく考えましょう。資産インフレを活用して…名目経済成長を加速させるのが「正しい選択肢」です。その過程で当然、働かない年金生活者から働く若者に所得が移転されます。

だから「日銀の子会社」説を述べた安倍さんは、やはり、よく日本の現状を理解していたのでしょう。日経新聞が口火を切って、この問題を解決して、ようやく…それから日銀が利上げをする環境が整うのです。悪戯に…「外資の口車」に乗って、手順を省くとガラガラポンが加速します。適度の速度が大切です。米国の混乱はスピードの選択を誤っているのです。

本当に、日本の学者のレベルも株式投資をして「儲かった人」が学生に教えるべきです。慶応の教授などは、平気な顔で…テスラ批判をしていました。本当に勉強をして東大を卒業したのかどうか…疑わしい人間です。カタルは一度、会っただけだから…よく知りませんが官僚の脱落組です。

末端の貧乏生活をしているカタルは「実績しか」信じません。昔は日経新聞を神様のように考えて…新聞記事を読んでいましたが、今は見出しを観ただけで…内容が分かりほとんど読まなくなりました。代わりに増えたのがブルムバーグなどの米国の動向を伝える報道です。ようやく…カタルもグローバル化したレベルかも知れません。

ARKK(46.86ドル)が狙っているROKU(94.41ドル)などの株価にも関心を持っています。時代の変化は変わりませんが、「スピード違反」を咎められました。それと同じで…安倍さんは亡くなられても、すでに時代が名目時代を選択しだしていますから、やがて夜は空けます。新しい時代の足音はそこまで届いています。

僕らは投資家として高額納税者になって「社会貢献」をしましょう。市場にあふれる馬鹿から搾取して、社会還元をする「黒子」に徹しましょう。目立たすに…ただ影のごとく…。さて…おばあちゃんがウロウロしていますから、また散歩の催促でしょうか? 昔は一人で散歩に行けたのですが…お巡りさんを呼ばれる騒動などを繰り返し…GPSを付けたり大変な過程を経ています。

誰もが…老いを迎えますから、せめて…凶弾に倒れ実感できなかった名目時代の確立を来年には、是非、見たいものです。そのためには「名目成長」を加速させる政党を選択しなければなりません。残念ながら「キャッシュレス社会の構築」を掲げる政党は居ませんが、日本に…必要な作業のステップです。岸田さん最低限の仕事のノルマは果たしてくださいね。

講釈は、もう…うんざり」です。もう33年間も、待ち続けている世界なのです。ぜひ投票をしてください。また…明日。

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