アーカイブ:2024年2月

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一昨日かな? 読者からメールを頂き…久しぶりに「武者」節を聴きました。情報メールを頂き…ありがとうございました。(少し長いのです。約1時間です。時間のあるときに聴いてください。)

彼も年を取りましたね。皆さんの多くの判断基準は、情報が当たるとか…外れると言う低レベルですが、情報と言うのは、新しい観方を教えてくれるかどうか…、何か、自分の考えにヒントをくれるかどうか…自分に有益な知識を与えてくれるなら、それで良いのでしょう。最終的な判断は、自分がするものです。

他人が生きている訳ではなく、自分の人生は、自分が「切り拓く」ものでしょう。その選択は沢山あるわけです。決して、「親ガチャ」ではなく…自分の努力です。カタルはそう考えて生きて来ました。

ただ…流石に35年間も迷走をすると、アホらしくなります。

どんな努力をしても…食えなかったのです。「空売り」をすれば、良かったのですが、信条的にカタルは、それを許せないのです。だから…可能性の薄い選択でも、それに敢えて…「賭け」て来ました。ITバブルの時、リーマンの前の不良債権処理が終わった時、何度か…チャンスはあったのです。でも、いつも…日本の選択は、間違っていました。だから…一貫して「政策批判」を続けて来ました。

しかし…今回は最初こそ、岸田政権を批判して、「新しい資本主義」って…何? サッパリポンでした。でも、この間の彼の選択は、「名目時代」を「後押しする政策」が続きます。最善策とは思えませんが…それでも、曲がりなりにも「名目成長時代」を目指しているのです。だからカタルは、すっかり…世間は「政治資金」問題などで、彼を批判しますが、カタルは「応援」派閥に転向しています。まぁ好きなタイプの人間ではありませんが、応援をします。

先ずは…こちらを読んでください。

武者さんは、カタルより少し上の年齢だと思いますが、カタルが普段から語っている…「同じ世界」の背景を、別の切り口で…紹介しています。でもカタルと同じ骨子です。この報道と冒頭のビデオは、同じ背景を語っています。カタルの意見も同じです。

まるであのビデオは、カタルと同じような「生き写し」の考え方です。

戦後の荒廃から、立ち上がった時と同じで…今回は35年間の「失われた時代」からの立ち上がりです。だからヘッジファンドの「仕掛け」が効く可能性があります。同時に「裁定買い残」の推移を観ましょう。

「裁定買い残」の推移

基本的に…マクロヘッジファンドと呼ばれる連中は、非常にアクティブな手法を採用します。しかも「兆円単位」での「時間軸を限った」仕掛けになります。様々な金融手法を使って大掛かりな仕掛けなので、一般的にCTA(商品取引顧問業者)と呼ばれる業者です。

今回の相場は、1983年から1984年の場面と同じなのでしょう。

あの時、支店長がストップ高をする「銀行株を買え!」と大号令を掛けました。論理的な背景を説明するわけではなく…ノルマです。あれから…1989年末まで一貫して日本株は上昇を続けるバブル相場になるのです。

武者さんの言う「朝鮮戦争」からの…日本株相場に似た展開が今回の相場でしょう。だから相場のスケールが、「とっても大きい」のです。乖離調整は、当然の事ですが…あるのです。しかし一貫して…「右肩上がりの大相場」になると思った方が良いのでしょう。

通常の人は「小手先の目先」に、心が揺れます。しかし…ここは「心を鬼」にして…「決め打ち」をします。失敗することを覚悟して、相場に臨み…馬鹿になるのです。

「同じ阿保なら…踊らにゃ損」なのです。

海外投資家の日本株動向(財務省より)

どうせ…35年も「間違った人生」を歩んできたのです。ここで1年や2年、更に間違った人生を追加しても…大差はありません。1月、2月、あの財務省が出している海外投資家動向では既に3兆円を超える海外投資家の日本株買いです。もう一度、2月17日に書いたカタルレポートを読みましょう。此方です。

確かに、このような記事もありますし…このような報道を気にする人は多いでしょう。しかし…そんな目先は、どうでも良いですね。

しっかり「王道」を歩みましょう。スケールの大きな本格的な相場を、暗示する状況証拠と言うか…。様々な現象は揃っているのです。何しろ…日本株は、此処から急成長するのに…PBRの1倍割れが、ゴチャゴチャ存在し…配当利回りも4%台のものが多いのです。なかには6%ですよ。常識に考えて…日本株を買うのが、正当な「道理」です。

問題は「乖離」問題だけです。


エヌビディア(NVDA)の15分チャート

米国は明らかに「スピード違反」です。だからエヌビディアが決算前なのに、下落を畏れてボラティリティーも高く…株価は6%程度大きく下がっていました。大引けは4.3%安です。しかし…カタルはやはり「AI相場」は続くと思っています。仮に期待に届かなくても大きく下がることはなく…基本は、スピード違反を咎める程度でしょう。

もっと本質を観た方が良いのでしょう。この基本路線の話は、ここまでです。一度、武者さんのビデオを観て置くと良いですね。自分自身の基本路線が、更にハッキリ…認識されるでしょう。

基本的に「さくらインター」(3778)などの馬鹿株の高値は、カタルには買えませんが、数字が背景にある「野村証券」(8604)のような高値は、恐く…ありません。昨日の出来高は2258万株でした。最初に808円を付けた2月1日からの累積出来高は288007万株です。カタル自身、休むのか…。それとも「一段高」するのか…核心はないのですが、今は一段高するシナリオに頭は傾いています。やはり980円を奪回する可能性も視野に入れ始めています。それ程、全体の相場が強く見えるのです。

カタルの業績数字の読みは、「なかなか」…ですよ。おそらく…野村証券の一株利益は来期の数字ですが、一株あたり100円以上になると思っています。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

「大阪チタン」(5726)も早くから一株利益は200円と述べていました。ただ株価は低迷しています。このギャップは、「お船の相場」と同じ感覚です。航空機関連は「ジャムコ」(7408)も含め…単に、時間軸の「後ずれ」の話しだけです。必ず、上がって来ますから下値をたんまり買っておきましょう。

本日は大阪チタンの2650円に500株だけ、久しぶりに買い物を用いました。今のところは2660円までです。何しろ…3000円前後の大阪チタンを3000株持っていますから、下値を此処から買い始めます。

野村証券(8604)の日足推移

野村証券の話しでしたね。こっちは「目先の話」です。昨日は、「上を買う奴」が居ませんでした。でも累積出来高から観て、そろそろ…この800円台前半の株価から離脱する時間に見えるのです。長くても…来週中だろうと思っています。上手く行けば…3月には980円への挑戦が見られるかもしれません。しかし…同時に…休む可能性もあります。どちらでしょうね。

何しろ…この乖離です。ギアチェンジのイメージです。この間に休んでいる「ジェイドG」(3558)を先頭に…「新興株」も出番になるかもしれません。本日も下値には買い物が入っていますが、指値が厳しいみたいですね。

ジェイドG」(3558) の日足推移

このようなチャートは、基本中の基本ですから、よく覚えて置きましょう。これまでの高値1929円を抜けて…その上で高値保ち合いを演じています。このケースは「非常に強い」ケースです。通常は、前の高値の下でも良いのです。

要するに…この高値での揉み合い場面はこれからも何度も出て来ますから…よく形を覚えて置いてください。「追撃場面」なのです。だからカタルは高値を取ったら「買い増し」をすると述べています。売りたくなりますが、利食いの場面ではなく、買い増しなのです。

同じことですが…野村証券の今は「高値圏で揉み合い」を演じています。

利食いの勢力と、新規に買う勢力との激突の場面です。勢いが強い場合は、休む時間も短い場合があります。その代わり…あとでの調整は避けられません。逆にジェイドGのような時間を掛けた休みの場合は、強い形です。時間を掛ければ…かけるほど、相場の「コシ」は強くなります。別に慌てなくて…構いません。

今は同じ新興株でも「BASE」(4477)の方が、目先は面白そうに見えます。なかなか下値が買えなくなっています。このBASEと「ココペリ」(4167)も強いですね。

このラインは売り物が被る位置なのです。やはり自社株買いをするほど…かなり良いのかもしれません。でも…実際の数字は「赤字の可能性」もあり、経過観察が必要でしょう。でもココペリは、あっという間に「4桁になる」軽い株です。「ユビキタス」(3858)みたいなものです。変動率が高いという事は、逆説的に「危ない株」と言う…裏返しの言葉です。同じ部類の株ですが、BASEの方がココペリより保守的です。

良いですか…自分が、どの程度の「リスク」を選択しているか…自覚する必要があります。危ない株と言うか、「変動率が高い株」を好まない人は、大型株を買えば良いのです。

同じ大型株でも野村証券などは、どちらかと言えば…「仕手性」があるのです。つまり変動率は高いのです。だから…あの時に、つまり2012年の末から213年に掛けて…223円が980円にもなったのです。今回は「理想買い」とは違い…「業績相場」を買う場面です。あとで…利益は出て来ます。だから来期(2025年3月)は、100円以上の利益になると述べたのです。

330円の「BASE」も買えました。本日は335円と330円で買っています。何処で買う株数を増やすか? 思案中です。

たぶん…549円の「下値のボックス圏」の高値を奪回すると思っています。既に…売らない株は7000株になりました。下値で買った…あれはいくらかな? 232円ですね。約100円下の株価の株です。もう「現引き」した方が特になります。含み益を信用では利用できませんが、現引きをするなら、含み利益を実現利益と同じような価値で利用できます。

雪だるま投資の場合、野村証券もその株価ですよ。今の株価の8掛けが担保になります。つまり…800円の時価なら、640円以下で買ったものは現引きをして、利用した方がダブル効果の運用になります。金融テクニックの話です。

金融の世界は、上手に制度を利用するなら…お金が何倍にも膨らみます。当然の事ですが、そのような事をすれば…リスクは上がります。安全策ではありません。自分がどのリスクを選択しているか? その事を理解しないとなりません。

馬鹿は自分の「立ち位置」が見えないのです。だから「他人批判」に終始します。自分の責任を、他人にすり替えて…自分を正当化します。もう…クズのレベルです。

かなり…丁寧に解説していますから、自分なりに精査して、行動してくださいね。どんな行動も…「安全」と言うものは、ありません。銀行預金も同じです。国債を買っても同じです。安全度合いの話しなのです。

さきほどの武者さんの話ですが、カタルと同じような「基軸通貨」の話をしていました。米国の財政赤字は、トランプのような「米国第一主義」が続くなら…ドルの信認は劣化します。世界のポリスマンだから…ドルを信じるのです。でも所詮は、ドルも「紙屑」です。だから「金」を保持する中国です。

まぁ…良い相場ですから、相場を楽しみましょう。また…明日。



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