アーカイブ:2024年7月

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改めて…「米国株の強さ」を思います。世界的なパンデミック(コロナ禍)があり…大量の「流動性」が供給された「副作用」なのでしょう。単に金利だけの話ではなく「通貨量」の問題があります。世界の国は、政府機関の借金が軒並み…GDP比で100%を大きく超えています。

日本だけが「浮いて見える」段階ではありません。円安から日本の金利安を批判して金利の引き上げを「メディア」は問いますが、先ずは「流動性の供給」を止めるべきでしょう。金利は「後回し」だろうと思っています。日本は「ジャブジャブ」の金融緩和体制ですが「過剰流動性相場」には…「程遠い」印象を持っています。

確かに…指数は「バブル期」の高値を超えましたが、肝心の資産投資の雄である「野村証券」(8604)の株は、未だに「純資産価値」を下回っています。このPBR 「1倍割れ」は、様々な理由があるのでしょうが、基本的に、黒字で…配当もしており、「内部留保」が増えるのに…何故、純資産価値を株価が下回るのか? 

この「理屈」は、明らかにおかしいのです。

カタルは前から、基本的な株価の目安として…純資産に10年分の一株利益を足したものが…正常な株価ラインだろうと述べています。例えば、「三菱UFJ」(8306)の一株純資産は1670円です。それに一株利益は129円の予想ですから、その10年分は1290円ですから1670+1290=2960円が「妥当な株価」だろうと考えています。だって…「三菱UFJ」が今後10年間で「倒産などのリスク」が、どれほどあるのでしょう。通常は「継続的な経営」が続くと思われます。

しかし…指数が高値を更新しているほど「資産投資」が盛んになって来ましたが、その「雄」である…株式投資の「野村証券」(8604)の株価は、未だに1128円の純資産も回復していません。本日もカタルは3000株を買って、これで合計が4万株の持ち株になりました。買った株価は980円の寄り値です。

これが「正常な経済」なのでしょうか?

やはり今の日本株は「メディア」が、言うような状態ではありません。ここまで日本国民を追い込んだ「ツケ」は、大きいのでしょう。ようやく「34年間の喪」が明けた…最初の年です。ここから…本当の「大相場」が始まるのです。ようやく先日、「TOPIX指数」はバブル期の高値(2886)を更新したばかりなのです。

「野村証券」(8604)の 日足推移

この野村証券の過去2回は、7日前後で高値圏を維持できずに「調整入り」をしています。今回は3回目の挑戦ですが「微妙」です。カタルは、この高値圏をクリアして新高値街道を「走る」と言う表現はオーバーですね。たぶん、そんな「買い需要」はないのだろう…と思っていますが、株と言うのは分かりません。

「ルネサスエレク」(6723)の日足推移

今のイメージは、なかなか…スンナリ抜けずに、ジワジワしている「ルネサスエレク」(6723)のイメージでしょうか? チャートの形を述べています。両者を比較してください。勿論、高値を更新している「ルネサス」が「野村」に先駆しています。

この「ルネサスエレク」は、結局、200日線の移動平均が、高値の株価水準まで来るまで…調整と言うか…「高値保ち合い」を続けながら時間調整をしていました。

値幅整理を強行した「ジェイドG」(3558)の 日足

株には「値幅調整」と「時間調整」があります。「値幅調整」は「ジェイドG」(3558)のように形です。今度、高値を抜けると…「ジェイドG」は、ヤレヤレ…の「売り物」が大量に控えています。

カタルのように…「3年間を我慢しよう」と言う人は、珍しいのでしょう。カタルの場合、1251円を割れて「最安値」を更新しても…また株を「買おう」と述べています。でも皆さんの多くは「目先主義」でしょう。

カタルの場合、株価が騰がると思っても…株を売ります。

「ココペリ」(4167) の日足推移

安値でも「叩き売り」ます。本日の「ココペリ」(4167)は「カタルの売り」のようなものです。先日は575円まで買ったのですが、市場の「応援」はなく…仕方なく「損切り」をしています。昨日も、必用に…560円の所を買ったのですが、やはり駄目でした。だから仕方なく売っています。でも継続して「取り組もう」と思っています。買うか、売るかは「相場次第」です。

この「ジェイドG」(3558)は、本日は1870円と1850円で…500株ずつを買いました。まだ買うかどうか…分かりません。既に手持ちは2万株を超えており、カタルにしては多い方です。野村が4万ですから…同じようなものかな? 

裁定買い残の様子

半導体株中心に「値嵩株」が買われていますが…「指数相場」の影響です。基本的に先物を買った連中を観て「裁定買い」が膨らんでいます。その裁定買いは、株価判断をしません。鞘が抜けるなら、自動的(機械的)に、何度も、何度も…現物株を買って、先物で「売りつなぎ」ます。2兆5129億円に膨らんできました。

昨年までは2兆円を超えることはなかったはずです。しかし今年の3月に2兆5487億円を付けています。ようやく回復してきました。まぁ「ルネサスエレク」を観ると…分かります。しかし本日は、この指数の買いが入る筈ですが、「メルカリ」(4385)は大幅安しています。

今の「相場状況」を物語っている…現象でしょう。

そうだ…ジェイドGの「ヤフーの掲示板」を見ていたら、信用の買い残を、皆さんが気にしていました。つまり「目先筋の買い」が多いから、「相場が不安定になる」と、貧乏人は追証を気にして、株を「投げる」と言う「学習効果」からでしょう。だから決算期を気にして…「サプライズ」は期待できない…と言う思考かな?

でもカタルが観ているケースの多くは、株価が安値を付けるときは「信用買い残」も同時に膨らみます。例えば…「NTT」(9432)です。

NTT(9432) の日足推移

カタルの平均買値は150円でしたが、1万株だけ150円以下で買ったものを残して…残りは「利食い」しました。「過剰流動性相場」の可能性は薄いと思っています。でも何れ…この「NTT」が「乱舞」するのです。このケースは、信用の買い残が大きく膨らんで…株価が底入れをしています。

カタルは利食いしましたが、通常は此処から「買い場」です。

だから「信用買い残」なんか…カタルは余り気にしていません。仕手化するような株ではないのです。現物小型株だから、株価は乱高下します。少し「人気が陰る」と、途端に「一人旅」になります。

U君の株日足

株を買う場合、「一人旅」になっても…自分の信念を曲げない「精神力」が問われます。株式投資は「我慢」のようなものです。そうだ…昨日、「U君」の株価がドンドン…上がりました。きっと、カタルが取り上げて…「ボヤいた」から、株価が上がった影響があるかもしれませんが、カタルは、昨日も、本日も売り上がっています。残りは13000株かな?

本当は10万株か、20万株程買おうと思っていましたが…個人的な事情があります。でもこの株は、非常に動きが軽い株ですから「ココペリ」(4167)のように動きます。

ジェムコ」(7408) の日足推移

カタルの選択肢は、もともと…ハイリスク派閥です。「変動率」の高い小型株が、好みなのです。例えば…「ボーイング」(BA)社の行方は、ハッキリしませんが、何度も…何度も採り上げていた航空機のラバトリーの「ジェムコ」(7408)は、1058円から1600円台です。

見事に…時間軸を当てている…「クックパッド」(2193)は2倍以上になり…「新高値」です。

「クックパッド」(2193) の日足推移

毎度、レポートに書いている訳ではありませんが、「市場要因」が、このように大きく改善するなら…もう「鬼に金棒」なのです。お金なんか…いくらでも創れるのでしょう。何も…成功しているのは「リクルート」(6098)だけではありません。

ただカタル自身では「軽い演出」しか…できません。もともと…貧乏人ですから、演出も「小手先」です。本当は「京都FC」(5844)をTOBして、非上場に出来るほどの…「ブラックロック」のような資金があるなら、その時間軸を自分の基準で決められます。

株価なんか…簡単に動くのです。皆さんもカタルのレポートを含め…「参考程度」にすることです。あくまで…株式投資は自分で決断をするものです。日本人が最も…苦手の分野です。ヤフーの掲示板なんかに…心が動揺するような段階は、早めに…卒業しましょう。「机上論」を述べる人が多いのです。僕らは…実際に自分の頭で考えて、実際に行動する「実践派」なのです。

そんな事で本日は此方の話題と…「同じ報道」が、時間差でされています。ネット社会の面白い所です。昨年のものが、今、改めて取り上げられています。

ココペリ(4167)の板状況

今、出ているココペリの540円の売り物の内、カタルの売りが1万株、出ています。果たして消化されるどうか…本当は、先ほどまで、ずっと…カタルは株価を叩いてきました。530円を割って、527円を付けるかどうか…断続的に売っています。「市場の強さ」を観る為です。上値の1万株程度の売り物は、たぶん…「見せ玉」です。下値の買い物もそうです。

僕らは、そんな…「小手先の手段」は止めましょう。目先を追っても、仕方ありません。正々堂々、「本物の投資家」を目指すのです。一度、考えて「場」に出した注文は「余程の事」がない限り、そのまま用いましょう。株価で動揺しない投資家になりましょう。そんな事で…また明日。



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