アーカイブ:2024年9月5日

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カタルがどんな感覚で…自身の相場観を組み立てているか? その思考パターンをひとつ披露しましょう。今の時間は午前2時です。大概、カタルはこの時間から午前3時の時に眠りにつきます。老人になると睡眠は浅く…「細切れ」になるように思っています。だんだん…死が近くなっているのでしょう。

昨晩も食事をして、テレビがない宿なので…スマフォで「WBS」を観ているときに、いつの間にか…眠ったようです。そうして先ほど起きて、酔っぱらって、入力できなかった「株価データ」などを、エクセルに落とし、いくつかの「気づき」があります。

残念ながら「野村証券」(8604)は手掛けている「仕掛け筋」は存在しないのでしょう。実は昨日は1000株だけですが、823円で買ってみたのです。自身の原稿で…「834円前後が下値になるのでしょう。」と書いた手前、自分でも「有言実行」です。

カタルは、いつも原稿で綴っているように…「評論家」を嫌っています。そうして「机上論」ではなく、実践が…自分を鍛えると思っています。

故に多くの場合で、レポートで述べたシナリオは、自分の「力量」が許すなら…なるべく「実行」をしようと思っています。その一環作業の中のデータの打ち込みで…気づいたことは、やはり「ルネサスエレク」(6723)や「ファナック」(6954)もそうですが…ある程度の「仕掛け筋」は存在しているのでしょう。

でも「半導体株」も、その多くは、既に200日線を割っており、「逆乖離」状態になっていますから、早晩、株価は「二番底」を打ち…「年末年始」の相場では、いったんは200日線を超えると述べています。

「東京エレクトロン」(8035) の日足推移

この仮説を実験するために、最初は「ルネサスエレク」を考えましたが、寄り付きから2263円から株価が上がっていたので、その代わりに「エレクトロン」(8035)を、いつも引き合いに出していますから、そちらを100株だけですが…23300円で買ったのです。

結果は、案の定、「ルネサスエレク」より「東京エレクトロン」は弱かったですね。別に「エレクトロン」の株で「儲ける」つもりはないのです。自分が、その「株価位置を知る」ために、敢えて…「実践」をしたのです。それほど…半導体株の水準は、全体の相場に大きな影響を与えるからです。まぁ、日本株にとっては、AI投資のようなものです。

常に、証券マンは、相場の主軸になるリーダーの「値動き」に、関心を持たないとなりません。その為の実験です。

そうして、今の米国株相場は、今しがた…「米求人件数、7月は767.3万件に減少 3年半ぶり低水準」という「弱い労働統計」の報道を受けて…米国の10年債の金利は急低下しました。その様子を見てください。

米国10年債金利の推移

しかし…今はまだ0.5%の引き下げより0.25%の可能性が高いと言われています。この見方がゴルディロックス相場になり…0.5%だと、「景気後退を懸念する」ことになります。でも不思議でしょう。カタルは0.5%の引き下げの方が…商業不動産問題の進展には良いと思っています。故に…仮に0.5%の引き下げでも、カタルは、「相場は大崩れしない」という立場です。この辺りは、今の市場懸念とは、違う見方をしています。

年初から…5月の段階では、逆にカタルは、今回、指摘されている「景気後退」を懸念していました。でも市場が、急速にその景気後退を売って、200日線を割れてから反発しましたから、既に、この景気後退は「一般的な認識」になったと思っています。よく言われる「知ったら…お終い」の論理です。一度、「消化済み」の事項なので…この景気後退懸念だけでは、相場は崩れません。

そうして「NYダウ」だけですが…新高値を更新したのです。この現象を観れば…明らかに今回は「二番底の形成」になり…今は相場の「確かめ算」でしょう。故に前回の安値に近い需給悪の「エレクトロン」さえも、「株は買える」と思っての実験です。

本当は雇用統計、そうして「FOMC」の結果を見てからでも十分なのです。何も難しい場面に挑戦をする必要はないのです。しかし…カタルは「日銭稼ぎ」の株屋です。つまり「日雇い労働者」なのです。いつも相場を張るのが…証券マンの責務です。だから…敢えて、自分の仮説を「市場に問う」のです。それが投資であり…実験です。

しかし…カタルは「貧乏人」ですから、その実験もなかなか実行できません。

ようやく…最近は、資金も少しだけ増え始め、ある程度の自由は効きますから、様々な演出を含めた「実験」もするようになっています。ですが…所詮「演出」です。そうして完璧さを求めて…「尖った」戦略です。目先の相場に、「主眼」を持ってきています。貧乏人の感覚です。

しかし…こんなのは「投資」ではありません。もっとスケールの大きな事を、神様が許すなら…やってみたいですね。でもそのためには…ある程度は「まとまった」資金がないと出来ません。今の「エヌビディア」(NVDA)の株価は109ドルです。全体は「若干」…安いようです。カタルはどんどん株価が下がるとは思っておらず…株価は「抵抗感」を示すと思っています。

決算不安で…急落した「Super Micro Computer, Inc.」 (SMCI)の株価は強くはないのですが…流石に、半値以下から1/3近くになって…株価に抵抗感が出てきました。本尊(エヌビディア=NVDA)の株価を「叩き」に来た「空売り筋」です。でも…AI革命は進展を続けます。

今は新製品の「Blackwell」の立ち上がり懸念で売られています。このことは知っている人は前から分かっています。先日も韓国のSKハニックスがHBMの首位ですが、エヌビディアのブラックウェルの生産に合わせて開発が進んでいますが、エヌビディアから、生産遅延の報道が事前にあったのです。まぁ開発は、実験と量産では、違う別物ですからね。3か月や6か月程度の遅延は良くあることです。

でも一般的には最近になって、この遅延のニュースが「メディア」に流れてきました。たぶん…3か月から半年で解決だろうと思っています。つまり相場は「横ばい波動」に入ると思っているのです。たぶん…今は9月ですから早くて3か月です。

12月頃には「新しい展開入り」でしょう。このような…事前の読みが「エレクトロン」の打診買いというか…。実際に自分で株を買って「動きを確かめる」目的で行動したわけです。たった100株での参戦ですが、それでも「実験」なのです。

「BASE」(4477) の週足推移

カタル自身の相場観には、必ず、このような背景を心に抱いて…相場観を組み立てています。今は主力が休みだから、相場がなかった「新興株」が、「金利低下の恩恵」を受けて…底値から離脱すると思っています。「BASE」(4477)をイメージしてください。もうすぐ2年かな? 下値でチンタラ…動いています。

でも「ソフトバンク」(9984)は、あの5000円割れの株価が1万円を回復しました。「メルカリ」(4385)はイマイチですが、「ジェイドG」(3558)は混乱から、今は「利食い圏の株価」に戻っています。何しろ…先行した「ファンド」が「利食い」を出来るのです。これから株価の上昇スピードが上がり、どんどん「手替わり」になるのでしょう。

基本的にようやく…米国金利が下がるのです。だからここから相場は、しばらくは「新興株」でしょう。

この間に「主力株」は最終調整を完了させて…出番が来るのでしょう。僕らは、「正しい流れ」について行けばいいのでしょう。あとは自分の力量問題です。こんなところで…深夜の部は終わりです。明日は10時にはアップさせないと駄目なのです。原稿を綴るのも大変です。


「エヌビディア」(NVDA)の日足

一夜明けて…米国株は若干、安かったようです。エヌビディアの株価も安かったですね。こちらの報道がありました。このチャートを見ると…100ドル割れもありそうですが、前回の8月5日の急落の時に90.69ドルを付けて一度割れており、5月22日は96ドルですからチャート上の「窓埋め」は完了していますね。まぁカタルの見方は正しいと思っています。

まもなく…相場が開始になります。野村証券の気配値は800円を割れており、ついでですから、800円まで買いに行きます。昨日の続きです。更にチャートが異常に強い「Jトラスト」(8508)は先日は買えなかった454円に残りの玉の「買い指値」を入れました。カタルは一度、始めたことは貫きます。ジェイドGは2100円まで1000株の買いを…そうして2090円から10円刻みで…1000株~1500株、2000株と…随時、下値なら買います。今は2090円まで買えました。野村証券も795円台の「売り気配」ですから…買えたようです。

まぁ、今朝はこんな所です。それでは…また明日。みなさんは無理をせずに…のんびりやりましょう。また…ね。

今「ジェイドG」(3558)は、2060円まで買っています。それでは…ここから本格的に買いますか…果たして2000円を割れるかどうか…どうでしょう。まぁみなさんは無理をしないノンビリ投資をしましょう。馬鹿はカタルだけで十分なのです。

S&P50とPERの関係

最後に昨日は画像が欠けていたので、もう一度、アップします。米国のPER水準がこちらの再力の画像で、そうして日本株はこちらのサイトです。

日経平均株価とPERの関係


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