アーカイブ:2024年9月21日

未来の相場を知る…知識武装

先ずは日経新聞が、ようやく書いたので…その話からです。

昨日の段階で探したのですが、見当たりませんでしたから…本日、リンクします。やはりカタルが書く時間ではなく…「アップの時間」を観ると12:41になっていますから、あの時点では「日経新聞」は報じてなかったのでしょう。「ラピダス法案の提出時期「臨時国会は難しく」と言う」題名です。

カタルが何故、この話を問題にしているか? 

いちいち…ニュースを取り上げて、その中身を解説しないと、皆さんの多くは…たぶん理解できないのでしょう。カタルは「記憶力は悪く」…馬鹿に分類されますが、「良さ」の一つに、この「発展性」と言うか…。「連想ゲーム」が得意なのです。

ある事象を観て…一瞬にして「色んなこと」が連想できます。このような事象が株価にどう影響するか? 瞬時に「ひらめく」ような…訓練を、長く続けてきました。この連想が正しく未来図を語っているか…どうかは、別の問題です。

何度も述べていますが「進化」と言うは、お金を大きくかけるなら、時間を早めることが出来ます。

例えば、ソフトバンクの基礎を作った「ヤフーBB」時代に、「パラソル戦略」を採用しました。そうして…「モデム」と言うのかな? 通信機材を無料で配り…後の利用料金で、その投下資本を回収するやり方で…一気に、日本の「ネット社会」が発展しました。あの当時はネットに繋ぐだけで…多額の電話料金が掛かったのです。

ですが、今では「定額」になって…ネットに繋がるのが当たり前の時代です。

「空港」、「電車」、「百貨店」など…どこでも「Wi‐Fi」で繋がるのが、当たり前の環境になっています。でも昔は…違いました。孫さんは、松下幸之助の「水道哲学」を実践しました。同じことを、「ペイペイ」でも、かつては「ヤフー」でも、同じ手法をやって「先行投資」により、大きなシェアを獲得して…社会が大きく発展しています。

今の中国は「鉄鋼」や「不動産」は、過剰投資の弊害です。それ程、お金を投じたので…世界で一番、発展をしました。今は、「電池」も「太陽光発電」も「EV」も…全て過剰投資の部類でしょう。自動運転も、既に実用化です。

でも日本はどうでしょう。「臍が茶を沸かす」とは、この事でしょう。「ラピダス」は、やることに決めた訳でしょう。それなのに…何故、会期を延長するか…「臨時国会」を開いてでも…早く「関連法案」を通さないのでしょう。まるで…「意気込み」が聴こえて来ません。これでは「民間資本」が、集まる道理がありません。

「エルピーダ」の時に、故・坂本さんは、奔走したのです。あの時にお金を出しておけば…何とかなったのに…、たった数千億円の話を渋ったのです。もう大馬鹿です。

「重工」の航空機開発の「MRJ」もそうです。関連産業を、大きく育てるチャンスだったのに…大馬鹿です。お金を掛けるなら…どんな「困難なプロジェクト」も成し遂げられます。世界競争にも勝てるのです。

だから小泉君の「30年もかけて…議論」をしても「何も決まらない」と揶揄されます。

「労働改革」は世界基準なのですよ。終身雇用や年功序列などに拘っているから、駄目なのです。反対する人が、死ぬまで…待つのですか? 1992年に起きた「パイオニア」の指名解雇事件の時、既に「社会に必要だから」生じた…事案です。それを未だに…引っ張り続けています。「解雇規制の緩和」(金銭解決のルールの作成)をすべきでしょう。

その代わり…別のセフティーネットを用意すれば良いのです。「リスキリング」などは企業や社会が用意するものではなく、本来は「自費」を使って…自分自身が、切磋琢磨する話です。しかし日本人は「甘えています」。

此方の映像は、長いですから冒頭の部分だけでも良いでしょう。そうして…最後の5分間は良い内容です。一度、聴いてみてください。

日本には、このような考え方も実際にあるのです。何故、現状のメディアは、NHKでも民放でも「八代尚宏さん」を招き…大きくこの事を取り上げないでしょう。この方が不思議です。この問題を解決すれば、海外からの「直接投資」も増えるのでしょう。良い国なら、お金がジャンジャン…入って来て、円高になるのです。

無駄なお金を消費せずに、効率的な…お金の使い方を、促すのが株価評価です。何れ…市場価格は、正常化すると思っています。

今日は冒頭の「ラピダスの話し」から「お金が時代を変える」話をしています。そうして…その為には「労働改革」は、是非、必要なアイテムの一つです。カタルが「タイミー」(215A)を高く評価している背景が、このビデオの討論を聞くと…理解の手助けになるでしょう。働く側も…自分に合った職種を探すことが出来ます。「タイミー」は、良い体験場所の提供と言う意味も…兼ねています。

単に…株価が値上がりしそうだから、株を買うと言う気持ちではありません。

「社会変革に必要な産業」の一つでしょう。時間労働は、効率的な社会形態を生みます。過去の歴史のなかでは、「社会変革を促す」企業の株価は、いずれも100倍以上になっているのです。

ここで「アップル」の携帯電話を掲げる事も必要もないでしょう。「アマゾン」もそうですね。日本では、ゲームと言う独自分野を創設した「任天堂」も大成長を遂げました。「タイミー」はその可能性を秘めています。

米国の中立金利(実質FFレート)の推移

さて…ここで昨日の「武者レポート」の部分を、少し捕捉しましょう。カタルは、この「中立金利」の話が、重要だろうと思っています。自然利子率や「潜在成長率」と同意語だろうと考えています。つまり…労働改革の話のなかでも、過去の日本は成長力が高く20%以上の賃上げの時期があったとの話がありました。

社会全体の「進化の速度」を決める話です。

「JA」からの妨害活動もありますから、小泉君への風当たりは強いのですが、カタルは、彼の意見は「的を得ている」部分が多いと思っています。その進化を早めるのが、お金の活発な動きです。お金の流れが活発化すると、自然に「中立金利」は上がるのです。

名目経済成長を重視して「資産投資」が活発になるのですね。だから設備投資も活発化しますから、何れ…「ファナック」も、大きく…株価が上がる可能性があるのです。カタルの銘柄選択は、「時代に流れる風」に対応して…選択されています。

「タイミー」を、此処で買い直しているのは、小泉君が仮に総理大臣になるなら…途端に株価目標は2倍にも3倍にもなります。一気に「1万円相場」の可能性まで…出てくるかもしれません。

本日の株式教室は、何を考えて…銘柄を選択しているか?

その背景になる基礎知識が、自分に備わってないと…株を買う行動がとれません。3つの焦点を、このレポートでは取り上げています。ラピダスから…お金を掛けるなら進化を「促進」できる。労働改革が、何故、「一丁目一番地」の改革なのか? 制度を作るなら…一気に、海外からの「投下資本」が日本に流れます。日本にお金がジャンジャン…入って来て「設備投資」が活発化します。

既に労働賃金は、世界比較しても安いのです。あとはルールが「確立」されれば、一気に、海外から「投資先」に選定されます。そうして…その結果、中立金利と言うか、「潜在成長率」の方が、相応しい言葉かな? この金利が高くなります。

社会全体の成長率が高まりますから、全体の株価のPER評価も高まります。今の米国と日本は「大きな開き」がありますが、嘗ての日本の「力強い成長力」が取り戻せるのです。

その「知識の補完」のレポートを綴りました。だからカタルは、毎日「タイミー」の株を買っているのです。ちゃんとした「知識武装」を、本日は補完しました。少し難しい…と感じるかもしれませんが、「タイミー」を1万株買うと言う事は、田舎の家を買う事と同じことです。大切なお金ですから、確りした「予備知識」を補完しておきましょう。

それでも…相場に負けることもありますから、自分の力量と相談です。あとは皆さんが勝手に判断をする話です。また…明日。



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