アーカイブ:2024年10月

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米国の10年債の金利は上がり…市場は「トランプ氏」の勝利を観ているように見えます。経済政策面では彼に「軍配」が上がるのでしょう。しかし別の意見もあります。でもカタルは彼が「根底」部分で…嫌いなのです。

米国の10年債の 利回り変化

何しろ…「TPP」などの既に決まった既存路線の「卓袱台返し」をするからです。「米国第一主義」は、同盟国にも大きな影響を与えるでしょう。イギリスの「ブレグジット」と同様に…「地球連邦」への阻害要因です。カタルは、もともと…「スタートレック」のSFの世界に向かっていると思っています。しかし、その理想には、なかなかの「困難」があります。世界中、どこでも同じなのでしょう。なにも…「日本」だけでは、ないのでしょう。

「タイミー」(215A) の5分足推移

「タイミー」(215A)は反発して…カタルが「損切り」をした株価まで戻っています。確か…1130円まで買っていたが、1100円前後で「諦めた」ように感じています。今回は、久しぶりの完敗です。今年は、春に「ジェイドG」(3558)でヤラレ…今も低迷しています。基本的に「新興株」路線は、かなり「軟弱」なのでしょう。

「エヌビディア」(NVDA) の4時足

でも米国はAI革命を「まっしぐら」…に見えます。

「アップル」(AAPL) の4時足

「エヌビディア」(NVDA)は新高値です。最近は、消えかかった「M7路線」も、復活して「アップル」(AAPL)まで…株価は堅調です。だから…低迷していたMLCCの覇者である「村田製作」(6981)の株価も「戻り歩調」になるのでしょう。それぞれ…チャートを付けて置きましょう。

「村田製作」(6981)の 日足推移

でも日本株は「力強さ」を欠いています。

そもそも…「重工」(7011)などでは相場が持ちません。半導体株は「玉石混合」になっています。「東芝」が拘った…「キオクシア」の現実が、日経新聞に載っていました。全て日本の村社会論理が、株価に影響を与えているのでしょう。故に「7&I」HD(3382)の行方などが「試金石」になります。

最近の選挙予測は「自公の連立」でも…過半数割れを指摘されるほどです。

カタルの読者から「ハガキ」が届きました。今回、兵庫5区に自民党公認の「谷公一」さんが、立候補するとか…。兵庫5区の方は、出来れば「応援」をしてください。カタル自身は、非公認の安倍派閥を応援しています。何しろ…ここで時代を「後戻り」させるわけには行きません。今回の選挙結果は、非常に重要です。政治と政策は、密接に市場に結びつき…株価にも、大きな影響を与えます。

基本的に、今の世界経済は5月の連休で考えた3つのシナリオの選択の中で株価が動いています。今はAI革命の「a」プランです。本来なら、日本の半導体株も一緒に上がる筈ですが…「アドバンテスト」(6857)を除き…ほぼ全滅です。近年は、中国が此処でも台頭し…世界の半導体の価格主導権を奪う可能性があります。EVなどと、同じ理屈です。

米国は、この争いに勝とうとして「金融力を強化」しています。この辺りのパワーバランスが株価のシナリオを大きく左右しています。カタル自身は「エヌビディア」(NVDA)の応援派閥です。しかし現実の株価は新高値を抜いたからと言って、ここから大きく株価が上がるとは「思っていません」。

高値圏での「もみ合い」相場に終始するのでしょう。今の米国株は、大統領選を控え…かなり無理をして演出しているように見えます。0.5%の利下げが「間違っていた」…と言うほど、市場は先走っています。

日証金の回転日数と10日以下の銘柄数

しかし…カタル自身は「従来の観方」を変えていません。つまり景気後退に近い…「ゴルディロックス相場」です。最近では「ノーランディング」と言われるほどの米国株です。しかし日本株の現実は、この日証金の回転率が示すように…株で儲かっている人は、「幸運」に恵まれた人でしょう。この日証金のデータは、近年では珍しいほどに…動かない市場を示しています。

カタルは普段から「個別株要因」より、「市場要因」が優先されると述べています。残念ですが、今の市況では、カタルの意見は参考にならないでしょう。カタル自身は絶対に「空売り」は、推奨をしません。基本的に…3月から同じ流れが続いているように見えます。

岸田政権の支持率が低迷し…岸田さんから石破さんに変わりましたが、基本的に今は安倍さんが築いた…官邸主導型から自民党の政策に変わります。つまり官僚派閥の論理、村社会論の清貧思想の論理への「揺り戻し」でしょう。もともと…安倍さんが亡くなった途端に、日本は司令塔を失ったような形です。

今回の「タイミー」(215A)は、その象徴的な試金石の相場でした。

だからカタル自身、「ジェイドG」(3558)以上に熱を入れて「タイミー」を買いましたが、魔坂の「政策の壁」とは…。思ってもみない…「結末」です。この「影響度を見極める必要」が、在りますから、少なくとも「半年程度」は株価は駄目なのでしょう。貸借株なら仕手戦も浮上しますが、今の扱いでは「面白さ」は、半減どころではありません。

しかし駄目だと思ったのに、簡単に4桁を割れず、ここまで戻りました。1270円から1308円を抜けるなら「復活の芽」が誕生するのでしょう。チャート上は、そういう事になります。しかし現状は10月18日の1020円が基準です。つまり…ここから2週間の我慢です。

選挙が終わり…11月1日以降になったら、そこから2日間連続の下げで慎重に買い始めます。この銘柄は米国金利が下がり、尚且つ、石破さんが安倍路線を引き継ぐ前提で…育つ銘柄です。

「ジェイドG」(3558) の日足推移

代わって「ジェイドG」(3558)は、やはり意見が割れているようです。カタル自身は、買うものがない為に1800円前後から…本日は1700円まで株を買っています。まさか1720円を割れるとは思ってなかったのです。やはり1500円程度、つまり前の下値の1549円まで覚悟をしなくては駄目かなぁ~。

「ジェイドG」(3558) の売買手口

でも昨日は「空売り」だけなのです。出来高の40%が空売りで…現物売りに対する空売り比率は93%です。つまり…手持ちに「ない株」を売っている「危ない状態」です。この手口が正しいなら…早晩、株価は大きく反発します。最後のあがきに見えます。

確かに…業績は、あと半年間の「混迷期」があります。しかし、ようやく…ここまで来ました。なかなか…簡単に株で儲かりません。なかには優れた人もいるでしょうが、カタルレベルでは、この辺りが限度かも知れません。もう少し資金があるなら、もっと「面白い相場」を創れるのでしょうが、何しろ…貧乏人ですからね。なかなか「あちら側」の世界は、遠いのです。

まぁ、あと一週間かな? 何とか…自公での過半数を維持して…しかも石破さんが岸田さんの意向を重視して…彼の言う「新しい資本主義」を継続できるなら、株価は大きく戻るのでしょう。その時は「野村証券」(8604)の4桁は、確実です。

カタル自身は「タイミー」(215A)を諦めたので…「ジェイドG」(3558)に、再び加担をしています。また元の株数以上の…過去「最大持ち株」になったのでしょう。たぶん…過去最大の持ち株に「復活」しました。何しろ…1700円まで買えるとは…。一昨日は、慎重に1835円を引け値を500株だけ買ったつもりなのに、昨日は、簡単に1800円を割れたのです。これさえ…カタルには不思議でした。

仕方なく…本日は1000株単位で10円刻みで株を買い続けてきました。まさに…「トホホ」のカタルです。あとは「野となれ山となれ」…「まな板の鯉」なのです。また…明日。

「タイミー」も「ジェイドG」も同じです。「最安値」を付けて、一旦、株価が上がったら、そこから「最低で2週間」は我慢です。この条件をクリアしてから…2日間連続で下げたら…先ずは100株、2日連続なら200株…と慎重になってやりましょう。

分からないことを、いくら考えても「無駄」です。「パッパラ・パー」が一番です。普通の世界に居れば…命は取られません。ヤクザが絡む世界に、足を踏み入れなければ…大丈夫です。所詮は、金の話です。人生は「山あり、谷あり」…だから面白いのでしょう。



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