アーカイブ:2024年10月16日

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先ずは「此方の話題」です。本日の相場は、まだ始まっていませんが「ASMLショック」が大きいのでしょう。よって日本の半導体株も値下がりして…日経平均株価は安くなります。昨日も日経平均株価は4万万円台で引けませんでした。

日経平均株価 の日足推移

寄り値は米国株の日経平均先物指数や「エヌビディア」(NVDA)の上昇を受けて大きく株価は上がりました。しかし、高値は40257円で…「大引け」は安値の39910円です。それでも304円高です。完全に8月5日のガラ(暴落)は「杞憂」に終わりました。

何故、あのような「下げ」になったのか?

市場には、依然…「弱気の見方」があるのです。しかし、ようやく「逆イールド現象」は改善し「FRB」が利下げを実施したので、「市場の誤解」は、徐々に…消えています。この8月5日からの動きは、景気後退の「c」プランから、ゴルディロックス相場の「b」プランを確認した現象です。

「アップル」(APPL) の4時間足推移

しかし最近は…「AI革命」は「やはり素晴らしい」と言う報道から、「開発は進む」と思われて…市場は「M7の復活相場」になって来ました。事実、エヌビディア(NVDA)だけでなく…昨晩の「アップル」(APPL)は7月の高値を「ザラバ中」に更新しました。

ASML の受注動向

しかし昨晩は、受注が減る「ASMLショック」です。要するに「綱引き」なのです。AI革命の進展は、お金の量に…時代の流れは比例します。しかし、金利が下がったとはいえ、この「高金利の状態」では、EUなどは景気減速から「再利下げ」の様相です。そう簡単に新高値をドンドン…株価だけが「追う」とは思えません。そう単純な相場ではないのでしょう。

米国の株価推移の値動き

カタルは「逆イールドの解消」を観て…最近は、インフレ圧力が高まった指標を受けて金利が上昇をしても…「2年債」は常に「10年債」より、利回りは低く推移しています。故に順調に「ソフトランディング」、つまり「ゴルディロックス相場」の道を、歩み始めたのでしょう。昨晩の米国株もラッセル2000は、優位な…値動きでした。

5月の連休の段階で、「3つのプラン」を掲げ…相場を解説してきました。AI革命の「a」プラン。ゴルディロックス相場と言う…投資に丁度良い「ぬるま湯相場」の「b」プラン…。そうして景気後退の色彩が強い「c」プランです。もっとも怖い「商業不動産」問題からの…一気の「劇的な整理」は避けられそうです。ようやく…最近では、「危ない債権への投資が、非常に「高い成果」を収めていると言う…報道も観られます。

もともと「商業不動産問題」は、時間が掛かる問題です。「ジャンプ」(債権の更新)が出来ない…貯まっていた「不良債権」が、力ある投資家に「肩代わり」されるのでしょう。この辺りは…「ジェイドG」(3558)の相場を観ているようです。

この話もしなくてはなりませんね。いくつか…「ポイント」があります。先ずは、すこぶる…「マガシークの移転」は、好調に推移しているようです。これが「第一印象」です。しかし同時に…やっぱりなぁ~「株価は正直だ」と思いました。

「ジェイドG」(3558)の 日足推移

カタル自身は、何度も…「2200円での揉み合い」を演じたい(オレンジの丸)と思って、自分自身で2200円台まで株を買って「演出」を試みた程です。しかし…売り物がない筈なのに、何故か…継続した売り物(緑の丸)があったのでしょう。僅かな量ですが…4月の株価が半値になったあの場面にも観られ、7月の2247円を付けた後も観られた現象です。これで3回目になります。今回は1800円前後の値動きだろうと考えています。やはり特別損失の計上でした。

もともと、統合が一気に進む訳でもなく…これで今期の最終数字は一株当たり60円程度から場合によると100円近くになります。でも意外に早く…改善しそうなのです。3度目の正直です。

だから寄り値で「悪抜けをする」可能性もあるし、多少…の下値を付けてからの反発もあります。細かい…株価の値動きは分かりません。しかし「オーバーの売り物」が、この水準では出て来ません。2000円以下の売り物は「追証の投げ」程度でしょう。故に売りは一過性でしょう。需給バランスはそうですから…問題は業績です。

驚いたことに…田中君の解説を聴くとマガシークの倉庫の移転は、既に「完了した」と言う解説をしていました。マガシークは2つの倉庫を持っていたらしいのですが、この6月から8月に移転を完了し、残りはシステムの移管だけだと解説していました。


ジェイドGの「営業シュッシュフロー」

そうして、この「営業シュッシュフロー」は大きく…伸びていました。なんと…約9億円の増加です。だから…彼は、この部分で「来期の営業利益」は「35億円から40億円」を見込む…と語っていましたが、この後、システム統合など「細部の効率化」がどうなるかなのでしょう。ただ概ね…「順調との印象」を持ちました。


ジェイドGの 会社説明会資料から

一番、驚いたのは既にマガシークの倉庫移転は「終わった」と言う解説です。カタルはてっきり…来年の3月かな? 「新倉庫の契約」に合した…移転だろうと思っていました。カタルの観測より、約「半年」早くなっています。好意的な評価なら…この年末年始の3000円台の相場があり得ます。しかし…この後の統合の成果が、一気に出るか…。ここがジェイドGの見処でしょう。

カタル自身は「買い過ぎた部分」を、本日は16400株を「成り行きで売り」に行っています。そうして残りは、適正値の23000株を残すことにしました。カタル自身は、大半の口座で「利益の状態」ですから、買値を引き下げる目的も在ります。

「損出しのクロス」のイメージです。株価の動きがおかしいから…買い過ぎた玉を、一旦は10月11日に1978円で投げたのです。しかし、直ぐにその日に「半分」を買い戻し…昨日も、もう半分を買い戻しました。

しかし「やはり」…なのです。株価は正直です。四季報の35億円予想から40億円に嵩上げされ…更に利益が膨らむ可能性もあり、来期は一株250円から300円程度の利益が出ても…不思議ではなくなったように…感じています。

だから…何処かで「人気」になるのでしょう。カタル自身は、「売らずに我慢」をしようかとも考えたのですが、最近は「尖った運用」をしているから、「目先」に拘りました。皆さんは「追証」でないなら…ノンビリ、構えましょう。3年間ですから、残り2年間になりました。株価が「倍増」以上になる可能性のある株です。

これは「相場全体の流れ」も影響します。まだ新興株は「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)だけです。いずれも、日経平均株価の採用です。もう少し細部の話もあるのですが…スペースが限られていますから、この辺で「ジェイドG」の解説はお終いです。

「タイミー」(215A)の 5分チャート

それより「タイミー」(215A)です。「なるほどなぁ~」と思いましたね。

同時に…やはり悪材料が表面化しましたね。だから「1600円割れ」で…株価は止まらずに、あの安値の1179円も割れたのです。株価は正直です。「ジェイドG」と言い…「タイミー」も同じです。

だから「テクニカル分析」も馬鹿に出来ません。カタルは、この厚生労働省の話を聞いて、最近の相場に納得しました。報道されたと言う事は「改善策」で、厚生労働省の問題をクリアしたかどうか…ですが、たぶん…通常は大丈夫な筈です。

よって…カタルは、今日は1150円と思ったのですが「買えないリスク」を想定して1160円で2000株だけ株を買ってみました。昨日、825万株も出来高が出来ていました。やはり「有望」に見えるのです。「ジェイドG」を16400株損切りして…僅か、2000株の「タイミー」の買いですが…超目先は、やはり「タイミー」かな? …とも思っています。

基本的に株価と言うのは「仕掛け人」の関与が、問題です。世の中には「良い株」なんか…腐る程、あるのですが、株価が上がると思っても…2割程度の上昇だと…カタルの心には響きません。「博打心」の問題です。

貧乏人は、貧乏な理由が在ります。

自分自身の「性格」です。こればかりは…なかなか「分かっていてもやめられない」のです。だから強制的に、株を買えないように…カタルの場合は、投下資本を引き揚げるしかありません。今年は3月から断続的に…何回、お金を引き上げた事か…。

最後は「使わない予定のNISA」でも…200万ほどのお金を回しました。やはり自分自身の行動を、「何らかの方法」で、縛らないと…この性格は駄目です。「駄目相場」だと思っていても…カタルには「挑戦あるのみ」なのです。常に、「前向きに行動」をしようと思って、安定した地位を放棄して…今の冒険人生です。

しかし流石に…この世界のレベルは…。ちょっと、「待っていて…」。今、「タイミー」(215A)の1150円の買いを「成り行き」に訂正しました。今、合計で1万株以上を、ガチャガチャ…買ってみました。話を戻します。やはり馬鹿なカタルにとって、市場原理を完璧に理解するのは難しいのです。

そもそも「時間軸の把握」など、こんな事が、完璧に出来るなら、だれでも「億万長者」ではなく「兆円長者」なのです。投資効果は、年率なら2倍では収まらず…毎年5倍程度になるのでしょう。1000万もあれば…僅か3年で12億、5年なら312億円です。ハハハ…そんな馬鹿な…と思うでしょうが、世の中は分かりません。やはり」「博打心」です。

超目先は、今、買った「タイミー」が駄目なら…仕方ないですね。「ジェイドG」は、2万株以上持っていますから…今回の損金は痛かったのですが、まぁこんなものでしょう。

「ジェイドG」(3558)の 板バランス

でも今のところは、そんなに下がりません。前々回の半値を思えば…優しい「市場の反応」です。カタルが2200円の所を買った努力で「需給バランスも改善」をしたのでしょう。この板上に並ぶ…オーバーの売り物と、アンダーの買い物のバランス観てください。今のジェイドGの25500株の水準は、非常に少ないのです。何処かで…株価は大きく上に飛びます。

でも…皆さんは、既にかなり持っているでしょうから「無理をしない投資」を心掛けましょう。どっち道…今回の決算で、来期の数字が、仮に「40億円の営業利益」を観れば、一株利益から観て、一気に4180円の「新高値」を付けます。更に、謎の来年の3月からの「新倉庫の契約」の「本当の意味」は何でしょう?

カタルの「伊藤忠との絡みの空想」は、今回の決算説明会を深読みすると…その可能性が在ります。株価が、実際に2828円を抜いたときか…あるいは4180円を抜いたときに…この空想が表面化するなら、株価は1万円でしょう。まぁノンビリやりましょう。株価は正直ですから…観察しているなら「事前」に分かります。

本日の半導体株は「大下がり」しています。しかし…そんなに心配は要りません。既に「底値を離脱」しています。もともと…11月初めまで…大きな期待をかけても無駄でしょう。それより…本日の「タイミー」です。

今は156万株しか…出来ていません。昨日は、やはり高値が1270円から1275円の壁を突破できず、逆に下げました。しかし…この厚生労働省の問題が「表面化」しました。通常は一気に「材料出尽くし」になる筈ですが、まだほかに「問題を抱えているのかどうか」この辺りが「焦点」になります。

そんな事で…ノンビリやりましょう。また明日。あちゃちゃ…成り行きでタイミーを買ったのに、今は再び安値の1141円です。なかなか世の中は思うように運びません。トホホのカタルは、何処までも…なのです。



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