アーカイブ:2024年10月

ど真ん中の直球

最近は「年齢」を考え…残された時間は少なく…気持ちが焦っています。故に「尖った運用」に特化しようと思い…一気に「時間軸の壁」を克服しようと「超短期」の運用に「趣」を置いています。しかし現実は難しいのです。

「日立」(6501) の週足推移

カタル好みの銘柄が、毎度…登場するとは限りません。見渡すと…保守的な銘柄の世界になっている場合もあります。「日立」(6501)や「重工」(7011)などは…所詮、カタルの「期待値」を満足させるものではないからです。貧乏人には「貧乏人なりの論理」があります。「希望」を感じられるかどうか…。

「重工」(7011) の週足推移

カタルのような貧乏人は「時間の我慢」が利きません。たぶん…貧乏は「心にユトリ」がないから「負の連鎖」が働きます。春の段階では、マズマズでしたが…今の状態は「最悪」です。この口座の敗因は「拘り」でしょう。そこから来る「焦り」が、今回の敗因の一つなのでしょう。

この口座は当初200万円から運用を始め、途中で、確か…500万円だけ、資金を引き上げた残りのお金です。だから、今あるお金が、全部消えても、既に「儲け」は確定しています。これまで「変わらず」と言う「冴えない成績」は、2回ほどあったのですが…「マイナス」で終わることは、一度も、なかったのです。

まぁ「他の運用方針」の口座は、この相場でも全て「プラス圏」です。自慢ではないのですが、ほかは2倍程度になっている口座もあるのです。この「短期口座」だけが「負け」なのです。果たして、あと「2か月足らず」で、華麗な復活できるのか。それとも…このまま「ドボン」になるか…、その成果が問われます。

実はこの口座は…読者との「約束事」に「拘った運用」をしたのです。事前条件に「縛り」を設けていました。「ジェイドG」(3558)を、常に1万株以上を…保持していたのでしょう。他の口座は、途中でポジションを大きく外していました。

でも…実際は、「日立」などを主力に「重工」もそうです。選択が正しければ…こんな結果になっていません。この間に…カタル好みの「名村造船」(7104)も人気場面がありました。だから基本方針が間違ってなければ、こんな成績にならない筈です。ところが…あの3月の決算期のトラウマから、ドングリが転がるように…全く駄目な運用成績です。最近では「タイミー」(215A)の「失敗」なども在ります。

ただ「タイミー」の売り買いの成果は、金曜日の損切りは、この口座だけで…53万円のマイナスになっています。しかし…タイミーへの投資は、これまでのトータルでは、この損金を含めても…未だに「プラス段階」で58万円のプラスです。これは…本当の話です。一旦、2000円台の相場で、卒業式をしたのです。

ですが…軽い気持ちで再び株を買った「タイミー」に、カタルの心は傾斜していきました。1600円を割れれば…下落は止まると思いましたが、たぶん、それ以上に持っているファンドの「利食いの為に」下落が、更に加速したようです。

今は、多少の「失敗」をしても良いから…この「超短期運用」の値動きを完璧に捉えられないか? ここ8月から…かなり「際どい」運用を始めています。 例えば…「タイミー」(215A)を事例に、その考え方を披露しましょう。

そもそも…「タイミー」は上場する前から、カタルとしては珍しく…「IPO」銘柄に注目しました。通常は、幹事証券は、様々な「分析」を通じて…初値などの株価に配慮をします。少なくても…「僕らの時代」はそうでした。幹事証券が、決めた「公募株価」を割れることは、先ず、なかったのです。

事前に、株を買う投資家を決めて…上場後に市場で、株を買ってもらったりしていました。最近の「IPO」(新規上場)には疎いのですが…。過去、カタルが参加したのは、AI革命関連の「ABEJA」(5574)を利用して、短期の「ワンタッチ」で…上場の時に参加しました。でもその後は、全く…手掛けていません。

そうして…今回の「タイミー」(215A)が、最近では二度目です。

でも、カタルは一度、卒業をしたのです。それ程…「熱を入れていたわけでもない」のですが、このレポートを書く過程で…丁度、自民党の総裁選の何人かの「演説」を聞いていたのです。

小泉君は、最初から期待してなく…高市さんは、変わった女性だなぁ~と言う認識程度です。石破さんに至っては、いつも面白味がない…牧師さんのようなイメージしか持っていません。彼のお母さんの旧姓が、金森で、金森太郎が祖父になり、彼の曽祖父が牧師さんなのですね。親父さんが鳥取県知事になっていますから、まぁ恵まれた家系なのでしょう。

カタルと同世代ですが…カタルの好きなタイプとは違います。カタルは、それぞれ…の候補の履歴を観ましたが、高市さんの「主義主張」への拘り…政治家をキャラクターとしては、彼女は「好きなタイプ」です。小泉君より、ずっと…好きです。でも小泉君の述べた「決められない政治」…「30年間も結論を出せない政治」労働改革は「一丁目一番地」の課題など…彼が述べている主張は、カタル自身が前から言っている…「持論」でもあります。

日本の政治家の中で…これほど、今の日本を「的確に捉えている」政治家は、他にいないでしょう。年齢や経験から観て、彼が首相になったとしても…現実は、なかなか…難しいと思っています。何しろ…安倍首相でも、あれだけ…日本村社会は彼を叩きます。この壁を崩さないと…日本の構造改革は出来ないようなものです。今回の総裁選も、たぶん「小泉憎し」…のJAの組織が影響を与えたと思われます。

安倍さんが、辿った道を思うと…森友、加計学園などから「桜を見る会」、更に今回の安倍派閥への検察の逆襲です。地検の壁を崩すために「黒川人事」を強行しようと画策した安倍さんですが、黒川さん自身は、仲間の「メディア」からの…「裏切り」に刺されました。「官僚」と「メディア」の癒着ぶりを垣間見ている…カタルは、今回の裏金問題は「微妙な案件」だろうと…今でも思っています。基本的に、これを阻止できる「政治家」が居ませんでした。

だからこそ…小泉君の主張を聴いたので、「タイミーの相場」に心が走ったのでしょう。

もともと、カタルはハッキリ言って、相場の「基本姿勢」を間違って…解釈しています。今でも…「重工」(7011)が、何故、この時期に「選択されるのか」…よく分かりません。

確かに…過去と言うか、最近まで重工の内部組織は「ガタガタ」でした。数年前に「豪華客船」の大幅な赤字を始め…、「MRJ」の撤退は記憶に新しい所です。しかし…だからこそ…「旧体質を切る覚悟」をしたから、株価も復活したのでしょう。「日立」(6501)と共通の関連性が在ります。「日立」も、過去の「しがらみ」である総資産経営からの「離脱」を決意しました。両者に共通するのは、「過去との決別」からの変身企業です。

開発時間が掛かり過ぎる「MRJ」の案件を「捨てた勇気」を評価すべきかどうか…。宇宙のロケットもあります。軍事もあります。それでも…やはり現時点で、PER30倍の「グローバル評価」をする価値が、本当にあるのかどうか…は、カタルには分かりません。

でも…「日立」は分かるのです。Lumada(ルマーダ)は、日立製作所が提供するデジタルイノベーションを加速するソリューションやサービス、テクノロジーの総称で…この組み合わせが、「社会課題」や地域の課題をテーマにイノベーションを創出するからです。このコラボ的な考え方は、非常に重要です。

「デンソー」(6902) の週足推移

共通する過去の決別で思い出すのは…トヨタグループの「デンソー」(6902)かな? まだ、株価が上がってないから観察をしないと駄目ですね。機関投資家なら…間違いなくカタルはファンドに組み入れるでしょう。

しかし…カタルの「ハイリスク・ハイリターン」を狙う…手法とは違います。

何故、4月からも上がる株はあったのに…見逃しているか? 明らかに…プロとしては失格です。でも…駄目な相場だろうとは思っていました。米国金融の見方が難しかったからです。今年の岐路はあの5月の連休で3つのシナリオを述べた時かも知れません。

カタル自身は「景気後退」に近い…「ゴルディロックス相場」を選択しました。ところが…なかなか米国経済は強く…まもなく「エヌビディア」は、新高値です。この動きに呼応するように…「アドバンテスト」(6857)も新高値です。ただ…同業の「エレクトロン」(8035)は未だに水面下です。

ですが…金曜日は「ある種の変化」が米国で観られました。その様子が、この株価比較です。金曜日の経済指標の発表が、若干ですが…「弱かった」のです。

金曜日の米国株指数の推移

もともと…カタル自身は「AI革命」を否定する側ではなく…推進派閥です。しかし…一気に「時代の進化」が進むのではなく…仮に、この「揉み合い」を「エヌビディア」が抜けて…新高値に躍り出たとしても…一気に「株価」は走りません。

むしろ…これまでの蓄積された「金利高の弊害」が観られる可能性が高いと思っています。だからラッセル2000の株価は「強含み」で…まもなく、高値を抜けるように見えるのです。その時に低迷している「新興株」が、一気に「水準訂正」が開始されると思っています。

最近、何処かで…「アーク」(ARKK)が、「ロク」(ROKU)の持ち株を外して、他の株を買ったと言う報道を観ました。「利食い」出来るほどの水準に、株価が回復してきたのでしょう。テスラの市場評価は空振りでした。しかし…カタルにはそんなに悪くは見えません。自動運転タクシーの話に具体性がないと…市場はテスラを売ったのです。でも僕の感覚は買いじゃ…ないかと思うのです。市場の目先の反応は時々…間違った判断を下します。

ある意味で、カタルは「新興株の相場」の可能性に賭け、特化した運用をしています。この基本戦略が、間違っていたら、仕方がないと…現実を受け入れます。

「ジェイドG」の評価を大谷ボールで下げたのですが、田中君の経営能力は、依然、高く評価しています。今回の「リーボック」の経過を観ると…「無印良品」や「しまむら」などのコラボ戦略など…順調にリーボックを拡大させています。

目先の株価の揉み合いは、全然…気になりません。確かに…金曜日は一旦、持ち株を少しだけ売りましたが…売った株、全部ではありませんが、直ぐに…また買い戻しています。まぁ儲かっている口座は、早めに年末の「損切り」を先行させたようなイメージです。早ければ…明日に予定されている決算を受けて、株価が走る可能性もあります。

チャート面は、相当…煮詰まっています。もともと…カタルの事前観測は10月半ば…と言う時期を皆さんに伝えています。果たして…新しいステージの舞台の幕は上がるのかどうか…興味は尽きません。

偶然にも…米国市場の金曜日はある種の期待を感じさせました。一気に…4180円の高値を奪回できる可能性があるのです。今日のお約束は「タイミー」(215A)の話でしたね。

「タイミー」(215A) の日足推移

「タイミー」も微妙なのです。カタルが底入れを感じたのは、10月3日でした。案の定、次の日は1235円に対して…1249円で相場は始まっています。ですが…この日、1308円まで折角…付けたのに…大引けは1214円の安値引けです。

だから…それまでの安値の1179円を簡単に切ったとも言えます。


「タイミー」(215A) の日足チャート

通常、「2番底」なら1200円を割れずに…「反発をする」筈です。故に、仕掛け人の「力量のなさ」を嘆きました。そうして…10月10日も10月3日の引け値の1235円を超えられず…1232円までです。基本的に、この動きを観て、更に「半分を売る」決意をしたのです。でも11日は1169円で開始し1235円を超えて1245円まで…ありました。これを観て、カタルは1169円で株を売ったのですが、高くても、また1235円で株を買い戻しました。

もともと…出来高が落ちませんから…「素質」(魅力)を感じています。相場が弱いのは、単に…「目先の需給バランス」の可能性も…あるのです。此方はもう少し観察しないと分かりません。株と言うのは「仕掛け筋」の動向が、株価を決めます。日立や重工の活躍は、その種族の資金が、相当…日本市場に入っているからです。ハッキリ言って、「三菱UFJ」から流れる種族でしょう。貧乏人の時間軸では、三菱UFJの株価は、今は低迷しているように見えるでしょうが、日立や重工と「そん色」はありません。もう少しで…まもなく2000円台に入ると思っています。この52週線は基本的に買い場になるのでしょう。

今日は「基本方針の選択」により、運用成績が実際に変わるか? この重要性を理解されると良いのでしょう。細かなテクニックの話をすれば…タイミーの壁はこの後は心理的な節目の1250円、そうしてカタルがあの日見た6万株の買い指値の株価が1270円と1275円のラインです。更に一回、敗れた拠点は1308円ですね。

「タイミー」は、基本的に「目先の売り」が途切れれば…「その素質」から観て、株価は必ず「復活する」と思っています。場合によれば…今でも株価は1万円台に踊り出ても不思議ではないと…カタル自身は非常に高い評価を与えています。それはやはり小泉君にヒントを貰った話から…昭和女子大学 八代尚宏 教授の意見を聞いたので…「日本国の復活」は、「此処が焦点」だと思うようになっています。

考えて行くと…やはりここなのです。偶然ですが、働き方改革の「隙間バイト」の「タイミー」が市場に登場し…時間軸が完全にマッチしている訳ではありませんが、金曜日の米国市場はラッセル2000だけが元気に見えました。時間の経過で…石破政権の最低賃金の上昇は年率で8%成長なのです。

此処に「老人大国」、健康保険問題(後期高齢者医療制度)や年金財政の問題が絡みます。時代の全てがタイミーの応援団のように見えるのです。だからこそ…目先に需給圧力に負けたタイミーの相場が哀しいのです。

偶然発見した此方の意見も、カタルの「心」に刺さります。やはりそうだよなぁ~と思うのです。やはり…明日は「タイミー」(215A)の株を、「買い直そう」と考えている…カタルが「心の中」で、大きくなっています。困った心理です。ほんとうに…。まぁ、取り敢えず、少しだけですが…また買ってみます。折角、3万株から15000株、更に8500株程に落としたのです。いや、NISAの分があるから、更に1200株ですね。だから全部で、まだ9700株を持っていますね。

まぁ、この「タイミー」を通じて「銘柄の選択」が、カタルの「心の中で揺れている」状態を、皆さんは感じてもらえれば、それで良いのでしょう。

カタル投資の基本は「時代性」を加味した投資です。故に、時代を変える「素質のある企業へ」関心が向かいます。「さくらインター」(3778)を、PER100倍以上で評価するより、一見、地味な…話題の「労働改革」ですが…日本の焦点を突く「ど真ん中の直球」に見えます。

大谷君が頑張ると良いですね。千賀が先発なんですね。まぁ分からないことを考えても仕方ないから…「パッパラ・パー」が一番です。また明日。

これから…出かけます。アップできる予定ですが…アップ出来なかったから、ゴメン。



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