アーカイブ:2024年12月

12/30(大納会)

もう3年目になるのでしょう。この「BASE」(4477)は、すっかり…「オオカミ少年」に成り下がった、カタル君の「お気に入りの銘柄」の一つです。

「BASE」(4477) の日足推移

3回目のゴールデンクロス(200日線と75日線)に、いよいよ…挑戦です。今回は初の「変則的なTOB」を絡めた統合です。カタルも金曜日の買い気配の意味が分からず…「仕掛け筋」の参加は、以前から感じていたので…「第二弾をやり出すのかなぁ~」と言う程度の認識で、金曜日の動きを観ていました。

しかし…調べると「Eストアー」(4304)と言う「耳慣れない企業」の「部分買収」のようです。「BASE」(4477)の発表によれば…33億円の資金を使って…27億円の企業を買収し、その利益は1億77百万円だそうです。果たして、既存の数字がそのままプラスされるか分かりませんが、単純に、元のBASEと合わせると…一株利益は8億~9億円なんですね。

「BASE」(4477) の四季報予想

また「間違って」計算をしたようです。会員の皆様ごめんなさい。訂正します。まぁ良いか…。てっきり17億円と勘違いをしていました。だから…「この株価の動き」なのですね。そうか…それほど「鋭角的な株価上昇」は期待できず、マイルドになるのかな? まぁどっちにしても、本日は事前公約通り…5000株だけ「買い参加」してみました。

もともと…鶴岡君にも期待していますが、変化のスピードが遅く…自社株買いをしないので「冒険心」が足りないのかもしれません。若いから、もっと積極的な行動を望んでいたところ、今回のM&Aの活用です。この程度の規模なら、いい練習台になるのでしょう。

本日は、寄り値の2205.5円で200株の打診買いを入れた「デンソー」(6902)ですが…あの報道は2021年の8月なのです。当時の松井CFOのインタビューが、カタルには「新鮮」に映りました。その時の冒頭に「世界2位の自動車部品メーカー、デンソーが積極的な企業の合併・買収(M&A)に乗り出す。資本効率を高めるため、政策保有株の売却や株主還元の拡大にも取り組む意向だ。」とあります。

この報道が、今回の「トヨタ」(7203)が「ROE20%を目指す」という日経新聞に繋がります。「3年と少しの」時間が掛かりました。このカタルの感覚と、株価の時間軸の関係をどう捉えるか? 

小さな会社は「構造転換」も早く…大企業に成れば、グループ間の調整も発生し…非常に困難を極めます。「日立」(6501)の構造改革を観ても分かります。

今回の「トヨタ」の経営方針の転換が「新鮮」に映りますが、実際は水面下で「トヨタ」も馬鹿ではないから、ずっと…この変化を「模索」していたのでしょう。でも僕らは、新聞に載ることで、初めて…その変化を感じます。この「チンタラした」時間感覚が、貧乏人のカタルには耐えられません。でも本格的な金持ちになったら、この時間感覚なのでしょう。

3年や5年は「指呼の間」と言う「ノンビリ」した時間軸を、身に付けないとなりません。パチンコや競馬好きの博打人間に…この時間は、苦痛でもあります。

「デンソー」は、兎も角…ようやく時代に合わせた「BASE」の鶴岡君の変身に期待したいものです。何しろ小型株です。それも「空売り」が出来る…貸借株です。

今日も500株だけ…利食いをした「タイミー」(215A)は「逆日歩」が付いたとか…。通常は大株主が、株券を提供して…「ゼロ銭」にすると思うのです。ここまで戻ると「投資心理」として「買いにくさ」が残り…逆に「利食い」が進みます。

本当は「此処からが相場」なのですが…今年は一貫して、このタイミングで株を買うと「やられて」いました。冒頭に掲げた「BASE」のようなチャートを繰り返します。長年の「ボックス相場」に成り下がる…経営者か…。それとも…新しい「時代を切り拓く」先駆者になるか? 彼は生まれが…1989年なのですね。それもバブルの絶頂期だった12月28日が誕生日です。そうか…何か、カタルと「縁」を感じるプロフィールです。

もう少し…株を買ってみるかな? 今、5000株を買おうとしたら担保がなく…更に「タイミー」を利食いするのは嫌だから…「取り敢えず」335円で3000株を追加で買ってみました。この「プロセス」の感覚です。

たんに…鶴岡君の誕生日を、偶然…知ったので、カタルが上京をした年に、彼は大分で誕生しました。古い資料ですが…こちらを参考にしましょう。彼は、運に「恵まれた」方なのでしょう。 でもお父さんは結構、「苦難の道」を歩んだんじゃ…ないかな?

カタルは、たしか…33歳の時に上京しました。たぶん彼の親父さんと、同じような時代を生きています。「戦争体験」はないけれど…バブル崩壊からの「失われた時代」と言う実質成長経済は、下向きの方向性の世界です。

ハッキリ言って…株屋は生き延びれません。

みんな…泡となって…消えたのです。だから大手証券は「海外投資」に走りました。「マイクロソフト」となんか…凄い成長でした。ビル・ゲイツは、今では立派な慈善投資家のような存在ですが、カタルと同じ年の筈です。カタルも折角、新時代の黎明期だったんだから…何か、残せたはずですが、しがないレポート屋かぁ~。「月とスッポン」です。

やはり「人気」になっています。「3Dマトリックス」(7777)です。

「3Dマトリックス」(7777) の日足推移

「債務超過」スレスレの「危ない企業」ですが…カタルのお気に入りのタイプなのです。もともと…カタルはこんな株が好きです。でも非常に「危ない」のです。倒産もあり得ますが、株高は、この企業の「延命剤」になります。今は「カンフル剤」を用いて…命を繋いでいるようなものです。果たして…自立できる企業に育つか、どうか…。3年後には分かるでしょう。

本日も、株を買った「ジェイドG」(3558)も3年後、いや2年後はどうなっているか…。あるいは…冒頭の「BASE」時間になるかもしれません。既に1年以上も「行ったり、来たり」…です。その度に、「買い増し」をしてやられている…馬鹿です。

皆さんは「賢く」…振舞いましょう。基本的に金曜日に1515円を付けたので…ここから2週間は駄目ですよ。参加するにしても…来月の後半からです。この暴落後の対処の仕方は、多くの銘柄で通用します。

「タイミー」は、結局、最初の解禁日からやっても良かったのでしょうが、カタルは業績発表を待ちましたから、相場への参加が遅くなりました。でも…一旦、下に振られましたが…買値を下げて、今の買値は、みんな…1300円程度なのでしょう。本日、利食いしたのは1375円前後のものを500株だけ売ったのです。

通常、このようなタイプの「利食い」は「3か月程度の時間」を置くのが…正解です。人間の感情として、この時期に、「利食い」を入れたいのですが…本当は、逆に「買い増しのタイミング」なのでしょう。ただし…名目時代と言う環境下です。

でも…「BASE」もそうですが…このラインで、通常の人は「株を買えません」。だから「逆説的」に、その面白さがあります。

不思議な縁でしょう。「タイミー」も「BASE」もカタル銘柄で…失敗した部類の株です。でも必ず…復活する要素を持っています。だから株価が下がっても心配はないのです。買い続けられるかどうか…この問題です。資金力や忍耐力の勝負です。

「商船三井」(9104) の日足推移

やはり来ました。割安株評価に変った「商船三井」(9104)です。本日は5500円台に入りました。この株価は「新高値」ではないかな? いや…高値は5559円です。高値の関門のラインです。本日の高値は5532円まであるのですね。このチャートも「綺麗」です。この5500円を頭に…1年間の「保ち合い相場」です。

たぶん…。ここからは突拍子もない「空想」の域ですが、カタルはこう述べています。「名目成長経済」では…一度、上がった株は、なかなか…下がらなくなります。この事例を、会員には米国株と比較して紹介しました。

たぶん…「トヨタ」が20%の「ROE経営」を目指すことにより…日本の構造変化の広がりが、「一気に」増えます。此処に、先日の山形で起きた「きらやか銀行問題」からの一連の出来事を重ね合わせると…今の「時代の変化」が分かります。昨日、紹介した日産系列だった「マレリホールディングス」(旧カルソニックカンセイ)の話や「ユニチカ」(3103)の構造改革です。

金利が上がれば…「普通の国」になるのです。まだ世界の流れから「周回遅れ」です。メディアが「日本の匠」などの「嘘の報道」を繰り返すから、国民は錯覚します。日本が一番ではなく…「最下位」なのです。

ハッキリ言って…「トヨタ」が一番、なんていう認識を、国民に抱かせるから、世界の流れから「周回遅れ」になっています。「嘘の報道」を繰り返すと、太平洋戦争のような「無謀な選択」になります。

あの戦争は「朝日新聞」が狂った報道を繰り返していました。メディアは「ご都合主義」ではなく…確りした「世界観」を、国民に伝えないと駄目です。

豊かな世界になるなら、「矛盾する行動」をやめなくてはなりません。ある意味で103万円の壁の話を通すなら…「教育」や「医療問題」も、同時に問うことになります。「後期高齢者医療制度」は、まず廃止です。

死んでいくものに金を掛けず…若者の教育費に回すべきでしょう。ハッキリ言って「尊厳死」も認めるべきです。「流動食」の選択など…意味がありません。「自然死」を受け入れるべきでしょう。まぁ考え方は、色々ですから…賛否両論があるでしょう。でもカタルはそう思っています。

金曜日の相場は「新NISA」と言う説ですが…人間は気持ちの持ち方で、人生が変わります。相場も同じことですね。その為には、成功体験が必要になります。高値を買って「挑戦」しても、また壁に跳ね返されるようなら…駄目な社会です。

利食いで、売っても、売っても「株価が上がる世界」が、本当の名目時代になります。その為に、企業は常に儲かった利益を、自社株買いに回すことが筋です。

「三菱UFJ」(8306)は「膨大な利益」を、どう活用するのでしょう。

本年も、1年間のご愛読を賜り誠にありがとうございました。カタル自身も負け組に転落になったので偉そうに言えませんが、本物の投資家を目指して、心は折れていませんから、大丈夫でしょう。果敢な挑戦を…常に一所懸命に生きる選択がカタルらしさです。その性格をご承知のうえで…レポートを活用してください。

読者の皆さん、ありがとう。良いお年をお過ごしください。カタルは一応…来年は1月4日からレポートを再開する「予定」でおります。



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