かたる:いやはや…想定のシナリオ通りに、なかなか事は運びませんね。まぁ、全部、読み通りになれば、今頃は美女に囲まれ南の島なのですが…北向きの寒い部屋でレポートを書いている訳ですから、自ずと実力が知れると言うものです。昨日はすごかったですね。カタルはFOMC後の下げが理解できませんでした。あの2日間の大幅安ですね。本日の日経新聞にも書いてありましたが、2面の迫真で「イエレンの決断3」となっていましたね。誰でも同じことを考えるわけです。故に、サマーズからダリオの時間が存在する訳で、市場の観察が必要なのですね。この結果は、後にならないと分かりません。カタルは金融政策ではないと思っています。金融機関に対する厳しい規制処置が問題だと思っているのです。でも誰もその事を指摘してないようです。カタルの意見のようなレポートを見ないのです。
日本が構造改革の終盤にUFJを、検査により強引に潰しました。あれは統合ではなく、権力の行使を見せつけたのです。だから金融界は必要以上に縮みました。失われた時代が長引いた原因の一つと考えています。確かに…なかなか仲間を切らずに、村論理で延命してきたことは事実です。だから、あの強制力も必要だったかもしれないのです。この辺りの政策は、どれが正しいか分かりません。今回の米国の金融政策と同じですね。イエレン女史が指摘する懸念も、一理あります。自動車ローンの膨張は、サブプライムローンの悪夢を連想させるとの指摘も、存在していましたからね。所謂、市場経済における「ガス抜き」は、必ず、必要とも言えます。現時点では結果は分からないのです。だから新しい展開を求める為に、2年半に及ぶテーパリングなので、このモヤモヤを払拭する必要がありました。だからカタルはFOMCを受けて「スッキリ・ポン」と相場が、上がると読んでいましたが…あの2日間の下げですからね。
もともと12月に入れば…FOMCを控え、下がるとは思っていました。しかしFOMCを通過すれば、市場は変化すると考えていました。この読みが現実と違いましたね。これなら11月の段階で手を空けるべきだったのです。意外に…市場参加者は儲かってないのか…、市場マインドは、カタルが思っている以上に弱いですね。カタルは年末にかけ三菱UFJの4ケタ説もあり得るか?と…、最も強気のシナリオも頭の中にありました。しかし8月の25日の安値を9月に下回るのを見て…高値追いは難しいかな?…と思い、先日の800円台で、建玉は全て外しました。
だから仕手株の選択に、傾きました。自走車関連ですね。途中で相場の強さを見る為に郵貯簡保を買い、上に行けない現実を見て…ベルシステム24もそうですが、早々に手を引きました。自走車関連のトリオを出来ずに…3銘柄とも同じように下落。アイサンだけの一人旅になりました。小型現物株ですからね。非常に弱い展開で、年内の相場を終えますね。ただ、まだこの自走車関連は、相場が残っていると思い本日も買っています。そんなに増やしている訳じゃなく、基本的に損切りを続け、評価損を消しています。アイサンは出来過ぎなので…、同じ小型現物でテクノスジャパンに切り替えました。でもアイサンの出来は素晴らしく…市場参加者が、このテーマを求めているのを感じています。故に必要以上に、パイオニアに固執しています。何しろ、あの弱い相場の時に上昇したグループなのです。本来、駄目株だろうと思っています。おそらく日本通信やラオックスと同じで…上がったら、つまり、人気が冷めれば…また下がる株だろうと考えています。理由は技術の勝者は分からずに…しかも本格的な収益化は、もう少し先ですからね。でも…株と言うのは未来を先買いするから、面白いのです。故に仕手化しますね。
本当はケネディクスも、そのはずでした。でも此処まで引っ張られ、期待インフレ率が芽ばえません。失われた時代が長すぎた為に、誰も地価が上昇するとは考えていません。少子化もあり、空き家も増えていますからね。でも、ロンドンは移民により住宅価格はバブル状態が続いています。おそらく、今度はドイツがそうなりますね。アジア圏の人口増加はすさまじく、期間限定の流入は起ると思っています。何れ…日本に住む外国人はドンドン増えると思いますね。理由は色々ありますが、翻訳アプリなど…最近は優れています。
昨日はクリスマスイブで、ロンドンから娘が帰ってきて旦那のイタリヤ野郎とスマフォで会話です。なかなか、いい奴で気に入っています。日本人には滅多に…あのレベルは居ませんね。流石、ロイズです。仕事は非常に忙しいと言っていました。結構、頭の回転も早そうです。少なくとも、カタルよりずっと上ですね。トホホ…。日本語も、かなり上手くなっています。彼は来月の3日帰るそうです。
しかし外人のクリスマス休暇は、2日か3日程度だそうです。おそらく、来週から外人は復活しますね。故に相場は強くなると思っています。一部で来年は弱いと言う連中がいますが、カタルには日本株は、非常によく見えます。だから三菱UFJの選択もあり得るかもしれません。何しろ、名目GDP目標が600兆円なのです。歴代の政権で、名目値を政策目標にした指導者は居ません。だから安倍さんは良く経済を知っている可能性が高いのです。
多くの人は、まだ述べていませんが、名目値が実質値を上回ることが大切なのです。この差を2%、3%と拡大させると、期待インフレ率がドンドン加速して1300兆円の逆襲が板につきます。つまりケネディクスの4桁が実現し、現在は、2000円程度がカタルの潜在的な妥当株価です。場合によれば…仕手化して、新高値の4000円超えからコンセッションに夢が加わると…1万円相場もあり得ると考えています。この自説は、前から繰り返しています。だから、このチャンスを確り、活かす経営者が必要だと考えています。外資系のファンドがTOBを掛ければいいのです。今なら800円でも成功するでしょう。ポーズでも自社株買いをしているから、良しとすべきなのか…。でも今でもカタルは一株利益100円程度なら、いつでも出す事が可能だと考えています。こんなのは相対売買なのです。リートは日銀様が買うのですからね。怖いものはありません。
でも本日は、貧乏人故、持ち株数を大きく落としました。トホホ…。本当は維持したかったけれど…、物理的に不可能なのです。だから貧乏人は嫌いです。自分が思うように行動が出来ません。買えないまでも…持ち株数を維持したかったけれど…。自社株買いを見て1万株、買い増したことが失敗しました。トホホ…。結局、500円で、売らずに本日の寄り付きで売る羽目になるのです。まさに…トホホの世界です。通常は、昨日の午前中が税金対策なら、下値と考えていました。でも本日にずれていますね。
パイオニアは、ようやく出来高が膨らんでいます。今現在、今は10時50分ですが、480万株ですね。つまり後場から上を買えば…1000万は超えますね。それに二つ目の窓を空けていました。チャート的にも、一旦は反発だと思っています。ただカタルが事前に考えていたより、相場は弱いのです。クラリオンは、前回の安値を割れています。JVCKWは、かろうじて維持、パイオニアが300円以下になるようじゃ…、どんどん上値への期待は萎みます。本当は…前も言いましたが、25日線を割れずにいるのが、強いのです。それが75日線を割れるのです。カタルが当初予定した上値も怪しくなっています。アイサンやテクノスジャパンでは…資金を吸収できませんね。これらは…あくまで脇役なのです。
もともと、あの上値を取るやり方は、やり過ぎと思っていました。少し、この連中はカタルの描くイメージと違うやり方ですね。まぁ、プロだから大丈夫だろうと思いますが…所詮、化かし合いですからね。折角、評価損が消え、再びプラス圏になっていたのに…。ここ2週間の下げで、再びマイナス圏に追い込まれ、追証対策の為に、持ち株を維持できず…まさに下手糞ですね。下値で投げを入れるなんて…。でも大半はこの水準でも利益かな? でも420円や430円の買値のケネディクスを売ったり、パイオニアの291円買いなどを、この水準で売っているのは…やはりコンチクショウ!です。相場観など、あてに出来ませんからね。要するに自分の力量把握が、問題なのですね。なかなか難しいや…トホホ。
たぶん、今日の大引けはプラスなのでしょうね。何しろ、カタルが追証対策を実施している水準なのです。先日もそうだったのです。いつも、自分の力量を見誤っています。面白くないから、今日の原稿は…此処までです。追い込まれ…投げ出す、愚か者。