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同じお金なのに…使う奴により価値が変わるのが「日本」と言う国です。社会的な地位を得ると、村社会論理の制裁により、その地位を奪うのが…日本と言う国だと思います。この証拠が東京機械の最高裁の判決と、日産ゴーンへの仕打ちと大相撲界の白鵬の扱い方です。

グローバル化とは…名ばかりの「村社会論理」は至る所で、垣間見ることが出来ます。

でもようやく一部の日本人は「失われた時代」を通じて、自己改革を始めてきました。先日、ノーベル賞を受賞した真鍋さんの「日本に住まない理由」が、メディアに取り上げられ…共感された方も多いと思います。

「協調性」を必要以上に求めるために…日本は多くのチャンスを失っているようにも思います。今こそ…アセアンを中心とするアジア圏で、軍事ではなく…経済分野で基盤を作るべきです。その行動が必要です。正当な競争をすべきです。系列などの村論理を求めずに…どの世界でも、活躍できる人間を育てねばなりません。

その為には、メディアの…「正しい方向性の主張」が欠かせません。

昔…日本空港ビルディングを巡り…買収の話が出ました。その時に「外資規制」が誕生したのです。その時代の報道を探しましたが…あまり良いものが見つからず、こちらがその時代のサイトだと思います。確か…政治家が「海外の金」なんか要らないと述べたのです。

結局、日本は、どのような選択をするか? 国民が決めます。カタルは、今回は「金融所得課税強化」に反対し…自民党に投票をせずに…維新の会に入れました。しかし現実は、自民党は大勝…とも言える勝ち方で、未だに「村社会行動が支持」されているのを実感しました。

正しく…日経新聞が真実を伝えているか? 

ここに来てソフトバンクの中身の変調を日経新聞は伝えています。アリババ株の価値半減など…です。日本製鉄の謎も、報道されていました。この日本製鉄の分析は、なかなか良い記事でした。素晴らしい…良い記事です。

でも同時に片手落ちです。企業業績の読みなどは良い記事でしたが、ここから…記事を発展させていません。

この日本製鉄も船株も同じ背景ですが…市況により膨大な利益が上がり、その利益が新しい時代に向け、使われています。でも市場評価の「低PER基準」を精査していません。

何故、同じ市況品の半導体と船の利益の差の評価が、一方は、PERで100倍以上の評価なのに…船なんかPER1倍程度まで低下している理由を説明せず、「配当利回りの観点」の視点も、全く伝えていません。これが今のメディアの水準です。

来年の3月に向け…間違いなく日本企業は「配当性向」を、更に高めます。

もう最低30%が基準になるでしょう。中には50%…更に100%以上となります。株主還元比率の中には、二つの選択肢があり、配当と自社株買いがあります。

必ず…この「株式投資ブーム」が来ます。「株主還元」に焦点をあてたメディアが先導するブームです。これを日経新聞が仕掛けるのが…正しい報道姿勢です。社会不安を煽るようなオミクロン株などの報道より、ずっと大切です。この意味が、日経の記者レベルなら分かるでしょう。お金を回すのです。

何故なら…その行動が新しい日本を築き、社会変革を加速させるからです。

何故、こんなことが分からないのか? 本当に日経新聞の記者と言うのは、優秀なのでしょうか? 東大と言うのは、生きた学問を教えていますか? 現実の現象をテーマにして様々な研究をするのが大学でしょう。過去の陳腐化した学問を教える所ではありません。考えて…実践をさせる教育をしないと意味がありません。

この新しいアイディアが、カタルのテーマになって来ました。

故に本日もソフトバンクを断続的に買っています。既に1000株を買いました。果たしてここで止まるか…。それとも「共同冨裕」の陰に怯え「1兆円の株主還元」の自社株買いと言う評価が沈むのか? 今の最大の関心ごとになって来ました。

昔…野村証券が1兆円のアクティブ型の「株式投資信託」(日本戦略株ファンド?)を売り、この結果は散々な結果であり…大きな汚点になりました。元本割れなんてもんではなく。たぶん3割程度しか…残らなかったんじゃないかな? 

今こそ「配当利回り投信」を盛んに作って、10兆円単位で売り込む時代です。既に株式投資は配当利回り投資の時代になっています。

来年の新しいテーマはEVでも、脱炭素でもなく…「配当利回り株の復活」でしょう。

「株主還元比率」の文字が、メディアに溢れる時代になると思います。その報道が正しい路線であり、今は1兆円の自社株買いのソフトバンクが「スター株」に輝く可能性を秘めているのでしょう。同時に、使い切れない利益の適正配分が問われる…船株も、その候補銘柄になります。当然、7%を超え…既に8%の利回りに売られている日本製鉄もスター銘柄の候補株です。

「欲望と恐怖」とは、よく言ったものです。下落を続けるソフトバンクや意味不明の日本製鉄の下落を観ると…この二文字の「欲望と恐怖」の意味がよく理解できます。証券マンはチャンスです。8%の投資ですよ。しかも…「村社会構造からの決別」と言う大きなテーマを有しています。カタルなら…いくらでも顧客を説得できます。1万株単位で買いましょう。そういう株価水準でしょう。

昨日は、不幸が重なりました。

オミクロン株とリンクをはったMSCI運用の「資金逃避」の話です。2000億円程度を売りを吸収できずに…日経平均株価は沈みました。ソフトバンクもファストリも例外ではなく…新安値を付けています。

昨日の相場を観ると、2018年、悪夢の再来を想い出しました。

あの時は一度、損切りのクロスを入れた後も…何度も…「暮れ」まで、価格調整を強いられました。確か…損にはならなかったけれど、儲けは「ゼロ」。辛うじて…損失を免れた結果でした。

景気循環の様子

昨日は内閣府から「景気の谷」が確定していましたが…2018年の「負け相場」は、この景気後退期だったわけです。あの時は、春に景気後退期を見込みディフェンシブストックである「小野薬品」(4528)を仕掛けて…年間倍増の運用目標を達成させたのです。しかし…敢えて、果敢に景気後退期を覚悟して、株が下がることを前提にして、「古河電工」(5801)などに取り組みましたが…やはり駄目でした。

そうして「最後ののぞみ」として…確か10月頃かな? 「東邦チタン」(5727)のチタンとMLCCに賭けたのです。このMLCCはその後の成果を観ると良く伸びて利益貢献をしましたが、肝心のチタンが737MAXの事故で全滅に変わりました。年末はこの事は判明していませんが…株価は駄目でした。最後の最後まで…駄目な相場環境でした。

今回は同じ駄目相場だと…年初から言い続けていましたが、「テーパリングの開始」で不透明感が消えたと思ったのです。しかし…オミクロン株の登場で、また出足が躓きました。まったく…コンチクショウであります。

でも…ね。何度も述べていますが、もう大丈夫でしょう。2018年と大きく違うところは…景気が、これから良くなるのです。確かに…オミクロン株の登場があり、昨年の悪夢の印象が強いために、「恐怖」を抱く人は多いのでしょう。

昨日は、これにMSCIの実弾売りが2000億円も大引け間際まで…その処理が続きました。日経新聞は報道してなかったようです。だからバカ新聞です。

下がっている理由がオミクロン株だけかな?…と思っている人が多かったのでしょう。でも実際はシステム上の物理的な理由で2000億円も大引け基準で売ったので、指数銘柄は総崩れでした。本当に、どこも彼処も…資質が落ちています。2000億や3000億円程度の予期される売りへの対処が出来てないなんて…。常識では考えられません。証券マンのレベルと言うのは…話になりません。

ソフトバンクも、1兆円と言う規模の「買い需要」の評価が、正しく市場に反映されないから新安値を更新するのでしょう。

3点底になるか? ソフトバンク(9984)の日足推移

果たして…この安値で3点底形成になり反発するかどうか…。日本人の常識が試されます。本日の6000円割れのソフトバンクは、買い場です。今の株価は6008-6050-5807-5894=9923100(10:11)です。読者の皆さん、ここから、本格的に買いましょう。必ず、来年は良いものになります。何しろ…1兆円です。

あの時に、野村証券の社員は投資信託のノルマを消化するために、大変な努力をして、ようやく1兆円目標を達成したのです。1兆円は大変な金額ですよ。

同時に…「商船三井」の「ダイビル」と「宇徳運輸」のTOBを見れば、分かります。日本郵船を始め…来年の春は「株主還元ラッシュ」に、先頭を走る「船株」相場になります。

こんな事は、既に決まっている既存路線です。

自分の頭で、確り…考えましょう。別にカタルは皆さんに、強要はしていません。カタルの意見に反対なら、「空売り」をすれば良いのです。ソフトバンクも船株も、貸借株ですから…いくらでも売れます。

誰かが正しいか? 間違っているか? そういう事ではなく…自分が、いろんな意見を聴いて…どういう選択をするか? ここが大切なのです。

それが出来ているなら、他人批判など…しません。自分が主体なのです。世の中にたくさんある選択肢の中から、自分が自分に合う選択をするのが「生きる」意味でしょう。

「親ガチャ」…などと、運を批判する言葉を使うことが既に負け組です。

運も実力のうちです。柳井さんは小さな洋服屋だったのですが、一代で世界的な企業にユニクロを育てました。彼の頑張りは凄いのです。誰にでもチャンスはあります。そのチャンスを活かすか…どうか。この「恐怖と欲望」の狭間の世界の…今の時間を楽しみましょう。

不安を感じるなら、既に自分の力量を超えているのです。株式投資は無理をしない…楽しむ投資をカタルは推奨しています。たった100株のソフトバンクなら…上がっても下がってもたかが知れており、相場を楽しめるはずです。

今は、まだ難しい時間です。だから「恐怖と欲望」と言う世界です。しかし…やがて方向性が、より確かになって行きます。時間の経過で…方向性が決まるのです。上手に買おうとせず、先ずは、打診買いを入れ…ノンビリと相場を楽しみましょう。それでは…また明日。

カタルは、ここでの…「推奨銘柄」の候補株は3つです。1兆円の自社株買いの「ソフトバンク」(9984)=5877円。8%を超える配当利回り投資の「日本製鉄」(5401)=1716円。これは時代革新の象徴的な銘柄と言う側面を持っています。

そうして低PERのなどである「船株」(日本郵船(9101)=7560円、商船三井(9104)=6670円、川崎汽船(9107)=4905円)です。ここに大きな時間の三菱UFJ(8306)=608円と野村証券(8604)=482円が入ります。

何れも…かなり大きな会社です。テクノスジャパン(3666)の下げの謎が解明されました。「立会外分売」だそうです。この意味は、特定の株主がお金に困ったので、「適正価格」で分売するわけです。今が安値水準でしょう。正しい知識が「恐怖感」を克服します。

しっかり…グローバル基準の意味を考えましょう。484兆円の内部留保の真の意味は、100%の株主還元の時代がやって来たという事です。今日の東京は朝方は猛烈な雨でしたが…前引けに掛け、青空が見えてきました。雨降って地固まる…来年に向けた大相場へのスタートになるかどうか…。そうなれば…オミクロン株、様さまです。



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