新聞にはウクライナ情勢が大きく報道されています。でもウクライナの歴史を観ると日本で流されているニュースが本当に正しいのかよく分かりません。日本の場合、沖縄は米国から返還されましたが…北方領土は駄目ですから、やはり米国の主張が正しいのでしょう。香港の返還を観てもイギリスは紳士に対応しましたが、中国は50年間かな? 結局、独自の主権の約束を破りましたからね。やはり中国もロシアも考え方が違うと言うか…信頼するに値しません。北朝鮮のような国に近いようにも見えます。
このウクライナのこちらの報道など含め、色んなサイトを観るとロシアの言い分も納得できます。ミンスク合意を、ウクライナは履行してないと言う主張も分かります。プーチン氏は「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立承認にあたっても、「ウクライナが停戦合意を守っていない」などと主張しています。まぁ、曖昧な合意なのですが…ロシア語の分布など観ると…この主張はある程度は納得できます。
問題は台湾です。台湾も一枚岩ではありません。今は中華民国総統の蔡英文(民主進歩党)が実権を握っていますが…過去を観ると中国寄りの国民党の馬英九が政権を担っていました。台湾国内でも意見が割れていましたが、香港の中国による実効支配を観て…台湾は近年、急速に米国寄りになっています。米国も一時はベトナム戦争から距離を置いていましたが、今は台湾を味方にしようとしています。ここに半導体のサプライチェーン問題が絡みますから、安全保障問題に格上げされて、補助金の話になりました。
ウクライナも台湾も…過去の歴史を観ていると、人心が揺れ動いているから、問題が難しいのでしょう。トランプの米国第一主義やブレクジットも関係しています。こういう問題は、なかなか…解決が難しいように感じています。中国のウイグル問題もそうです。たぶん日本ではあまり流されていませんが…ウイグル内にも中国の実効支配を望む声があるのでしょう。自由が良いのかどうか…。難しいですよ。イラクの現状を思えば…フセイン時代が続いた方が良いとも言えます。
カタルは「市場原理主義者」です。だから強いものが支配をするのは…当然だと思っています。でも節度は、弁えねばなりません。しかし…平等と言っても人間は能力の差が、かなりあります。これは如何ともしがたいものです。出来るやつは「桁違い」に凄いのです。問題の処理能力の高さは、超人的な奴が居ます。田舎で自分が「秀才」だと思っていて…東大に入ったら、自己嫌悪に陥る奴はわんさかいます。
カタルは東京に出てきて、よっちゃんに出合って…凄い「能力だなぁ~」と思いました。会った瞬間に、赤の他人を魅了するのです。このセールス能力と言うか…兎に角、秀ています。
カタルは、彼、以上の人間に、今まで、会ったことがありません。ヤクザの親分が、よちゃんを呼び出したのですよ。組の事務所に連れていかれ…散々、脅されたのですが、最後は組長が「悪かったな」…と言ってステーキを奢ってくれる…仲になるのですから、大した器ですよ。
今朝、早くにNY市場を観てなるほど…と思いました。
そうして更に今、ネットでロシアルーブルとドル相場を確認しました、何故なら…こちらの報道を観たからです。確かに、まだ分かりませんが…一旦は、最近の高値と言うか…安値と言うか、安値の言い方が正しいのでしょうね。1ドルに対して75ルーブルから…80ルーブルとなっています。でも既に一服しています。相当…事前に、この懸念を相場が織り込んでいたのでしょう。
同じことのように…NY市場の動きも見られます。大引けにかけ買い直されています。でも駄目だったのですが…今晩、どうなるかです。
カタルの最大の関心は「ARKK」の株価です。その動きは既に、コロナ前の高値水準の株価位置で…更にナスダック指数は1月24日の13094と1/28は13236で昨日は13246です。僅かですが…いずれも安値の上で止まっています。実は、多くの銘柄が安値を割らずに辛うじて…株価を保っていました。逆に…ARKKファンドの主力株の一つの「ROKU」は8.46%高の121.97ドルでした。
「捨てる神あれば拾う神あり」多くのヘッジファンドは、この安値のハイテク株と言うか…新興株と言うか…日本でいうマザーズ銘柄を買っています。
ネットフリックスなどは、こんな報道があります。「ヘッジファンドのパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントの創業者でCEOのウィリアム・アックマンは1月25日、先週の決算発表後に株価が急落したネットフリックスの株式310万株を購入したことを明らかにしたそうです。」
カタルは「御存じの通り」…いつも強気です。
株屋は「空売り」をせずに、いつも買いしか…述べません。(実際は「レーザーテック」(6920)の3万円台の株価を連日、批判をしていました。)故に…前から事前にこう述べています。全体相場が下がるなら、駄目だけれど…上がるなら、誰にも負けない運用成績だと述べています。
だから株価は「市場要因」と「個別株要因」で構成され…どちらかと言えば…個別株要因で皆さんは株価が左右されると思っていると思いますが、カタルは70%以上が「市場要因」によって、株価が決まると述べています。
皆さんの認識と、カタルの株価に対するイメージと「隔たり」があると思います。故に最近の事例では「Jトラスト」(8508)の「一人旅」の話をしています。非常に危ないのです。この買っている人が、「担保割れ」を起こしたら、大量の玉は市場に流れます。追証です。どの程度の余力があるのか…他人には分かりません。
そう言えば…誰かが、コロナの追証の時に、ケネディクスは大量の売りが用いられました。2日間連続で、数百万株が放出されました。あんなイメージです。あり得ます。
ロコンドも内容は良いのですが同じです。個別株要因ではなく…市場要因により株価は1000円を割れました。別にロコンドだけなく…みんな、そうなのです。ユビキタスもJTECもグロームも…最近、注目したすべての株は、業績動向に関係なく力なく株価は下げ続けています。だからTOBを狙って、買うしか…こんな時はやりようがないのです。
でも土曜日の株式教室で、このサイトの「右上の株式教室をクリックする」と表示されます。カタルは「ギャチェンジ」の話を展開しています。そろそろ…そのタイミングだろうと考えています。だから…時間の問題です。何処を買っても、利食いが、一度は、効くでしょう。その後は…分かりませんが、まもなく反騰だろうと思っています。
完璧な回答を期待しても、無駄です。よくメールの質問で…難しい展開を聞かれますが、そんなことが、分かる筈がありません。そんな「神様領域」を期待されても、無駄ですからね。たかが…貧乏人の引退した株屋なのです。無理な注文をしても…無駄です。カタルだって試行錯誤の連続です。
だから火曜日に、折角1800株だったかな? 1300株かな? 忘れたけれど…川船を買ったのですが、再び「投げさせられた」のです。何しろ、ギリギリの際を狙って30%ギリギリの建玉なので、直ぐに追証ラインです。
こんなバカをやっているのは、カタルだけでしょう。皆さんは馬鹿カタルの動向を見て…ハハハ…と「笑っていれば」いいのです。そうして、多少、意見を参考にして、全体の指針動向を掴めば良いのでしょう。
本流は、あくまでインフレの金利高対応が「底流」の流れです。この流れは、一度は「緩む」でしょうが、相当…長い期間、続くと思っています。まだ米国金利は3%にもなっていませんが、カタルは既に、リーマン時の水準5%台も視野に入れたシナリオを描いています。
このシナリオが実現するかどうかは、いろんな要素が絡むので…ハッキリしません。相場観と言うのは、事前に…色んなシナリオが想定されており、その中で、一番「市場の整合性」が「一致」では…ないですね。それはあり得ません。「類似性が高い」シナリオのものが…現実化します。
その未来図を、早めに語っているだけの話です。今のシナリオは、「マザーズ指数の逆襲」の話が、主眼になっており…この潮目を探っている段階です。だから2月19日の株式教室にギャチェンジとして…その切っ掛けになり得る材料として、二つを掲げています。一つは今のウクライナ侵攻と、もう一つが3月のFOMCです。もう決まっているのです。
カタルはいつも事前に…「対策」を発表しています。昨年は一貫して、インフレ圧力の話を展開しており、春の時点では、金利が上がらない米国国債の「不可解な現象」を述べて、「難しい相場」と表現をして…実際に投資資金を引き上げました。
そうしてテーパリングを「切っ掛け」にして、一旦は強気になりましたが…この路線は、見事に空振り…でした。ギャップが「埋まり切って」なかったのでしょう。ウクライナ情勢も絡みましたからね。だから1月の下旬にナスダックは13094ポイントを付けて…安値を付けたように見えましたが…一旦、上がったけれど、再び売り直されました。
この傾向と船株は、共通点がありますが…分かりますか?
何れも…最近の値上がり率が高く…高い乖離状態にあります。おそらく川船が、何度も必要以上に「仕掛け売り」が決まるのは、やはりこの乖離問題の為でしょう。どうしても潜在的な利食い玉が、高い乖離の場合は存在します。だから「時間の試練」を受けます。人間は値幅には耐えられますが…時間には勝てません。この時間軸を把握できるなら、もうレポート屋は卒業です。なかなか…完璧に読むのが難しいから、打診買いから…投げを繰り返しています。
火曜日に3380円、3500円で買った「メルカリ」(4385)を利食いしたのは、一度、買った後に下値を観てからです。そうしてコンチクショウで…3150円を買って、直ぐに利食いしています。たぶん…この辺りが、今は下値なのでしょう。要するに…実際に、相場に参加してないと分からないのです。完璧に下値を読める奴などは居ません。
でも案の上…火曜日は寄り前の気配値が3150円前後でしたが…実際の寄り値は3240円でした。アレ?…と思っていたら、やはり誰かが買っています。あの出来高と動きを観ると…明らかに「大きなファンドの打診買い」でしょう。586万株です。出来高を観ると分かりますね。皆さんは株価しか見てないけれど…重要なのは出来高です。
いつもは100万株出来るかどうか…なのです。それが一日で、連日500万株も出来ていますから、明らかに強弱感が対立している構図です。このメルカリをひとつ観ても分かるでしょう。
個人の人気株の「BASE」(4477)だってそうです。あの環境下で。最後は変わらず…でしたが、ザラバは高くなっており終日プラス圏でした。「サイバーダイン」(7779)もプラスでした。つまり…カタルが事前に述べているラインが、実在しているのです。その証明ですよ。
こういう動きと、全体の流れやロシアの動きなどが…総合的に判断されて、株価が形成され…新しい「ウネリ」(潮流)が誕生します。
皆さんは経済の流れも全く理解していません。もともと日経新聞の編集員が素人レベルの人間が、上に行く世界がおかしいのです。株のコラムなら…実践派の解説者に10億円程度、払って書いてもらえば…本物の新聞になれます。でも10億円程度で本当のプロが記事を書くかどうか分かりません。世界のレベルは既に20億から30億に上がっています。
要するに…情報と言うのは、非常に価値が高いものです。それを無料で欲しがる方が、馬鹿レベルです。せいぜい…嘘つきの「日経新聞」のレベルです。あの新聞社は、官僚のお抱えで…しょっちゅう「アドバルーン」を掲げます。官僚からの要請で、新聞記事を捏造します。(悪く言えば…の話です)が、そうして、世論の反応を観るのです。実際に…ここまで踏み込んでも、大丈夫かどうか…世間の反応を観ます。これがアドバルーンの記事です。
カタルは、現実を知っています。カタルの知り合いから誘われて…NHKが用意した相撲の桟敷席で相撲を観たのです。彼はNHKからの招待だと述べていました。勿論、正面の桟敷です。これが実態です。
自分の知り合いに、なかなか…居ないと思いますが、政策官僚のトップレベルの人が居るなら、仲良くなって食事をする付き合いを繰り返すと…相手もガードが「緩く」なります。そうすれば、メディアと報道機関の付き合いが分かります。これが「村社会」です。でも悪い面ばかりではないのです。良い面も、勿論、たくさん存在します。
でも岸田のような馬鹿がトップになるから、こういう記事が出てきます。「日本株低迷の主犯は新しい資本主義に潜む4つの毒キノコ」と言う報道ですね。カタルは市場原理主義者…ですから、岸田さんの方策が正しいなら、株価が上がる筈です。
ところが現実は一旦は抜けたはずの「デフレの出口」(27270円)だったはずが…また押し戻されます。これじゃ…成果を挙げたと言えるのでしょうか? まぁ、3%以上の賃上げが実行されるなら…まだ我慢が出来ますが…この分では、また企業も慎重になります。
お金を動かす政策から、お金を「縛る考え方」は納得できません。何故、メディアが、岸田を批判しないのか? 全く不可解です。ロシアの経済援助を申し込んだと陰で言われていますが…自民党の高市早苗さんから猛反撃を受けて答弁を変え、官僚答弁が繰り返されています。
そうして…この報道は、面白いでしょう。既に地上波によって、国民をコントロールするのは難しくなっています。この報道の面白いのはドン・キホーテの販売ではなく「NHKの話」です。
カタルはNHKが好きですし…大河ドラマのファンですが、フェアな社会と言うのを実現して欲しいものです。まぁ、最近は株価が下がっているから…つい「愚痴」ばかりになります。だんだん…昔の「失われた時代」のレポートに戻って来ました。
安倍政権の誕生から、カタルは応援をしてきましたが、今は「アンチ自民」です。この参議院選挙では…「鉄拳」を掲げなければなりません。それでは「愚痴」太郎のカタルレポートは此処までです。また…明日。
あまり心配することはありません。既に大半は、織り込み済みです。あなたが懸念している心配があるから…既に株価は下がっています。パッパラパーが一番です。