「マザーズの逆襲相場」…時間軸の選択はズレていますが、確実に、その現実が訪れて来ました。カタルは、いつも事前に未来図を語り…「率先垂範」をしています。ただ「空売り」を選択しない為に…仕方なく「買っては投げ、買っては投げ」を繰り返して底値を模索していました。でも中には「メルカリ」（4385）のように、下げ相場でも…そのリバウンドを何度も取って、儲けているケースもあります。下げ相場でも、「買って儲かる」ことを実証しています。
皆さんの多くは「名目時代」の相場を知りません。既にみんな現役を離れたから…爺さんや婆さんでないと昔の時代を知らないからですね。日本は戦後の荒廃から「奇跡の復興」と言われるほど…優秀な成績を残しました。「追い付け、追い越せ！」のスローガンで、先進国を追い続けてきました。そうして「ジャパンアズNO1」と言われたのが、日米貿易摩擦で揺れた1980年代前半の話です。しかし「プラザ合意」（1985年）で間違った政策の選択をした為に…「奈落の底」を経験したのです。
岸田政権の誕生で官僚政治の復活に見えますが…基本の時代の流れは、既に変えようもありません。一連の揺り戻しと思われる現象は、日本経済にとって起爆剤になる可能性があります。その兆候が本日の日経新聞に踊っています。13年ぶりの鋼材価格の上昇、そうして地価の上昇です。
だから…カタルは野村証券のインフレで潤う証券株を一昨年末から推奨をしています。しかしアルケゴスのポカやFRBのミスで時間軸が「横ずれ」しました。
こういう現象はよくあることです。人間がやっていますからミスを犯すのは…誰も一緒です。カタルなどは「取り返しのつかないミス」を良くやっています。その度に反省を強いられています。
しかし名目時代は「失敗した奴にも優しい世界」です。
全体株が底上げになりますから…仮に選択を間違っても、株価はあまり下がらないのです。実質経済は、「先着一名」の成功者ですが…名目時代は「底上げ」されますから、全員にチャンスが巡っています。そうして失敗しても…周りは優しく見守ってくれます。だからミスを報告しやすくなります。東芝や日野自動車など…トヨタでもありましたね。
不正は何処にもありますが…名目時代は発覚が早く、やり直しが効きます。新入社員を自殺まで追い込むような「実質時代」みたいなことはありません。
政策指導部は優秀な筈ですから…過去の歴史を調べてみると良いのです。日本人は時々、「失われた時代」のような馬鹿をやります。フロックで勝った日露戦争や日清戦争に酔って、いい気になって…米国相手に戦争を始めたような馬鹿を作るのが、日本の「村社会」です。いい加減にして…欲しいものです。
今回のソフトバンクの一連の報道を、よく観察すると良いですね。誰かこれをネタして、卒論のテーマとすれば…素晴らしいレポートになります。株価と市場に流されるニュースを時系列に並べて…検証をするのです。偶然にしては「面白い現象」に気づくと思います。何故、「これでもか…これでもか…」と悪いニュースが連発されて報道されるのでしょう。そんな…偶然がありますか？ でも実際は、悪い材料が、数日おきに連続して…報道されます。そうして…出来高が膨らみ株価が大きく下げてから…上がります。
こんな事は、いつもの事ですよ。
今回のFRBの金利問題からウクライナ侵攻と…条件が揃いました。こんな悪条件は「滅多に」起こりませんよ。おそらく…それらの条件を上手く利用して。陰で儲けている奴が居るから…出来高が大きく膨らむのです。どの株もそうです。そうして…メルカリでもソフトバンクでもBASEでも…なんでも良いですが、カタルは何と言っていましたか？ 出来高の重要性を語っています。
皆さんの多くが、普段、接するニュースに心が動きます。これは仕方ありませんが、その見極めを確りしましょう。最後の決断は、運だろうと思っています。
カタルはソフトバンクの孫さんやARKKのキャシーウッドさんの理念に共感しています。でも時間軸の観方は多少、カタルと違いますが…基本理念は同じです。だからBASEを取り上げて…売上高成長率の話から「潜在成長率の話」をしてきました。長年、赤字を続け市場から批判を受けて成功したアマゾンの初期の財務分析を交えて…BASEの魅力を解説してきました。基本は成長するかどうか…。何処まで…赤字を容認して成長度合いを認めるか？
今回は過剰反応だろうと思っています。実際の金利が上がらないうちから、来年の利上げまで…予想して株価を叩いていました。
まだ3月ですからね。秋になれば…環境も変わっている可能性があるのに、非常にネガティブなシナリオを織り込みました。まるでレーザーテックのPERを100倍のかなり上まで買い…3万円台の株価を買う動きと一緒です。だからカタルは200日線乖離の話をいつもしています。
もう完全に狂った連中が、株価で踊っているとしか思えません。BASEなんか…倒産するだとか…株価が300円を割れるとか…。そう思うならグダグダ言わずに空売りをすれば良いのです。逆に株価が少し上がると今度は4桁復帰と騒ぎます。
まぁカタルは前から4桁復帰を謳って株を買っています。本日も寄り値の445円で買っています。その水準から5円刻みに2000株ずつ買いを用いましたが、今のところは445円だけです。
逆に…470円が売れています。ソフトバンクもそうです。この株価はかなりの水準です。今の株価は5256-5525-5248-5519＝13309900（10:14）株価の割りに…意外に出来高は少ないですね。やはり自社株買い効果が発揮されている可能性があります。
それではみんな儲かりますから…最後のソフトバンクを…5600円と5650円の指値で売りに出しておきます。他にも持っているのですが…短期口座の分は、これで全て清算できます。驚く…株価の回復です。本当は高値の壁を抜いてからが勝負です。5739円ですね。だからこの指値が売れたら…新たな戦略で、また買い始めます。
でも時間が3か月以上経過していますから期日もありますから一度、清算します。でもチャート論からすれば…「200日線の奪回」が筋だろうと思っています。みんなそうです。マザーズ関連株の戻りの目途は200日線と考えて良いのでしょう。
何故なら…テスラは既に関門を貫き、昨日、アップルもウクライナ侵攻の高値を奪回しました。この2台銘柄がARKKのキャシーウッド氏の狙いです。
だから他のRBLXもROKUもすべて同じ株価波動です。ARKKは確かに「きわもの」好きですから回復が遅れていますが…時間の問題でしょう。200日線は103ドルです。先ずはウクライナ侵攻後の高値を奪回して、2月10日の高値を抜けば完璧です。既にテスラはこの株価位置です。
本日はBASEを買って、「サイバーダイン」（7779）を先ほど372円で3000株を追加で買いました。そうして370円にも5000株の買いを用いました。買えるかどうか…。綺麗なチャートです。空売りと思われる玉をどう処理するのでしょう。不思議です。
何故、QDレーザーを選択しないでBASEやサイバーダインを選択したか？ 今回のマザーズの逆襲で選択した株は全て「貸借株」です。この意味は強弱感が対立して仕手化しやすいからです。
まだ分からないのです。この後の戻り過程は確定していますが…その後カタルは再びこれらマザーズ関連は株価が低迷するというシナリオを現在は採用しています。だからITバブルのような事例を用いたのですが…意外に、別のシナリオも存在します。
このまま株価が戻った後も…この流れが続き「本格反騰」に移行する可能性もあります。そうすると…ソフトバンクは1万円、BASEの株価も3000円台があるかもしれません。世の中、先の事は誰も分からないのです。ただ言えることは、今はマザーズの逆襲が主力のシナリオだという事です。
勿論、資産インフレ対応株の銀行・証券・不動産の流れが底流に流れており、この相場のスケールはバブル以降初ですから2006年4月のリーマン前の高値奪回が主眼です。三菱UFJで1820円です。野村証券は2007年2月の2870円ですね。だからカタルは三菱UFJではなく野村証券を選択しています。天井が高いのです。
ハイ、担保が余っていますから、今度は川船を8700円で200株お買い上げです。更に株価が下がったら買い増す予定です。何しろ、ようやく…担保が空いています。珍しい事です。今までは460円以上のBASEは売りだと思ってきましたが…本日は一瞬ですが473円を付けています。この壁を抜けると一気に517円や523円の壁はそんなに大きくなく…このまま一気に200日線の攻防もあり得ます。
カタルの意見に反対の人は空売りをしても良いですが…間違ったら意地を張らずに買い戻することをお勧めします。非常に今は既に危ない手法ですね。だって考えられる悪いシナリオを全て消化した株価です。
マザーズの逆襲相場を読者の皆さんは、存分に…楽しんでください。それでは…また明日。一旦売ったBASEですが…買い戻したくなる出来高になって来ました。今は445-473-441-463＝8286700（10:46）です。本日も1000万株を超えますね。流石、BASEです。
やはり大衆人気は根強いものがあります。また買い直すかどうか…迷います。後場から少し緩むことを期待して我慢をしますか…。でも出来高を観ると一度ぐらい「ストップ高」を交えてもおかしくありません。この関門をあっさり抜けそうなのです。博打心が疼きます。
それでは…また明日。相場を楽しむ程度に…自ら自重して、行動をしましょう。本日は、マザーすの他に、川船が下がって来たので600株を買って…合計3000株に戻しました。日本郵船も11700円に買い指値を用いました。
