かたる:いよいよ決算発表が始まりました。富士フィルムの500億円、オリエンタルランドの300億円など…。基本的に1%程度の自社株買いが多い中、フィルムの3%程度の自社株買いは、一つの基準とされています。3%以上になると…株価上昇力が強いと言うデータがあるそうです。先日、ソフトバンクが発表した5000億円は異色で…14.2%にもなると言う報道がありました。故に5000円割れから、6000円台の定着となると…カタルは前から指摘、大型株なのでカタル向きではありませんが珍しく買った次第です。
まぁ、昔からカタルのソフトバンク好きは有名です。1000円割れの時代からの付き合いです。その後198000円ですからね…本当にあの時は驚きました。長く株式投資をしていると…そのような「化け物相場」に出会う事がありますが、多くの場合はチャンスを逃がし…ものに出来ないものです。勝利の女神には前髪しかなく、あとから後ろ髪を掴むことはできないから、チャンスが来たら、そのチャンスを、確りと「ものにしろ」と言われます。折角、訪れたチャンスを本物と…どう気付くか? 此処が問題ですね。
カタルの経験で、バブル期の話ですが…第一中央汽船と言う株があり、100円台で10万株を買ったのですね。僅かに1000万程度の金額ですが…それが最後に100万株になり…しかも株価は1000円を超えたのです。最後は10億円ですからね。カタルが銘柄など1銘柄だけでも良いと言う理由は、このような実例を知っている為です。本物かどうか…の判断が、求められます。「1300兆円の逆襲相場」が生まれるかどうか…アベノミクスの成果によりますが、こんなレポートは、珍しいので紹介しておきます。「これから始まる本当のアベノミクス効果」と言うレポートです。
カタルは上京以来、初めて本格的な政策運営と…安倍政権を高く評価しています。日銀批判などもありますが…基本的な方向性は正しいと思っています。本日発表される政策決定会合が、どうなるか分かりませんが…マイナス金利政策は、確実に効いていますね。本日の日経新聞によれば…生保は、今年度5兆円以上の外債投資を行うそうです。先日、ブラックロックが外債投信を売り出す話を紹介し…更に郵貯が外債とリートなどの不動産投資の話も紹介しています。野村証券は赤字転落しましたが…やはり馬鹿経営者です。何故、利回り投資信託を…嘗てのように、1兆円規模でノルマ販売をしないのでしょう。後追いの…村論理に染まったのは、過去に不祥事があり氏家体制になってからです。実力のない人間がフロックで社長になり、会社が壊れましたね。北尾さんなど…優秀な連中が、多く野村から離れました。
難しいですね。倫理を追求すると…仕事がしづらくなります。清貧思想は、ある意味でデフレ論理です。舛添さんの公用車の私的利用を巡ってメディアから叩かれています。でもこの程度の事はよくある話で、おかしい…とカタルは思いません。個人的な飲み代を会社に請求するケースや、海外旅行なども含め、会社の経費に付け替える経営者は大勢います。社会にユトリがありませんね。日本人は貧乏をしました。もう少し広い心で社会を観ても良いと思っています。多少の馬鹿は…許されても良いと考えていますね。スポーツ選手の賭博なども厳格ですね。なんか…社会がギスギスしていて面白くありません。市場もそうです。馬鹿銘柄が生まれても…良いと思うのです。笑って許せる社会構成になって欲しいものです。
今日の日銀の政策決定会合は、色んな意味でチャンスかもしれません。失望売りではなく…失望買いに転じることが出来れば、本物ですね。赤字でも上がる株と同じことです。ケネディクスの話をしているのです。先ほど述べたように…壮大な金融相場がスタートしている可能性があるのですね。既に…。
カタルは世界中の中央銀行が、これだけ金融緩和をしてインフレにならない方がおかしいと疑っています。だから後生大事にマイナス金利国債を買っているのは馬鹿ぞろい…と述べています。時代は、既に、新しい時代の幕開けが秒読みに入っているようにも見えるのです。仮に…そうなら、先ほどの第一中央汽船の事例を述べるまでもなく…ケネディクスの株価が上場来の高値になるから…現在の持ち株を、10万、20万と…どうやって増やすか?…それだけを考えれば、「天使の前髪を掴む」ことが出来るかもしれません。「1300兆円の逆襲」の意味は、バブル期の不動産価格に戻ればいいのです。失われた時代が逆回転するのですね。馬鹿をやる人間が、浮上する時代の到来です。
この仮説の事例を、一つだけ掲げておきます。このチャートを観て…皆さんは、どう考えますか? 今後、米国債の金利が2%台に入り、3%台に向かうかもしれません。原油価格は、昨日、予てから指摘していたヘッジファンドの買い入れオプション価格の45ドルを付けたと言います。事前に、カタルは30ドル割れの時に…一部のヘッジファンドが45ドルのオプションを大量に仕入れていると述べていました。確か…ソロスも、そうだったはずです。
最近になり、ブラックロックのCEOは、中国に投資しないと大変な結果になるとも述べています。短期的な見通しらしいのですが…。それでも…先日と180度、見解が変わっていますね。これが市場経済の面白い所です。
昨日、カタルは大阪チタンの事例を掲げました。3月3日のニュースリリースで前期の決算をポリシリコンの減損会計を実施し、13億円の黒字から82億円赤字に転落すると…報道されていました。そうして一昨日は、外資によるレーティングの引き下げですね。たぶん…決算発表は本日だと思うのですが…。今期予想を、どう打ち出すかですね。かたるはV字回復を予想しています。故に、久しぶりにレーティングを引き下げた日に買ったと述べています。僅か1000株だけですが…。
アレレ…これって、先日も何処かで観ましたね。そうです。JTECのケースに、そっくりですね。3月15日のニュースリリースで、前期の決算を売り上げ減少で、更に赤字拡大と…減額修正していました。でも昨日の決算は…ホンマかいな? 今期予想は売上が46%も伸びて、なんと…黒字転換を予想しています。この会社は前科があるので…何とも言えませんが、あり得る話です。本日は、朝方から買い気配で大幅高していますね。カタル銘柄なので…観察を続けています。何れは…前から、1万円と述べている株です。ただ現状は分かりません。まだ中身を良く観てないのです。まぁ、昔からの株を持っているので、どうでも良いのですが…。大坂チタンも似ているので…一応、事前に述べておきます。
果たして、相場の方向性は…どうなるのでしょう。本日は、今の所は金融相場の色彩が強くなっています。ケネディクスも、509円まで来ていますね。本当は失望買いになるのが、一番、面白い相場ですね。そんな理想的な展開になれば…浮かれるのですが…。果たしてどうでしょう。先日来から、カタルは盛んに、「赤字法人への融資容認」に金融庁が方針転換…と3月7日の日経新聞の記事を、取って置けと述べていました。カタルは…直ぐにクラウドワークスなどを連想しました。それ以来、安い時は少しずつ買っています。まだ前回やった時(12月8日)の期日が、若干あります。仮にあと1カ月ぐらいの間に、その投げが出てきたら…拾って置かれると良いと思います。アフターもしていますからね。
カタル銘柄への昇格は、これからの決算数字を観てからの評価になります。何しろ、007やJTECで懲りていますからね。素質はあっても…なかなか開花しないケースは、ごまんとあります。それでは…また明日。