今週の相場を振り返る

今日は金曜日なんですね。土曜日のような感覚です。会社を辞めてからは…曜日の感覚はだんだん薄れます。さて今週は、先週の熊本地震の為に、追加金融緩和や財政出動などが打ち出されるとの観測が…崩れた1週間でした。

日経平均株価の推移

日経平均株価の推移

14日に前震と言うのかな?…が起り、16日に本震が起ったわけですが…。この地震発生を受け、東北大震災からの連想か…18日は安く始まり一段安で引けたわけです。(16521-16275)しかし…翌日は高く始まり(16582-16874)と、一段高になりました。この背景は地震発生を受け、追加緩和決定との見方が一気に浮上したわけです。極め付けは…22日の後場寄り直後に配信されたブルームバーグの此方の記事です。貸し出し支援基金へのマイネス金利適用と言うものです。新規の貸出資金に対し、日銀がマイナス金利で銀行へ貸し出すと言うものですね。

しかし今週初めになると…、そんなものも効かないと言う懐疑的な意見も生まれ…日経平均株価は3日間の陰線展開で…小幅安に推移していました。そうしたら…木曜日に追加緩和見送りで、一気に大幅安です。前引けは、ほぼ高値圏で17572円の高値から16666円の引け値ですからね。それでもチャート上は、75日線上を維持しています。

その前を、少し振り返ってみます。地震発生前の動きですね。基本的にサウジのイランとの国交断絶から始まり、原油安からSWFの売り懸念、中国不安など…様々な悪材料を消化して株価は切り返してきました。駄目押し的に…日銀短観の輸出企業の為替見通し117円台を嫌気して、2番底を確認したわけです。そうして上昇し始めた時に…地震からの一連の動きになりました。

カタルは基本構造が変わっているとは思っていません。昨晩のNY市場は急落しています。GDPの速報値が悪く、アップルの減速やアイカーン氏の売却報道などが下げの背景だそうですが…引け後のアマゾンドットコムの決算発表は良く、株価は上昇しているそうです。ただNY市場は高値圏で、いくら空売り残が豊富でも…一段高に抜けることは難しいと…前から考えていました。つまりカタルは、NY市場はボックス圏が続く…と思っています。故に今度は、少し下がるのでしょう。6月にもイギリスの離脱問題が浮上します。

今年の日本株は参議院選挙前に株価が上昇すると思っていましたが…基本的に政策支援がないと…これから本格化する決算数字は、更なる減額方向にあります。しかし…資源関連などの減損決算は、数字は大きいですが…あまり気にしていません。マイナス金利の影響は日銀の言うように…これから表面化すると思っています。基本的には夏以降で秋になるでしょう。しかし株式市場が更なる催促して失望したように…あまり効果的ではないですね。きっと…弱いのでしょう。ハッキリと「流動性の罠」を抜け出せるなら、とっくにケネディクスなどは、新高値を付けている筈です。高値まで来ると売られる現象を観れば、分かるように政策支援が足りないのですね。本来なら充分に機能する政策だと思いますが、メディアの清貧思想と言うか…、見方が、ネガティブ過ぎます。カタルのような評価はしていません。その為に、なかなかマインドは上昇しません。日経新聞のマイナス面が勝っているようです。

本来はNY市場と同じような上昇波動を描くはずですね。ところがメディアの叩きが強く…流動性に罠からなかなか抜け出せないのです。しかし確実に変化はしています。でも弱いのでしょう。一番怖いのは…黒田さんの心が折れることです。物価目標達成を今回は4回目の引き伸ばしになるのかな? 落第も、これだけ続ければ…、いい加減に世間は、カタルのケネディクス好きと同様に呆れます。そもそもQE2でマネタリーベースに主眼を置いた量的緩和を用いたことが、失敗だったわけですね。最終形のマネーストックの上昇に拘るべきだったのでしょう。これも「カタルの仮説」なのですよ。

カタルは中国不安が溢れている時、マネーストックの増加が13%台…と続いているので、大丈夫だと述べていたことを記憶している読者の方は居るでしょうか? その通りになりましたね。主要都市の地価は、上昇を続けています。「不動産バブル崩壊」と日本のメディアは叫んでから、一体、何年が経過しますか? カタルのケネディクスの3年より、長いでしょう。最近でこそ…頭金の割合を減らし始めてきましたので…、そろそろ限界ラインが見えて来ていますが、基本的に、まだまだ日本より安全です。

まだ検証されてないので、仮説なのですが、基本はマネーストックの伸び率が、経済の景況感に…密接に関係していると思っています。黒田さんの間違いは、マネタリーベースに拘っていることにあります。その為に、折角のマネタリーベースの増加分が、当座預金に眠る形になりました。これに気付いたので、先頃のマイナス金利適用ですね。カタルは付利金利の撤廃だけ…と思っていたのです。ところが、黒田さんは、もう一歩、踏み込みました。当座預金に眠る210兆円を、動かそうとしていますが、生保の外債投資は5兆円ですからね。この規模が多いとは思いません。グローバル化に踏み込むと言うより、村論理の横並びの意識水準でしょう。それでも一応はマイナス金利政策が効いています。

昨日のNHKの「ヒーラ細胞」の話は、面白かったですね。再放送は4月30日の午後6:00~だそうです。「フランケンシュタインの誘惑」と言う番組です。ジョージ・ガイが人類に貢献した研究成果は、素晴らしいですね。この番組の中で…「再現実験」が出来るかどうか…が、非常に重要だと述べられていた部分がありました。この番組を観てカタルは思いましたね。カタルは、様々な仮説を述べて、未来観測して実験をしています。このレポートも、その一部です。しかし誰もが認める再現実験が出ないでは…このレポートも、マスターベーションに過ぎません。しかし景気循環の観察機会は、そうあるものではなく…景気循環の金融量の話は、まだ確立されていません。今までの現象から推察しているに過ぎないのですね。読者の人は…この事をよく理解しておかねばなりません。非常に重要な点です。カタルが、どう考えようが…そんな事は、どうでも良いのです。大切なことはカタルの考えている過程を、読者自身が、どう評価するかなのですね。

ドンドン、カタルのレポートは一般化から、離れているようにも思います。なるべく簡単に説明しているつもりですが…。きっと、一般の人にとって、難しい専門用語も存在するかもしれません。長く読んでいただいていれば…何度も過去に解説しています。しかし障りだけでは…カタルのレポートは、難しいからもしれませんね。

日経平均採用銘柄の陽線率推移

日経平均採用銘柄の陽線率推移

さて多くの人が、不安に駆られているかもしれませんが…金曜日の日経平均株価の陰線率は4.6%と…カタルがこの統計を追ってから、初めての数値でした。通常は3%でも非常に大きな数字です。それなのに…4%を超えたのです。予断は許せませんが…たぶん、一日だけの単発ではないかと思っています。しかし時間はかかります。直ぐに回復はしませんが…この75日線を基準にして、安定するのではないかと考えています。

それは、これから本格化する決算数字によります。とくに…バイオ関連の数字は悪い筈がなく注目されます。J・TECの株価は…持ちましたね。この休みで、少し背景を追うつもりですが…再生医療は、スマートコミュニティーの重要なパーツです。更に…昨日のヒーラ細胞の番組でもわかるように…再生医療の要は、培養技術の確立ですね。これが量産化に繋がり、収益を生む根源です。楽しみなような気もしますが…今の所は、自信はありません。これから時間を掛けて調べます。

今回の反省ですが…やはりブルームバーグに時に違和感を覚えたので、売るべきだったのですね。あの時、大和証券は金融相場のレポートを出したと言います。でもカタルは夏まではバイオだと思っていました。しかし連休を切っ掛けにして個人は手を抜いたようです。この仮説が正しいかどうか…は、連休明けの相場を観察しないと分かりません。しかしリート関連は好調な環境が続きます。故にケネディクスの株価は崩れないと思っています。でも一般株、所謂、日経平均株価がドンドン上昇する相場ではないですね。下値のボックス圏で、夏を通過すると言う考えが正しいような気もします。

個人好みのスマートコミュニティー関連が、連休明けに復活するかどうか…この辺りが焦点になるのでしょう。



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