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中國首脳部は景気回復に力を入れているようですが…習近平の方針はビジネスマンにとって難関です。どうやって…この体制の中で生き残り、尚且つ…発展させられるか? 基本は規制がないのが一番ですが、あまりにガードを下げると犯罪に到ります。どの程度まで容認するか? 

その点、共産党員になっているアリババの馬雲(ジャック・マー)の動向が注目されます。この度…海外に居たジャック・マーが、帰国したことが話題になっていました。そうして本日のニュースではアリババは企業を分割するとか…これを受け、アリババ株も上がり…「ソフトバンクG」(9984)が買い気配スタートのようです。

このソフトバンクGはカタルが述べている200日線を、一度、上回ったが、再び割れたケースです。先日来、紹介している「ロコンド」(3558)と同じチャートの形です。

「ソフトバンクG」(9984) の日足推移

カタルは、何と述べていましたか? 

今回のSVB問題が起こって…最初に連想したのは、このソフトバンクGです。案の定、目先は下がりましたが…5000円割れは「買い場」と述べて、自分自身でも僅かですが株を買っていました。でも追証問題で直ぐに利食いをしています。

このチャートの法則が、全てのものに合致するかどうか「ケース・バイ・ケース」でしょうが、確率の高い「アイテム」です。皆さんが、カタルレポートを毎日読んでいるなら、この仕組みを利用して、自分の成績向上に一役買っている事と…思っています。常に事前に…カタルは皆様に、未来を伝えています。それをどう利用しようが…いや違う、空売りだ…と思っても読者の自由です。情報は、自分がどう利用するか…その利用の仕方は「自由」なのです。

でも金融子会社のアントの制裁から、表舞台から姿を消したジャック・マーの行動は、中国の未来を観るにあたり「指針」になります。基本的に、中国から資本が逃げる中…どうやって中国経済を立て直すか? 高い失業率は、社会不安の元になっています。

これは、何処でも同じです。日本の「失われた時代」は、振り込め詐欺など…最近は強盗や窃盗も増えています。海外の人が、色んな制約(入管問題など)で、犯罪に手を染める場合もありますが、日本人自身も…明らかに資質が劣化しています。

その資質劣化は、何処も彼処も同じです。例えば「大成建設」(1801)の話は「耳を疑う」ような事例でしょう。ビルの立て直しだそうです。何度か…この手の問題が事件になっています。それなのに…またも発生します。「重工」(7011)が国産ジェット機MSJからの撤退はショックでした。この開発過程も失望の連続です。延期に、つぐ延期ですからね。ここでも成田闘争のような「時間の概念」です。

なにも…「東芝」(6502)だけでなく、日本人の資質の劣化は明らかです。

一つは、教育システムと…「予算」です。教育に予算をかけていませんから、教員の処遇環境が悪くなっており、多くは「非正規」雇用だと言います。たぶん半数程度かな? 防衛費なんかより…教育でしょう。時間が掛かりますが…教員の生活環境を改善しないとならないのでしょう。

「フジテック」(6406)の内山さんが、訴訟に持ち込んだとか…。

株主総会で会長職を解任されたそうです。基本的に、自分の会社と思っているなら「MBO」をして…非上場にすべきです。「東洋建設」(1890)も…そうすれば良いのでしょう。何か…経営者は、市場に甘えています。これが「日経新聞の罪」でしょう。

総資産経営は非合理な考え方です。一方、ROE経営はギリギリまで「効率化」を求めるステージです。要らない分野は「切る」のです。「トヨタ」(7203)の「雇用を守る」ために…300万台の生産体制を維持するために、日本は、世界水準から大きく遅れました。

でも日経新聞は「EUのエンジン車承認」を一面トップで伝えています。

だからカタルは日経新聞が「総資産経営」に、日本を導いていると批判しています。同じく…左のテキサツは、訴える? 「株主第一と決別」…と中見出しが躍っています。ROE経営の本質を履き違えています。物を言う株主? ハゲタカファンド?

確かに…「ものを言う株主」は、強欲な面もありますが…要らない処を切ることは、大切な事です。セブンアイが、物を言う株主から…西武の資産を売り、イトーヨーカ堂も売却しろと言われています。偏に…利益率が低いからです。

利益率の低い分野を切って、高い所に経営資源を集めて…競争に勝ち抜くのです。「キーエンス」(6861)のような高利益率の会社を目指します。これがROE経営です。日経新聞は何気なく…日本の社会を「ROE経営」に向かわせるのではなく…「総資産経営」へ導いています。

そもそも…内部に居る編集長の考え方が、古すぎるのでしょう。だから…このような紙面の作り方になり、日本人が劣化を続け、そうして「失われた時代」が、34年も続きます。何故、東芝の1年近い…無駄な時間を、一面を使って…非難しないのでしょう。自分達の仲間だから…と思うしかないですね。

末端の証券マンのセールスが、自殺をしようが関係ありません。もう完全に倫理観のない馬鹿野郎です。だって34年間も高値を更新しない国なんかありません。

早く、早く…組織改革を実行しないと…日本は、本当に沈没です。果敢に挑戦をすべきです。自動運転でも…ドローンでも…「架空」の安全、安心なんか、要りません。失敗をしても良いから挑戦でしょう。

カタルは自分の仮説に従って、果敢に挑戦をします。本日は、少し…枠が空いたから…迷ったのです。最初は「大阪チタン」(5726)を買おうと思ったけれど…下がっていませんから、「エーザイ」(4523)にしようか…とも考えましたが、まだ分かりません。そこで持ち株が減っている「BASE」(4477)の気配値が弱かったので…285円で5000株だけ買い直しています。

東芝を買われた方も多いのか…色んな情報を貰っていますが…カタルが選択した理由は、もともと…鉄板だと思っていましたが、どちらかと言えば…緊急避難です。参考になる報道は此方でしょう。

カタルは、3月期末までに「TOBの発表がある」と思惑を張りました。あのブルームバーグの報道はそういう事です。その時に、大阪チタンが3370円の下値の壁を割ったのです。目先は危ないかな?…と思って、「緊急避難」をしたのです。

故に、下値で買った大阪チタンを3370円割れを観て利食いをして…多少の利益を計上して、東芝を買っただけの話です。別に…大きな魅力などはないのです。

単に「下がらない株」と言う選択肢として、東芝を買ったのです。上がっても6000円程度が限界ですよ。話題性としては一流ですが…株としては3流です。経営者の資質劣化も明らかです。だって…こんなに「時間を要する」のです。でも株は、「配当落ち」の明日からは、更に…上がるのでしょう。

世界レベルの競争は…成果を挙げて当たり前、時間の競争です。しかも「美しさ」が必要なのです。

大谷君や…それまで打てなかった村上君が最後に決めたように…「神がかり」の何かを持ってないと…大衆(市場)=「人間の心」は動きません。

大阪チタン(5726)の日足推移

だから大阪チタンが2667円から一気に3905円まで…1000円以上も短期間に上昇したので…大阪チタン、大阪チタンとバカになって、3635円で大量に買い直したのです。一度、カタルだって、下値で買いましたが、半分程度は売ったのです。でも…あまりに「綺麗な形」に魅せられて…溺れました。カタルは美女に弱いのです。

あのような値動きを見せる「器」なのです。素質があるのですよ。

もう馬鹿だけです。東芝なんか…どうでも良いのです。損をしなければ、それだけで十分です。カタルは、もともと…市場に対し、そんなに強気ではありません。「買い」しか…選択をしないから…「空売り」を選択しないから…。仕方なく…買いの銘柄を探すのです。本当は「空売り」だと思う事は多くあります。

でも証券マンはセールスマンですから…必ず、売れとは言いません。最初の顧客開拓の時に株を売りましょう…なんてセールスはないのです。必ず…儲かるから「買い」ましょう。…なのです。

だから失意の中で2年近く、カタルはセールスを止めて、国会図書館に通ったのです。そうして「サラ金地獄」です。年収120万円の世界を経験してみれば良いのです。日経新聞は村論理に守られているから暢気なのです。総資産経営などせずに、真剣に、「日本の未来」を考えて「ROE経営」を説くべきです。そうするなら…38915円の壁は、年内にも超えられる可能性もあります。

東証の理事長が退任する間際に…「PBR改革」の話です。本来なら、就任するときにすべき話です。これが村社会では…「精一杯」なのでしょう。

東大法科卒の官僚は頭が良いから…こんな事は「百も承知」でしょう。しがらみを捨てて、未来の…「明日の日本」を一緒に築きましょう。もういい加減に…34年です。カタルは33歳で希望に燃えて…妻子を連れて…歩合外務員になる為に上京をしたのです。あの時に和光証券の常務から、「先ずは正社員」と言う勧誘を断って…歩合生活の選択をしました。石の上にも3年? もう10倍以上の34年です。

共に改革を実行して…38915円を目指しましょう。それではゴタクばかりのカタルレポートは此処までです。本日は午後からお出かけです。久しぶりの青空ですが…心は曇ったままです。また…明日。



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