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日本人は昨晩の米国株の動向を見て…「悲観」に明け暮れる方は多いのでしょう。しかし…カタルは、そんなに「懸念」は、大きくありません。その理由は、大半のトランプ関税問題は、既に…市場で「消化されつつある」と考えています。前から、そう…考えていました。一昨日かな? ナスダック指数の15分足を掲げました。もう一度、掲げましょう。

ナスダック指数の15分足

基本的に、株と言うのは「知ったら、お終い」です。自分が識者だと考えて…日経新聞のような遅れた話題を読んだ程度で、世界を知った「気」になっていたら、大間違いです。基本的に新聞や雑誌、メディアの報じる話題は「末端」情報なのです。情報に、「走っている順番」があるとすれば…僕らが知りえるメディアの情報は「最終ランナー」なのです。

金持ちになるほど…時間をかけて調べてから、株価が安い時に、株を買い始めます。下値圏で「株集め」をする場合、2年~3年程度,掛けることは一般的なケースです。しかし素人は一度、株を買ったら…もうその株が「上がる」と思います。でも証券マンを長く続けると、失敗した方が,かえって「玉」が揃って…大儲けになることを知っています。

多くの歩合セールスを観ていると、その「玉数」は、非常に多いのです。だから証券会社の名前が、四季報の大株主名簿に載る場合、大概は、その証券会社の顧客です。その大口顧客が信用でも、株を買っているから…証券会社の名前が「株主名簿」に登場します。こんなことは一般常識なのです。カタル自身、何度か載っています。

証券会社も事故の可能性を考えて「危ない」と思ったら、「社内規制」をします。そうすると…僕らは、仲間の外務員に連絡して、同じ顧客ですが、別の証券会社でも…株を買わせます。

例えば…「BASE」(4477)の牧さんが、多くの「信用買い残」の大半を持っていると…「推察する」のが普通です。そうして…株数が揃ったから、表に出てくるのです。でも素人はそれを見て…ワイワイ言います。

まぁ個別株の話は、ともかく、仲間の歩合セールスは、筆頭株主になるほど…株を買うやつもいます。仕事ができる証券マンは、そんなことは「当たり前」なのです。

さて、ナスダック指数の形を観れば…明らかに、かなりの株を買っています。通常は「空売り」の「買戻し」が大半でしょう。そうして…新規買いをして、「株の反転」を待ちます。既に…今の株価のステージは、その段階でしょう。そうして、みなさんが安心して株を買うときに、まずは「利食い」から入って、更に、「売り乗せ」をするのでしょう。そうして…「下値調べ」が、また始まります。カタルが観ている「様々な情報」から…そう感じています。

トランプ関税の報道数の推移

こちらは最近始めた「新しい口座」の証券会社の資料ですが、良い記事でした。そのグラフを引用します。これは独自性がある「着眼」です。最近の「スタグフレーション」などのトランプ関連の記事が、どの程度増えたか…その数を追っています。素晴らしい着眼です。これは「情報の成り立ち」を示しています。先日、カタルが「宿題」とした解答です。

つまり…これだけ何度も「トランプ関税」に言及しているので…既に、その大半は市場で消化されており、株価は「底這いから」上がり始めています。既に、みなさんが懸念している話は、「言い古された」材料だということです。株価を決める論理的な背景を知れば…カタルが述べることを理解できるでしょう。株式相場の大半の材料は「知ったらお終い」なのです。

「デンソー」(6902) の日足

そんな事で…明日かな? 発表される「自動車関税」に怯えて…日本株市場は始まりますが、下値は割れません。仮に…「デンソー」(6902)が、もし1950円以下で、株を買えるなら買い場でしょう。何故なら、日経新聞の「トヨタ」の構造改革を報じています。

カタルは、何と言って…いましたか? 米国の株価動向より、日本の構造改革が勝ると断言しています。実に36年目です。これだけ長い時間をかけて、日本はようやく変わります。だから金利が上がって…来たのです。

みなさんは「市場の整合性」を、ちゃんと理解していますか? すべての社会現象は、あるべき方向である「時代の方向性」を示すのです。これが「市場の整合性」の考え方です。

関心の高い「タイミー」(215A)の株価ですが「買い場」に来ます。問題はいくらで買うかです。無限に、お金があるわけではありません。ここでは「ブツブツ投資」を、カタルは推奨しています。はっきり言って…「ドル平均法」の応用です。いちいち…面倒だから言葉の解説は省きますよ。先ほど述べたように…何回も下値を買い続けるのです。

カタルは「ジェイドG」(3558)で失敗をしています。でも大金持ち相手なら「成功」なのですよ。自分で100万株とか…この会社の場合の限度は1割程度ですから、そんなものです。通常は,発行株式総数の5%程度に収めて…株を買います。カタルの場合は、貧乏人ですから2828円まで株価は伸びたのに…売らずに「買い増し」を続けたから、目先は失敗です。

ですが…人生は長く、目先を失敗した方が…良かったケースはたくさんあります。「結果、オーライ」なのです。また、この話は「時間」があるときにしましょう。今日は忙しいのです。だからこの原稿は今の時間は午前7時です。4時ごろから目が覚めて…スマフォで情報をチェックです。

そこで挙がってきた「タイミー」(215A)の話が、こちらです。若い「小川君」らしい…。このリクルート撤退には、この小川君の見方もありますが、同時に、大手の「リクルート」は、今は、法律に抵触するから…進出を避けたという見方もあります。まぁ法律は「何のため」にあるか?の是非論です。何故なら…こんな報道もあります。既に社会貢献をしている会社です。

ここでもう一度…最高裁の判決の報道です。

最高裁第3小法廷の林道晴裁判長は「猛省」をすべきです。あなた方が下した判決で、「村社会論」は増長して…日本人に、多くの「自殺者」などを生んだのです。このような影響を考えるべきです。

政策官僚のトップは、法律の運用が、日本に、どんな影響を与えるか…まるっきり言って、その「配慮」が観られません。この程度で、最高裁の判事が務まるのですから、あきれるレベルです。彼の判断が正しかったら、「東京機械」(6335)の株価は、もっと上がるはずです。

ところがどうでしょう。無借金で現金を84億円程度、保有しているのに、時価総額は35億です。狂った世界を生んだのは、林判事の影響もあるのでしょう。

今日の日経新聞に、新任の日銀審議委員の小枝淳子さんが「実質金利は極めて低い」…とコメントしたようです。彼女の言う通りですが…だから金利を上げても、良いと言うのでしょう。しかしそれなら…何故、市場で、正常な株価にならないのですか? 

東証が「PBR改革」を喚起するほど…なのです。この現実から目を背けたから、三重野元日銀総裁やバブルを発生させた澄田元総裁が誕生したのでしょう。「市場の整合性」は、重要です。

最後に何故、日本の「構造改革」が勝り…海外からジャンジャン…「お金が入る時代」がやってくるか? その回答が、本日の日経新聞にあります。だから…カタルは「デンソー」(6902)を2000円以下で買っておけ!…と述べています。ただし、日本時間ですよ。なかなか進まない「成田時間」なのです。

確かに…テスタさんかな? そんな小手先の売買で100億程度の金なら、できるのでしょう。小手川君も200~300億円程度でした。天才的な「度胸」です。確信はあっても、通常は、あのような玉を張れません。

カタルなんか…小心者なのです。だから…外れても、あまり虐めないでください。「ジェイドG」(3558)は、最初から3年の時間を与えています。あと1年半かな? 2年かな? まぁ、田中君は期待に応えるでしょう。

「エーザイ」(4523) の週足

そうだ…忘れていました。お待ちどうさまでした、たぶん、来年の後半には「エーザイ」(4523)は今の株価水準より、2割から3割程度は、上の株価になります。そうして再来年ごろは「本番」でしょう。最高値への挑戦です。カタルは、なかなか…成果が上がらなくても、この薬は「世に出す」必要があると思っています。

自分で認知症になった親の面倒をみたことがないから、言えるのです。早く「尊厳死」を含め、議論を進めて欲しいなぁ~そう考えています。「タイミー」は、下値を買うタイミングなのでしょうが…最近は「慌てない」方が良いのです。

「売りは早かれ…買いは遅かれ」です。

狙いは「正しい」はずですが…「懐が浅い」貧乏人のカタル君は、金持ち時間になれません。はやく…そんな領域になりたいものです。1300円の買い指値を入れて、待っています。ノンビリ、ノンビリやりましょう。また…明日。



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