今日は早めに…書き出しています。これから「出かける」のです。故に、簡単にしようと思っています。最近は、レポートが長くなっているように感じています。あまり簡素化すると専門的になるし、表面上「流す」と…株式市場の「理解」が進みません。読者の知識レベルは、様々なのです。故に、メールなどの反応を見て…内容も変えています。出来る人は、カタルのレポートを、いろんな面で…検証するようです。例えば…
「いつも大変お世話になっております。メールも久しぶりです。とても参考にさせていただいています。最近、カタル様の情報で気になる点があります。日経記事を取り上げられていますが、日経はほとんどプロパガンダ記事です。今回、その理由は…日経新聞にあります。これは…「良い報道」です。この記事に関して・・AIと討論しました。
私:この記事に関して違和感がある。ウクライナ戦争後の輸入価格上昇で値上げとされるが、戦争前より輸入物価は上昇していた。実質賃金は降下中であり、コストプッシュ型のインフレであり、生産性低下のインフレが日本の状態でありスタグフレーションに近いものと感じている。この記事は、「日本も米欧と同様に日常生活でインフレを感じる「普通」の国になりつつある」と締めくくっているが、日本はこの様な状態でないと判断するがどうでしょう?
カタル様を批判しているわけではありません。日経は、表面は財務省・経団連のプロパガンダ記事であるので、その深層を理解するべきかと思います。繰り返させてもらいますが、批判でなく、もっと「時間軸」をよめるのでは?と思った次第です。今回は、この記事を提示しましたが・・・。素晴らしい視点を感謝しています一会員」など…となっています。
メールが長く…途中の分は「割愛」させていただき最初と最後だけ残しました。このようなメールを読むと「嬉しく」思います。自分なりに…「理解」を深めているからです。
このレポートは「勝ち組」が描いたものではなく…「負け組」の人間が綴っています。故にカタルの意見が、正しいものではありません。正しいなら…こんな事をやっておらず、今頃は「南の島」で暮らしています。
日本は「就職氷河期」を挟み…立ち直りかけています。終身雇用に、年功序列は、一時、持て囃されました。ですが…あまり合理的とは言えません。しかし「村社会論」は「大相撲界」を観ると分かりますが「古い制度」です。この構想改革に時間を要したので…失われた時代になったのでしょう。
日本人は、なかなか…「変化」を受け入れません。基本的に人間と言うのは、自分が経験した「良い時代」を求めるのでしょう。トランプ大統領などを観ていると「古き良き」昔のアメリカを求めているように感じています。しかし時代はドンドン変化しています。
カタルは、今回の会員レポートで「二つの事例」を紹介しました。これは新しいタイプの「広告かも」知れません。先ずは先日、紹介した高知のケースです。
そうしてもう一つは、日亜化学工業のケースです。
しかし、たとえ「広告」でも…嘘は述べないでしょう。この「RPA」は既に一般化しており、たいした技術ではないのでしょう。少し勉強をすれば、自分でも応用できる簡単なものだと思います。たぶん…エクセルの「マクロ」の応用なのでしょう。でも業務を「効率化」するべき、無駄な作業が日本の場合は多いのでしょう。それは…経営者に「新しい知識」がないからです。老婆心ながら…これを提供している「オープングループ」(6572)は、カタルの目から見ると、株を買えませんでした。

しかし実際に…最近、急伸している企業を観察しています。「SHIFT」(3697)と言う会社は凄い成長企業ですが、ここから、さらに続くかどうか…「胸突き八丁」の場面です。

もう一つは先日、掲げた「ベイカレント」(6532)と言う「文句」が付けようがない「良い会社」です。時間は掛かりますが、株価の上昇波動は、たぶん…変わらないでしょう。

カタルは、今でも…「悔しい」のです。実は「オービック」(4684)と言う会社を、10年以上前に…「発見」をしていたのですが利用しませんでした。今では日本を代表する大手のシステム・ソフトウェア企業になっています。このソフト技術を利用して、業務を効率化し、更に業績を向上させられるなら安いものでしょう。

このような視点が、トランプ大統領には欠けているのかもしれません。米国は「進化」を受け入れるべきで、製造業はロボット化するのでしょう。故に、一番、関心を持って観ているのが「ファナック」(6594)なのですが、なかなか…まだ、株を「買う気」にならないのです。トランプ大統領は、時代革新の「進化」を受け入れてないようにも見えます。
カタルの仲間でも「ガラケーで充分」と言う奴は居ますが間違っていると思います。最近のスマフォの進化も凄いですね。株屋ですから…色んな資料に目を通します。カタルの関心は「ラピダス」ですから「半導体」の資料も、よく読みます。
「ラピダス」は2025年4月から2ナノ半導体の「試作品」の製造を開始するとなっていますが、世界は、既に「量産化」の段階です。しかも、その「歩留まり」がドンドン上がっており…70%台から既に80%台だそうです。まもなく一般化しますよ。新しい…「アイフォン」は進化を続けます。
ところが、日本のメディアは、なかなか…このような「技術革新」を報じていません。試作と量産化では「月とスッポン」なのです。この違いも理解できてない日本人が、非常に多いのです。カタルが「量子コンピュータ」の時代になると、一気に人間の進化が加速するでしょう。医薬開発も10年も掛ける…必要がなくなります。様々な実験は、瞬時に出来ますから「臨床試験」の確認だけになります。その内、この臨床試験も消えるのでしょう。
だから「後始末」の話は、止めて…生産性のある「話題」に時代を進めるべきです。カタルの原稿はドンドン…「本質論」に移行しようと思っています。
例えば「タイミー」(215A)の会社の価値は、何処にあるか?
カタルは日本に「欠かせない産業」を「担う事」になると思っています。だから「成長株」として、この株価を観ています。故に…IPOの初日の寄り付きの1850円でも100株だけですが「新NISA」で株を買ったのです。昨日は、色んなことが言われて…株価が上がったようです。
先ずはSBI証券の森本展正シニアアナリストは24日付のリポートで投資判断を3段階で最上位の「買い」で調査を始めた。目標株価は足元の水準を大幅に上回る2430円とし、これが手掛かりとなっているようだ。と言う報道です。
此方は、あまり話題になってないようですが…四季報には24日にシンバホールディングス(沖縄県浦添市)と包括連携協定を締結したと発表し、買い材料視された。人手不足に悩む沖縄の労働力確保と定着、人材育成、企業の生産性向上などの対策に関連し、スキマ時間の雇用の創出、多様な担い手確保、生活者のスキマ時間の有効活用を通じた県内の経済活性化を目指す。と報じられていました。
しかし流石、日経新聞の報道が一般化しているようです。リクルートは24日、単発で短時間働くスポットワークに特化した求人サイト「タウンワークスキマ(仮称)」の開発を中止すると発表した。当初は2024年秋にも提供を始める予定だったが、計画が遅れていた。と言う記事ですね。
まぁカタルは、どれも…「後講釈」だと思います。
別に、誰かが何か言ったから…株価が上がったわけではなく、そもそも…「タイミー」は、今の「時代感覚」にマッチしています。探したのですが…見つかりませんでした。「タイミー」の「ヤフーの掲示板」に、赤裸々な事態が掛かれていました。年金の15万円ほどでは「暮らせない」…と言う話です。そこには、「ハローワーク」も役立たず…「タイミー」で、老後生活を助けてもらっている実態が綴られていました。カタルが、普段から書いていることです。
続々…就職氷河期の人も「リタイヤ」する…時代になります。カタルは年金生活では暮らせない。さらに…これからは、老人から「働く世代」の若者に「所得移転」が起こると述べています。その一端を「担う」産業です。働く世代が「富」を得るのです。基本は此処ですよ。
現状は5%~6%の賃上げですが、「日本郵船」(9101)は4月から13%を引き上げるそうです。…そうして郵船のベア対象は社員約1600人。ベア率は24年(約15%)を下回るが2年連続で10%以上の高水準になる。25年4月入社の大卒社員の初任給も9700円増の33万3000円とする。…となっています。
分かりますか? なぜ、「タイミー」が成長株なのか? 「名目成長時代」になったという事です。 メールを貰った…元の原稿を、もう一度、「リンク」して…本日の原稿を終えます。「名目成長時代」が、定着するのでしょう。
ようやく…相場が始まりましたが、しかしカタルは、これにて…退散です。また明日。