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かたる:満更、安倍首相の「リーマンショック前夜」と言う懸念は、大げさな誇張でもないと思っています。日経3面の世界貿易が停滞している話は、重要なキーワードの一つです。カタルは全ての原因が、金融規制にあると…前から述べています。何より今回、最も驚いたのが…歴代の首相たちと違い、現状把握に熱心で…経済に関心が高いと言う事です。

FTなど一部のメディアの「大げさな時代認識」などと言う報道より、この前向きな姿勢が、市場に大きく評価されると思っています。やはり…デフレ脱却、日経平均株価38915円の奪回が、可能なのだろうと…改めて、感じた次第です。カタルは単純なので…ケネディクスを追証懸念にも拘わらず、買い増しした次第です。危ういね。このように…自分の感情が抑えられないから、いつまでも「3流域」なのでしょう。

おかしいのです。世界中の中央銀行が、これだけ金融緩和政策をしても、実体経済が低迷する構図を考えると…。日本が味わった「失われた時代」と言う構造改革が、世界中で広がり起っていると思われます。つまり安い労働力により、既存の産業構造の変化ですね。日本では中国に生産活動が奪われ、空洞化が進みました。既存の産業の生産移転が起ったのです。この現象は1985年のプラザ合意辺りが…転換点になっています。1987年に設立されたTSMCは、半導体のファンドリー企業として…今では、世界トップ水準です。シャープを買収したホンハイも同じです。

カタルは、間もなく…新しい扉が開くと思っています。スマートコミュニティーの世界ですね。如何に早く、この新体制に移行できるかが勝負です。クラウド環境を利用して遠隔地治療など…なんでも、できますね。カタルがフュートレックに惹かれた理由が…AIの活用には「音声認識」が欠かせない為です。しかしフュートレックが、一番かどうかは分かりません。でも車に採用と言う事は、それなりに…かなりの技術水準なのでしょう。短期調整も完了し、本物なら…此処から二段上げの可能性があります。実は4ケタに乗り、これから…という所で、カタルは値動きに不自然さを感じ、ポジションを大きく減らし撤退しました。

同じことを…カイオムでも、経験しています。此方は見事に引っ掛かりました。増し担保のせいもあるのでしょうが…、通常は信用買い残が減りながら、株価が上昇したので、てっきり人気になると思っていたのです。ところが、一気に潮が引くような経験をしました。おそらくHFT(高頻度取引)なのでしょう。これまでの「経験」が活きなくなっています。藍澤証券などのディーリングが撤退したのは…頷けます。1秒間に何回も売り買いをする自動化には、スピードでは勝てません。でもそのおかげで結構、面白い相場が演じられているのも、事実です。カタルの今までの方法の成績が悪く、短期売買の方が、格段に成績が良いのは…その表れでしょう。現在行っている「Vテク」の「そーせい」化の実験は、そんな発想でした。

つまり僕らは、この仕組みを利用すれば…いい訳です。HFTはアルゴリズムやクオンツの流れをくむ現象ですね。物理学者が金融工学を使い、市場を動かしています。ルネサステクノロジーなどは、代表的なファンドなのでしょう。本日、買い増しした新日本科学など、通常は…株価が、此処まで戻りません。でもカイオムもそうですが、新日本科学もチャートが綺麗ですね。長い休みを入れての出直りです。上場してから、両社とも3年間の調整を入れています。

ただ、小野薬も調整に入り…まだ時間がかかりそうに見えます。上手くタイミング合うのかどうか…。相場と言うのは面白いもので…いくつかの波が、重なると良いのです。でも色んな波が重なることは、滅多にありません。時代性や業績、社会人気など…市場は常に時代を反映して動いています。あのITバブルは…凄かったですからね。あれは新人類の誕生ですね。小手川君のような存在が生まれ、時代が動いています。彼は株で儲け、今は不動産が中心だと言います。きっと、かなり儲かっているでしょう。やはり非凡な才能です。株のディーリングで、数十億単位で動かすのは不可能に近いのです。せいぜい数千万レベルでしょう。億単位になると…かなり株価が動きます。彼の手法では無理ですね。でも不動産なら、少しまともなビルだと…10億や20億は…しますからね。みんなが憧れるバフェットは特殊な存在です。

さて少し目先の話も交えましょうか…カタルは新日本科学を、本日は寄り付きと715円の指値を用いました。幸い安寄りし…両方とも710円で買えました。実験なので株数は少ないのです。Vテクも貧乏人故に100株の最低単位で実験をしています。つまり、どっちに転んでも心配のない株数で、売り買いをしています。でもチリも積もれば何とやら…。

当然、カイオムやMSNのような失敗もあります。でも…ね。時間を掛かれば大丈夫ですね。あのケースと同じです。昨年、カタルはパイオニアを手掛け、今年に入り失敗したので損切りをしましたね。でも結局、買い値に戻りました。ほら年末価格に戻った時にレポートしました。読者から相談メールを貰ったので、300円台に戻ったら損切りを…との返信メールをしたのを覚えています。その人は、どうしたか…知りませんが、株は基本的に下がったら買えばいいのです。どんな株もドル平均法で時間を掛かれば、必ず戻ります。

カタルは「グリー」のフォローもしています。1000円を割れた時に、自分の間違いに気づき損切りをしました。3年ほど前の話です。でも今度は、大丈夫…と何度か買い増しを支持しています。1000円で買っても、500円、600円で同じ金額を投じていれば…2倍は買えます。つまり3000株になりますね。今度、800円台になったら、その時の状況によりますが、全部、売れば利益になりますよ。

最近の小型株は値動きが激しく、今回の新日本科学のように上下があれば…かなり儲かります。つまり、どっちに転んでも良いような売り買いの仕方をすれば…きっと儲かるのでしょう。でも、まだ実証できていませんからね。小保方さんのSTAP細胞の実験のように…他人が真似を出来なければ駄目ですからね。

カタルも、まだ実験の最中で…いつになったらこの手法が確立されるやら…。まさにトホホの世界と、背中合わせの毎日です。先ほどのパイオニアだけれど…たぶん今は下値圏です。だから残存が残っているなら、また買えば良いです。200円割れを買う覚悟で、ここから買い続け、今度のリバウンドは、前より低いかも知れませんが…もう一回程度は、利用できるでしょう。ただシコリ感が、かなり強いので、株価位置が高くなったら…必ず売らなければなりません。自分の失敗を、他人の責任に転嫁しないように、自己責任で行動できる自立した大人になりましょうね。日本人は他人依存型ですからね。困ったことです。自分で決められません。

新日本科学の日足

新日本科学の日足

このチャートは、良く出来ています。新日本科学の話ですが…大陽線に陰線が孕み、再び本日、陽線でこの陰線を包むと…、先週末、金曜日のVWAPは745.7456です。つまり746円以上で、大引けを迎え、明日の寄りが…高寄りするなら…。再び、更に買い増しを実行したくなります。カタルは、一度、25日から売り上がったのですが、790円まで売ったかな? でも金曜日は700円から下は、買うつもりだったのです。残念ながら700円だけの買いでしたから、本日は寄り付きから、買い乗せしました。通常はこの株価位置までは、絶対に戻りません。故に、依然、第二幕のバイオ株相場の主導権を握っています。カイオムも忘れないでね。こっちは弱いけれど…。でも週足チャートを比較すると分かりますが、どっちも綺麗です。

多くの素人は、チャートの形に関心を持ちますが…プロはチャートを作りながら仕掛けます。カタルの友達の「よっちゃん」は、昔、帝国ホテルで…毎日、作戦会議を開いていました。仕掛け筋と言うのは、ある意味で金融屋などを利用して、ヤクザみたいな事もしたのです。最近はネット仲間が居ますからね。カタルはその様な仲間にはなりません。

出来れば…王道投資を、市場に根付かせたいと思っています。銀行株だけで充分ですね。ケネディクスを観ていれば…日本経済の明日は、分かるのです。株はいろんな面を持っており、切り口が豊富ですが…、原理原則は、一つです。時代性を反映させる企業が大きく伸びるのです。ペッパー君のソフトバンクは、本当に…時価総額200兆円企業になるかもしれません。やはりロボットは、楽しみです。アリババ問題で売られたけれど…だんだん6000円割れは、買えなくなるかもしれません。シャープも、ジリジリ…と来ています。ここで掲げた銘柄は、それぞれ…見どころがあるから登場しています。それでは…また明日。Vテクは、通常は「一気走り」しておかしくないけれど…、どうなのでしょう。でもカタルは、本日100株だけ、利食いを敢行しました。でも楽しみ、楽しみ。それでは…また明日。



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