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しかし米国株は強いですね。今回のコロナ騒ぎで少しは減速すると思っていますが、それ以上に需給バランスが勝っているようです。基本的に昨年のレポ金利高騰からFRBが資金供給したので株高が発生していると言う見方が有力のようです。この辺りは日本と違います。日本は日銀様が危険資産と言われるリートやETFを買っても…内部留保は溜まるばかりです。463兆円の金額は常識的に見えません。故にものを言う株主が、帝国繊維などに株主提案をしている訳です。元は此方の記事です。

FRBによる資産拡大の様子

基本的にROE経営は合理的な効率化を求める経営です。黒字リストラを実施した富士通は500億円の自社株買いだそうです。本日は買い気配スタートです。世界競争に勝つために何をすべきか? 経営者が、自ら高い目標を掲げるかどうか…。この点は非常に重要です。蔵王温泉で「魔法の鏡」の話をしました。人間はモチベーションを、如何に維持するか?企業経営者に一番、大切なのは、この心の在り方です。

何故、カタルが臨時の会社説明会を実施し、アナリストなどの質問に答えるビデオを見てロコンド(3558)の田中君に惹かれたか? 彼に、その心を感じたからです。ノホホンと偉そうに遊んでいる経営者は、後進に道を譲るべきでしょう。

本日の日経新聞のコメントに「市場の整合性」の話が載っていました。昨日、ストップ安をしたスクリーンの解説です。半導体は改善しているのに大幅減益見通しで「違和感がある」…との野村の和田木さんの話です。スクリーンはもともと見てないので、よく分かりませんが…カタルはレーザーテックの株価上昇に昨年は違和感を抱いていました。何故、半導体市況は悪化しているのに…この株は強いのか? …という疑問です。

同じ業界でも…専門性等により、業界内でも格差が生まれる現象は、これから生まれるかもしれません。グローバル化に関わる話です。この仮説は頭の片隅入れて置き、次に関連性がある話題が出てくるときに、引っ張り出して…整合性を考え直します。

このような疑問を考えることが、市場の整合性を理解するうえで大切です。今すぐ、結論が得られないことは…沢山あります。課題の一つです。

冒頭に述べたFRBによる資産拡大が株価高に繋がっていると言う仮説も、実証されたわけではなく…単なる推測の一つです。世の中は分からないことだらけ…その中で、どう結論付けて、自らの行動を決めて行くか? 難しい話です。

富士通は寄りました。11470円です。カシオなど共に黒字なのにリストラをする会社…の一つです。終身雇用終了宣言です。 1992年のパイオニアの指名解雇事件から28年が経過して、経団連は、初めてこの問題を採り上げました。ここでも村論理と効率化と言うか…グローバル化と言うか…。その対立の話です。そもそも雇用の価値観が大きく変化するとカタルは思っており…だから「ベーシックインカム」(生活保護)の話題を、時々、レポートで採り上げています。

銀行がRPAを取り入れ大量解雇時代になったのは…何も偶然ではなく時代の流れです。スマートコミュニティーの世界は、どんな形になるか? それに向かって世界競争が加速している訳です。だから早くキャッシュレスにして…ビックデータの管理が重要になります。この読みは…人の何十倍の利益を獲得できる「魔法の鍵」です。

たぶん…ロコンドの田中君に惹かれたのは、彼がマーケティングを通じた仮説を元に経営を実践しているから、なかなか信じられない眉唾目標も、現実性を感じたのでしょう。CMを減らして…売り上げが落ちるか、どうか…などの下りは、実験による検証により推論がなされ…それを元に行動しています。カタルが会社説明会のビデオを見て、田中君を応援してみたいと思った原点の一つです。

本日のロコンド株のオーバーの売り物は128900株、一方買い物は163500株です。今の株価は993-1014-985-989=46900(9:33)です。この株を使って、調整の時間などを推察するやり方を伝授しましょう。ですが…確実ではないのですよ。

一つの仮説であり、その考え方です。日本人は直ぐに、物事を一つの見方に決めつけます。学校時代からロボット教育を受けている為です。しかし世の中は多様性に溢れており、色んな考え方が在りますから、共有しなくても良いのです。こんな常識も分からないのが日本人です。

例えば…昨晩のWBSでキャスターのコメントにカタルは違和感を抱きました。例の高額返金制度で、問題化した泉佐野市が敗訴したニュースで、中央官庁の通達が法律的な根拠がないのに…従う義務があるかどうかの話です。

カタル自身も高額返金が行き過ぎで、本来の趣旨に反するので泉佐野市の行動は好きではありません。しかし裁判所が、法律的に根拠がない通達を守れ!…と言うのは、おかしいと思います。まるで後出しジャンケンです。

サラ金規制の時も、同じ違和感を抱きました。先日の太陽光発電の送電線問題と同じです。村論理と言うのは、面白いですね。ハッキリ言って…権力者の御都合主義で、基準が変化します。ライブドアがアウトで、東芝が許される話と一緒です。フェアではないですね。所謂、「阿吽の呼吸」が求められます。この辺りの解釈はカタル自身、いろんな点で迷っています。

今はいろんな点で、変革期を迎えています。日本はその変化にうまく適応していません。だから「失われた時代」になりました。大岡裁きと言う曖昧なユトリが、社会構造を支えていたのに…そのユトリが、社会から消えてギスギスしているのでしょう。難しい話です。

先ほどの話に戻りますね。だから時間を掛けて…ゆっくり行動をしようと言う話です。ロコンドクラスの株価を上げるのは簡単です。そんなに資金が多くなくも…簡単に誘導できます。でもカタルは、そんなやり方は嫌いです。故に「市場の整合性」を待ちます。のんびり構えましょう。何れ…このラインの売り物は切れます。ジックリ…下値で玉を入れると…あとは簡単に株高になります。ノンビリ待つ玉手箱です。

千代化の下値圏のボックスは長く…その可能性を感じさせる銘柄です。昨日も買い増し…310円と305円で買いました。もう直ぐ決算です。何故、今回の3Qが出番として相応しいか? 4Qの後では、相場に「アソビ」がありません。

急騰するテスラ株の様子

テスラの株価はすごいですね。昨晩は640ドルです。でもロイターで此方のニュースを発見しました。分かりますか? 

仕手性の意味が…このレポートとテスラの株価の意味と千代化の相場のタイミングと、一緒なのです。4Qでは面白みがないのです。でも今の3Qで、誰かが仕掛けると…強弱感が対立する余地が残っており、相場になる筈です。

この事はロコンドにも言えます。ロコンドも田中君の目標が未達になる可能性が高いのです。暖冬でブーツは売れませんから、既に大半が固まっている今期の目標も難しいのかなぁ~と言う疑問も湧きます。当然の発想です。

だから「懸念が生まれ」株を買う気が失せます。株式投資は、髙くなった株価で、誰がその高値を買うかを予測するゲームでもあります。仕手株と言うのは、常に意見対立があるから育つのですね。そのチャンスを、ものにしないとなりません。早過ぎるのを承知で仕掛けたJトラストに似ています。

そうすると…「順番待ち」にリスト入りする事もあります。アイフルの220円は6か月間のリスト待ちでした。分かりますか? 株式投資の奥の深さを…味わって下さい。楽しいでしょう。自分の読みが…市場で、実現されるかどうか…。自分の考える時間推移が正しいかどうか…。常に、その整合性をすり合わせて相場を読むわけです。

そうでないと…顧客を儲けさせ、高い手数料を抜く証券マンの仕事は出来ません。株式手数料の月間1000万円は、かなりのハードルでしょう。でも一流域は1億円なのです。上には上が居る。世界のトップは年収が20億円ラインです。

僕らは時間を味方に付け…賢い投資家に成りましょう。このロコンドを使って、株の動き方の見方などを、解説しましょう。株価も重要ですが…それ以上に出来高推移が問題になります。その話は、来週にも…出来るかな? 

あらら…WHOの「緊急事態宣言」で株高ですか…。今の株価は428円高の23407円です。この考え方は、株式市場の「材料出尽くし」の考え方ですね。「噂で買い…実現したら売り」になる考え方です。でも川本産業は髙かったのですが…今は売り気配かな?

9連続ストップ高? 呆れる…マネーゲームです。そう批判をした年末のIPO相場のマクアケは、依然、株価は4000円台です。そのおかげで生まれたロコンド株の発見に感謝すべきかどうか…。世の中は何が起こるか分かりません。故に、どっちに転んでも大丈夫なように…慎重な行動を心掛けましょう。無理をする事はありませんよ。僕らは賢い投資家を目指すのです。

それでは…また明日。



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