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いくつかの「見所」があるのですが…米国景気は「ソフトランディング」を指摘されています。目先、FRBはもう一回の「利上げ」をするか、どうかですが…。足元の景気指標は商業不動産の他にクレジットの延滞率の話が出ているように…米国消費は弱まっていると思っています。この一ケ月ほど…強い米国景気のGDPなどを観て「ノーランディング」説まで出ていますが、カタルは住宅金利が7.31%を観た瞬間に、それはあり得ず…むしろFRBが雇用ばかりを指摘している点を危惧しています。

米国2年債の利回り推移

つまり、やはりハードランディングの可能性もあるのではないか…と疑っています。でもこの考え方は、かなり後退しており、ソフトランディングの可能性を考えています。「R*」のAI革命の進展を観るために、相変わらず「エヌビディア」の株価から目が離せません。それと…2年国債の利回りも重要なカードです。

一方、爆弾を抱える中国との報道はやはり…気になります。

「融資平台」と呼ばれる地方政府の「隠れ債務」のような部分や不動産問題です。人口構成を観てもまだ大丈夫でしょうが、中国の不動産販売の仕組みが、前受け金方式で、物件を受け取らずにお金を払う仕組みです。いくら頭金が大きくてもやはり気になります。

そもそも「共同冨裕」などソ連時代と失敗事例を観ても分かりますが…理想論としては分かりますが、現実は、出来るやつと出来ない奴の差は、大きいのです。カタルが東京に出て来て思います。周りはみんな優秀です。極端な話…地方の天才は、都会の劣等生のような…開きがあります。

最後は、頑張って成功しても「地検様」などの壁があり、日本の仕組みでは、なかなか上に登るのは大変です。最近は直接、東証を避けて、日本企業でもナスダックを選択するケースも出てきました。インターネットの発展は、グローバル化を促進させます。情報の価値観を再認識するのです。知らないことは…恐いことです。「井の中の蛙大海を知らず」とは、よく言ったものです。

二つの課題を冒頭に並べましたが、「恒大集団」の破産申請でも、揺るがない日本株どころか…「日立製作」(6501)は上場来高値です。本当に…驚きます。

この分では「日本製鉄」(5401)も上場来高値を更新しないとも限りません。一応、カタルは「失われた時代」に苦い経験を積んでいますから、自分自身は様々な「トラウマ」を抱えています。しかし現実の株価を観ると…どの株も「腰が強い」ことを、再認識させられています。皆さんの多くは売った、利食いをした株が、その後も、「上がり続けている」ことを認識するでしょう。三菱UFJなどの事例を観れば分かります。

「川崎汽船」(9107) の日足推移

「川崎汽船」(9107)なんか…カタル向きの株価上昇ではなく、最近は売り買いの対象になっていませんでしたが、あれから…「2倍なんて」もんじゃないのです。2000円割れを覚悟して買った株が、今は5176円です。まもなく純資産価値の6128円に届きます。驚きです。だって企業業績は、どう考えても減速しており、外部環境はそんなに良くないのです。この理由は、日本株の割安感でしょう。

この意味は、PBR1倍以下の株は、全部、買わねばなりません。

「野村証券」(8604) の日足推移

そもそも…「実質経済」から「名目経済」に移行したことで、「資産投資」が再開されますから、その恩恵をどの企業も受けます。故に「野村証券」(8604)なのですよ。

これまでは資産を買えば、不動産ではなく「負」動産だったのです。この認識がある為に、「不動産セクター」の株価評価は、非常に低いのです。


「長谷工」(1808) の月足推移

例えば…少し前の会員レポートの銘柄ですが大手のデベロッパーの株価も復活するのでしょう。銘柄は「長谷工」(1808)です。

流石に、このクラスになると、「バブル期」から生き残っている企業は少ないのです。「失われた時代」の試練は、並大抵のものではありません。たぶん…来年には、この2007年に付けた壁(2490円)を抜けます。当然の事ですが、「三菱UFJ」(8306)も2006年の高値(1950円)を抜く可能性があるのです。

つまり…考え方としては、こうです。

あの時は「予行練習」で、ここから…が「本番」です。折角、立ち直ったバブル崩壊からの復活ですが、リーマンショックや中国の台頭で、日本の存在感が希薄になっていましたが、今の中国は、「資金流出」をどう止めるか?…なのですが、「共同冨裕」を始め…スパイ法の強化など…今は、どうしたら、あまり痛手を受けずに、他に移行できるかどうか…に掛かっています。この2006年~2007年の高値を、どの株も抜くとスタンスを持って、相場に臨むのが正しい投資姿勢なのでしょう。

公約通り…新高値を切った「BASE」(4477)を買い直しています。

本日は380円と370円で2000株ずつを買いました。しばらくは慎重に対処して、おそらく、このまま…500円台へ向けて旅立つのでしょう。そう言えば…「メルカリ」(4385)も金曜日に500株だけですが買い直しました。

基本的にカタルは時代背景を観察して「推奨銘柄」を掲げています。故に、そんなに大きく相場観は変わりません。継続的に取引をして目標株価になったら離れます。「下がれば買うし、上がれば売ります」。その繰り返しです。でも時々…馬鹿もします。

本日はまた「ジェイドG」(3558)の持ち株が増えました。今のところは一番のお気に入りです。ゆっくり…やれば良いのです。

今は「ルネサス」(6723)の行方が気になります。ただ…次世代の夢の話ですが、ドイツのインフィニオン・テクノロジーズが世界で一番、此処に、この秋に上場するアーム社が絡みます。この世界競争に勝てるかどうか…柴田さんはM&Aを利用して時間を稼いでいますが、ようやくスタート台に並んだだけの話です。

トヨタの後ろ盾があるので…可能性は高いと思っていますが、果たして…PER30倍の評価を、市場から得られるか…「胸突き八丁」の株価位置です。一緒に買ったと言うメールも頂きますが、カタルは「実験レベルの域」を出ていません。今は色んな銘柄が見えるのです。

たぶん…相当、相場が強いのでしょう。

日立クラスの株価が、いくら業績の裏付けがあると言っても…この時期に上場来高値を更新しているのです。本日は9995円まであるのです。これは大きな成果です。

特に総資産経営の「村社会の頂点」にある…経団連会長職を歴任している企業の変身は日本の産業界に大きな希望の星です。トヨタではないのです。日立の自社株買いは、どうなのでしょう。流石のカタル君も「ルマーダ」(Lumada)は知っていたのですが、あれはスペインかな? それにハワイなんかも…その筈です。総合力が強いので様々な分野で一体化に対応できるのでしょう。

他には「ローム」(6963)なんかも、最近は設備投資を加速させています。いよいよ未来軸の話が、出来る相場になってきたことが嬉しいですね。

カタルはやはり名目時代の人間です。負けても、負けても怯まずに…ただジッと我慢でした。

J君(7〇○○)の日足推移

やはり強いですね。J君は、なかなか…下げません。カタルは半分以上売ったのでしょうが…先週末、少し株価が下げたので…初めて「買い直し」始めたら、また1561円を付けました。たぶん…この1560円が一番高い、売値でしょう。9月ですから、年末年始に合わせて…スタートすると思っています。大阪チタンより「効率的」な筈です。目先の高値1710円を抜いたら…また買い直さねばなりません。

でもチタン製のスマフォも登場するとか。大阪チタンは、今から思うと、あの時から一旦は空売りで…そうして買い直すべきだったのです。もう直ぐ1年です。野村は、やはり…「やり過ぎ」だったのです。まぁ「ボーイング」の…「まごつき」もあったのですが、来年は有望です。

このJ君は、かなり「変動率が高い」株で、カタル好みです。これは「ベストの参加」でした。なかなか…時間軸の読みは難しいものです。ただ…ベストのタイミングと言うのは、そのまま大きな利益に結び付くかは分かりません。時間軸の問題です。

むしろ…株と言うのは、「株価位置」が高いラインから…参加したほうが、正解の場合が多いのです。例えば「BASE」(4477)にしましょうか…

「BASE」(4477) の日足推移

このチャートを観ると分かりますが、カタルはたぶん…昨年の初めから「薄利多売買の戦略」で取り組んでいます。基本的に「買い下がりの噴き売り」の繰り返しです。その売買を継続させてきました。そうして今回、初めて…200日線より、上になったばかりの株価です。

相場と言うか…コロナ禍から下げ続けて。ようやく「均等ライン」になったのでしょう。この後の鶴岡君の頑張り次第ですが…カタルの基本認識は500円程度の株価の評価です。本日は380円と370円で2000株ずつ買っています。また買いますよ。

ただ年が若いために、あまり経験がないのでしょう。グリーの田中君は、結局、沈みました。カタルはパズドラの愛好家です。今でも毎日クルクル…やっていますが、サッパリポンですね。あまり詳しく分かりません。素人には対戦相手によって、キャラクターを選択するのでしょうが…絶対に勝てない奴が居ます。でも、「暇つぶし」に、丁度、いいのです。もう一つ、 カタルが毎日やっているのが、 セガサミーのパチンコです。ここの麻雀ルームで、毎日、やっています。でもなかなか上達出来ません。

話しを戻さないと駄目です。つまり…経営者次第なのです。

お金に「胡坐をかいて」沈む…経営者も多いのです。頑張る人は限られています。故にジェイドGの田中君は、マズマズの器です。でも、やはりZOZOの前澤さんは上でしょう。なかなか…あの実績は残せません。一時、やり過ぎて干された時代がありました。日本は難しい国ですからね。たぶん…あの事件が「切っ掛け」になって、自分ではこれ以上は無理だと思って…孫さんに頼んだのでしょう。

カタルには商品を売る為の戦略もあります。色んなやり方のアイディアが浮かびますが、早く…日本を出て頑張る奴が、いっぱい登場して欲しいものです。「Jトラ」(8508)も期待をしたのですが、なかなか…難しいですね。でもこの株は最近「需給面で改善」が、みられ始めています。こんなところで…本日はお終いです。また…明日。



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