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カタル:結局、8月の日銀のETFの買い入れ額は…8/2-347、8/3-347、8/4-707、8/10-707、8/25-707、8/26-707だけでした。合計金額は3522億円ですね。先頃の発表では年間で6兆円ほど買う訳ですから、月平均で5000億円になります。8月はあまり下げる場面がなく、買うチャンスがなかったのでしょうが…政策と言うのは実行力が問われます。今後…どうするのでしょう。カタルは東証の空売り比率や裁定買い残の減少などから見て、需給バランスが大きく改善していると思っています。だから下値のボックスの離脱も、時間の問題だと考えています。

昨日は、財務省から法人企業統計(4―6月期)が発表され、同時に発表された27年度の内部留保が377兆8689億円だったことで…麻生財務大臣が「おかしい…」と経済界に対し貯めこみ過ぎだと…噛みついていました。カタルはトヨタが、今年の賃上げで満額回答しなかったことを責めました。銀行は自己資本比率規制問題もあり、早々に満額の賃上げ要請を見送りましたが、一般企業は関係ありませんからね。此処にも金融規制の影響が出ています。その資料の中で、如何に日本の企業が保守的になって来たか? その様子を自己資本比率の推移でご覧ください。

自己資本比率の推移(法人企業統計より)

自己資本比率の推移(法人企業統計より)

何故、此処まで企業は保守的になるのでしょう。理由は政策です。宮澤首相を度々話題に出していますが、基本的に資産価格を下げるデフレ政策を採用したために、企業は防衛の為に…現預金の比率を高めています。もっとも377兆円と言っても現金で保有している訳ではありませんが、やはり異常な数字です。

日銀の資金循環統計によれば…民間非金融法人企業の現預金は261兆円です。この金額でも…かなり大きな金額ですね。上場企業の中では、時価総額より大きな金額を内部留保している企業も存在します。つまり会社を買い取り解体すれば…儲かりますね。本当に企業活動をしているのかどうか…。M&Aが多発しないことが、おかしいのです。保守的な経営者を市場から追放すべきでしょう。そうしないと、なかなか新陳代謝が加速しません。

ケネディクスは自社株買いを実施していますが、経営環境をフル活用しているとは言い難い存在です。別にケネディクスだけではありませんが、日本でM&Aが多発すれば…もっと躍動感のある社会構造になります。日本の経営者は、村論理の上に、胡坐をかいているのです。真剣に経営していませんね。全て、国任せの経営者が多いのです。為替が円高になると悲鳴を上げたりします。

カタルにお金があるなら、三菱UFJを買収しますね。非常に割安です。時代はフィンティックで、キャッシュレス社会なのです。鬼怒川ゴムのような会社は、消えればいいのです。あれは革新機構かな? 買収する方がおかしいですね。民間なら分かりますが、政府系の金融機関が、しゃしゃり出る場面ではありません。必要がなくなったら、政府系機関は解体し…人員は民間企業に移動するべきですね。組織の形を変えて、どんどん肥大化するのは、おかしいと思います。

安倍さんは良くやっていますが、我々、日本人が甘えているのでしょう。自立していませんね。会社に頼り、国に頼り…自分で自身を研鑽し、実力勝負の世界に飛び出すべきです。時代は個人の活躍を支援しています。起業すれば良いですね。スマフォ関連のビジネスは沢山ありますし…誰にでも気軽にビジネス展開が出来る時代になりました。

間違いなく労働時間が短縮され、今は兼業が禁止の内規を掲げる企業も多いですが、時代の流れは、副業を支援する流れです。在宅勤務も増えるでしょう。こんな風に考えると…やはりクラウドワークスの株価は、騰がって来ましたが…まだまだ買いたくなりますね。だって、あの成長力ですからね。これからが本番です。売り物が少なく…上を買う事になりますが、更に買い増すかどうか…悩みます。出来れば下げて欲しい所です。800円割れがあると良いのですが…時間をかけても、その株価が出ないとなれば…上を買うしかないですね。

よく、メールを貰いますが、カタルはレポートしている通りです。昨日は僅かですが、この水準でも、少し株を買いました。しかし、カタルの動向など関係ありませんね。先日、神主さんも、素人みたいにどうなのか?…と聞かれましたが、カタルは、株価など分かりません。…と応えています。でも自分の価値観は「4ケタ以上」だとの認識だと伝えました。このペースで拡大が続くなら、上場来高値は時間の問題で、更に追い風の時代が継続するなら、株価はドンドン上がり1万円台だって…可能性がないとは言えません。そんな事はこれからの展開の話です。現時点では誰にも分からないのです。だから自分の力量の範囲で、無理をせずにやればいいのです。

仮に高値を買って下がっても…、この環境下なら、企業業績の伸びは続くので、何れ増額になり、株価は、必ず高値をまた追います。だから株価が下がれば…買えば良いだけの話ですね。自分自身で、決めて下さいね。売りだと思う奴は、売れば良いし…買いだと思う奴は、買えば良いのです。それだけの話です。カタルの考えを、メールで問われてもレポート通りだと応えるだけの話です。自分で決断ができないなら、株式投資をやめるか…高い手数料をはらい、証券マンに意見を聴けば良いです。歩合セールスを紹介しますよ。ただし…預入金額は最低1000万円以上にして下さいね。あまり小さいと紹介も出来ません。

ユニデンの推移

ユニデンの推移

カタルは何時も有言実行なのです。レポート通りですね。先日、有料レポートで…あれは8月6日の第5回目のレポートですね。そこでユニデン(6815)に仕掛けが入るかもしれないと書きました。そのチャートの様子です。同じような事を、先日、低位株が上昇を始めているとレポートでも述べています。これは金融相場の特徴の一つでもあります。カタルが長く株価を追っているアーク(7873)も、最近、動きが見られます。これも有料レポートで指摘した銘柄ですね。有料レポートは、実践に沿った株式教室ですからね。情報屋ではありませんが…チャートの見方なども補足しています。

基本的に今は、総花的になって来ています。昨日のNY市場は一時100ドル以上下げており、カタルの根拠の金融規制克服論が、怪しい展開でした。カタルはNY市場の株価やWTI原油価格推移による…と述べています。この分では本日の雇用統計値が良くても、9月の利上げは遠退きます。市場経済とは、そういうものです。ただ昨日も述べたように…中国もインドも好調ですからね。今、また買えましたね。半導体関連の株が…まぁ、上がった後だから、売りが出るのは仕方ありません。でもIoT時代の到来だから、需要が一段と高まる事は予想されますね。おそらくテレビも4Kや8K時代になり、関連需要も相当存在するのでしょう。

NY市場の株価推移は、金融規制克服論から、一気にスマートコミュニティー時代の幕開けを告げることになるかも…しれないのです。なかなか下げそうで、下げないユビキタスなどを観ていると…そんな見方もありますね。要するに…上がる銘柄など、既に決まっているのです。問題は、誰が鈴を付けるか?

久しぶりに動きが出てきたアークもそうですね。このような低位株が活躍するのが、金融相場の特徴なのです。材料は3Dプリンターかも知れませんが…あまり関係ありません。下がらない位置の株価は、騰がるか…横這いしかないのです。どちらかなのですね。時代は金融相場の幕開けに見えます。それなら行動は決まっていますね。ケネディクスの数字の話もしたかったのですが…又にしましょう。チャートは…ある意味で正直です。右肩上がりの銘柄を追う事です。それでは…また明日。

アークの推移

アークの推移



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