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カタル:築地の移転中止が決まり、再検討すると言います。本日の日経新聞に掲げる「行政の継続性に配慮を…」と言う意見に賛成です。仮に…土壌汚染があり、これがどんな形で被害が表面化するのか分かりませんが、常識的に考え、土壌の汚染物質が食品に添加するのかどうか? 何しろ…厚い、コンクリートに被われている訳ですからね。長い時間が経過し、地下に埋め込まれた水道管から汚染物質が浸透する事もないとは言えませんが…水道管を変えれば良いだけの話ですからね。小池氏の情報公開の対応は素晴らしいと思うのですが…過去を振り返り問題を表面化させるのは、建設的なのかどうか…。仮に汚染物質があった場合、完成した施設を取り壊し、再び土壌改良をして建設するのでしょうか? 全く不合理な考え方のように思います。

ただこのケースが象徴的な事例になり、様々な水面下に隠された村論理の問題がなくなるなら、膨大な経済的コストも安いと言えるかもしれません。この辺りは後進の人が判断する問題でしょう。カタルは小泉・竹中改革の強引なやり方に、あの時は反対しました。しかしあの強権発動がなければ…不良債権処理が完全に一掃できたかどうか…。UFJを見せしめに掲げた、あの改革は必要だったのかも知れません。築地移転の問題は、この判断に似ていますね。これから全ての都の行政が透明化されるなら…安いコストだとも言えます。この移転問題は難しい判断ですが、カタルは日経の「行政の継続性を尊重すべき」と言う日経の記事に同調しています。

株の売買も同じです。常にケース・バイ・ケースで…条件が変わり、難しい決断を求められます。極端な話、昨日まで「買い」だと思っていたものが、一夜にして「売り」に変わる事も良くあります。カタルが良く現役の頃、引っ掛かったのは、押し目と思い、移動平均線のラインで買ったのに、いきなり大幅安になる事があります。

小野薬品の日足推移

小野薬品の日足推移

例えば、小野薬品にしましょうか…。この会社は今まで移動平均に近づき乖離調整すると株価水準を変えてきました。故にAの時点で75日線接近し、乖離調整を終える可能性があるので買いますね。A’の時は…「やった!狙い通りだ」…と、高値更新に向け買い増しする訳です。ところが…この通り大幅安になる事が良くあります。

このような分岐点の見方は様々ですが…証券マン時代、何度、このようなケースにやられたかどうか。結局、目先を追うより、下値が限定的な株に狙いを定め買うのですが…これもケース・バイ・ケースですね。シャープのような事例で先延ばしされるケースもあります。高橋と言うアホ社長のおかげで…どれだけ、株主は迷惑を受けたか? ホンハイの引き受けなど…130円でも、88円でも同じことですね。支配権を手に出来るのですから…おかげで発行済み株数が大きく増え…未来の魅力が乏しくなりました。

大阪チタンもそうです。実はこの会社は非常に魅力的な会社で、カタルは長く株価を追っています。ジャムコの時からなのです。航空機の世界的な好況は明らかだったのです。故にジャムコなど500円の時から、何度も注目していたのです。しかし受注は増えている筈なのに…なかなか儲けが出ませんでした。おかしい…な。これも時間が掛かりました。ドイツのメーカーと競合しており、円高がマイナスになっていましたが、あっという間に高収益に変化し…一時は株価が5000円を超えました。でも今は、かなり下がり2000円を割れていますね。

ケネディクスを観ても分かるように、株価判断は難しいのです。既に不動産融資は膨らみ、マネーの力が不動産価格を押し上げてきましたが、ここに来て論理的に賃貸料などが更に上昇し、需要が拡大しないとリートは難しくなっています。日本が元気になり、再生医療などのように…規制をガンガン緩和してスマートコミュニティー化すれば…一気に需要はさらに高まります。

これも失業率の3%基準に抵触します。要するに名目の世界に移行するためには、消費動向が重要で、賃金の上昇が不可欠なのです。安倍政権は政府主導で経済界を誘導してきましたが…このような強制的な現象は長続きしません。やはり本物の人手不足から…人件費が上昇するパターンを作る事ですね。

故に労働時間を削減する「働き方改革」は重要です。北欧では仕事をシェアしていますね。おそらく多くの仕事は消えます。少ない労働時間の価値を高めることが要求されますね。モノを作るのは新興国に…、しかし設計など、重要なコアの部分の開発は、先進国の人間がやるので、付加価値が高い能力の価値が、ドンドン上がります。エクセルの使い方一つでも同じことですね。基礎教育が出来てない人間に、教えるのは大変です。パソコンも操作できない人に、一から教育するのは大変ですね。

昨日は国家予算の概算要求の話しが出ていましたが…未だに紙と鉛筆の世界なのでしょうか? エクセルなら、直ぐに合計でき計算ミスも消えますね。たぶん、あれは絵の都合だろうと思いますが…、如何に効率を高めるか? 同じ仕事を与えても、僅か1時間で完了させる人も居れば…10日与えてもダメなやつも居ます。セールスなどは典型的です。

話はだいぶ逸れましたが…株式の投資判断は難しいのです。最後は「勘」ですね。行けるかどうか? 大概、カタルは今までの経験上、危ない方を選択します。必ず…迷います。買か…売りか? 際と言うのは…難しい判断なのです。先ほどの小野薬のAの場面のようなものです。あのまま上昇するケースもたくさんあります。

昨日は、多くの銘柄が賑わっていました。おそらく金融株の上昇がバックボーンを支えているのでしょう。しかしジャクソンホールの会見以来、月曜日は仕方ありませんが、火曜日に反発し、水、木と連続で下落しています。昨日のWTI原油も大きく下がりましたね。

為替は円安方向にぶれていますが…金融規制克服論は、砂上の楼閣の可能性もあります。ただ中国の自動車販売は23%増だったかな? インドも14%伸びていましたね。でもガンガン銀行株などの金融株が騰がる環境かどうか…。難しい判断ですね。昨日は、ADPは強く、週末の雇用統計値も良いだろうという発想で、9月の利上げが有力視され、為替も103円台のようですが…肝心のインフレ率などは大幅に改善されているとは言えません。WTI原油は在庫増から下げています。

当たらない予想をカタルがすれば…9月に利上げは「遠退いている」ようにも見えます。ただし株価が高値更新するとかになれば、また話は別ですが…。金融規制克服論だけを視野に相場のシナリオを練るのは…やはり危険かな?…とも考えています。

昨日はグリーンペプタイドのような…既に相場が終わっている株が、大幅高していましたが…逆業績相場の活躍株は危険ですからね。決して手掛けない方が良いでしょう。戻りは売りなのです。重そうに見えても…銀行株は、これからの時代の株です。株と言うのは、常に未来の期待値で動くのです。

動きが止まれば…必ず、売り物が出てきます。それを丹念に買っている相場が、一番、強いのです。上げそうで…なかなか噴き上げない株は、まだまだ旬を迎えてないのです。故に、何回もトライできますね。時間を掛けて拾い続ければ…必ず、大きな相場になります。通常は2週間程度…株価位置を確かめる作業が続くものです。

それにしても…やはり、今年は異常ですね。本来、高い筈の年初に株が安くなり…追証などで苦労する筈の夏に、儲かるなんて…。カタルはたぶん…初の経験じゃないかな?本当は夏前まで…諦めていたのです。今年はマイナスかも知れないと…。ところが、この8月に全てのカタル銘柄は上昇し…あっという間にプラス転換しました。まだ儲かっている訳じゃありません。損が消えた水準なのですが…不思議な年ですね。

SOX指数の推移

SOX指数の推移

先日、米国企業が決算説明会の席で述べた「半導体が足りない」というコメントが注目されました。事実、この業界は、すこぶる好調なのです。今日は代表的なSOX指数を紹介しておきますね。IoT時代を迎え、再び大幅な需要期が訪れているのかも知れません。エレクトロンは、小さなコマを作りながら、高値を追っています。この現象は高値戻りでヤレヤレの売り物を消化している動きですね。まぁ、機関投資家向けの銘柄ですが…小さい会社もたくさんあります。Vテクは、空売りか?…と思っていましたが、案外、相場は強いのかも知れません。まぁ半導体は、幅広いですからね。この関連銘柄は注目しておきたいものです。

でも本来、カタル君は、余り…設備投資関連が好きではありません。でもIoT時代の到来は、ひょっとすれば…凄いブームになるかもしれません。信越化学は高いので「SUMCO」(3436)などは、面白いかも知れませんね。試しに…900円で指値を入れてみるか…。今は902円ですね。4連騰の後だから…何れ、買えるでしょう。まぁ、どうでも良いのですが…。

半導体の動きを観る為にもう一つぐらい…。ついでに、本日読んだ、微細化加工に必要な塗料のトリケミカル研究所(4369)も、買ってみるかな? 先ずは…どっちでも、良い株数で買ってみました。原稿を書く以上、カタルは、常に有言実行なのです。でも、この構想は…どうかな? 何れ…時間が答えを教えてくれます。失敗か成功か? 常に迷い…自分自身の判断を下すのです。それでは…また明日。先日、僅かですが、買った高橋カーテンウォールも、一回転できる水準になって来ました。またね。



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