トリフィンのジレンマ

トランプ政権の矛盾は多くありますが…その一つはドルが基軸通貨になっている問題でしょう。だからカタルは、トランプ政権誕生後、直ぐにIMFのSDRに言及しています。早速、WSJではヒントになる「トランプ氏の通商政策、真の問題は『通貨』」とのレポートが掲載されています。「トリフィンのジレンマ」と言う国際政策と国際金融秩序の矛盾が指摘されています。この問題を切っ掛けに、ドルの基軸通貨問題が急浮上する予感がします。

間違いなく…米国のインフレは加速しますね。カタルの頭では理解する事が難しく、もっと時間が必要です。きっと…頭のいい人が、この矛盾を分かりやすく解説してくれるでしょう。米国は世界最大の軍事大国であり、世界の基準を作って来ました。その為にイラク戦争まで起こし、自由を掲げたイデオロギーを、世界に押し付けて来たのです。故にイスラム圏は、価値観が違うから反発していたのでしょう。米国第一主義は、普通の国に帰ることを示すわけで…基軸通貨の特権を放棄せねばなりません。

そうなると…SDRの存在が、一躍、脚光を浴びます。これを機会にして、世界の統一通貨を作れば為替問題もなくなり…真の競争が出来ますが、争いが起きますね。どっちにしても体制転換は、厄介な問題です。日本はプラザ合意から散々な目に遭って来ました。

技術革新のフィンティックの開発は進んでおり、ビットコインなども基軸通貨の候補になるのでしょう。まぁ、人類の歴史を見れば…いよいよスマートコミュニティーが浸透するタイミングですからね。

そもそもトランプ氏が描く、雇用確保とは…何か? 単純労働が消える時代の中で…人間の価値観はドンドン変化し、一部の天才が主導権を握るのは、明白な事実でしょう。だって敵いませんね。カタルは一度、聴いても…右から左ですが…、彼らは一度、インプットされると忘れないのです。故に仕事の効率は2倍や3倍処ではなく…10倍も20倍も違います。

エクセルにデータを取り込むために…カタルは、毎日、2時間程度、手でデータを入力していますが…たぶんマクロなどの技術を使えば…自然に、必要なデータは集められるはずです。1日2時間の違いは、睡眠時間が8時間とすれば…これで効率が12.5%程度、違うのです。これが毎日ですよ。だからカタルは、人間には、まもなく価値観の大きな変化が訪れると考えています。芸術の世界ですね。感動を与える仕事に、価値観の趣きが移行するのでしょう。ゲームでも良いのです。人々を如何に感動させられるか?

昨年、興行収入が過去最高になったとか…。「君の名は」…などのアニメが好調だったからだそうです。東宝や松竹などの株価は、どう変化するのでしょう。ソニーの株価は、何故、この程度の評価なのでしょう。VRのプラットポームとの解釈が、成り立つのではないかとも考えていますが、なかなか…市場評価は、未だに盛り上がりません。カタルはアップルやグーグルを抜く可能性さえ、あるのではないか…とも考えています。

ソニーの週足推移

 

なかなかトランプ政権の先は、見えませんね。メディアは不安ばかり並べていますが…彼の政権の報道官にも、違和感を抱きます。これで株価が下がると…不安だらけの展開になりそうですが…日本の米国向け輸出は20%程度かな?

中国の李克強指数とGDP推移

でも最も恐いのが、中国の存在ですね。米国の赤字のおよそ半数は中国です。GDPは6.7%と低調と言われていますが…李克強指数は急回復しているとか…。昨日のWBSでは報じていました。この背景は、主導部の入れ替えです。確かに自動車販売を見れば、税制優遇で需要の先食いをしているようです。此処にトランプ政権誕生ですからね。一気に打撃が増します。

どうも考えても、考えれば…考えるほど、悪材料は次々に湧いています。逆に規制改革が、どの程度、米国の景気に効き…景気が過熱するか? トランプ氏は4%成長を目標に掲げたとか…。今の感覚は1年~1年半程度、急上昇して、来年は矛盾が溢れ出ると言うシナリオですね。しかし…この規制緩和で金融機能が正常な働きをすると…米国経済は一気にスマートコミュニティー化が加速され、世界より一足早く、次世代のステージに、這い上がる可能性もあります。これがトランプ政権の成功パターンでしょう。

一例を掲げると…フォードはメキシコへの投資が無駄になり、損失を計上し、更に米国内に、無理をして工場などを建設します。しかしコスト競争で他社に負けるので、否応でもIoTを駆使したロボット化を加速させます。米国内の雇用は、そんなに期待ほど伸びませんが…競争力は強くなります。

ユニクロが渡り鳥生産を止める行動と同じです。だからファナックの株価が好調を続けているのですね。通常、設備投資は、一時的な開花で、ピークの期間は短いのですが…今回はパラダイムショックですからね。AIなどを駆使する生産革命ですから、息の長い相場が続く可能性があります。IoTの加速は半導体の使用範囲を大幅に拡大させます。

車は…動く頭脳ですね。何れ…人間にチップが埋め込まれ健康管理されるようになります。今はその時代のハシリなのでしょう。そう考えると、一見すると後戻りの現象に見えるブレグジットやトランプ現象も、新しい一ページとの解釈も成り立ちます。見方は色々存在し、今の所は材料不足で…先の予測は困難です。まぁ、「相場は相場に聞け」と言いますから、市場展開に合わせた行動が望まれるのでしょう。それでは…また明日。

本日は、後半初めての…有料会員向けのレポートを、これから書きます。会員の方は夜遅くか…明日、読んでください。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2019.06.15

    ROE時代の到来
  2. 2015.09.19

    核心を考える
2020年2月
« 1月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
株式投資関連の本