かたる:読者から指摘がありました。昨日のレポートで「昨日も米国債は大幅に下落しており2.915%との事です。」との下りがありますが、これは正しくは「米国債利回り」と書くべきでした。訂正します。ごめんなさい。米国債の価格は上がり、利回りは下がる訳です。だから外債投資をしている地銀は大儲けです。
昨日、指標を見ていたらマルピー(大日本製薬=4506)が上がっていたので調べましたが、悪くはないけれど、そんなに上がる材料かな?との印象でした。でもこの狙いは、先日、読者から推奨を受けたサンバイオと共に…分からなくもありません。でもカタルは「市場リスク」の観点から選択しなかったのです。
逆金融相場から中間反騰を経て逆業績相場になると基本的にディフェンシブストックと呼ばれる食品や薬品株などは選択肢になります。でも今の薬品業界は小野薬品のオプジーボのように高額医薬品に対する批判があります。故に、以前ほど魅力がないのではないかと思っています。この現象は世界的な動きです。日本だけではありません。人の命をお金で買う道徳観念と商業観念の激突です。むしろ需給懸念がある武田がどうなるか? この方が気になります。
本日は段階的に東邦チタン、東芝、SUMCO、古河電工を買っています。基本概念として…カタルは年末年始のアノマリーを信じており、今週は最後の買い場だろうと思っています。今日は…ずいぶん買いました。 まだ分かりませんが…ちょっと待っていてください。
今、東邦チタンの株価が1334円を付けたので1335円まで追加で1000株を買いました。不思議です。先日、1400円台でいくらでも売れたのに…追証でもあるまいし。「慌てる乞食は貰いが少ない」と言います。今日は断続的にずいぶん買いました。どうなるでしょう。
実は東芝なのですが…どうも切れ掛かっているように見えます。ヘッジファンドの売り物の話です。鉄板ですからね。カタルは事前に宣言をしておきます。まだ物理的には12月末なので時間はありますが、基本的に今頃、売る連中の持ち株数は、たかが知れているでしょう。カタルは3800円以下なら儲かると述べています。今の株価は3550円ですよ。
新聞では「逆イールド」と騒ぎますが、どうでしょう。そんなに直ぐに反応しませんよ。もともと…この話は「債券のフラット化」を指摘した時から、ファンドは準備をしています。1年程のタイムラグがあります。基本は…知ったら「お終い」です。僕らは最終ランナーなのです。この事を肝に銘じるべきなのでしょう。
あらら貧乏人はこれだから嫌です。もう枠が一杯のようです。いい気になって、あっちこっち…に手を出したらこの状態です。辛抱を強いられます。古河電工も3050円のラインまで来てSUMCOも1510円です。進化論はやはり無理なのでしょうか? 基本的に日経新聞に載ったら、2週間以内で消化でしょう。問題はその後です。
あちゃちゃ…、1320円に12000株の売り物(東邦チタン)が出たから、買おうと思ったら誰かが…浚いました。原稿など書いている場合ではありません。トホホ…まぁ、これも運命です。どちらが良かったか…分かりませんからね。未来の形など誰にも分かりません。
三菱UFJは605円台です。昨日は600円の大台を一時割れたのですが…本日は割れていません。やはり年末年始のアノマリーは生きているように感じていますが、どうなるか…。まぁ、買う方も慌てることはありません。みんなが損をしているから、買いで入ると東邦チタンのように段階を踏み、売りを消化しながらステップアップしていくしか…方策がありません。
昔なら一気に駆け上がりますが、今は付和雷同組の買いが余りなく…自己演出になります。だから無理をしないことです。僕らは所詮、力がないコバンザメなのです。売り物が出る時に粛々と消化するしかないのでしょう。でも力があるなら別ですよ。こんな相場は逆にチャンスになります。100万程度、買えるなら買いますが…。1000株や2000株ではしょうがありません。
皆さんは心配かも知れませんが、今年は一貫して調整しており、もうそんなに怖くはありません。だって悪材料はどんどん出ていますが、好材料は目立ちません。どちらに転んでも…今回の落ち込みは小さい筈です。時代の変遷は、既にその事を伝えています。こんな時は元気を出すと良いですね。
くだらないことをダラダラ書いても仕方がないので、本日は、これでお終いです。また…明日。
日経新聞に金融庁の役員報酬の話が載っています。これだから…訳の分からない日本の制度となります。政治家は横軸を通さねばなりません。