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全体相場の売買代金は低水準の2兆円割れが続いていると言います。不透明感が漂い…難しい展開だからでしょう。ただ昨日、4月の機械受注の発表は9137億円で前月比5.2%増となり、3カ月連続の増加になっています。事前予想は0.8%減と言う観測でした。この不可解な現象は、たぶん…カタルが述べている「内部留保」との関係ではないかと推測しています。これ以上は、必要ないお金を積めないので自社株買いが増え、企業も効率化投資に前向きなのでしょう。

この現象はケネディクスも同じでした。宮島さんは、先ずは痛んだ財務内容の修復を第一に掲げました。レガシーアセットと言う過去の不動産投資の損失部分の処理を優先させたわけです。通常の経営者はみんなそうです。カタルはこの消極姿勢を批判しました。でも通常は、当たり前なのです。そうして正常化して内部にユトリが生じると、設備投資や自社株買いを積極化させます。

これ以上、不必要な現金などを抱えて置くのは、かえって株主から批判を受けます。ROEと言う効率化基準に反するためです。ようやく日本は自然体で…実質時代を抜け出せるタイミングに来ているのでしょう。

ところが失われた時代が、あまりに長かったために…日本人のマインドは、「実質時代」感覚のままなのです。だから日銀の投資行動に批判が出ます。考えてみると分かりますが、この失われた時代で、日本の一人あたりGDPは横這いのままですが、米国はどんどん増やし続けました。この為に昼食代や時給など…世界基準から日本は遅れて、26位に落ち込んだのです。バブル崩壊から実に30年間の反省の日々です。

今の中国は1990年代の日本が公共事業投資をドンドン加速させた時期に似ています。日本の財政問題の発端は、90年代の公共事業投資の延命策の為です。構造改革の時間を稼いだのです。でもなかなか思い切った処理が出来ませんでした。その理由はパイオニアの指名解雇事件です。それまでの日本は、終身雇用が当たり前のイメージだった為に…構造転換を妨げていました。故に成田闘争のような意味のない時間闘争を繰り広げたのが、失われた時代です。就職氷河期の到来です。

でも…今は違います。富士通は好況ですが人員削減を実施しています。邦銀も同じです。人員削減に対し…世間の評価は大きく変わりました。社会構造の変化と言うのは、実に時間がかかるものですね。呆れる時間です。もう直ぐ、カタルの人生も終わります。

このような歴史がある為に、企業は不必要な内部留保を積み上げてきました。その額はGDPに近づいています。やはり…いくらなんでも積み上げ過ぎでしょう。だから本来なら落ちるべき設備投資も、意外に堅調な動きを示すのでしょう。これは日本国が時間で稼いだ蓄積です。株価も同じです。急騰する相場は意外に脆いのです。逆に徐々に下値を切り上げる相場は、弱い動きに見えても…意外に強いのでしょう。時間をかけると言う事はユトリがないと出来ません。

急騰相場は強く見えますが意外に脆いのでしょう。逆に少しずつ浮動株式を吸い上げる投資は強い動きに繋がるのでしょう。今の日本株の動きはデフレの関門22750円を前に足踏みを続けています。今度は、一気に抜けますからね。カタルは早ければ年内、通常は来年から新しい展開が始まると述べています。

この難しい時期は昔なら…全面安の展開で調整過程に入りますが、もう既に半分程度、名目経済に突入していると思っています。だからカタルは「仕手材料株」で乗り切れると考えている訳です。既に一番きつい逆金融相場と言う利上げ局面は終了しました。今は利下げを言われています。消費者物価だけでなく、企業業績の低迷も不可欠です。

半導体市況は泥沼状態です。年内回復と言うシナリオが伸びつつあります。最近読んだレポートは、回復が「来年にずれ込む」と言う観測も出てきたようです。もともとメモリ半導体と呼ばれるDRAMやNANDは大衆車のイメージです。逆にパワー半導体などのカスタムカーと言う特殊な半導体は、好調な推移を続けていると言います。ピックアップトラックかな? カスタムと言うほどローカルではないですね。

カタルは本日も…千代化を1000株買いました。実は千代化を買うために、上がる最後の持ち株のDeNAを利食いしました。今の環境でも、千代化クラスを持ち上げられると判断しています。でも実際はカタルの感覚より、市場は弱く推移しています。Jトラストも安くなる始末ですからね。こんな過小資本株でも株価を保てないなんて…。余程、皆さんは損を抱えているのでしょう。

古河電工の日足推移

でも古河電工は、先日カタルが利食いした3030円を超え3035円です。この水準はこの株にとって意味のある株価水準なのです。昨年、カタルがハワイにいた時に、下げ続ける株の中で初めて打診買いらしき買い物が5万単位で、連日入れられた水準だからです。でもあの後も、株価は下げ続け2500円も割れるのです。でも流石…打診買いが入る株価水準なのです。あれから古河電工の株価は強くなっています。

まぁ古河電工は進化論の株式ですから、今の時期の下値模索は仕方ありません。おそらく良識ある機関投資家は、今、株式を組み込んでいる最中でしょう。この流れは何れ時間の経過でハッキリとします。

昨日の相場を見て、本来ならJトラストはストップ高するような展開かな?…とも考えていました。でも意外に人気度は低いようです。良い銘柄ですから、大切に育てましょう。買う力がないなら…無理をする事はありません。時間をかけましょう。

本日の日経新聞に三菱UFJのインドネシア子会社のバンクダナモンの評価損の話が載っていました。インドネシアの経済環境の為に、悪化する銀行株の話です。しかし…Jトラストは先行して不良債権処理を引き当てており…前期に大幅赤字になっています。更にこの所、好調なインドネシアの経済回復を受け、格付け機関はインドネシアのソブリン格付けをBBBマイナスからBBBに引き上げています。S&Pは5月31日に、ムーディーズは4月13日に、それぞれ引き上げました。

つまりこのタイミングで日経新聞は記事を掲載します。本来なら、Jトラストが前倒して引き当てたタイミングで…この手の記事を書くのが普通でしょうが、面白いでしょう。何か裏があるのかどうか…。株価の評価損だから…かな?

金融は海千山千の世界です。素人のような表面的な解釈が通用しません。だから奥が深く面白いのですが、なかなか見極めは難しいのです。そんな時は、目先ではなく時間軸で、ものを考えましょう。Jトラストは様々な試練を経て…6年間も株価が下落して、様々な悪材料を織り込んだのです。

この休みにカタルは、材料の織り込みの話や、期待値の話をしています。参考に株式教室やコラムを読んで置かれると良いですね。基本は此処です。時代の流れを考えれば…方向性はハッキリしています。何故、インドネシアのソブリン債が引上げになっているか?

ホンハイのみならず、任天堂もグーグルも中国から生産の撤退を決めています。関連記事はたくさん出ていますね。例えば此方…

更にWSJにはカタルと同じ意見が、昨日は掲載されていました。カタルは米中貿易摩擦が適度のガス抜きになり…相場が持続されていると述べています。同様の意見が偶然かどうか分かりませんが、昨日のWSJに載っていました。此方です。

良いですか、時代の流れを考えて行くと、自分の考えと同様の記事が、後追いでどんどん新聞などに載るようになります。その考え方が正しいから、人々が同調するのでしょう。分かりますか? 株で儲けるためには、あまり短絡的に物事を考えず、いろんな方向性を見て考えましょう。

無理をせず、ユトリある投資行動を主眼に置き行動をしましょう。カタルには読者の力量が分かりません。自分の力量は、自分しか分からないのです。だから自分の心に聞きながら、株価が下がっても不安にならない水準に、自分の投資行動を押さえないとなりません。

こんな基本的な事が出来ない人は、株で損をする人です。儲けようとするより、先ずは損をしない投資方法を考えれば良いのです。10万株を買うなら、先ずは1000株、高値値圏のJトラストを買えば良いのでしょう。同じように…千代化でも良いのでしょう。なにも100回の内、1回だから怖い事はありません。ユトリある行動を…願う次第です。

それでは…また明日。



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