なんでも自分で…

本当に情けない日経新聞の報道です。本日は日経をざっと読み…スクランブルを目にした瞬間に「金融相場に幕」?の見出しが、目に飛び込みました。まだ利下げも実施してないのに…金融相場と言う言葉を使うなんて…。

松本さんは、過去の歴史を振り返り…記事を丹念に読み金融政策の意味を理解し直しましょう。この程度の人間が記事を書き、しかもそれを紙面に載せるのですから、編集長の資質も問われます。たぶん、必ず紙面に載せる前には上司のチェックが入る筈です。金融相場の意味が分からないようです。情けない…日本のレベルです。

基本的に金融相場の意味は景気が悪化しており…業績が悪いのに金融政策が、未来に於いて、その効果を発揮するから株価が上昇するのです。その局面を「金融相場」と言います。現状が悪いのに…株価だけが騰がるから、「空売り」を呼び込みます。

今の局面は端境期で…緩い逆業績相場から金融相場への移行期です。景気が減速している最中です。この後で…利下げが実施されて金融相場に移行します。ですが…その初期段階において、企業業績の悪化スピードが勝り…相場は下落することがありますよ。この辺りの判断は難しいのでしょう。

米国債の金利推移と株価動向

良いですか…企業業績が悪化するから、金利を下げる金融政策を実施するのです。今回はこれまで金利を引き上げてきた段階から大きな方針転換です。しかしクリスマスショックでの株価を見て…期待値が大きく剥落したため、市場が金融政策の変更を求め実際の政策変更を促したのです。その様子は2年物金利動向をみると分かります。12月がピークで山を付け金利は急低下しています。

バーナンキ元FRB議長が量的緩和を止めようと発言して…株価は急落しました。 あれはいつだったかな? 今、調べたら2013年5月の話です。データをみるとその頃から2年物国債の金利が上昇しています。でも直ぐに方針を展開して…あの時は、政策転換を急ぎませんでした。だから株価は続伸しています。

この市場が動揺する動きを見て…FRBは慎重になり、イエレン前FRB議長は労働指標の改善を忍耐強く待ったのです。本来、労働指標は経済指標の中でも遅行指数です。景気が良くなり、最後の段階で賃上げなどが実施されます。

でも今回は未だに世界の大手金融機関が自己資本比率問題で四苦八苦しており、ようやく今回、FRBのストレステストで2度目の全行合格でした。しかしその後、ドイツ銀行は大リストラに着手しています。更に、三菱UFJの株価は上がっていません。

でも米国の金利状況を見ても分かるように…米国債(10年)が3%を超えた所で方針を転換しています。この意味はスマートコミュニティーの技術革新などにより、効率化が進み産業構造が大きく変わっているのでインフレにならないと指摘されています。ウーバーなどのシェアエコノミーの発展もあります。もっと早いスピードでの産業構造の転換を求めているから、金利が下がるとカタルは理解しています。

トランプ大統領が利下げを求めているのは、既に米国経済が悪化しているからFRBに圧力を掛けているのです。 彼のやり方は嫌いですが、彼は株価を見て判断しているから、やはり…それなりに「独自の勘」が優れているように思います。既に米国経済が減速しているのに…遅行指数の労働指標ばかり見て金利を引き上げたから、クリスマスショックになったのです。何も…米中貿易摩擦だけではありません。

ようやくパウエルFRB議長も物価が上がってないし、自身も減速を認めているから…予防的に7月の末に利下げを実施するのでしょう。でも市場は0.5%程度の利下げでは、満足しない可能性があります。連続利下げを求める可能性です。そうなると…今の米国株の新高値路線も…あと僅かな命になります。

金融相場と言うのは、利下げを2度、3度して…実態の企業業績が悪いのに株価だけが上がる現象を言います。記者の松本さんは、金融相場の意味を理解しておらずに、言葉を選択したように感じました。これから金融相場が、業績悪の中でスタートするのです。

僕らは賢い投資家を目指し…自分自身で自己防衛をしなくてはなりません。世の中には様々なフェイクニュースが流れ…その裏を取る必要があります。自分で自分の身は守らねばなりません。

今日は予定していたレポートと変わりました。データを入手してグラフを作成していたら時間を食ったので…もうカタル君は疲れたのでこの辺でレポートをやめにします。最近、椅子に座っている時間が長い為か、腰の状態が良くありません。故に久しぶりにコルセットを付けて原稿を書いています。年は取りたくないものです。

金持ちになる前に…棺桶が運ばれて来そうで…早く早く…日経新聞さん、ROEの記事を連発して日本経済を改革して下さい。ようやく日立が株主提案により日立化成を売りに出します。でも日立建機はまだだし…本当に利益率を重視する経営をしているのか疑わしい。

良いですから、少子高齢化が進み、配分ばかり求める人間が増えます。故にROEを2倍水準に高めればいいのです。米国を抜き、超効率化経済を作るのです。その為にはデータの活用が必要になります。遺伝子データの解析など…優秀な奴はどんどん新しい産業にチャレンジしなくてはなりません。

その為には新卒でも年収が1000万は当たり前…20代で1億、2億と稼ぐ奴を育てねばなりません。利益率こそ…命なのです。売り上げ規模ではありませんよ。日立など構造改革をやる気になれば…いくらでも筋肉質な体質の企業に変身をします。無駄なエネルギーを使わずに…効率化改革を推進しましょう。利益率の低い産業はどんどんベトナムやミャンマーなど後進国に譲りましょう。

村田製作(6981)の日足推移

もうトランプもトヨタ社長も古い概念に感じます。AIを中心とするデータエコノミーなど育成すべき産業はたくさんあります。半導体も細分化され、独自性が求められています。なにもエヌビディアの株価が急伸したのは偶然ではないのです。村田はやはりいい会社になると思っています。株価が200日線上に来た今は買いのチャンスです。何も高い時に株を買わなくてもブツブツ投資を敢行しましょう。

ホワイト国問題で…なかなか上昇しなかった半導体相場、ようやくDIX指数は急騰を開始しています。この意味は、サムソンなどの操業停止を畏れた末端ユーザーが慌てて…在庫を積み上げ始めたのでしょう。これで…安川電機と共に…年末の新高値路線が、より鮮明になって来ました。DIX指標は此方です。サイトの左端にグラフがあります。

良いですか…米中貿易戦争はなにも悪い面ばかりではありません。その為に…ウハウハのベトナムなどの国もあるのです。今回のホワイト国問題も余っていた半導体在庫が一掃され、正常路線に復帰する切っ掛けになり得ます。まだ分かりませんが、カタルはそう考えています。安川だって…受注動向をみれば、復帰の兆しがあります。自分で調べて裏を取りましょう。そうすればニュースで流れる嘘も見抜けるようになり…馬鹿な失敗をしなくなります。

カタルは日経新聞にだまされ…ミツミのストップ安を2発も…食らったのです。だから…日経新聞のいい加減さを、肌身で良く知っています。自分で日経本社にも行き、お偉いさんに面会をした事もあります。更に日経ビジネスの編集長にあった事もあります。自分でさまざまな経験を積み…本物を目指すのです。

データも鵜呑みにせずに独自に調べましょう。例えばカタルが用いた米国債金利の動向は此方のサイトで入手できます。そうして自分でグラフを作れば一人前の証券マンに近づけます。自分自身で努力もせずに儲けようなんて…おこがましい考えだと思います。

情報の価値は非常に高いのです。自分で努力をして調べてないから、情報の料金が高いとか言うのでしょう。世の中の仕組みは良く出来ており、市場価格は絶対なのでしょう。だからトランプ大統領がFRB議長批判をしたのも、ある意味で頷けます。でもカタルには…やはり我が儘なドラ息子に見えます。

それでは…また明日。



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