花火と墓参りを済ませ…帰って来ました。ここ数年、おばちゃんと暮らし始め…この長岡まつり(8/1.2.3)の時期に、年に一度だけ。おばあちゃんは友達とお茶のみをし…僕らは墓参りをする為に、長岡に帰省しています。夜はマンションの上から花火見学です。今年は2日より3日の方が風の関係で花火が綺麗に見えました。
何しろ、かなりの数の花火が打ち上がりますから、風がないと花火の煙で綺麗に見えなくなります。息子夫婦は1泊だけですが参加し…今年は孫と一緒に墓参りをしてきました。帰りの電車は満席で…通路にも人が溢れていました。東京駅は込んでいましたね。歩くのも大変です。
さて…事前にご案内をしている様に、この時期の「夏相場」は良い想い出がありません。故に、事前に警戒感を促していました。だから予期せぬタイミングでしたが、どちらかと言えば…カタルの読者の方は、被害が少ないのでしょう。まさか…こんな感じで、夏相場の下げが、加速するとは思っても居ませんでしたが、やはり…と言う印象です。
皆さんは、気付かないかもしれませんが…、カタルは古河電工が100株だけ残っており、この買い下がりを実施しています。だから株価動向を観察している訳です。なかなか…割れなかった3000円の壁を簡単に割ると、下げが加速し始めています。1Qの決算数字も悪かったようですが、それ以上に指数関連の売り需要が、在ったんじゃないかと推察しています。
そう言えば、千代化も予定されていましたが…3000万株ほど格落ち作業(指数対応から外れる為)で出来高が膨らんでいます。前日の351円から294円ですから意外に大きく下がった印象を持っています。あの日は323円からカタルは断続的に買下がりを実施し、一番安い買値は290円で大引けの294円も285円の指値が買えずに、出来ずは引けで買いました。翌日の8月1日は1988万株です。3425万から58%の出来高です。基本的に…需給バランス問題は時間が解決します。
7月31日の前3日の平均株価が350円程度ですから…時間の問題でそのラインに早期復帰するのでしょう。でもこの間にトランプ大統領の関税引き上げコメントがあり、市場が動揺しています。
でも…逆に千代化の1Qが発表され、この実績はかなり改善しており以前の千代化に復活したイメージを持っています。
詳しく計算をしてないので、ちゃんとしたコメント述べられませんが、皆さんは、発表された「進捗率」を、ちゃんと把握しているのでしょうか?
目先の需給バランスを欠いた株価ばかりに目を奪われている可能性がありますね。千代化の通期の売上予想は3900億円に対し…120億円の利益予想です。売り上げは22.1%ですが…営業利益は120億円対し90億76百万円です。
実に75.6%ですよ。 残り3四半期もあるのに…既に大半の利益を挙げています。その利益から金利など営業外の諸経費を引き経常利益になり、最後に特殊要因で発生する特別損益などを計上して最終利益になります。でも何故、90億から53億78百万円も利益が減ったのでしょう。そこで…損益計算書を見ると為替差損が59億99百万円計上されています。
通常ドルで受け取る対価でしょうから…この損失が膨らむと言う事は円高になると儲けが減り、円安になると儲けが増える輸出企業と同じ感覚でしょうか? そんなに円高方向に振れたのかな? 3月末は110円で6月末は107円ですから、その為なのでしょう。
工事損失引当金が676億も積み増されており、1Qで121億87百万円減っています。つまりこの工事損失は、消えたと言う事なのでしょう。既に全額を事前に積み立てている訳で…この金額はマジックに使われているユトリ分かな? それにしても2020年の6月には全ての問題物件が終るのに…まだ500億円以上もユトリがあります。
いちいち数字を見て、詳しく聞くのは会計士の役割、たぶん通常は…かなりガチに「引き当て金」を積んで決算を作ります。だから予想より良い数字が出ます。1000億円も余分に積んだ数字です。この676億円はその一部でしょう。
今回の決算でもわかりますが、たぶん時間の経過で、最終利益も増え一株利益は30~50円近くの数字になるんじゃないか…と推察しています。 ひょっとすれば…何もなければ、利益が大きく膨らみ、優先株の早期返済に充てるのかも知れません。
こんな事は常識です。まぁ、カタルも時間がないから良く見ている訳じゃないですが、基本の営業利益の進捗率が75%なので、株価は当初予想の底値離脱を疑う余地はないのでしょう。
でも四季報の来期の配当予想は分かりません。利益余剰金のマイナス分が1399億円もあります。この分を消すとなると…余程の利益の見込みがないと資本準備金などが膨らんだとはいえ…。
この数字は6月には出てないのですね。 払い込みは何時だったかな? 7月1日ですから…次の2Qで分かります。ホンマか…どうか、四季報の担当者もいい加減ですね。
基本的に利益余剰金のマイナス分が残っている限り…配当は出来ません。故に資本準備金などを取り崩して、利益余剰金のマイナス分を埋めて…配当を実施します。このケースは、これからも何度も出てきますから…よく憶えておくと良いですね。ケネディクスがそうでしたよ。特に、カタルは赤字企業からのV字型回復を狙いますから…この考え方は絶対に「必要不可欠」なアイテムです。
基本は最終利益より…営業利益です。この数字の進捗状況が非常に大切になります。この時期に通期の数字を変えなかったのは当たり前で…経営者は慎重になり「のり代」を設けます。決算数字は問題なく好調なので次は需給バランスです。
31日で、8月以降において…指数対応の売り残が外れましたから、火曜日になると日証金はデータを公になります。 その数字を見ると…本当の取り組み状態が分かります。事前の指数対応分が完全に消えます。
でも31日の株価変動が大きかったので…逆日歩状態が長く続き…コスト面で事前に買い戻したのかもしれません。だから31日が、想定外の下げになったのかな…?
まぁ、どっちにしても…決算数字は良く、やはり500円相場に戻る印象を持っています。故に、この300円割れを丹念に買っておけば…時間の問題で、確かな成果が約束されています。
今回、一番に問題化されたキャメロンLNGの案件の最終引き渡し日が、来年の6月ですから、半年程度で株価は回復するのでしょう。もう一つの案件のタングーLBGは2021年9月です。でも此処まで待たずとも…来年の5月の決算数字が発表される前後には株価は500円でしょう。
やはり骨のある機関投資家を始め、ヘッジファンドは千代化を狙います。今は全体相場が不透明ですから、仕手化し易い環境ですから、チャンスです。詳しくは…今回の会社説明会、並びに決算短信をみると良いのでしょう。此方です。
それでは昼寝をして遅くなったので…この辺でお終いにします。また明日。