私待つわ…

しかし年は取りたくないもので…先日の体調不良はまいりました。おそらく体の免疫機能が低下しているのでしょう。ぐーたら生活を続けていると筋肉はなくなり、腸内環境も悪くなるから病気にかかる確率が上がるわけです。直ぐに一発で死に至るなら、それでもいいのですが、痛みに苦しむのは嫌です。70歳以上になったら、健康保険を使った延命治療はやめるべきで高額医療も必要ないでしょう。でも実際に自分が病気になると、やはり…もっと生きたいと思うかもしれません。人間と言う動物は、じつに勝手な生き物です。

グーグルがGDPRにより制裁を受け、EUで罰金を受けましたが、その際に利用料金を徴収するという話がありました。その後、この話はどうなったのでしょう。日本のメディアはあまりデータ管理の話を報じません。

メディアの主眼は、視聴率の獲得です。故に隣の浜ちゃんがよく言っていました。吉本興業が入ってきて、日本はおかしくなっていると…。お笑い系の芸人が、どのテレビ局の番組にも出演しています。製作費と視聴率のパフォーマンスが良いのでしょう。

カタルは株式市場で起こっている現象を、カタルのようなバカでも分かるように…その注目点を分かりやすく解説しようと努めています。今回の有料会員向けの原稿には、相場の変化の話を書いています。相場と言うのは時間の経過で、相場を支援する材料が出て来るもの、逆にその相場を否定するような材料が出て来るもの…パターンが途中で変わります。

今の時期は、弱気相場と呼ばれる調整局面ですから…大きな相場を期待するほうが間違っています。でも人間は、いつも自己中心で物事を考えます。自分は正しいが、他人は間違っていると思って行動をします。株式市場は正直です。自分の行動が正しいなら、必ず、株式投資で利益を上げられるはずです。ところがどうでしょう。実際は損ばかりしています。

つまり自分の考え方は間違っているのです。でも自己中心的な考え方は変わりませんから、厄介です。故に「生贄」を求め、その連中をいじめて自己矛盾を解消します。外部に敵を作り、自分の間違いを、他人に責任を転嫁して、自分の精神状態を保とうとします。ストレスの発散です。

イスラムは、自分たちの生活環境が悪いと…自分たちの政策を批判せず、米国を悪者にして敵視します。確かに…米国の行動は、我儘にも見えます。自分たちの意見が正しく、その考え方を押し付けます。今回の貿易摩擦問題も、基本は中国共産党国家の政策を叩いています。

日本は1980年代に日米貿易摩擦問題に揺れて…結局、円の価値を上げるプラザ合意を受け入れました。その為にカタルの地元の燕三条の洋食器は壊滅的な打撃を受けました。カタルの友達の工場も消えました。丸紅を通じて洋食器を輸出していたのです。

その後の対策が、アホの連中ばかりで…結局、借り入れを増やし資産価格の上昇を加速させて…バブルを故意に作り、慌てて政策変更を急ぎ、今度はバブルを崩壊させるジェットコースター政策の実行で「失われた時代」に突入しました。

今回は大統領選が近いので、徹底抗戦をせず、国家主導経済の仕組みは残して妥協するのでしょう。つまりが妥協の産物で手打ちでしょう。秋ごろまでの妥協と考えています。11月になればトランプは忙しく…選挙モードです。でも仮に1か月以内に問題が解消されても、経済への影響は残ります。好調が続く米国も…既に緩やかな下降波動に入った模様です。

激突してドルの信認問題に発展するリスクは、かなり低いのでしょう。何故なら、米国の財政赤字は危機的な状況とは言えません。企業債務の状態も危険水域とは言いますが、まだまだ簡単に対処が可能です。基本は、警戒しているうちは大丈夫なのです。危機報道がなくなり…浮かれ始めたら、注意をしなくてはなりません。株式投資を見ると分かります。

自分自身が評価損を抱えているうちは、大丈夫です。評価益状態が長く続き、もっともっとワイワイとなったら…警戒です。世の中は、上手くできています。株式相場もそうです。何故、この株が上がるのだろう? 理由が分からないうちは大丈夫ですが、この材料は素晴らしい、どんどん利益が膨らむだろうと思い始め…株価が急騰していくところが、大概は、そこが天井圏になります。

たしか「中庸の徳たるや、それ至れるかな…民に少なくなって久しい」そんな一説がありました。たぶん、程々の人生が一番だと述べているのでしょう。欲を膨らませず、まぁ、株式投資では儲けを追わずに、待つ精神も必要だということでしょうか? 焦らずに…のんびりやれと言うのでしょう。昨年からのクリスマスショック以来、鳴かず飛ばずの有様を続けています。

カタルも…あみんの♫「私待つわ いつまでも待つわ」の精神も必要なのでしょう。また明日…有料会員の皆さんへ、新しい原稿をアップしましたから…お読みください。



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