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かたる9日のコラムで書いたように、ペッパー君の発表を受け、カタルは、久々にソフトバンクを買ってみたいと思いました。スマートコミュニティー時代の主役はロボットですからね。もっとも重要なのが…人工頭脳の発展度合いです。故にIBMも、投資の対象になりますね。ワトソン君の開発は、世界でもっとも先端を歩んでいるのでしょう。ソニーなんかもアイボと言うものがありましたが、明らかに周回遅れです。ソニーはお金の力で助かりましたが、実際の所、今回の出直りが本物かどうかは分かりませんからね。シャープはお金の制限があり、苦労していますが、実態は両社とも似たようなものでしょう。

そのソフトバンク…、流石、166億円も払った人物ですね。ニケシュ・アローラと言う人はグーグルで活躍していた事だけの事はありますね。考え方の基本が好きですね。今回は600億円も自社株を買うとか…。よくお金があるものです。やはりグーグルの成功がお金を生んだのですね。やがて、世界のどの家庭にも1台と言うか、一人と言うか…ロボットが入る時代になります。そうなるとソフトバンクの時価総額は、世界でも最大級の水準になるのでしょう。ストックオプションなどと言うマジックを使わずに…現ナマで買うソフトバンク株は、やはり価値があるように感じました。これで合わせて2000億円程度です。アナウンスメント効果もあるので、丁度、いいタイミングかも知れません。まぁ、慌てることはありません。当面はスプリントもペッパーも、収益化しませんからね。期待値だけの人気は、長続きしませんからね。

日経平均株価と好転率の推移
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日経平均株価と好転率の推移

お盆も終わり、甲子園も今日が決勝戦、いよいよ6月からの調整場面が終盤を迎え、何処まで続くか? 昨年は10月初めまで、きつかったのですね。10月17日には日経平均株価のサイコロジカルラインが25.22となっていました。10月後半に上昇し、その後、日銀の追加緩和でした。しかし今年前半は一貫して指数買いの展開です。この好転率と言う指標をみると、個別株中心で力強い上昇では、なかったことが分かります。この好転率はカタル独自の指標で、25日線と26週線の乖離です。ようやく昨日の26週線乖離は2.54%となり、間もなくマイナス転換ですね。指数買いの調整が終わりを遂げます。一方、目先、日々の動きは改善をし始めたようにも見えます。週間のRSIと日々のRSIの推移をみると分かりますね。ソフトバンク株の上昇は、まさにタイミングがピッタリ合っているようにも感じます。ソフトバンクも2年の保ち合いですからね。ケネディクスより少し短いですが…似たような動きです。

残念ながら信用買い残が重いケネディクスは急騰ではなく、ゆっくりした上昇を半年程度続けるのが、理想のようにも見えます。名目GDPが実質GDPを上回る状態と言うのを、ここ数日間で解説していますね。昨日は「建設費指数」と言うのを観ましたね。16%の上昇です。つまりお金の価値が失われているのです。人間が前向きな行動をするようになりますね。過去の実績で蓄えた資産価値が上昇するのです。故に含み利益が生まれますね。デベロッパー大手の長谷工は、他の建設会社株より上昇するという仮説ですね。

株式を考えると分かりやすいですよ。失われた時代下に於いて、企業は年金の積み立て不足を解消するために、毎年稼ぐフローの利益をストックの損失に費やしていました。つまり過去の清算の為に現在の利益を使ったのです。馬鹿な政策ですね。これじゃ、経済が成長できません。ようやく日本医師会もJAも力を失い、構造改革は終盤です。直ぐに体制転換する訳じゃないけれど…大きな前進ですね。先ずは流動性の罠から脱出して、スマートコミュニティーへの投資を世界に先駆け、伸展させれば…日本は盤石になりますね。戦後から70年、ここから新しい概念が形成されて…成長が加速されるはずですね。壮大なパラダイムショックを経験した日本は強いですね。

カタルはROE経営とピジョン化も、要だとも…述べています。昨日はキリンが先行投資を発表していましたね。現時点で、食品株のPERは高過ぎると思っています。充分に評価していますね。でも人気が爆発しない為に、目立たないのですね。目先、相場がピークを打ったのではないかと思っている建設株の上昇を見ると…分かりますね。目立ちませんが…かなり上がりました。今度は、当面…横ばいなのでしょう。代わって休んでいた株の復活ですね。良い循環になっているようにも見えます。

今日はパナソニックの回帰現象が報道されていました。国内生産は10年ぶりだそうですね。あまり景気が過熱すると、途端に人材不足が問題化しますからね。日本は長い時間をかけ構造改革を実施し、団塊の世代が大量退職しています。故に人件費も下がりますね。構造改革は至る所で進み、IoTを利用した設備投資は、長い時間、続くと思われます。きっと、このセクターの中で、何かキラリと光る銘柄があると思うのですが…発見できずにいますね。現在は日阪製作だけに打診を入れています。もう一つ気になる存在が住友精密なのです。バフェットの投資は、航空機需要の将来性を約束したものですね。既にジャムコなどは表面的な数字が改善しており、株価も大きく飛びましたが、航空機部品の成長はこれからですね。MRJなども量産化されます。

最近、思うのです。市場が未熟なために、目先の数字に株価は揺れるようですね。もっともカタルの方が、相場を先読みし過ぎるのかも知れません。もっと時間軸をスライドさせれば良いのでしょう。だから…あまり先回りせずに、のんびりやればいいのでしょう。自分の見方が正しい訳でもなく、間違っていることも良くありますからね。全体が昨日に続き、下げて来たようです。三菱UFJは855.8円ですね。800円割れなんかがあるのかどうか…。カタル銘柄を見ると、株価位置がずいぶん低くなっていますね。JTECや007は、今までの下値圏ですね。別にケネディクスだけが、ヤラレになっている訳じゃないですね。トホホ…。

全体が安いのに…下がらない株に注目する事です。この時期に新高値を追って人気株になっている株を、先ずは買ってみることですね。何か、いい銘柄が見つかったら…教えてくださいね。やはりソフトバンクかな…?でもカタルにとっては、この手の大型レベルの株は…あまり所望ではないのですね。やはり最低2倍から3倍程度は見込めないと…ソフトバンクは、それ以上でしょうが、時間が掛かるように見えますからね。まぁ、自動車のトヨタより、ロボットのソフトバンクですが…カタルはニケシュ・アローラのような金持ちでもないからね。貧乏人なのです。

どっちにしても、此処からの突込みは、勇気をもって…買い向かいましょうね。それではまた明日。中国懸念は…過度に意識する必要はないと思いますよ。あの政府は日本のような馬鹿な政策をしませんからね。資産価格上昇のマジックを、よく理解しています。デフレ政策など取りませんね。それに…原油価格の下落もプラスですからね。問題は休火山のように活動してないロシアですね。9月の利上げなどと言うバカな事を述べている市場はどうかしていますね。カタルは、前からあっても12月かな?…と思っていましたが、ないかも知れません。だって物価は上がってなく、問題はないですからね。中央銀行の政策担当者にとっての、政策の自由性を取り戻す、保険は掛けるべきではないと考えています。景気の過熱も失速もないですね。金融危機の需要低下で発生した需要の先送り分は、依然、残っていると考えています。この解説は、明日にしましょうかね。今日は、どっちが勝つのでしょうね。投手の出来次第ですね。またね。



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