08/19

かたるマンション販売の話題が報じられていました。首都圏の新築マンションは7カ月ぶりにプラスとなり4785戸で、前年同月比13.3%増だと言います。契約率も83.7%と高水準で、なんと平均販売価格は5953万円で23年5か月ぶりの高価格だと言いますね。大成建設の時価総額が、24年ぶりに1兆円の大台に乗ったそうですね。まぁ、建設費指数と言うものが、一般財団法人、建設物価調査会より発表されておりまして…グラフ化すると…こんなイメージです。この指数は集合住宅のSRC工法の工事原価です。原価だけで16.3%増なので、この3年程度でかなり上がっていますね。人件費など含めると…数年前に建設された同じマンションも、この間だけでも、論理的には、かなり上昇していることに成ります。この「20年以上も…」と表現は、かなり需要が戻っている現象ですね。

建設費指数(集合住宅SRC)
image-926

建設費指数(集合住宅SRC)

まもなく…「流動性の罠」から、抜け出せる可能性が出てきましたね。あらゆる指標がその事を示しています。ただ力強い上昇と言うより、ジワリ、じわり…との印象の方が強いかも知れません。しかしデフレ脱却は、かなり現実的に見えますね。まぁ、ケネディクスがまどろんでいるので…こんな指標ばかりが、目につくのかも知れません。大林組は今日で9連騰ですね。大成も似たような形です。カタルは売っていますが、アコムの強く613円まで入っており、現在は610円です。驚いています。通常、この値動きにはなりませんね。前回、買ったところが…目先筋ではない事を物語っています。つまり足の長いファンドかも知れませんね。場味を見ていると、そんな印象です。ケネディクスと比べると良く分かりますね。

このように一般的な銘柄の方が強いのが、今の相場の特徴です。誰もが知っている一流株投資が主流なのですね。しかも大型が主流です。これが段々と小型株にスイッチするのですが…まだ出遅れ銘柄は、たくさん存在し…、相場が若く感じられます。一気に飛ばない大林などの値動きは、個人向きではなく、機関投資家の相場なのでしょう。でもアコムはこんな中で値動きが良く、比較的、人気を集めやすい株ですね。前回、アイフルではなくアコムと述べたのは、このような背景が存在し、買いセクターが違うためですね。主流は年金などの機関投資家なのでしょう。もっと買って置けばよかったですね。トホホ…。

前回のさくらレポートで、インバウンド需要に注目してから、まもなく1年になります。その間、ラオックスは5倍近く上昇、カタルは100円台からの参戦で、直ぐに離れました。300円以上は…売りとしていました。最近では象印だけでなく、小林製薬から岡本理研ゴム(コンドーム)まで、爆買いの対象になっていると言われ株価が急騰しています。インバウンド花盛りですね。ラオックスは強弱感が対立し…ひょっとすれば…最後の飛びがあっても不思議ではないのですが…流石に1年も続くと、充分に評価されているのだろうと思っています。

今回は…日銀短観から、設備投資に関心を抱いています。ホシザキなどは良く騰がっていますね。業務用厨房設備の会社なのですが…最近は北沢なども動意づいているようです。大型で一流と言いながらも、カタルらしく…日阪製作などに関心を持っていますが、この株も一方通行ですからね。大概、現物小型株は上がる時は大きく…、一時的な値動きになりやすいですね。通常は、こんな事はないのですよ。でもまだ市場の熟練度が、きっと未熟なのでしょう。大型株だけが、セオリーを辛うじて維持しているようです。個人の懐は、おそらく短絡的で、浅いのですね。ネット取引の影響かも知れません。Vテクなどは本来、此処まで落とされる理由は、ないですからね。銘柄は日替わりになるのは道理に合いませんね。実態経済は、そんなにめまぐるしく動きません。

どうも…中国は大丈夫そうですね。いろいろ問題を孕んでいますが、市場経済化の一環と思えば…それぞれの現象は納得できますね。日本のメディアの報道姿勢を見ていると…表面的な現象だけを捉え、真実を捉えていませんね。あれほど…一時は、シャドーバンキング問題を採り上げていたのに、今では自分達の間違いに気付いたのか…、サッパリと…続報が消えましたね。共産党政権下の一極集中の為に、特殊な事例が多く存在しますね。しかし…中国って、いい加減な国ですね。

最近の統計資料を見ていると…長い失われた時代における体制転換が進み、企業に「あそび」(ユトリ)がないようです。その為に少し需要が活発化すると、途端に人手不足とか…になりやすいですね。でも新規設備投資に、なかなか踏み切れないところが目立ち、どうしようもなくなってから…新規投資をしている様に感じています。何処かで爆発を迎え、加速する条件は、整っている様に感じています。この感覚は何か重要な要素を持っている様ですね。まもなくですよ。きっと…。もう少し買って置くかな?

貧乏人は常に、後の事を心配します。その為に少し下がると保険料を払いますが、今の相場はどう考えても本格的な相場に見えますね。お金の動きが…そうですね。既にマネタリベースからマネーストックに移り始めています。銀行株はこの次は走るかも知れませんね。その時に、出遅れ部類に入り始めた、資産株ケネディクスも追随すると良いですね。でも本当は…早くやるから仕手化するのですね。この早くやる筋が存在しない相場が今の相場ですね。大手建設などはそんな動きです。こんなに強いのに…人気株が現れない。おかしいですね。長谷工など…誰か仕掛ければ良いと思うのです。本日載せた、建設費指数などを見ると分かりますね。2年で2割なら、10%の利益が上乗せできます。デベロッパーは大きなチャンスだと思います。

さて今日は高校野球でも見てノンビリしましょう。それでは、また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2015.07.29

    07/29
  2. 2018.10.23

    10/23
  3. 2018.10.04

    10/4
  4. 2016.12.30

    12/30
  5. 2017.12.14

    12/14
  6. 2023.05.12

    5/12
2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
株式投資関連の本