見えてきた実態(下値固めの展開か?)

人間は、なかなか時間概念に勝てません。理由は目先の事象に溺れるからですね。目先の誘惑に弱いのはカタルも同様です。目の前に美人がいれば、後先を考えず口説きます。まぁ本能が、理性より勝っているのでしょうね。常にそうです。お金があれば、後先を考えず、株が買いたくなります。でも株の世界はいつもそうですが…ゾッとするような場面が必ず来ますね。しかしそのような場面は、なかなか手が出ません。たとえお金があってもそう言うものです。だからドル平均法なのでしょう。価格の上下でドル平均法を用い買える人は余程のお金持ち、通常が価格プラス、時間概念を取り入れなくてはなりません。カタルはたぶん、今回が初めてだと思いますが、弱気論をぶちました。

いつも買いしか言ってないカタルが、珍しく損切りをしたのが6月10日です。あれから2か月は高値保ち合いでした。しかし8月に入ると様相が変わりましたね。とくに前半より後半です。甲子園が終わりそろそろかな?…と考えていたのでスケベ心が芽生え、買い始めました。でも実際は、かなりのスケールの「下げ局面」になりました。HSBCのリストラを見たときは、これはスムーズに中央銀行から民間に移行できないな…と考え、盛んにオバマ批判を繰り返してきました。しかし…ある意味で、この試練は仕方がなく、乗り越えなくてはならない壁です。野村証券も8億ドル相当…と云いますから、およそ1000億円弱の賠償で決着したようです。リーマン危機の後遺症が続いている訳です。

結局、リーマン危機からの立て直しは見事でしたが、「偽りの景気回復」なのでしょうね。本来、労働指標は、景気指標の中でも遅行指数です。故にこれを基準に金融政策は決めることは間違いです。ヘッジファンドはFRBの金融政策の矛盾を突き、大きな利益を得ました。米大手ヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者、レイ・ダリオ氏は、金融引き締めではなく金融緩和が必要と述べていますね。誰が見ても明らかです。市場が、これほど混乱している訳ですから、利上げなど話題にする方がおかしいと思っていますが、メディアは、盛んに利上げ時期の予測に明け暮れています。労働指標など過去の現象ですね。一方、商品指標や株式指標は、未来の予測が反映され価格が決定されています。イエレン女史も1937年問題を知っているから、敢えて金融引き締めを労働指標、それも賃金の上昇に焦点を当てたのでしょうが…明らかに間違っています。

日々の空売り比率の推移
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日々の空売り比率の推移

故に利上げ後に、量的緩和の再開を実行できるかどうか? 此処に焦点が移っているように見えます。NY市場が本来、中国などの影響を日本ほど受けません。アップルのCEO、ティムクック氏の異例の声明にも拘らず、株価が売られているのは、面白い現象です。ただ…明らかに不安心理が増幅されており、おかしな現象ですね。グラフは東証の空売り比率の推移です。あの6月から…明らかに空売りが増えており、9月に入り4日間連続で空売り比率は4割を超えています。41.1、40.7、41.0、そうして昨日は41.6%ですよ。株を持ってない連中が、株を売っているのですね。合わせて先物からの安値誘導ですね。メディアの間違ったアナウンス効果が効いています。

しかしこれほど…先行きを悲観することがあるのでしょうか? カタルは敢えて米国の自動車販売動向をグラフに掲げ、リーマン危機の落ち込みの補完作業がしばらく続くので…米国景気は大きく落ち込まないと述べています。問題は中国ですが…日本の事例を見るまでもなく、固定資本形成と輸出に頼る政策は有効ですが、国民所得が上がると、このマジックは使えません。日本の曲がり角は1985年でした。おそらく、今の中国は1990年代初頭の日本のようなイメージなのでしょう。

でもあの頃の日本と違い、一所懸命に市場原理化を取り入れていますね。シャドーバンキング問題を見れば…分かります。問題は中国が市場原理化の途上だという事です。日本はこの1990年代、パイオニアの指名解雇事件が問題になりました。最近ようやく、シャープの事例を見えも分かるように、労働環境は市場原理化しています。中国の方が日本より優秀ですね。

今回の元安誘導もその一環ですが、市場はこれを見て混乱しています。IMFだけが正しい評価のように見えますね。意外にIMFと言うのは、優れていますね。フランスのラガルド専務理事は、前評判通り…流石ですね。今回カタルは、金融デリバティブ拡大容認で失敗したサマーズ元財務長官を見直しました。彼の意見は的を射ており、流石ですね。やはり日本と違い、欧米は本物志向の人間が上に行く仕組みのようです。

日本の偽物集団のGPIFは、一体、どうしたのでしょう。前半は指数関連株を、理論価格を大きく超える株価まで、買い進め、異常株価を連発していました。ヤクルト株などの食品株の異常高を、カタルは批判してきました。彼らは、やはりサラリーマンなのですね。昔と何も変わっていません。日経新聞の金融株の解説を読むと、メディアって言うのは、間違った認識を投資家に植え付ける媒介ですね。例えば利鞘が拡大しないので、金融株は買えないと言いますが、今はグローバル化、三菱UFJは、国内の安い金利の円資産を米国やタイなどに移動させ、確実な収益を稼いでいます。所謂、ピジョン化現象を身に付けていますね。地銀レベルなら、この解説も理解できますが…世の中の認識が短絡的で古い解釈ですね。

東大消費者物価指数の推移(日々変化)
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東大消費者物価指数の推移(日々変化)

今の株安は、「4割の空売り」と「先物誘導」です。事実、ファストリの株価急落を見れば明らかですね。実体経営など関係ないですね。株価推移は、指数の影響度合いが、大きい事を物語っています。東大の物価指数をみると分かりますが…明らかにデフレ脱却は、大変だけれど…確実に浸透しています。今回の円安で食品の値上がりを見れば分かります。日本ハムは4枚が3枚になり、明治のチョコレートは一回りも二回りもこの秋に小さくなりました。まぁ、チョコレート好きなカタルにとっては、ダイエットになり良いのですが…。

きっと、多くの読者は脅えていますね。NY市場の動向を見て…。ECBのドラギ発言も上海株価指数の上昇もNY株には、効きませんね。事実、上海総合株価指数は25日2964から、2日は3160なのに…NY市場は反発していません。つまり外人売りは止まりません。でもカタルは、9月FOMCの2週間前からヘッジファンドは、矛を収めていると思っています。原油価格はその動向を忠実に表しています。まぁ、色んなファンドが絡んでいるのでしょうから、一概に断言はできませんが、峠は越えているのでしょう。いよいよ値固めの段階を迎えています。カタルは、今でも25日の安値が基準になっていると考えています。この2週間後、8日の火曜日まで、更に大きく崩れなければ…下値は堅いと思っていいでしょう。

一方日本株は、週末に米国動向を気にして大きく売られました。米国安を先取りした格好です。故に月曜日は寄り付き直後が、最安値だと思っています。ただ安心はできませんね。カタルは、何時も楽観的です。シルバーウィーク明けまで…様子見をしても良い訳です。安値を狙う必要はサラサラありません。カレンダーを見ると…連休が続き、所詮は上値を期待できないからです。今思うと…日本郵政の上場が10月ではなく、11月にずれたのは…カレンダーの影響があるのかも知れません。多くの読者は目先の株価動向に怯えますが、ROEの進行、PERの低下と言う好材料を無視している様に思います。いつまでも弱気一色ではないのでしょう。そろそろ悪材料も出尽くしています。FOMCが、どっちに転ぼうが…織り込んでいるのでしょう。雑誌も売れませんからね。ピークは既に転機なのでしょう。

しかし貧乏人は無理をせず、粛々と追証を入れようと思っています。出来れば買いたいのですが…どうしようかな?この辺りのスケベな心理がやはり駄目なのですね。所詮、6月もあの評価益の時に、全部を売り、更にドテン売りと…空売りなど出来ませんでした。ポジションを落としただけで、その後資金を入れ、ご丁寧に買い増ししている訳で、相変わらず、下手糞なカタル君です。でも今回は初めて、ポジションを減らしましたからね。少しは成長したかどうか…。幻想ばかり抱くカタル君、カタルのような精神構造に日本全体が、早く変わらないかなぁ~。何しろ、バブル期は1000万単位の注文に明け暮れていたのです。やはりあの光景は、今から思うとやはり異常だったのですね。カタル自信も自主特金の運用をしていましたからね。僅か5億ですが…。あの頃の山形共済連の取り組みを覚えている証券マンが、一体、何人、残っているのでしょう。現役世代が変化することで構造改革が終るのですね。中国は…これからですからね。果てしない時間を要するのでしょう。日本の「失われた時間」より短いのでしょうが…。



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