かたる果たして、この爆食状態が続くのかどうか…。問題は此処ですね。日本株全体が下がることはありませんね。理由は明白です。ここ1―3月の上げは実弾による上げだからです。日経平均先物指数絡みの上昇には違いありませんが、実際は、年金基金などが指数の構成に合わせ、株式の組み入れ比率を引き上げたものによる実弾(実際のお金で買う事)による株価上昇と思われます。基本的にGPIFは日本国債を売り、日本株や外国株、主に米国株を買っています。だから上げた割に株価が下がらずに、横這い予想なのですね。期末を意識して、おそらくノルマが高い目標なのでしょう。これは政権当局の統一地方選挙に絡む要請と考えるのが一般的ですね。だから株は、本来は高所恐怖症になりますが…大きく下がらずに、押し目買いとなると読んでいます。三菱UFJもそうです。此処での下げはきっと買い場でしょう。問題は、高値をさらに更新し続けるかどうか…。
日本の本気度が海外投資家にも伝わりますから、本日の報道の様に、海外の年金資金なども当然ですが、日本株の組み入れ比率を引き上げる筈です。最近、GDP比の借金比率が問題になっていますが、この比率、債務を減らすのではなくGDPを底上げしようとのレポートを観ました。つまり所得を倍増させれば…自然にGDPの総額は増えて行きますね。株価も底上げで38915円の奪回を目指すのです。そんな事が出来るわけがない…と多くの人は考えますが、アジアは世界で一番、成長力が高いのです。しかも購買意欲のある中間所得層が、ドンドン増える人口増の国が多く集積しています。中国のGDP成長率は落ちますが、こんどはインドの成長率が大きく上昇し始めますね。インドネシア、タイ、ベトナムなど…日本は非常に恵まれた環境に位置しています。
アップルが日本に生産基地を設けたように世界のグローバル企業はアジア地域の投資に必死なのですね。だから落ち目の米国の機嫌を窺わずに、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を、欧州は挙って決めたのです。本日は三菱商事などの動きも報道されていましたね。ようやく日本は海外投資に目覚めたばかりです。花王を始め日用品や味の素などの食品株の動向を見れば、日本株の立ち位置が分かると言うものです。カタルは早くから…と言うか、昔に東西回廊の話を掲載しましたね。アジア地域を結ぶ道路網の話ですが…ベトナムはある意味で窓口的な存在です。カタルの知り合いがベトナムに拠点を設け…10年程度経つかな? 彼は、その後、どうしたのでしょう。ようやく、種を蒔いた収穫時期がやってきますね。最近は付き合いがないので、どうしたか分かりませんが…あのまま頑張っていれば、今は絶好調に違いありません。日本からの投資はさらに増えますね。
基本的に日本株はROEと、アジア開発により、バックボーンが形成されます。これにスマートコミュニティーが絡むかどうか…ここは人類が未踏破の道なので、米国ももたついているようです。情報を活用し、生活に生かす電脳社会の到来ですね。IVIはそんな成長分野だから…関連ビジネスの覇権を握れば、大きな成長を遂げますね。故に注目されるのです。007は、なかなかですよ。まぁ今はまだ、ただ関わっていると言うだけの話ですが…増資の進捗状態が芳しくないから、株価は低迷していますが、宝物になるかもしれませんね。やはり株式投資は夢を追うものです。楽しみですね。所詮、目先の株価が下がろうが上がろうが…そんな事は自分が追証になるかどうかの小さな話。村田が参加しWiFiモジュールからQBまで、SQLなどのデータベース処理も活用されれば、やはり魅力的な存在になるでしょう。株式投資と言うのは、こんなものでしょうね。きっと…。
さて皆さんは目先なのでしょうから…目先の見所は、先週からいくつか掲げています。カタルはDeNAを選択してみました。この形は、一度は上値を取るのでしょう。問題はその上ですね。果たして見えるようになるかどうか…今の所は不明ですね。故に、ここに仕手化の芽があります。この保ち合いは、そんなに怖い場面ではありません。先週末出来高が大きく落ちたように…だいたい、この株価ラインは売り物を消化したのでしょう。そんなに売り物が被る位置ではありませんからね。問題はその上ですよ。更にシャープはそろそろ再建策も、纏まる段階でしょう。ホンハイなどの提案を蹴る辺りをみれば、既にJDIが絡むかどうか…は分かりませんが、政治関連の連中は、当然ながら、協調を模索しますね。しかしシャープ本体は、全日空とJALの関係に似ていますね。社員は屈辱の中で生活をしている訳です。この力が生きない筈がありませんね。きっと、再び4ケタ奪回に向かうと思っています。
日曜のコラムに「GS復活」の事を書きました。このような報道が流れを変えます。三菱UFJにとって、あの記事は応援の流れなのですが…それを感じた投資家がどのくらい居るのでしょう。オバマはレイムダック化し、間違いなく、今度は共和党政権でしょう。クリントン女史には申し訳ないが…米国の強さはチャレンジ精神ですからね。金融力が復活すれば覇権争いで苦境下にある米国も復活できます。だから再び調整を経て上値を追う形になると考えています。つまり750円を今は割れていますが…もう直ぐ、下値も限界なのでしょう。慌てて外す必要もなく、むしろここから株価の上昇が加速する場面を迎えると考えるのが、自然ですね。
一方、相場をリードしてきた自動車は、一服するのでしょう。下がるとは思っていませんが、上がる道理がありません。あとは建設などのスターが生まれるかどうか…鉄建なども、何度か頭を過ったのですが…駄目なのですね。背景が今一です。労働集約型の会社に未来があるのかどうか…。基本は此処にあります。売り上げを伸ばすのには、どうしても人材投資が欠かせませんね。もともと少子化なのに…クラウドの富士通に軍配が上がる訳です。一方、昨日の日経新聞の一面に「病院に投資マネーを…」と大きく報道されています。問題はケネディクスの経営陣にあります。世の中の流れは「コンセッション」に大きく傾いていますが、経営方針が、その道を歩まねばなりません。単に不動産収入だけで留まるようでは…1万円相場は、夢の夢に終わりますね。この点、かたるは、なかなか意思表明しないケネディクスの評価を下げ始めた理由ですね。
此処で浮上しているのが、オリックスの存在です。流石ですね。今はボックスの相場圏ですが…何れ成長路線に復帰しますね。この2000円以下の株価は、何処を買ってもいいわけです。市場は求める者を、救うのです。昔、セガを応援するために、野村はその投資資金を援助しました。大川さんはすごかったですね。所詮、企業は人ですね。一時的に仮に沈んでも…やる気を持っている人が居る会社は、必ず、復活してきます。その辺り…、DeNAやグリーに期待したいものです。そのDeNAは、株価が予想通り切り返してきていますね。良い感じですね。本日の引けが、金曜日の寄り値以上なら、問題はないですね。明らかに、誰かが高値でも買っているのでしょう。相場の流れも、その展開を今は支持しているようです。
あとは評価を下げているケネディクスですね。此処は休めばいいですね。6000万もの信用残を抱え、株価が下がらなければ、御の字です。最高の出来でしょう。全体の動向にもよりますが、活躍の場面は、必ずやって来ます。此処でのエネルギーの蓄積が活きるのでしょう。相場と言うのは、働き通しでは駄目ですね。いつか素質を開花させる時が必ず来ます。これほどの逸在は、なかなか生まれません。条件が揃わないのですね。1989年からの調整ですよ。しかも政策が全面的なバックアップをしています。これで高収益会社の高株価にならないようじゃ、経営者の資質が、余程、ザルなのですね。カタルは会ったことがないからね。やはり金子さんだったね。この辺りは運命と言うものです。
さて戯言はこの辺にして、相場には潮流があり、その流れをしっかり見極めておかねばなりません。昨日書いた原稿のGSの動きは、非常に意義があるものですね。あのような記事が…報道が、相場の流れを決定付けるのですね。自分なりの相場論を立てて置き、何故、現実と仮想の世界は、違うのか? その原因を探る毎日なのですね。ケネディクスは所詮、経営陣の意向次第で、利益調整はいくらでも可能なのです。だから彼らの意図を読む必要に迫られる訳です。故に、カタルは最近、BBT信託の開始時期の5月21日を、一つの目途に考えている次第ですね。でもそんな事は、あてになりませんけどね。だってカタルは、本来、年末年始から、この春を想定していたのです。ところが見事に外れています。なかなか仕掛け人が、登場しませんからね。だからあてにはなりませんが、今はそう考えています。
ここは仕方がないから、DeNAかシャープでお茶を濁すしかないかな…。トホホ…、ほらやはり買って来ましたね。DeNAの話です。今は2282円ですね。カタルだって、目先張りぐらい…やろうと思えば、できそうですね。それでは、また明日。