アーカイブ:2016年3月11日

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かたる:相場の方向性を探るには…主体銘柄の値動きを追うと良いのだろうと思っています。例えば…今回の下落の主因をカタルは金融規制の存続だと考えています。その為に最初は中国や原油などを言っていましたが、最後の下げはドイツ銀行のココ債問題でした。これは自己資本比率規制達成の為に発行する債券の存在ですね。まぁ、今年後半から来年にかけ、カタルはこの懸念を、再び売り込む展開だろうと考えています。現政権下のオバマでは改善はなく、次期政権のスタンスが問題になります。故に意味は、少し違いますが、ダリオ時間を述べていました。

ダリオの主張は1937年問題と同様に、リーマンショックから立ち上がったように見えた経済に、利上げによる打撃を与えると言うものです。折角、リーマン危機から回復したのに…金融機関が脆弱の為に、なかなか本来の金融機能が働かないのです。これは日本が経験済みです。2006年から回復で不動産バブルなどを警戒するあまり、金融引き締めを実施しました。その為に充分な力が戻ってないのに…僅かな減速に耐えられず、不動産価格などが再び下落しました。リーマンショックが重なったことも影響しましたが、基本は日銀の金融引き締め、更に金融庁の政策スタンスです。

今でも小泉・竹中改革の弊害が色濃く残っており、金融機関は金融庁の顔色ばかりうかがっています。更に自主的な行動もしなくなりました。政府の意向に従うロボット金融なのです。なかなか動かない日銀の当座預金に眠る210兆円の資金は、その為に生まれました。日銀は強引にこの資金を動かそうとマイナス金利を導入します。でもなかなか動きませんね。ようやく金融庁も赤字法人への融資を容認し始めています。これで解禁ですね。もっと早くやっていれば良かったのです。ダヴィンチを減損会計に追い込んだ金融庁の責任は、非常に重いと思います。事実、ケネディクスは復活しています。

馬鹿が上に居ると…末端は苦労します。でも安倍政権は今回も経済学者と会合を持つとか…カタルの認識では、あと一歩ですね。この体温計が株式市場ではケネディクスの株価です。ケネディクスの株価が理想買いの高値849円(2013/4)を抜き、2005年12月の4090円に並べば…日本経済は間違いなく立ち上がり、長かった低迷時代とおさらばです。先ずは849円の奪回であり、過去最高値の4090円を超えることが出来るかどうか…が、「1300兆円の逆襲」シナリオです。まぁ、その頃は三菱UFJも2000円でしょう。みずほは500円の復活から4桁に迫るのでしょう。いつの時代もそうですが…金融が弱い経済が、強くなる道理がありません。故に、金融規制問題を考え直さないとなりませんね。

多くの投資家は、間違った認識を持っていますね。何故、こんな市場になったのでしょう。不思議です。みんな原理原則を、考えなさ過ぎますね。目先のテクニカル指標ばかり追うばかりで困ったものです。カタルはチャート論などを否定するものではありませんが…そんなものは、どうでも良い話です。大切なことは時代の方向性ですね。時代の流れに乗ることです。これが株式投資の鉄則です。時代を追う事が正しいのです。しかしフィンティックのような収益にならないものばかり追うのも考え物です。おそらく中国発で、何か生まれるのではないかと…考えています。中国人の行動は面白いですね。上海は不動産バブル状態だとか…。散々、不動産価格がバブルだ、バブルだと述べていたメディアは自分達の間違いを認めませんね。中国は広いので焦点の充てる所により、見方が変化するのでしょう。ジョージ・ソロスも間違っているとは思いませんが…落ちぶれた印象です。

昨日、フュートレックのヤフーの掲示板を覗いてみたら…ルネサス・テクノロジーかな?今回、参加しているヘッジファンドの話題ばかりでしたね。馬鹿じゃないかと思います。たった5%か10%程度の持ち株の動向だけで、株価が決まる訳じゃありませんね。ソフトバンクの自社株買いは14%ですよ。それなら…何故、買わないのでしょう? 不思議な現象です。

他人の動向など…どうでも良い話です。自分がどう考えるかが重要なのです。音声認識の需要が伸びるかどうか? AIへの応用は、どう展開するのか? 既にカーナビ各社が採用している現実は大きいですね。車は安全が優先され、充分な検証がなされているから、採用されるのです。つまり一流の認識なのでしょう。ロボット産業がスマートコミュニティーの主力産業になるイメージがないのでしょうか? もう車の時代ではありません。ロボットの導入を、どうやって進めるかですね。ペッパー君に家庭教師アプリを搭載すれば…爆発的に伸びるでしょう。ソフトバンクはワクワクする会社です。ただこの時間のタイミングが正しいかどうかは分かりません。

先日は大引けで買うと宣言して、高値を買わされたので…反省して、今日は寄り値でフュートレックを買い増ししました。今日は大引け宣言をすると…4桁水準で買い増しする確率が高いように見えますからね。でも実験の為に…大引け宣言をしてみるかな? ただしカタル君の目先口座に買い余力が、あれば…の話です。

通常、僕らの認識では、一度、4ケタを付けた後の押し目は、鉄板相場です。これは過去の経験則からの確率の話ですが…30年以上に及ぶ実体験は伊達ではないでしょう。おそらく4桁定着から一段高でしょうね。来週には四季報が発売され、その変化率に驚くはずです。証券マンもそうですが…なかなか増額修正のニュースリリースまで目を通しませんからね。今度、仕掛けが入ると、一気に人気化する可能性が高いと考えています。勿論、反対論の方は空売りをして下さればいいのです。株式相場は意見対立が当たり前なのです。

カタルは、ようやく3年目の約束で、ケネディクスがマイナス金利適用を受け復活すると考えているから、過去最高の持ち株水準まで、再び高値でも買いました。追証で投げ、高値買いは、これで何度目でしょう? いい加減に…成果が生まれて欲しいと願っています。でも他の株に比べれば…ケネディクスはマズマズですね。株価が飛ばないのは事実ですが…下がらずに横這いを続けています。適度に上下をして、上手くやれば良い株ですね。カタルが下手糞なだけです。この現象はアベノミクスが停滞している「踊り場現象」を物語っています。原油価格も落ち着き、ようやく日銀の政策に実体経済は反応を示すと考えています。なかなか金融庁の方針転換を、海外勢は理解できないでしょう。この辺りは、日本人だけのニュアンスです。

しかしドラギ総裁も市場を理解していませんね。きっと能力がないのでしょう。でも実際の欧州市場はなかなかですね。本日の新聞にカルフールの決算が載っていました。フランスの自動車販売と言い…カタルの認識は、もっと悪いと思っていました。おそらく日本と同じで…強引に不良債権処理などを実施する構造改革の必要性があるのでしょう。この辺りは難しいですね。早く金融規制が悪だと気付くと良いのですが…それともカタル認識が間違っているのでしょうか? 所詮、株価は経済政策の実験場なのです。株式相場は常に実体経済の6か月先を歩んでいると言われています。 今の株式は167円安の16685円近辺ですが…大引け段階では、プラス転換していると良いですね。来週は…「気持ちいい~」が連発できると良いですね。パチンコの話では、ないですね。この意味が分かる読者は何人いるかどうか…カタルの当たらない解説を、理解できる人は少ないかも知れません。

でも一応カタル君、もう直ぐ、この環境下でも、買いだけでプラ転します。でも007などの失敗している株のクロスを実施しており、評価損が実損になっています。この損を埋め、来週は、名実ともにプラスになると良いですね。そうならないと、カタルレポートの価値がないですからね。先ずはお金持ちになり、10億程度のお金を稼がないと…講釈ばかり述べていても…テレビのアナリストと、同レベルです。有言実行して、成果を上げて実際に、良い暮らしをしてこそ…誰もが認める本物の投資家です。たとえ僅かでも…再び、大引けで買ってみるか…。それでは、また明日。



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