アーカイブ:2016年3月29日

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かたる:2014年の夏だったと思うけれど…カタルは小野薬品に注目したことがあります。当時の株価は8000円台で9000円に乗る手前です。ガン治療の世界では免疫療法は効かないとされており研究対象にもならなかったのです。その分野で画期的な製品開発と言われていました。残念ながら、カタルの観察銘柄ではなく、値動きに気付くのが遅れました。かなり株価が上昇してから…カタルは小野薬品の株価上昇に気付いたのです。

小野薬品の週足推移

小野薬品の週足推移

しかしカタルは貧乏人で、小野薬を手掛けるには100株で、80万から必要ですからね。1000株買うと800万です。とてもカタルには手が届かない株でした。よって、泣く泣くカタル銘柄への推奨株を見送り…時々、レポートで紹介するにとどめました。もしお金があれば…良い投資でしたね。既に3倍になります。今回、株式分割を実施して買いやすくなりましたね。1:5の株式分割です。それでも5000円近いですからね。

グリーの週足推移

グリーの週足推移

多くの人は投資の意味を、間違って認識しています。本来、企業業績に注目すると2年や3年は当たり前ですね。途中で色んな壁があり、予想通りに事が運ばないことは、たくさんあります。その困難な壁を乗り越え、企業は成長します。今回、掲げる銘柄もおそらく株価上昇は鈍いでしょうが…何れ…早くなるでしょう。でも何年か、先かもしれません。基本的に、カタルはしつこい性格なのか…企業の歴史を追いますね。一度、カタル銘柄に掲げ、失敗した銘柄に、もう一度、取り組もうか…どうしようか迷っています。銘柄はグリーですね。この株は一度、カタルは投資して、自ら失敗を認め損切りしました。その株価が1000円の時です。2013年春の話だと思います。

あれから3年が経過します。ようやく田中さんも、新しい専門家を迎え成長したようです。同じガラケーの失敗からの立て直しですが…フュートレックは見事な変身ぶりを感じますが、グリーの出血は止まり、成長段階とは言えるかどうか…。フュートレックに比べると上昇角度が、鈍いかも知れません。今の所は…、でもカタルは田中さんの素質を認めています。この失敗を糧に、大きく成長できるのではないかと思っています。よって、もしカタルファンの方で、昔、グリーを共に買って、持っていたらまた買っても良いかも知れません。アフターケアの意味で述べています。

実は先日、カタルは、この株を600円前後で買い、追証で投げています。そうして今回再び580円で買いました。本日は600円を超えてきましたね。たぶん、まだ下値圏ですから株価の動きは鈍く、何度か買うチャンスがあると思います。でもおそらく…この3年間を経て、会社の業態も変化し株価は上昇に向かうでしょう。注目して置いて下さいね。でもこの会社は比較的大きく、そんなに簡単に株価上昇に繋がりませんよ。時間が経ち…3年後ぐらいになると昔の4ケタに戻っているかもしれません。そんなペースを覚悟して下さいね。でも株式投資などは、そんな時間ペースが本当なのでしょう。1週間、あるいは1か月で、2倍の株価を狙うならリスクが、当然あります。失敗すれば、大きな損失を免れません。こんな事は常識ですからね。

カタルは現在、カイオム(4583)も注目しています。そんなに買っている訳じゃありませんが…この800円割れを拾っており、本日も下値に買い物を入れてあります。買えるかどうか分かりませんが、740円、730円に少しだけ指値をしました。カタルの場合、カイオムなら500円を割れても買い続けられるように…自分の力量を計算して手掛けています。

昨年、クラウドワークスをカタルは買いましたね。たった5000株ですが…その後、最近は、また少し買い増ししています。カタルは信じられないのです。四季報数字が過大だと考えています。この数字なら株価は下がりませんからね。株価が下がると言う事は、この見通しが、間違っているのでしょう。でもクラウドワークスには魅力を感じています。まだ確信が持てないので、カタル銘柄とは指定していませんが…参考に留め観察中ですね。カタル銘柄に採用しても、ケネディクスや007、JTECのように…ハッキリ言って失敗銘柄もあります。でもこれは遅れているだけですね。方向性は正しいと考えています。

これまでに失敗と認めたのはそう多くなく、グリーとパイオニア程度かな? 他はマズマズの筈です。昨年のVテクもそうだし…嘗てはカタル銘柄とはしませんでしたが、日本通信もラオックスも、見事に仕上がり宣言をしています。大概は仕上げ利宣言をしてからも株価は大きく上がっています。フュートレックも既に2倍になったので…仕上げ利宣言の領域に入って来ましたが、なかなか飛びませんね。よって、これまでの失敗を活かし、最後まで付き合うつもりです。本日も少しですが…寄り付きで買いました。飛んで良い筈なのに、なかなか株価が飛びません。でもこの形は、あり得るパターンです。まもなく飛び出すと考えています。だから4ケタを超え、最初は、これ以上は買わないつもりでしたが、株数を落として…無理がない程度に買っています。

珍しく…神主さんが、朝方、電話をもらいました。きっと前回の下げに懲りて…利食いを考えたのでしょう。でもカタルは前回と同じ内容を、彼に伝えました。ケネディクスは4ケタ以上になるし…銀行だって三菱は4ケタ以上、みずほも何れ500円以上になるでしょう。…と言いましたね。だって配当利回りで充分ですからね。彼は現物投資ですからね。株を売ってもお金を銀行預金に寝かせるだけです。

個人の現預金残は902兆円、企業の現預金は246兆円です。さらに当座預金に眠る付利金利分は210兆円です。海外勢の売りは続いているようですが…メディアが正しい報道をすれば…株式投資に資金は、怒涛のように流れますね。だって本来なら金利裁定機能が働くはずです。証券会社や銀行の努力が足りませんね。でも何処かで…必ず正常な投資行動に変化すると考えています。

世界経済のガンは、金融規制なのですが…なかなか、この事が話題になりませんね。過剰な自己資本比率規制が、経済の拡大を縛っています。だから世界経済は日本と同様にデフレ傾向に陥りやすいのでしょう。此処で注目されるのは、資源に賭ける三菱商事です。でも古河電工は光ファイバーに賭けて失敗しましたね。最近は、ようやく…この成果が業績に反映され始めています。だから古河電工もなかなかですよ。昔、仕掛け筋が参入して、大相場になりましたね。果たして今回は、仕掛け人が存在するのかどうか…。

株が騰がるためには…色んな条件が整わないと駄目なのです。全てが…マッチした時に、大相場になります。でもなかなか、この条件が揃う事はありません。一番大切なのは時代性です。時代環境が追い風になっているか…逆風かの見極めは、非常に重要です。

証券マンで手数料のあがらない人は、大概、上がると直ぐに利食いを薦めます。だからいつまで経っても3流域なのです。常に1000万以上の手数料を上げるには…良い株を追っかけることです。カタルは隣のタニさんに、この事を学びました。彼は日興証券出身で利食いをさせるのですが…翌日には、また同じお客様に、売った株価より高値で、また同じ株を買わせていました。理屈上はおかしいのですが…彼の論理も一理、あります。良い株だから上がる訳で、良い株はそうあるものではない…と言うのです。その通りですね。

今回、残念ながら、三菱UFJは4ケタに乗りませんでした。地相場の500円台で推移していますね。でもおかしいですね。この金融規制は変更になるか…あるいは時間が経過すると理論価格と株価のギャップは、必ず埋まります。株価は今でも4桁水準が妥当株価だと思っています。だから…ケネディクスも鈍いのですね。今回、初めて政策当局の足並みが揃います。3月7日の日経新聞ですから、秋以降でしょう。そうして夏に介護リートの法制改正が実現すれば…ケネディクスの本番は、早くて今年後半、普通は来年と言う事になります。2020年に倍増の30兆円市場を目指すのです。つまりこれから数年は追い風が続きます。株価は時代に先行します。どの程度先行するか…楽しみです。

今、クラウドワークスの495円が買えましたね。馬鹿な奴がいます。おそらく期日なのでしょう。慌てることはないと思っています。下がれば買えば良いし…当面は確信が持てず…しばらく業績推移を見守ることになります。もし本当に四季報通りの売り上げが計上されるなら4桁に復帰しますね。たとえ赤字でも…。その伸びなら買えます。投資とは確りした自分の概念を育てることですね。カイオムは規制が掛かっており、やり辛いのでしょうが…間違いなく4ケタの器に見えます。上を買う事はありませんが…下値なら拾って於いても…良いかも知れません。でも全体の下げも…気になりますね。

今までのケースは、プラス転換して、いい気になって建玉を増やしていると…いつも何かの下げがやって来ます。だから最安値を基準にして、投資する慎重さも必要なのでしょう。でもケネディクスのオーバーの売り物は、高値圏にも拘らず…ずいぶん薄いですね。また買いたくなっていますね。困った性格です。カタルの辞書に利食いと言う言葉は、ないとは言いませんが…薄れています。

かなり株価は戻っており、神主さんは、きっと利食いの相談に来たんだね。でも僕は、4桁は不変と述べたので…彼の考えが、また変わったのでしょう。でも今年は難しいことは事実です。イエレン時間が正しいのかどうか…マイナス金利適用の効果も…まだ分かりません。このまま上がるようにも見えるし…やはり危ないようにも見えるし…人、それぞれの選択次第なのでしょうね。それでは、また明日。



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