アーカイブ:2016年3月4日

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かたる:ようやく…3連騰か。これで2月1日の17905円奪回に向けた準備が整ったと言うことなのでしょう。その後は2万円台になりますが、こればかりはマイナス金利効果が、実際の指標となって現れないと…駄目かもしれません。もっとも…気になるのが、中国の構造改革の動きです。国有企業中心に500万人とも言われる新規の失業者による暴動を起こさなければいいのですが…。この構造改革は避けて通れず…成し遂げねばなりません。中国に対する悲観的な意見などは、きっと…物凄く国土が広く、景気がまだら模様なので…メディアのスポットの当て処しだいで解釈が大きく変わるのでしょう。

一方、気になる要因の一つであるイギリスのEU離脱問題は、トーンが低くなっています。しかし取引所の身売りと言う事は、やはりロンドンも凋落を意味するのでしょう。東証は、早くアジア圏を取り込んだ方が良いですね。日本には豊富な資金が溢れており運用難になっています。しかしアジアは資金需要が多いですからね。本当に…日本の社会構造は、お飾りの仕事を出来ない馬鹿が、トップに一杯いますね。今回のシャープのゴタゴタを見ると呆れます。報道によれば…みずほ主導で、事が運んだようですが…三菱UFJが呆れるのも頷けます。此方の記事です。

もともと有機ELは、サムソンやLGが先行しており、ホンハイにノウハウはないと思われます。工場の立ち上げは大変なのです。軌道に乗せるのは至難の業です。ホンハイに、もたもたと…交渉をしている時間はありません。歩留まりの問題が、必ず浮上しますからね。シャープもその辺りの確信がないから、投資を躊躇っていたのです。故に「イグゾー」なのですね。でも「イグゾー」は、橋渡しの技術ですからね。所詮は改良です。ソニーの出井さんが薄型テレビ事業に出遅れたのは…、彼は早くに有機ELの量産化が可能だと考えていたのです。しかしこれがなかなか難しいのです。でもスマフォなら大画面ではないから…意外に、すんなり事が運ぶかもしれません。投下資金の問題でしょう。ホンハイなら需要は大きく…大きなお金が使えます。

報道によれば…正式調印は近いとか。まぁ、カタルは今回の失敗に懲りており、正式に決まってからにします。再び、買い増しをします。日経新聞に外人売り動向が載っていました。基本的に新聞記事になると言う事は…峠を越えたのでしょう。金融の世界で重要なことは内部情報で…これは基本的に表に出ません。株式市場の命題に「効率的市場仮説」と言うものがあります。これは「株価が全てを知っている」と言うものです。表面化していない内部情報も株価は内包していると言う考え方です。日経新聞に掲載と言う事は…みんなの既成事実ですから、「材料出尽くし」とされます。

新聞記事で重要なことは、世の中の流れを知ることです。本日の一面にはサービスの生産性が2倍になったと載っており、IT投資に補助金が使われる話が掲載されています。この事は、カタルが現在取り組んでいる「フュートレック」に関連するかもしれません。何故なら、政府は観光立国を目論み、インバウンド需要増大に取り組んでいます。フュートレックの子会社が提供している自動翻訳機に補助金が使われても…何ら不思議はありませんね。もし政府が応援すれば、大きな需要が生まれます。新聞記事とは、こうやって連想を膨らまして…先読みするのですね。これが通常の証券マンの感覚です。もし証券マンの中で、あのような新聞記事を読んで、銘柄を連想できないとすれば…自分は劣っていると思って下さい。毎月1000万円単位で株式手数料を上げる連中は、直ぐに連想します。今日は、幾つかのリストを掲げますね。

乖離の高い人気上位銘柄

乖離の高い人気上位銘柄

26週線30%以上の乖離上位の有望銘柄は、昨日、現在で17銘柄ありますね。この中で回転率が異常に飛び抜けているのは「フュートレック」だけです。全体相場が立ち上がる時に強弱感が対立して、新高値を更新している銘柄ですね。相場の末期なら乱高下は終わりのサインですが…、相場の立ち上がり初期で…生まれる乱高下は、絶好の買い場になります。昔から「初押しは買い」が…鉄則です。

カタルは最初の押しの時から、一貫して推奨しています。あとは自分自身の力量問題ですね。カタルのリスクは1万株止まりかな?と思っていましたが、ここに来て全ての株が上昇しリスク許容度が増してきたので…少し買い増しの余力が出てきましたね。昨日は850円台、870円台…そうして900円と売り指値を500株ずつ入れていましたが、後場からの下げで、870円で1000株買い、そうして引け値の840円でも500株を買い戻しました。そうして本日は寄り付きから、新たに持ち株を増やしています。1万株から1万5千か…。2万程度まで、買ってみるかな?…と思っています。

昨日の動きを天井圏の乱高下と見るか…未来の「兆し線」と見るかは意見が割れます。カタルは大相場には、必ず、事前に「予兆」が現れると考えています。高い所を買う必要はないですが…色んな見方があるのです。間もなく新規の四季報が発売され…一株利益32円が一般化しますから、赤字で1000円は高いと言う評価は…完全に消えます。

この後の企業努力や、先ほどの補助金行政の行方など…。色んな条件が企業収益を決めますが…30円が50円になっても…なんら不思議はありません。何しろ、内需でスマートコミュニティー、しかも自動運転に絡み、既にカーナビ各社とパイプを持っていますね。なんと言っても…経営者の資質ですね。グリーは、まだガラケー時代から離脱が完全に出来ていませんが…フュートレックは、既に「リ・ビルト」を成し遂げています。此処が大きな違いです。あとは、個人のリスク管理の問題です。株価の動きに心が動くのは、一般的には、自分の力量問題が大きな原因です。

通常は、安くなれば…買いを増やしますね。でもカタル君は馬鹿だから…目標株価到達まで買い増しを続けます。小野薬品は…野村さんに軍配が上がりましたね。早く値嵩株も仕掛けられるように…お金持ちになりたいですね。

邦銀のベア見送りに批判が集まっています。当然ですね。オリックスは企業業績が好調なこともあり、3年連続のベア・アップが決まりました。やはり良いですね。オリックスは…。保守的な投資家なら、何もハイリスクのフュートレックではなく、オリックスでも良いですね。何しろ時代は「マイナス金利」なのです。リートやサラ金も持ち、加えてコンセッションを成し遂げているオリックスは、やはり機関投資家向けの銘柄ですね。リクルート共に…組み入れたい銘柄です。カタルはハイリスク好みですからね。この点を読者は忘れてはいけませんよ。リターンを求めれば…当然、リスクがあるのです。

今日、もしソフトバンクの5915円の指値が売れれば…またフュートレックでも、大引けで、買い増しするかな? 馬鹿は馬鹿らしく…高値になっても買い増しです。それではまた明日。



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